<スマトラ沖大地震・インド洋大津波>タイ;津波被災者支援のための署名活動

被災コミュニティーの土地を奪い、リゾート開発を目論む投資家、地方行政の動きに対して、「NO!」と言いましょう!

「津波後、海岸の土地に注がれる投機家の眼差し」2.19

2005年02月19日 17時21分20秒 | ▽▽▽タイの津波記事▽▽▽
「津波後、海岸の土地に注がれる投機家の眼差し」
Financial Times.com 2005/2/19  By Amy Kazmin and Uraisin Panwadeee

 パンガー県のタップタワン村の被災者(Morganという「海の民」)たちは、もとの
海岸沿いでタイ国軍が建設した仮設のバラックに住み、村の再建に努めている。しか
し、土地管理局の後ろ盾を持ち、海岸沿いの経済価値のある土地を我が物にしようと
する企業家によって苦境に立たされている。
 タップタワン村で今週政府が実施した調査の結果では、42家族が住むこの土地は、
既に1972年の時点で、富豪のKulavanit一家が購入していた土地であり、この調査で
そのことが最終的に明らかとなったと表明した。津波後の土地に関する騒動、特に将
来的な観光産業の発展が見込める海岸沿いの土地ほど被害を受けやすい。今週、地方
政府共謀での土地の掌握についてパンガー県カオラックに赴いて調査した議員の1人
Kraisak Choonavan氏は、「投資家にとって、今が地元住民を追い出す絶好の機会で
ある」と警告。また、同じく調査団の一員であるChirmsak Pinthong議員は、「観光
客を誘致しようと役人が考えると、我々は地元住民を追い出さなければいけないと
思ってしまう。観光客は小さな小屋やボートではなく、砂浜と海と太陽を欲している
と思っているんだ。」と指摘。


「ブッシュ・クリントン元合衆国大統領、被災地訪問」2.19

2005年02月19日 17時19分37秒 | ▽▽▽タイの津波記事▽▽▽
「ブッシュ・クリントン元合衆国大統領、被災地訪問」
Phuucatkaan 2005/2/19

2月19日の13時20分頃、ブッシュ現合衆国大統領の委託をうけた、
ブッシュ(父)・クリントン元大統領がプーケット国際空港に到着。
タイ外務大臣の歓迎を受けた後、ヘリコプターで津波によって
深刻な被害をうけたパンガー県ナムケム村を訪問。その後プーケットに
戻り、今晩18時半からタクシン首相との晩餐会に出席する。
元大統領の2人は、明日20日までタイに滞在し、その後インドネシア
のアチェ州とスリランカを訪問する。

「プーケットの不動産売買不調」2.19

2005年02月19日 17時19分16秒 | ▽▽▽タイの津波記事▽▽▽
「プーケットの不動産売買不調」
Phuucatkaan 2005/2/19

短期的に津波被害から影響を被ったプーケットの不動産業界では、タイ人顧客層が土
地の購入を慎重に進めている。なぜなら今後の観光産業からの収入が不透明であり、
今年中に観光産業がもとのように戻るとは信じていないからだ。プーケット県不動産
開発団体委員のThanuusak Pungdet氏は、津波後の不動産開発はまだ下火であり、
プーケットの不動産業者と県外からの不動産業界の両方とも、いつ観光産業が復興す
るかの見通しが立たないために、土地購入に消極的であり、結果的にランクの低い、
もしくは中級の土地のみを売りに出している。とにかくプーケットは世界的に有名な
観光地であり、短期的には土地売買が不調であるが、不動産業者は観光産業の復興に
確信を持って今後不動産売買を進めていくだろうと語った。さらに、海外資本の不動
産購入に関しても、プーケットに関する情報を伝え、プーケットに招くことで、土地
購入に関する不安を今後解消していく予定であると述べた。

「教育費貸し付け基金、被災者1600人を支援」2.19

2005年02月19日 17時18分10秒 | ▽▽▽タイの津波記事▽▽▽
「教育費貸し付け基金、被災者1600人を支援」
Matichon 2005/2/19

 教育費貸し付け基金のマネージャーであるPreemprachaa氏は、南部津波被災6県の
学童支援について語った。被災地で基金から借り付けた人、もしくは借りたい人は、
資料によると1635人であり、基金は既に650人(2億6000万Baht)への支援を承認し
た。借り受け経験の無い人と、借り受けを希望している人は985人(6億5400万Baht)
いる。教育費貸し付け基金では、津波被害を考慮して、2005年度の教育費支援金を、
1億6714万Baht増やし、被災者の教育費に関するホットラインを設置する。