お早うございます。パキスタン人で「女性の教育を受ける権利」を求めているマララ・ユスフザイ(Malala Yousafzai )がノーベル平和賞の候補に挙げられていますが、彼女ほど候補に相応しい人はいないと思います。マララさんに銃撃を加えたタリバンのスポークスマンは「今後も彼女の命を狙う事を誇りにしている。」と表明していますが、武器を持って攻撃するタリバンとペンで立ち向かうマララさんのどちらが真の勇気と言えるでしょう。イスラムを信仰する人達はもとより世界中の人達がマララさんの勇気を称え、彼女を守っていくべきだと思います。
先日待望の「西穂高岳」登山を実施してきたので報告したいと思います。台風の影響などにより数度にわたり変更を余儀なくされていた計画ですが台風23号の影響が無くなった5日(土)06:00に出発西穂高山荘に進出しました。これをPart-1、次回の投稿をPart-2として報告します。西穂高岳登山はロープウエイで1117mから2156mまで一気に登る事が出来るので観光、登山両面での人気が高まっています。
今回の報告ではブルーの線で示した駐車場から西穂高山荘までの山行をレポートします。急いで作成した地図なので見にくい事をお詫びしておきます。写真の右上方向、尾根がクロスした場所が穂高連峰の中心地、奥穂高岳(標高3190mは富士山、北岳に次いで3位)です。
12:30 松本から安房峠を越えて岐阜県に入り高山方面に向い、途中から右折し県道475号線を新穂高温泉に向います。コンクリート製の洞門の中間地点に登山者用無料駐車場が有ります。見落とさないように注意が必要です。
12:50 河川敷の様なスペースに登山者用無料駐車場が有ります。ロープウエイ駅付近の駐車場は有料で6時間で500円です。付近の警備員は鍋平駐車場を奨めますがそこは時間制限なしで500円です。鍋平からの第二ロープウエイは往復で2700円、第一ロープウエイ~乗り継ぐ2800円より100円安くなりますが経済的には無料駐車場が一番良いと思います。
駐車場の端(上流側)から川沿いの小道をロープウエイの駅に向って5分程歩きます。
県道475号線に合流しますが左に折れて暫く登るとローブウエイの新穂高温泉駅が見えてきます。
13:30~13:35 新穂高温泉駅(1117m)です。ここで往復のチケット2800円を購入しますがザックの重量が8Kg以上の場合は300円が追加となります。第一ロープウエイはH/Pでの定員は45名です。
13:36 4分ほどで鍋平駅(1305m)に到着、第二ロープウエイの出発点、しらかば平駅まで2分ほど歩きます。
13:45~13:52 第二ロープウエイは二階建てで乗り場も分かれています。下が70名上が50名の定員でトータル120名を運びます。
14:10 西穂高口駅(2156m)の4階(レストラン)に出口が有りますが右手に無料の水が出ています(写真左側)。ここでペットボトルに水を入れてから出かけます。
屋上にある展望台は降りる時に利用しますが目前に迫る笠ヶ岳(2898m)は雄大です。
西穂高口駅付近の散策路は良く整備されて良い環境が保たれています。正面に立派な登山口が見えて来ます。
登山口には沢山の注意書きが有りますが西穂高山荘へのハイキング者も多いようです。
登山道に入って暫くは平坦な散策路的木道が続きます。紅葉には1週間早かったようです。
尾根道に出ると沢越しに”西穂高山荘”の威容が見えて来ます。
石畳の様な登山道には日帰りと思われる登山者が後を絶ちません。賑やかな登山道です。ご老人が多いようです。
石がごろごろの登山道ですが、階段のある登山道よりは歩き易いです。
1時間ほどで小さな小屋が見えて来ます。あと2、3分で西穂高山荘に到着です。
15:10 西穂高口駅を出発してからおよそ1時間、西穂高山荘前広場(2385m)に着きました。一段下にはテント場が有ります。山荘の帳場で一張り500円の料金を支払います。右奥の山は乗鞍岳(北アルプス)です。
山荘の帳場です。1泊2食付き9000円、気になるトイレはウオシュレットでも水洗でも無いのが残念でした。人気の山小屋なので早急にバイオトイレにして欲しいものです。
18:00 夕食のメインは松本名物「山賊焼き」です。豚肉をニンニク醤油に浸けておき、小麦粉を塗しフライパンで焼いたものと思われます。あとはコーンサラダ、カボチャ、モヤシなどが見えます。
19:30 就寝するも寝られず。シーツの上に有る物、何だか解りますか?これはビールのつまみに食べたチーズの残り物です。夜中(24時ころ)にポケットから出して細工し耳に差し込んで耳栓代わりに使用しました。10人部屋に爺さんが6人、あちこちからゴーゴー、キリキリキリ、ブーっと妙な音に悩まされました。山小屋泊まりには耳栓が必携です。次は天候に恵まれた西穂高岳登山です。帰宅した次の日のジョギンゲはきつかった、普段より20秒も遅れました。トホホホ
10月上旬、葉を出す前に花を咲かせるユリ科の多年草「コルチカム」です。種子や球根から”コルヒチン”と言う痛風の治療に使用される有機化合物が採れます。アヤメ科のサフランに似ていますが別物です。イヌサフランを品種改良したものらしいですがヨーロッパ中南部から北アフリカ原産と言われています。撮影場所は新穂高温泉郷です。が、です。撮影は温郷