趣味と健康日記

清野明子(民謡歌手)の応援、登山、スポーツなど趣味と日々の健康を記す日記です。

民謡の話 「鱈つり節」  (キョウチクトウ)

2010-06-30 00:01:00 | 日本民謡

 清野明子さん情報

1 当ブログに来て頂いた証に「清野明子」と言う民謡歌手を知って
頂けたら嬉しいです。
プロフィールはここです

2 ブックマークにも有りますが、清野明子さんのブログはここです

3 清野明子さんの唄を聴いてみたい方は是非NHKへのリクエストをお願い致します。下記のリクエストフォーマットからお願い致します。
https://www.nhk.or.jp/minyo/mail.html
清野さんの得意な唄は「道南口説」「津軽あいや節」「秋田小原節」「秋田おばこ」「本荘追分」「秋田船方節」「外山節」「塩釜甚句」などがあります。

本日の投稿

 お早うございます。 今日は日曜日にNHKホールで行われました日民60周年記念大会でも多くの方が唄われていた北海道の民謡「鱈つり節」を紹介いたします。越後から来たゴゼ(瞽女)と言われる盲目で三味線の弾き語りで生計を立てていた人たち、船頭、芸人などが唄っていたものが「南茅部鱈つり口説節」として残ったものを歌詞を変えて古平町でも唄われるようになりました。
 今回は「南茅部鱈つり口説節」を予定していましたが音源が無かったので「鱈つり節」に変更しました。節は殆ど同じですが歌詞が大きく異なります。

<鱈つり節  北海道>


 オイヤーサーエー
(ハキタコラサッサ)
上で言うなら神威(カムイ)の岬(さき)よ
次に美国に丸山岬
下で言うならオタモイ様よ
登り一丁に下りも一丁
(ハキタコラサッサ)
アー都合あわせて二丁の山よ
おりとおりとに参詣を致し
参詣致したその折柄に
おさご蒔いては 拍手たたき
(ハキタコラサッサ)
わしの願いを 叶うあたならば
(ハキタコラサッサ)

唄われた場所は余市町と積丹町の中間に位置する古平町と思われますです。下とは中央から下がった所をいい「オタモイ様」とは現在のオタモイ海岸付近にあった「地蔵様」を指します。また、古平町から上に行った所(江差、江戸に近い方向)には丸山岬があり、更に北西、積丹半島の先端が神威岬です。

キョウチクトウ

 本来は湿地に良く育つ植物である事から、ギリシャ語で「Neros(湿った)」と命名されているキョウチクトウ科の「キョウチクトウ」(夾竹桃)です。日本名は葉が竹のように細く花が桃に似ている事から付けられました。夾は「たばさむ」むとか「合わせる」という意味もあります。原産国はインドです。江戸時代に中国経由で渡来しています。葉がユウカリに似ていますが、これも「有毒」なので食用にはなりません。



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