Japanese folk(Minyo)singer "Akiko kiyono"support blog
民謡歌手「清野明子」応援ブログ
当ブログは横浜市出身の日本民謡歌手、「清野明子」さんの応援を目的に活動しています。
久しぶりに民謡の話です。秋田の唄を紹介します。フジオロクボンによりますと、この唄は「津軽おはら節」の影響を受け「津軽おはら節の焼き直し」とさえ言われているそうです。また、現在唄われている「秋田おはら節」を広めたのは秋田市の「村岡一二三」さんと言う女性の方だそうです。
サーサダシタガ アエーヨ
ハア 野越え山越え深山越え
あの山越えれば 紅葉山
紅葉の下には 鹿がおる
鹿がホロホロ 泣いておる
鹿さん鹿さん 何故泣くの
私の泣くのは 外じゃない
はるか向こうの 木の陰に
六尺あまりの 狩人が
五尺二寸の 鉄砲かつぎ
前には赤毛の 犬つれて
後に黒毛の 犬つれて
あれに撃たれて 死んだなら
死ぬるこの身は いちわねど
後に残りし 妻や子が
どうして月日を送るやら
思えば涙が おはら先にたつ
歌詞に紅葉と鹿が出てきますが、古来「紅葉と鹿は取り合わせの良いもの」として使用されています。百人一首にもこの組み合わせがあります。
奥山に
紅葉踏み分け
鳴く鹿の
声聴く時ぞ
秋は悲しき。
博打打の話で恐縮ですが、花札にも植物と生き物の組み合わせは出てきます。「松に鶴」「梅に鶯」「藤にホトギス」「牡丹と蝶」「萩とイノシシ」「紅葉と鹿」などです。
鹿の鳴き声が「ほろほろ」とありますが、奈良の鹿などはそんな風には鳴かないようです。子供を呼ぶとき、発情したときなどは概ね「チューン」とか「ヒューン」に近い声です。威嚇する場合は、「ゲッゲッゲッゲッ」とか「グッグッグッグッ」となり、これがホロホロに近いような気がします。
この唄は秋田ものの中でも土の匂いがなく洗練された、物悲しさを感じるのが特徴です。この唄も清野明子さんが得意としています。写真は朝比奈峠付近の道路沿いの崖に咲く藤の花です。通過する際にはかなりきつい匂いがします。
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