:〔続〕ウサギの日記

:以前「ウサギの日記」と言うブログを書いていました。事情あって閉鎖しましたが、強い要望に押されて再開します。よろしく。

★ =反響= 癌は死因の第1位ではなかった! 

2017-07-25 00:23:03 | ★ 日本の社会

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

=反響= 癌は死因の第1位ではなかった!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 

私はこのテーマを2回で終わるつもりで書いた。しかし、付録として、以下のコメントだけは読者の皆様と共有しようと思いなおした。 

 

Dさんから:

谷口神父様

M神父さまは、この世に生を受けることのできなかった魂(流産・死産も含め、中絶によりこの世に生まれることのできなかった魂)のために祈りなさい、そして誰にも祈ってもらえず、忘れ去られている者のために祈りなさい・・・と・・・。

確かに日本の社会が狂ってきたのは、堕胎天国となってからだと思います・・・

40年前、宮城県で、ある有名なプロテスタント信者の奥さんが産婦人科医院を経営しておられ、そこで働いた経験のある、看護師さんと知り合いました・・・。奥さんもクリスチャンだと思うのですが、そしてとても優しい、婦人科医の先生でしたが、そこで行われていることは、口にするのもおぞましいことだったそうです。

届け出に必要な月数に足らない胎児は、袋に詰められ、業者に引き渡すのです。うそかほんとうかわかりませんが、豚の餌として業者は引き取るのだと当時聞きました!!!

あまりのおぞましさに背筋が凍りました!!!とても素敵な詩を書かれる奥様が???この世の光と闇・・・聖と俗・・・究極の対比を見た気がしました!!!

(谷口)40年前と今は違うかもしれない。しかし、この話、もし本当だったら、レストランで食べた豚肉料理は、そういう飼料で肥え太った豚の肉だったかもしれない。国を挙げてのカーニバリズムではないか。

Eさんから:

結婚して息子が生まれ、育児雑誌を読んでましたら、読者の投稿欄に「妊娠がわかったとき、電子レンジが欲しかったので、出産かレンジを買うか悩みました。でも結局産むことにしましたが、レンジに未練があり、産まれた子にレンジと名付けました」との投稿が載っていました!!!

あまりに軽い命・・・神様が一人ひとり魂を込めてお造りになったであろうに・・・神父さまのおっしゃる通り、このつけをこれから払わねばならないでしょう!!!蒔いた種は刈り取らねばなりません!!!

怖ろしいことが待っている時代だと思います・・・

経済的理由で堕胎が許される、と言う日本の制度(母体保護法14条)は、命よりお金が大事と国家が正式に認めたのと同じ事だ。その国では、お金の神様に魂を抜かれて、物欲と消費癖に毒された人間にとって、命はいかに軽いものになるか。胎児であれ、肉親であれ、他人であれ、殺人が横行するのはそのためだ。その先に、若い兵士の命よりも富を優先する国家ぐるみの犯罪、戦争がある。日本は確実に戦争をする国になりつつある。

Fさんから:

谷口 幸紀神父様

バッカさんの「透明なゆりかご」、全5巻を購入して、息もつかず読ませていただきました。生きられなかった子どものためにバイトのバッカさんがお日様を見せて歌を歌ってあげて、祈ってあげるという優しさ。

バイトさんにそんな仕事をさせる医師も医師ですがバッカさんがあまりのむごさに3日でやめるにいたらなかったことが奇跡です。

今、職場の女性の間を回し読みが始まりました。23歳の准看護師さんは、今日勤務があるのに泣きながら午前3時まで読んでいたそうです。

私たちは、他人様の命のギリギリのところによく立ち会うのでバッカさんが見せてくれたようなエピソードは見聞きしているわけですが、知りえたことは口外しません、というモラルによりなるべく記憶からはずしているのですね。

モラルと言う美辞のもとに見え隠れする、声をあげさせない隠蔽社会体質。バッカさんはそれに立ち向かった。

「たかがマンガ、されどマンガ。」この「透明なゆりかご」5巻は、各巻200万部以上、合計1千数百万冊売れとことになっている。純文学の世界で10万部も売れればベストセラーの日本社会で、これが直木賞や芥川賞なら、テレビのモーニングショーで各局大いに盛り上がっただろうに、国家的恥部とあっては、どこも腰が引けてしまって取り上げない。しかし、マスコミから完全に無視されても、1000万部売れたという空前の部数はこのテーマが国民の(特に日本の女性たちの)良心に棘のように刺さった重い問題と直結し、それと正面から向き合ったものであることを明らかに証明している。

Gさんから:

エイズや梅毒などに対処するのに器具などが推奨されたりしますが、JCNA(日本カトリック看護協会)の前会長城麗子は、根源的な予防策は「十戒」(汝、殺すなかれ、etc.)だと看破されました。

しかし、カトリック信者の会員にさえその大切さはなかなか伝わりません。

人を裁くのでなく自分も含めて申しますが現代人は、神のみことばを割引して聞く癖がついているのでしょう。

人並みの生活が送れる限りにおいて信じているのです。

 「透明なゆりかご」が広く真剣に読まれることを祈ります。

カトリックもプロテスタントも仏教徒も無神論者も、皆押しなべて出生率が1.4あたりを低迷していると言う事は、どの宗教の信者も平等にこの犯罪の加担者であることを如実に物語っている。

もう40年近く前のことになるが、私には兄貴分に伊藤義清というプロテスタントの牧師さんがいた。ある日、飲み屋の屋台に並んで腰かけ、水子地蔵の話に及んだ。

義清氏「仏教はいいよな!水子地蔵で堕した親の良心は救われるのだから。カトリックも真似してやればいいのに。儲かるしね!それとも、神父に告白すれば許されるから要らないのかな?説教の時に信者に告白を勧めればいいね。」

私「懺悔すれば確かに赦された気になるが、この便利なシステム、果たしてみんな有効に利用しているのだろうか。プロテスタントではどうするの?」

義清氏「プロテスタント信者の間では、表向き誰もこの手の罪は犯していない義しい人々の集まりと言う事になっているから、牧師も信者も一切それには触れないタブーになっている。」

我々みんな、罪を犯して楽園を追われたアダムとエヴァの末裔なのに・・・

カトリック教会は、この闇に住む日本人に神の赦しと、癒しと、課題に正しく向き合う勇気と力と恵みをもたらすものにならなければならない。それでなければ、教会は「味を失った塩」(マタイ5章13節)として、道端に捨てられ、足で踏まれるべきものとなる。 

(完)

 

コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ★ 日本人の死因の第1位はや... | トップ | ★ 飯舘村(福島)からの最新... »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2017-07-27 07:25:19
神父さまのブログにより、命・神からいただいた命 の重み ・・・
神からいただいたすべてのもの・・時間も 経済も 能力も 健康も
すべてを まるで自分のもののように、自分のために 使ってよいのだ!!!と思い、
自分のために のみ 使っていました!!!、

主を 王としないで 自分自身を王とし、主の座に 自分や お金、名誉などを 座らせ
主を 追い出していました!!!

自分が主・自分が王 だから、自分の好きなように 生きる・・・

いつの間にか造り主・主を追い出して、いました!!!

主を 王と認め、礼拝し、賛美し、感謝するならば、もっと謙虚に、謙遜に、
神からいただいた大切なものはすべて、敬意を払い、大切にするでしょう!!!

そのことを 深く感じさせられました!!!   感謝のうちに
(K.T.)
返信する
追伸 (Unknown)
2017-07-27 07:27:50
追伸

私を含めて、日本人には、19人の障害者を殺した、植松容疑者を裁く権利は ないと思います。

だって堕胎は 「障害者(役に立たない者)は、抹殺する」 という考えにも 通じると思うからです、
障害者施設の方から お聞きしましたが、今は、妊娠段階で 障害があるとわかると たいてい 中絶を
希望するそうです・・・ですから、生まれながらの障害者は 少なくなっているそうです・・・

つまり 役に立たない、厄介者は、 この世にいない方がよい という考えが 知らず知らずに蔓延している
のです・・・それで、植松容疑者のような考えが 出てくるのだと 気づきました!!!

その論法でいくと 病気、事故による障害者も高齢になって 何もできなくなった人も、みな いなくなればよい ということに
なります・・・

ということは 支え合う とか 助け合う ということのない 世の中・・・愛し合う とか 思いやる ということのない世の中。
それは 地獄ではないですか?

有名な話・
二つの絵があります。一つは、テーブルの両側の人々が、楽しそうに食事をしています。
ながーい箸で、テーブルの向かい側の人に 食べさせています・・・ですから、美味しく食べられます・
もう一つの絵は テーブルに座ったまま 悲しそうな顔をして 食べ物を 眺めています・・・
箸が長すぎて、自分で食べることができません・・・でも向かい側の人に食べさせるという 思いやりがないので、
自分も 食べれません・・・
最初の絵は 天国を表し、後の絵は 地獄を表していると言われています・・・

この世で一番弱い者・・・それは胎児ではないでしょうか?
一番弱い者を 排除することを 認める社会。自分勝手な欲望のために 排除することを認めている社会は、
すでに地獄であり、その社会に生きる私たちに 植松容疑者は 警告しているのではないでしょうか?
「気づきなさい・みんなは 心の奥底で、自分に益のあるもの 事 人 しか認めない点では 私と変わらないのですよ」 と
語っているのではないでしょうか? 
(K.T.)   
返信する
『透明なゆりかご』ドラマ化放送中 (薄荷~MENTHOL)
2018-08-02 08:27:33
谷口司祭がご紹介された
『透明なゆりかご』がドラマ化されて放送中です。

NHK総合 毎週金曜日 22:00から

詳細は下記へどうぞ。

https://www.nhk.or.jp/drama10/yurikago/ 
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

★ 日本の社会」カテゴリの最新記事