週末の民謡行事&NHK民謡放送 2月5日(日)11:00~11:50 日本の民謡 NHK FM放送 2011年に亡くなった畠山孝一さん・江村貞一さん・岸千恵子さんの追悼企画の再放送です。 |
お早うございます。今日は去る1月29日午後、NHK総合で放送された「全国高校生対抗「ごはんDE笑顔プロジェクト選手権」を見ました。高校生が地域の特性を考慮した農産物を育てたり、加工品の開発をするなどのプロジェクト活動を競う大会でした。決勝大会は震災復興を応援すべく被災地宮城県の小牛田農林高校で開催されました。ノミネート校は次の通り。
1 神奈川県相原高校
消滅寸前の特産のニンジンを手軽な栽培法の開発で食い止める活動
2 北海道美幌高校
規格外で捨てられる野菜を利用し低コストの餌でとろける美味しさの豚肉を開発
3 愛媛県新居浜商業高校
島の活性化の為に特産の甘さ抜群「白いも」でお菓子を開発し、見学ツアーも企画
4 広島県油木高校
休耕地をレンゲやソバの花畑に変え、過疎の町に「もうかる養蜂業」を築く企画
5 岐阜県飛騨高山高校
木曽馬という飛騨地方特産の古来種の馬で山里の活性化(肥料開発)を試みる。
6 京都府桂高校
農家や大学と連携し、京野菜の貴重な種子を保存する“シードバンク”(種子銀行)事業
この中で最も優秀とされたのは京野菜の種子を育てながら保存して行こうとする息の長いプロジェクトを立ち上げた京都府桂高校でした。京野菜の種は農家が個別に育てているものが多く「門外不出」とし、入手は困難を極めたようです。番組では高校生達が足繁く農家を訪ねてプロジェクトの目的を説明して回り、協力を得ていく様子が映し出されていました。中には頑なに門外不出を守った農家もありました。
※見にくい写真がありますが、ネットから借用して加工してあります。
京料理には欠かすことの出来ないナスの王様、賀茂茄子です。ずっしりとした重量感のある晩生のナスで田楽、煮物などに使用されます。
京野菜は38種類にも及び、近年次第に見直されて大事に守ろうとする機運が見られます。
緑黄色野菜といえば人参ですが、赤色が強くて柔かく芯まで赤いのが特徴の京人参です。金時にんじんとも呼ばれます。上鳥羽地区で多く生産され、原産地はこの辺りかと思われます。
こちらも賀茂茄子に劣らないブランド野菜の九条葱です。鴨が背負ってきて欲しい野菜です。特徴は長く細いのですが緑の葉の部分は柔らかく甘味がありビタミンも豊富なところです。
壬生(みぶ)で産出した事から名前が付いた壬生菜ですが、さっぱりした味とミネラルが魅力で胡麻和えが美味しいようです。全国ブランドに成長した水菜(みずな)も京野菜です。
北区鷹峯(たかがみね)の原産で小カブに似ていますが絡みの強いカブで蕎麦の薬味に使用される辛味大根です。
形が似たものに聖護院だいこんが有りますが、苦味が無くほんのり甘いのが特徴です。
上の写真(京野菜を使った料理)は、NHKテレビの画像からのコピーです。
夏から秋にかけての花ですが、霜に冒されて茶色に変色した葉が痛々しいキク科の一年草「フレンチ・マリーゴールド」です。「クジャクソウ」の和名もありますが、一般的ではないようです。メキシコ原産ですが、パリに渡って以降この名前で呼ばれるようになりました。アフリカ系は縦型でフレンチ系は背が低く横に広がるタイプのようです。花弁はフレンチ系のほうが大きいです。一月中ごろにこの元気は驚きました。