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趣味と健康日記

清野明子(民謡歌手)の応援、登山、スポーツなど趣味と日々の健康を記す日記です。

JALで楽しい旅に出かけましょう。

JAL日本航空 先得 JAL 日本航空

表銀座縦走報告 PART-1 (中房温泉~合戦小屋) CMT DISAPVL、 NO JGG

2015-08-22 00:45:37 | 登山&マラソン

 お早うございます。先日まで報道各社は日本航空123便の事故、戦争憎悪記事ばかりを特集していたようですが、山行ではラジオも携帯も受信できず、煩わしい事を考える事無く、ひたすら景色を楽しむ事が出来ました。当初13日の出発予定でしたが、5分ほど家を出るのが遅れて電車とバスに間に合わず、一日の順延となりました。しかし結果的にはこの事が天候に恵まれた最高の縦走になりました。とは言うものの晴れたのは縦走中の15日と16日のみ、初日及び最終日は雨に祟られ最悪でした。

14日 
05:45 自宅発
   07:30 新宿駅発(スーパー特急あずさ)
   10:44 穂高駅着
   10:55 穂高駅発(中迫温泉行定期バス)
   11:50 中迫温泉着※この頃から雨が降る。
   12:30 登山開始
   16:48 合戦小屋着(テント泊)
RESULT:標高差800m、走破距離2.52km、所要時間4時間18分

※一般的な所要時間は3時間なので、1時間は余計にかかりました。体調が良ければ燕山荘まで登れたのに残念! 次回の登山では余計なものは持たない事にします。W

表銀座縦走マップ  

北アルプス表銀座コースはピンクで示したルートを歩く事になります。地図右上の中迫温泉から合戦尾根を上り燕山荘下の合戦小屋テント場泊まりです。第一日目は中房温泉から合戦小屋(予定は燕山荘)です。

穂高駅前   

10:51 穂高駅前バス停、10時55分発の中房温泉行のバスです。右のワサビ店で生ワサビを買いたかったのですが、ザックが重くなるので諦めました。

中房温泉    

12:01 中迫温泉到着時はすでに雨模様、雨着を着て登ります。正面の売店で行動食を買い、左のトイレを使用後登山届を提出して出発です。売店前を左に入ると登山口です。

登山開始

12:30 先行する若者と一緒に出発したのですが直ぐに見えなくなりました。彼は燕山荘のテン場まで登るようです。

第一ベンチ

13:16 登山開始後45分、第一ベンチ通過、雨は小降りになりました。

第二ベンチ

14:04 第二ベンチ通過

第三ベンチ

15:06 第三ベンチ通過

階段

15:47 赤土系で滑りやすいので木製歓談が設置してあります。ザックが28kgと重いので階段がきつかった。

富士見ベンチ

15:58 富士見ベンチ通過、雨は止んだものの霧が発生していたので視程は約100m、何も見えません。

合戦小屋

16:48 合戦小屋に到着、雨着の中は汗で濡れ、熱中症ぎみでした。合戦小屋名物のスイカ、800円(1/6)ですが食欲がないのでそのまた半分を500円で頂きました。合戦尾根は烏帽子岳ブナ立て尾根笠ヶ岳笠新道とともに、北アルプスの三大急登と言われていますが聞きしに勝る「苦しさ」を味わいました。ザックが28kg、重過ぎました。

ケーブル

16:56 ザックをテン場に下ろしトイレを借りに行く時に撮影した合戦小屋専用ケーブルカーのヤグラです。写真の右に下るとトイレ、左に登れば燕山荘です。テン場は写真左上部、ケーブルの末端付近にあります。 

夕食

18:21 テントを設営し、お湯を沸かして味噌汁の素を加え、持参したご飯とトマトを入れて「おかゆ」にして食べました。ストーブが不完全燃焼でテント内が苦しかった。原因はポンピング不足だったようです。トホホホ

※Part 2 will be raised few days later.


トリカブト

 夏から秋にかけて山中で見かける事が多いキンポウゲ科の多年草「トリカブト」です。大きいもので丈が1mになります。花の形が舞楽で使用する鳳凰の頭を模した兜に似ているので「鳥兜」になったようです。根を乾燥させたものには毒性があります。反面昔から薬草としても使用されます。春先の二輪草などに良く似ています。全体的に毒性があり、山菜と間違って食べて事故になる事も多いので注意が必要です。クジラなど猟をするときの毒矢にも使用されてきました。原産地は中国です。写真では葉っぱの位置が左側になりますが茎が右側に倒れこんでいます。


3泊4日の縦走でした。

2015-08-17 21:08:04 | 登山&マラソン

 こんばんは、14日~17日の間、燕岳から槍ヶ岳の縦走をしてきました。第一日目と最終日に雨に祟られたものの槍ヶ岳登頂は叶いました。後日その模様を報告したいと思います。疲れました。W

槍ヶ岳

 「ヒュッテ大槍」にザックをデポし、槍ヶ岳山荘に向かい、そこから頂上アタックです。西側の双六岳方面は霧がかかって見えなかったのが残念でした。


四阿山登山報告PART-2(ヤナギラン) CMT DISAPVL、8/8 JGG 27'11"/5km

2015-08-09 01:06:01 | 登山&マラソン

 お早うございます。集団安全保障法制を進める安倍政権にとって大事な局面を迎えている国会ですが、自民党国会議員の一言が野党から大反発を受けているようです。礒崎陽輔首相補佐官の「安保法制と法的安定性は関係ない」発言は現憲法制定後長い間付き纏ってきた考え方で、この問題を解決するには憲法を改正するしか方法が無いと思います。もう一件は自民党衆議院議員武藤貴也氏(36歳)によるSEALS批判発言、「彼ら彼女らの主張は『戦争に行きたくない』という自己中心、極端な利己的考えに基づく。利己的個人主義がここまでまん延したのは戦後教育のせいだろうが、非常に残念だ」と言うもので、これまた最もな話です。しかしそれ以前に安倍政権は戦争を肯定していない事も明白で民主党が戦争と言う言葉を巧みに利用し、若者や女性を安保法制反対に導こうとしています。戦争にならない、しないための安保法制、是非国会を通過させて欲しいと願っています。SEALs(Students Emergency Action for Liberal Democracy - s)とは安全保障関連法案の反対運動をする学生団体「自由と民主主義のための学生緊急行動」の事で「共産党≒SEALDs≒朝日」とも噂されていますが新聞、テレビなどでの説明はありません。反政府的な報道は好んで行うのものの、政府を応援するようなデモなどは一切報道しないのが日本のメディアです。「朝日新聞を読み、反戦、反政府的な事を発言するのが知識人」なのでしょうか・・・戦争を好む日本人なんて居ません。スイスには人口以上の人達を収容可能な核シェルターが有ると言います。日本も津波ばかりでなく本気で核シェルターの建設に取り組むべきだと思います。国連が何の役にも立っていない現状では何が起こるか判りません。

 今日は「四阿山登山報告PART-2」、四阿山から根子岳経由で菅平牧場駐車場までの下山ルートの紹介です。 

四阿山周回コース

 友人のSapphireさんが訪ねたことが有ると言う「米子大瀑布」はカルデラ北部の低い場所にありますが落差85mと言う大滝の存在は初めて知りました。Sapphireさんありがとうございました。

四阿山頂上にて

09:26 深田久弥の日本100名山に列せられる四阿山頂上(2350m)にて、先着登頂者に相互撮影を頼みました。時折霧が流れる頂上付近の視程はおよそ2km程で眺望はありません。

根子岳分岐

0945 18分ほどで根子岳分岐に戻りました。デポしたザックは無事で元の場所にありました。W 尾根を直進して大スキマに下ります。

分岐通過後の悪場

09:46 分岐通過後に下る悪場(わるば)、雨の後は濡れて滑りやすい。

クマザサ道

09:55 四阿山⇔根子岳間の登山道は登山者が少ないのかクマザサに覆われた道も有りました。雨の後はスパッツも要るかも。

木の根

10:06 
登山道では木の根っこがむき出しの道が珍しくないが、濡れている場合は滑るので注意を要します。木や石などにつかまって下るようにしたい。

爆裂火口

10:11 中央部の窪んだ所が根子岳の爆裂火口ですが、霧の為はっきりしません。下の草原は鞍部となっている大スキマです。

大スキマと四阿山

10:30 食事を決意したテラス付近から振り返ったクマザサ原の大スキマ(2039m)と四阿山(左寄り)の眺望です。このアングルを好む登山者も多いようです。

昼食

11:07 根子岳から下山してきた登山者の情報によると「頂上付近は学生の集団でいっぱい」と言う事なので此処のテラスで昼食を摂る事にしました。カップラーメンとパン、デザートはトマトとキウイ、空腹時は何でも美味しいです。

怖いテラス

畳一畳ほどのテラスで食べたカップラーメンの向うに見えるのは根子岳爆裂火口の下部、テラスの上に立つと結構怖い。

山頂直下

11:35 11:30ごろにテラスを出発、頂上直下から爆裂火口を望んでいます。煙も見えず安定しているので噴火の心配はなさそうです。

根子岳山頂

11:40 花の100名山「根子岳」(2207m)の頂上です。

方位板

11:44 頂上には方位板も有りましたが、視界不良ではどうしようも有りません。

米子大瀑布分岐

11:45 直進すれば米子大瀑布、ゴルフ場方面に下りますが我々は左に折れ、菅平牧場に下ります。

クガイソウ

登山道脇に咲いていたオオバコ科の多年草「クガイソウ」(九蓋草、九階草)です。オカトラノオと間違えそうですが、クガイソウは葉が輪生するので区別できます。オカトラノオは葉が互生です。

東屋からの展望

12:37 東屋付近からの菅平高原中心部の展望です。菅平牧場、根子岳登山口(赤い屋根付近)が見えています。

根子岳登山口

12:53 根子岳登山口に設けられた計測器、登山者の数をチェックしているようです。

菅平牧場トイレ

12:55 無事に菅平牧場に下山、トイレから牛が草をはむ牧場を望んでいます。この下30m程のところに菅平牧場直営のミルクスタンドがあり、牛乳、ソフトクリームなどが売られています。

プリンスホテル

13:14 避暑地とは言え、車内は暑いので急いで温泉に向かいます。菅平プリンスホテルです。入浴料金は500円とリーズナブルですが、施設は古い!

裏妙義

15:22 帰宅途中の横川付近から見た妙義山、裏妙義も登ってみたい岩山です。高速道の発達でマイカー登山が便利になりました。来週13日からの北アルプス山行は電車利用になるので困りました。1か月前に夜行特急を予約を試みましたが空きは無し、穂高駅付近の宿も予約でいっぱい、野宿するしかないようです。トホホホ

ヤナギラン

 根子岳登山道を少し上った所に群生していたアカバナ科の多年草「ヤナギラン」です。柳に似た葉を互生に付け、長い花穂にピンクの花を咲かせます。以前に沼山峠
から尾瀬沼に出かけた時にヤナギランの群生地(ヤナギランの丘)が有った事を思い出しました。そこは 水芭蕉、ニッコウキスゲ、ヤナギランが人気の様でした。草丈は1m以上にも育ち群生すれば見事なピンクの林になると思われます。


四阿山登山報告PART-1(ノリウツギ) CMT APVL、8/3 JGG 27'35"/5km

2015-08-05 00:01:00 | 登山&マラソン

 お早うございます。先月31日、苫小牧沖で発生した商船三井フェリーが運航する「さんふらわあだいせつ」(1万1401トン)の火災ですが保冷車が出火元と考えられますが、4時間に一度の見回りでは異常が発見されずアラームが鳴ってスプリンクラーが作動した時には既に火災が拡大してしまっていたようです。保冷車の電源はフェリー側のコンセントから給電されていますが人気のない車両デッキでの電気火災はスプリンクラー(水)では消化できません(電気火災にはCO2消火器が有効です。)。今後早急に対策を講じる必要が有りそうです。旅客機のエンジンの様に火が出たら自動的にCO2消火器(fire extinguisher)が作動するようにすべきかもしれません。余談ですが飛行機の場合それでもダメな場合エンジンを切り離して落下させる機能も有ります。今回の場合火災報知器が正常に作動したかどうかも問題になりそうですが冷凍機を自動消火タイプにするのがベストのようです。

 遅れましたが先月28,29日に菅平高原のバックボーンとなっている日本百名山、「四阿山」(2354m)に登ってきました。「あずまやさん」と読みますが、「東屋」の古い字のようです。28日の午前中に出発し菅平の民宿に進出、29日の早朝に民宿を出発、菅平牧場の駐車場から登山を開始しCCWで四阿山、根子岳を回り、駐車場に戻る周回コースを選択しました。標高差762m、所要時間6時間30分、走行距離9.5kmの山行でした。※歩数計は15700を数えました。

新勝寺

 移動日の28午後、長野県佐久市にある成田山薬師寺に立ち寄り、お詣りしてきました。山門の左手前にあるのがピンコロ地蔵尊です。

ピンコロ地蔵尊
 
 ピンコロ地蔵尊は高さ約1m、直径約60cmで、2003年(平成15年)9月の建立なので12年前に建立されたと言う事です。

ピンコロ地蔵尊

 近くの千曲市には姨捨山(うばすてやま)も有る長野県ですが、佐久地方が「長寿の里」と言われている事を初めて知りました。長生きをすると捨てられたのかも知れません。
 

ペンションRing

15:35 早めのペンション到着です。菅平中心部から5分ほど谷筋を上った所にあります。

夕食

 28日、ペンションでの夕食です。1泊夕食付で5950円、後からご飯と味噌汁、デザート(桃)が出ます。半月の皿は馬刺しですが目をつむって食べました。升酒は純米吟醸生酒「翠露」700円、果実酒のような不思議な味の日本酒でした。お酒は10年ぶりだったかも。W これだけで胸の皮膚が斑(マダラ)になってしまいました。

四阿山登山ルート

 全長9.5kmの四阿山、根子岳周回コースですが左回り(CCW)に歩きました。根子岳南側には爆裂火口が見えましたが連山北側にある直径3kmの窪みは34万年前の噴火により形成されたカルデラです。

菅平

05:40 菅平の国道406号線沿いでは早朝から学生たちによる急坂での高地トレーニングが行われていました。写真はスキー場を使用しての散歩の様です。

菅平牧場

05:46 菅平牧場内を登山口に向かって登ります。広いです。帰宅時にこの付近にあるゲートで一人200円の駐車料金を支払います。

ミルクスタンド

06:30 駐車場の反対側にある菅平牧場直営のミルクスタンドです。付近にはヤギなど動物とのふれあいコーナーも有りました。子供たちには人気の様でした。



登山口へ

06:32 トイレの前を右手の塀に沿って5分ほど歩くと左手に登山道入り口が見えてきます。

森林浴

06:40 暫くの間、左手の柵沿いそ登ります。朝もやに包まれた高原の素晴らしい森林浴を楽しみます。

ウスユキソウ

07:03 サウンド オブ ミュージックで大佐が歌った「エーデルワイス」と同属のウスユキソウです。

ハクサンフウロ

07:04 フウロ科の多年草「ハクサンフウロ」、高山の草原や湿地に生えます。5裂した葉と筋が特徴です。

ウツボグサ

07:14 シソ科の多年草、「ウツボグサ」です。花は穂状になっています。花は利尿剤になるそうです。

ホタルブクロ

07:18 キキョウ科の多年草、「ホタルブクロ」です。

ハギ

07:37 マメ科の落葉小低木「ヤマハギ」です。

ツリガネニンジン

07:39 キキョウ科の多年草「ツリガネニンジン」です。

クロマメノキ

07:40 ツツジ科の高山性落葉低木「ムロマメノキ」です。岩場に近づくとみられる。ジャムなどにして食用にもなる。

小四阿山

07:40 小四阿山、これまでピークらしいピークは無かったのでここが小四阿山だと思います。それにしても「タボス牧場(小四阿山)」の表示はおかしい。

視界不良

07:47 南斜面を望むが視界不良、わずかに牧場らしい原っぱが見える。

尾根歩き

07:49 ミヤマハンノキ、ダケカンバの幼木をかき分け尾根道を登ります。

クルマユリ

07:56 ユリ科の多年草「クルマユリ」です。高山に自生する。一般的なユリと比較し、葉が輪生するところが特徴です。花の直径は6cmと小さく、花弁が極端に反り返るのも特徴です。

マツムシソウ

08:06 マツムシソウ科の多年草「マツムシソウ」です産地の草原に自生し大きな頭状花を咲かせます。

ハクサンオミナエシ

08:08 オミナエシ科の多年草「ハクサンオミナエシ」です。高山に自生し、普通のオミナエシが1mと大きいのに対し、背丈が短い。流石に花の百名山根子岳への登山ルートでした。

中四阿山

08:35 中四阿山ピークには立ち入り禁止のロープが張られていて登れませんでした。

あと一息

08:37 切れ落ちた斜面を右に巻いて林の中を登ります。

菅平高原分岐

08:58 この分岐で細い道を右に折れると菅平高原に下ります。尾根道の根子岳分岐に向けて直進します。

根子岳分岐

09:08 四阿山と根子岳の分岐です。右に折れると四阿山、ザックをデポして四阿山を往復します。

社

09:22 頂上かと思いそうな高台の社、頂上はもう少し先でした。謂れは読まずに通過

四阿山頂上

09:24 標高2354m、四阿山山頂です。ガレ場になっていてここにも社が有ります。霧が立ち込め下界は見えませんでした。

ヒメシャジン

山頂付近の岩場にひっそりと咲いていたヒメシャジン、沙参(シャジン)とはツリガネニンジンの漢名であり、背丈が小さく変化したものをヒメシャジンと呼んでいます。

PART-2 は四阿山から根子岳経由で菅平牧場へ下山ルートの報告です。


ノリウツギ

 菅平のペンション「RING」前の雑木林に咲いていたユキノシタ科の落葉低木「ノリウツギ」(糊空木)です。ガクアジサイ、ヤマアジサイの様にも見えますが、花が皿状ではなく円錐花序になっています。この辺りの道路脇に沢山咲いていました。樹皮の内皮を剥いで水に漬け、浸みだした粘液を和紙を漉(す)く時に使用する「糊」(のり)として使用したことから別名「ノリの木」と言われるようになったようです。この糊は接着の為ではなく、漉いた和紙がくっつかないようにする為だそうです。原産国は日本、中国、台湾などです。


愛鷹山登山報告(ヤマボウシ) CMT APVL、NO JGG

2015-06-25 00:01:00 | 登山&マラソン

 お早うございます。梅雨時の登山は富士山の南方に位置する愛鷹山(あしたかやま)を選びました。05:30家を出発、東名高速御殿場ICを降りて40分ほどで登山口に到着します。御殿場から裾野市に至る国道469号線は広大な東富士演習場を横切って作られています。7時すぎから演習場内を軍用トラックが走っていました。愛鷹山は越前岳、呼子岳、位牌岳など擁した山塊で標高1504mの越前岳を主峰としています。今回は07:30山神社駐車場を出発、越前岳登頂後は北側の十里木(じゅりき)登山口に下る標高差744m、行程6km、所要時間5時間のチョー初心者登山でした。富士山が望めなかった事が心残りです。

愛鷹山マップ

越前岳鳥瞰図

 山神社駐車場を起点にバスを利用した周回コースとしました。ブルーが登山ルート、ピンクが下山ルート、黄色はバス利用となりました。バスを降りてから起点までは20分ほど歩きました。

山神社駐車場

07:35 山神社駐車場を出発、舗装されていませんが50台は駐車可能です。この日は15台ほど駐車していました。

山神社

07:45 登山道を兼ねた鳥居をくぐると神社が見えてきます。

ハシゴ

08:17 登山開始30分で短いハシゴが2つ、急登らしき登りはこれが最後でした。W

愛鷹山荘

08:20 尾根道に近い場所に無人の愛鷹山荘がありました。
門がありますが入れます。避難小屋になっているようでトイレもありました。

富士見峠

08:25 尾根道に出たところが富士見峠分岐(960m)です。右に折れると黒岳、我々は黒岳をパスして越前岳に向かいます。越前岳の標高が1507mになっていますが地図の表示は1504mです。この辺りから右下の方でおびただしい銃声が聞こえ始めました。東富士演習場で射撃訓練をしていたようです。

行動食

08:33 登山開始からⅠ時間が経過したので行動職を採る一服です。ブラックサンダーと言う菓子を選んできました。この菓子はオリンピックで内村航平選手のお母さんが、スタンドから彼に投げ入れて有名になりました。歯触りも楽しめて美味しいチョコレート菓子です。

鋸岳展望台

09:06 
鋸岳展望台(1200m)から鋸岳稜線の眺めです。あらら、今気づいたのですが写真編集中に白い太線を書いてしまいました。位牌岳(1458m)、鋸岳(1296m)、呼子岳(1310m)

危険

09:39 尾根の南側はスッパリ切れ落ちていて怖いです。70度から80度でほとんど垂直に見えます。これからも大雨などで益々崩れ落ちていきそうです。

富士見台

09:56 標高1405mの富士見台です。昭和13年に発行された50銭紙幣に採用された富士山の写真が撮影された場所がここだそうです。あいにくの曇りで何も見えません。

越前岳山頂

10:23 粘土質の越前岳山頂です。1504mの表示がありました。まわりの景色は見えず、食事には未だ早そうなので先に進みます。

2等三角点

 低くても位置的に重要なので2等三角点になっています。因みに2等の設置間隔は約8km。全国に5060点。柱石の一辺は15cm(1等は18cm)、破壊や破損に備えて、柱石の直下には盤石も埋設されているそうです。地震などで動いているのが気になりますが、最近はGPS測量などと併せて行われているようです。

下山道

10:34 越前岳からの下山道は北の富士山に向かって下ります。広い尾根なのですが粘土質なので雨に流されて溝が泥濘になり、登山者が新たな道を通るので何本もの道が出来ています。尾根を下れば問題はありません。

勢子辻分岐

10:35 勢子辻への下山道となる勢子辻分岐(1430m)です。勢子とは猟師が雇うイノシシ、熊などを追い立てる人夫を言います。この辺りは猟場だったと思われます。

ヤブレガサ

11:00 ヤブレガサ尾根とでも言いたい程にヤブレガサの葉っぱが目立ちました。

馬の背見晴台

11:16 標高1080mにある「馬の背見晴台」(1080m)です。テーブルがいくつか置いてあり、食事には最適でした。眼下の建物は「富士山こどもの国」です。

食材

今日の食材はニュータッチのサンマーメン、焼き豚、リンゴとデザートのパウンドケーキです。前日に茹でたアスパラもありましたが、展示を忘れました。前回の登山で面目を失ったストーブ「ピークワン」ですが、本体価格7000円弱に対しバーナーの部品価格が5000円との事で自分で修理しました。パイプの目詰まりが原因でした。今回は快調でした。

昼食

 カップの包装には「横浜発祥サンマーメン」と書いてありました。これにつられて購入しましたが美味しかったです。蓋の裏に書いてあった「フタの裏のはなし」によるとサンマーメンは「生馬麺」と書き、生は「新鮮でシャキシャキ」、馬は「上に乗せる」と言う意味があり、具材をさっと炒め麺に載せることから命名されたそうです。※焼き豚を載せたのでサンマーメンとは言えません。W

十里木高原展望台

12:14 十里木高原展望台、この下はカヤトになっていますが春先には山菜が採れそうな草原でした。下に見えるゴルフ場は十里木カントリークラブです。

階段

12:19 長い木製の階段道です。足に負担がかかります。左の草原はワラビなどの山菜が出そうな茅戸(カヤト)です。

十里木登山口

12:27 国道469号線に降りた場所にある十里木登山口(870m)です。奇麗なトイレが設置されています。

関所跡

12:39 十里木関所跡です。富士市方面から箱根をパスして足柄街道につながっていました。

十里木バス停

13:26 裾野、富士市方面のバス折り返し点となる「十里木バス停」です。13:40発の後が1時間後になるので急いだ結果、1時間も早めに到着してしまいました。

登山道入り口

13:56 バスに乗る事およそ18分で愛鷹山登山道入り口に到着です。走行中の車内からは「サファリパーク」が見えました。お客さんの数も多かったようです。バスを降りてから駐車場まで徒歩20分の道のりです。

駐車場着

14:13 山神社駐車場到着、簡易トイレもあります。10分後には温泉に向けて出発です。

ヘルシーパーク裾野

14:00 ヘルシーパーク裾野(温泉)に到着ですが私は傷が癒えていないので温泉はパス、無料の足湯を楽しみました。

足湯

 一人寂しく足湯に浸かってきました。ここでもハプニング、コンクリートに荷物を置き、寝ながらバタ足をしていたら湯があふれ出し、お土産、タオルなどが濡れてしまいました。どうしようもないおっさんです。
トホホホ 


ヤマボウシ

 愛鷹山下山中の北尾根で見かけたミズキ科の落葉高木「ベニヤマボウシ」です。北海道を除く日本全域に自生し、庭木としても人気があります。他に白、赤などの色もあります。中心に見える斑点状のものが花で、ベニ色の物は花びらではなく、花を護る総苞片です。小さな花(実になる)を顔にして総苞を頭巾(弁慶が被っていた頭巾のようなもの)に見立て「山法師」と名付けたようです。後方の一枚を見ず、斜め上から3枚を見ると山法師に見えます。W 秋にはイチゴのようにイガイガがある実をつけますが食用になります。その為かヤマグワとも呼ばれます。


妙義山登山報告PART-2(アジサイ) CMT APVL、6/7 JGG 26'16"/5km

2015-06-08 00:01:00 | 登山&マラソン

 お早うございます。那覇空港でのANA機の離陸断念の原因は空自CH-47ヘリコプターに有ったのは間違いないようですが、2分間に1機が着陸すると言う那覇空港の過密ぶりにも問題が有りそうです。管制官には問題なしと言われますが、リピートバックを見逃した事は否めないと思います。リピートバックがダブルコンタクト(2か所からの同時送信で声が聞こえなくなる現象でピ-ーーとかギューーーと言う音がする。)になった可能性も有りますが、それなら管制官はもう一度「ANA機には”離陸許可”、CH-47には”待機”を送信し、再確認をすべきでした。次の飛行機が着陸態勢に入っていたためパニック状態だったと思われます。写真は離陸の為北上したが空自機を認め離陸を断念し停止したANA機(下)と既に離陸して右側の海上に出たCH-47ヘリコプターです。このあと程なくしてトランスオーシャン航空機がランディングしてANA機の後ろ400mほどの滑走路上に停止しています。フー、危なかった。

那覇空港での離陸断念


 妙義山登山報告PART-2は食事後、第四石門からの下山です。このコースにはくさり場が多く気が抜けません。

石門群

ピンクのコースが食事前、食事後の下山はブルーのコースです。地図は一本杉までです。

下山開始

12:45(870m)第四石門での昼食を終えて下山開始です。でもこれからが楽しい岩登りが待っています。といってもくさり場なので問題なし。この分岐を右に登ると金洞山(西岳)に至ります。

第三石門

12:48(855m)30mほど右に逸れた場所にある岩場、第三石門の先は絶壁で行き止まりになっています。引き返します。

片手さがり

12:54(860m)くさりが右の岩場に設置されて片手しか使えないので「片手さがり」となったようです。上部の溝は深いです。

つるべさがり

12:56 30mちかい急峻な岩場の頂点に第二石門が有ります。足元を気にして登っていると門に気付かないで通り過ぎてしまいます。下山中の親子4人は時間をかけて下っていますが、幼稚園児と思われるお子さんを一人ずつ担当していました。

第二石門

12:58(840m)間もなく第二石門真下ですが、この先は下りのくさり場になっています。天井を見上げる余裕は無かったです。実はここが第二石門だと言う事を忘れていました。 片手さがり同様に最頂部の溝は深く上を歩きました。

カニのよこばい

13:00 第二石門のくさり場を10mほど下ると直角に右に折れ、長いくさり場をトラバースします。ここを”カニのよこばい”と呼んでいます。”カニのよこばい”は剣岳にも有りますが、あちらは垂直の岩壁です。

第一石門

13:00(760m)最後の石門、第一石門が見えてきました。一番大きく高い石門です。ここには碑文も有りましたが場所が少々高くて内容は読めませんでした。このあたりは「読ませるコツを知らない」と言う感じの施工でした。

一般道1

13:14(722m)登山道入り口は県道196号線沿いにありました。暫く舗装路を歩きます。因みに県道の下一帯は「さくらの里」として桜の名所となっているようです。

一本杉

13:24(730m)10分ほど舗装路を歩くと左に逸れる道が有ります。登り切ったところに「一本杉」が有ります。ここは以前この辺りの妙義山一帯を所有していた方の屋敷のようです。未だ十分に人が住めるような家が建っていました。不便なので町場に引越しされたのでしょう。

ベンチ

13:48(560m)登山道も終わり日被いた場所に休憩所が有りましたがトイレはロックされていました。

一般道2

14:05(495m)再び県道196号線に合流、これで山歩きは終わりです。

温泉分岐

14:15(475m)ここを右折すると美術館と温泉が有りますが我々は道の駅、駐車場方面に向かう為左に折れます。

道の駅

14:20(455m)「妙義道の駅」です。駐車場を横切り登山者専用駐車場に下ります。

温泉

14:30 下山後は駐車場から5分のところに有る「妙義ふれあいプラザ”もみじの湯”」(3時間510円)で温泉に浸かってきました。鍵を紛失する事も無く癒されてきました。この後3時間以内で帰宅できましたが横浜、湘南地方の人にとって圏央道は便利です。料金がちょっと高めなのが気になります。

藍姫

ガクアジサイ

 いまどき街中を歩くと必ず目につく満開の花、紫陽花ですが二枚目の写真はユキノシタ科の落葉低木「ガクアジサイ」(額紫陽花)の仲間です。背丈は大きくても2mほどです。中心部に小さい碧紫色の花(写真下)が密生し、周囲に大型の装飾化を並べている。この事が額縁を連想させるので、「ガクアジサイ」と呼ばれています。紫陽花の原種とされています。一枚目の写真はガクアジサイにそっくりですが、ガクアジサイの半分以下の大きさです。「藍姫」と書かれたプレートが付いていました。


妙義山登山報告PART-1(ウワバミソウ) CMT DISAPVL、NO JGG

2015-06-06 00:21:24 | 登山&マラソン

 お早うございます。古い友人が拙ブログを読んでくれている事を第三者を通じて知り、久しぶりに投稿する事にました。W 「政治の話はもういい」と言う方とそうでない読者がおられると思いますが、尖閣、竹島など領土問題で反目する中韓国との付き合いは”今まで通り”と言う訳にはいかないとの思いが有り、これからも根気よく続けようと考えています。日本人は中韓国の圧力に対し本気になって「No」と言える国民にならないと将来に禍根を残すことになります。「日本を超えたと豪語する国」に技術援助、資金援助など絶対に必要ありません。「いいよ、いいよ」と良い顔をしてきた過去を反省し、国を守る事を最優先に物事を考えていくべきです。メディア、地方公務員(教職を含む)などへの外国人の採用を控えるなど、日本を貶めようとする勢力の一掃が日本政府に課せられた任務とさえ思えてなりません。辺野古移転問題での沖縄、韓国への修学旅行で揉める鳥取県、秋田県の高校、寺社への油まき事件で注目される新興宗教教祖(米国在住医師)、在日韓国人に対する生活保護認定など近隣国に関係する問題は多いようです。最近韓国軍は北朝鮮全域をカバーする弾道弾の実験に成功したそうです。韓国南部から北朝鮮北部までの距離はおよそ500マイル、東京も射程内に入ります。日本が保有するミサイルの射程距離を想像するに、500マイルには遠く及ばないと思われます。こういう事も含めて考えると集団安全保障は必要だと思います。※日本が保有するミサイルでも航空機に搭載すれば実質射程距離は延長出来る事にはなりますが・・・

 去る5月30日(土)に軽井沢の東側にある妙義山を歩いてきました。件名を「妙義山登山報告」としましたが、実際は「妙義山麗ハイキング」でした。W 妙義山は八ヶ岳などと同様に山域名であり、白雲山グループと金洞山グループから成り立っています。今回は岩山のピークには登らず、岸壁のスカート部分を歩いてきました。出発点の駐車場(433m)から最高点(922m)まで標高差489m、総行程9km、所要時間6時間15分の山行でした。

妙義山マップ

  スタート&ゴールは妙義神社の坂下に有る「登山者専用駐車場」です。下山してから判明したのですが「路の駅」近くの「妙義山駐車場」も無料でした。コースは駐車場から神社に登り、境内左側から登山道に入ります。右に入ると白雲山への上級者コースになります。我々は「中間道」(おなかみち)と言う岩場の根元を歩く左回りコースを選択しました。したがってピークには登っていないのでついつい記念の写真撮影を忘れてしまいました。見どころは洞窟のような岩場のトラバースと鉄砲岩、四つの石門です。※ピンクの道が登山道ブルーは舗装された一般道です。

妙義山遠望

07:53 上信越自動車道、松井田妙義IC手前から見た妙義山全景です。いつか白雲山の岩場を登りたい。

登山者専用駐車場

08:09(440m)登山者専用駐車場に到着、写真やや左の階段を上った丘に道の駅が有ります。

妙義神社

08 37(520m)08:15に駐車場を出発した後、妙義神社に御参りし、向かって左から登山道に入ります。

登山口

 08:38 神社境内を左に折れて「おなかみち」登山道にはいります。

第二展望台からの眺望

09:12(650m)登山を開始後1時間、第2展望台の有る尾根に到着、左の小高い尾根の展望台に登ります。第1展望台はパスしました。

第二展望台からの眺望

09:16(655m)第2展望台からの眺望です。中心からやや右のギザギザのピークが金洞山です。その下にある岩場が鉄砲岩、昼食場所の第4石門です。 

タルワキ沢

09:32 白雲山の一角、相馬岳への分岐となるタルワキ沢です。

トンネル?

10:08(750m)岩山の尾根筋は見る事は出来ませんが、岩山の下部にある登山道です。こんな場所が数か所あります。

長い鉄はしご

10:58(850m)尾根道に架けられた長い鉄ばしごです。左右が切れ落ちた危険な「痩せ尾根」 になっています。梯子の幅は狭く60㎝程です。

はしごの下は

11:01 身を手摺から乗り出して下をのぞき込むと恐ろしい垂直の崖が見えます。 遠くない将来にこの道はなくなるものと思います。

風化?

11:05(690m)尾根道を登りきると岩棚のトラバース道です。 当然、左は崖になっています。

崖路1    崖路2

11:06 トラバース道は続きます。この上部は白雲山と金洞山の間辺りかと思います。 

くさり場

11:35(880m) 天狗の評定と言われる岩場への「くさり場」を登り、眺望を楽しみます。 

大砲岩付近の岩場

11:37 一番高いから振り返ると分岐から登って来た岩場(金洞山下部)が見渡せます。向かって右側に「胎内くぐり」、左側に大砲岩が有ります。

大砲岩付近の岩山

11:38 遠くに富岡市が見えています。この辺りには奇岩が聳え立ち、山水画にも有りそうな絶景を楽しめます。

大砲岩付近の岩山2

11:38 付近には「大砲岩」 が有ったのですが撮影するのを忘れてしまいました。

大砲岩分岐

11:43(880m)天狗の評定から戻り、第四石門に向かいます。ここは中乃岳神社方面に下ります。

第四石門

11:47(870m)第4石門広場から見上げた石門の向うに見える「大砲岩」です。撮影時間は食事後の到着は11:47でした。 

大砲岩

 大砲岩の拡大写真です。

第四石門広場 

11:48(870m) 第4石門広場に到着、左右に東屋が有ります。漸く食事にありつけます。

 食材

  一見豪華な昼食

12:12 一見豪華な昼食ですが、お皿を忘れてしまいました。ご飯の容器で代用しました。その前に緊急事態発生、ストーブに”目詰まり”が発生し使用不能のためメンバーのストーブを拝借して事なきを得ました。単独登山なら最悪です。事前の準備を確実に行う必要を痛感しました。おかげさまで小さなモンキーとドライバーが有れば修理できるようになりました。以後は工具を持参しようと思います。

残りの工程は次回にいたしますが、妙義山は標高が低い割には岩と森林浴が楽しめる素晴らしい山でした。

ウワバミソウ 

 近くの自然公園の湿地に自生するイラクサ科の多年草「ウワバミソウ」です。別名「ミズナ」、地方によっては「ミズ」と言うところもあります。高さは30cmほどで湿地に群生します。葉は柔らかく切れ込みが有り、水分の多い茎は山菜として食用になります。根元から折って採集し、葉を落とした根元が赤い茎を3~4cmに切りバターなどでソテーすると美味しく食べられます。根に近い部分にとろみが有るのも特徴です。その他料理法はいろいろあります。秋口になると根元に”ムカゴ”を付けますがこれも食べられるそうです。


三方分山登山報告 REV.1 (シャガ) CMT DISAPVL、4/29 JGG 25'37"/5km

2015-05-01 00:34:40 | 登山&マラソン

 こんにちは、連休にもかかわらず何かと用事が有って投稿が遅れています。その間にもネパール地震、安倍総理のアメリカ議会演説など世界は大きく動きました。ネパール地震における29日時点での死者は5100人に達し、被災者は800万人にも及んでいます。日干し煉瓦の建築物が多かったことも被害を大きくしたようです。エヴェレストの登山基地となるネパール山岳地帯では地震が引き金となった雪崩による被災者も多く日本人で被災された人も有ったようです。多くの犠牲者に対しご冥福を祈ります。カトマンズ空港の受け入れ態勢に問題が有ったものの日本の緊急援助隊、防衛省の国際緊急援助隊(医療)も活動を始めています。我々の出来る事と言ったら「募金」くらいしか有りませんが、信頼できる募金窓口を見つけて送金したいと考えています。ユニセフは途中で人件費などに代わってしまうと言われているのでユニセフ以外の窓口にしようと思います。

5/1 PS:ユニセフと言っても二つの組織が有り、ユニセフ東京事務所(黒柳徹子氏が親善大使)と日本ユニセフ協会(アグネス・チャン氏が親善大使)が有り、前者に寄付をすれば、全額が国連ユニセフへ。後者に寄付をすれば、財団の経費として約25%が役員報酬、退職金などの名目で抜かれ、残りが国連ユニセフへ寄付されると言う事のようです。因みにアグネス・チャン氏はイギリス国籍で日本には働きに来ているだけと考えられます。彼女の人権運動の中で中国を批判したことは無く、お金集めの人権運動なのかもしれません。その点「日本赤十字社」は安心して募金できる組織だと思われます。

 さて、26日(日)に登った三方分山(さんぽうわけやま)山行の報告をしたいと思います。出発地点の精進湖県営駐車場(905m)から女坂峠(1210m)、三方分山(1422m)、パノラマ台(1300m)を経由し県営駐車場へ戻る左回りの周回コースを選びました。標高差517m、歩行距離9.5km、所要時間5時間30分の山行でした。

三方分山登山経路 

 登山の起点(S&G)となる県営駐車場(無料)に車を入れて精進湖畔を東に歩き、バス停の所で左折左回りの周回コースに入ります。黄色の線が登りでブルーの線が下山コースです。パノラマ台はピストンになります。

県営駐車場

07:37 県営駐車場(無料)到着、ここでは中国人(又は台湾人)らしき二人連れの女性が富士市への行き方を訪ねてきたようでしたがメンバーが反対方向のバス停を教えたようです。どちらも河口湖行きなので問題なしとの結論に達しました。W 
08:00 県営駐車場出発


民宿前左折

08:07 民宿横の川に架かった橋を渡らず左折女坂峠を目指します。川の岸辺には枝垂れ桜が見えています。

丸木橋

08:10 登山道に入ると丸木橋を渡ります。3つの丸木橋を渡ります。

女坂説明

08:55 富士五湖側から甲府盆地に抜ける峠として迦葉(かしょう)坂と阿難坂を利用したようです。坂と峠は同義語であったようです。

阿難坂標識

08:56 一躍有名になった上九一色村ですがここで目にするとは思ってもみませんでした。ここからは緩やかな尾根道が続きます。

ミツバツツジ

09:06 山頂までの尾根道に咲いていたミツバツツジです。高度1200m付近に咲いているのでアカヤシオの可能性が高いかも。アカヤシオは1本立ちです。

山頂直下

09:45 長い尾根道が間もなく終わり、山頂らしくない山頂が見えてきます。

山頂

09:47 三方分山山頂(1422m)です。雑木林に囲まれ山頂とは思えません。尾根が東、北西、南西側の3方向から登り、その頂点が三方分山と言う事です。

山頂標識

09:47 北に下ると、四尾連湖まで12kmと記してあります。前方の開けたところから富士山が見えます。

富士山展望

09:50 この方向だけに樹木が無く開けています。展望用に木を切り倒したのかも知れません。下は駐車場と精進湖です。10分ほど休憩して昼食場所のパノラマ台に向かいます。

精進峠

10:39 精進峠(1255m)を通過します。尾根の十字路になっています。北に下ると下部町三ツ沢に至るので三ツ沢峠とも呼ばれるようです。

精進湖/パノラマ台分岐

11:28 根子峠(1235m)、直進すればパノラマ台、左に下れば精進湖です。パノラマ台を往復します。

パノラマ台分岐

11:46 左への道を選択、パノラマ台に向かいます。

パノラマ台到着

11:49 下部町分岐を過ぎて3分でパノラマ台に到着、視界が開けた丘になっています。方位盤と東屋が有ります。

青木ヶ原の説明

パノラマ台の広場には眼下に見る青木ヶ原の生い立ちを説明した大きなパネルが設けられています。

パノラマ台にて

11:52 仲良し3人組の記念撮影です。食事はバックの東屋でしましたがベンチが朽ち果てていたので付近にあったトタン板を拝借しテーブル代わりにしました。

富士山

記念撮影などをした後5合目あたりを覆っていた雲が切れたので素早く撮影しました。このアングルは「子抱き富士」と言われ、手前の大室山(1468m)を富士山の子に見立てています。なお大室山は青木ヶ原樹海の南側にあり、入山には許可が必要です。頂上は噴火口になっていますが樹木が密生し眺望は有りません。

食事

12:13 食事の用意が出来ました。久しく食べていなかった「あんこ餅」、ワカメスープ、白菜の浅漬け、アンパン、リンゴです。コンビニで買った「粗びきソーセージ」(タンパク質)は迂闊にも車内で食べてしまいました。W 

下山

12:55 食事後はさっさと分岐点の「根子峠」(1235m)に引き返します。ここは右に折れ、駐車場に向けて沢を下ります。

木製の橋

12:59 この沢は小さな落石が多い様なので、この橋は落石避けと言う意味も有るかもしれません。

登山口

13:31 駐車場まで200mと言う場所にある登山口です。右側には精進湖が有ります。08:00に出発したので5時間30分の山行、標高差517mは楽勝ペースでした。

温泉

13:40 「日の出の湯」は山田屋ホテルの経営でホテルに連結しています。入浴料金は800円、泉質はカルシウム・ナトリウム硫酸塩温泉です。効能は神経痛・筋肉痛・関節炎・五十肩・うちみ・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性などに効くとされています。

お花見 

13:45 入浴前のひと時、葉桜と富士山に見とれました。2015年最後のお花見でした。

露天風呂からの富士山

13:46 露天風呂からの富士山ですが窓枠にピッタリとはいきませんでした。窓枠に合わせると富士山は左隅になってしまいます。あおりレンズ(キヤノンTS-E)が有れば窓枠が四角になるのですが! 写真は金なり。W
 今回の入浴は(ちょっと変ですが)鍵がなく靴箱も貴重品も鍵の心配をしなくて良いので安心でした。温泉を出る時になって鍵が無い事に気付きバタバタする鍵紛失恐怖症になっています。W

REV.1(5/1 15:10)

 週末のNHK民謡放送予定です。「民謡を訪ねて」は群馬県甘楽町での収録です。「日本の民謡」は再放送(毎月曜日)も有ります。PC作業中の方は次のURLでも聴けます。

   http://www3.nhk.or.jp/netradio/

週末のNHK民謡放送

5月2日(土)12:30~12:55 「民謡を訪ねて」NHK AM/FM放送

網のし唄   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・星野勇人
月夜野盆唄 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小野田浩二
津軽三下り ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おもだか秋子
十日町小唄 (中山晋平作曲の新民謡) ・・・・・・・大野美幸
本荘追分   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・川崎マサ子
かんちょろりん   ・・・・・・・・・・・・・・・・鈴木正夫
収録会場: 群馬県甘楽町/甘楽町文化会館

5月3日(日)11:00~11:50 「日本の民謡」NHK FM放送 

五所川原甚句(青森県) 
三坂馬子唄(愛媛県) ・・・・・・・・・・・・・・橋本大輝
鴨川ヤンザ節(千葉県) 

尾鷲節(三重県)
三条凧ばやし(新潟県) ・・・・・・・・・・・・・志村春美
長崎のんのこ節(長崎県) 

相馬壁塗り甚句(福島県) 
宮城田の草取り唄(宮城県) ・・・・・・・・・・・岩井きよ子
南部じょんから節(青森県) 

シャガ

 無色と黄/紫の花弁を3枚ずつ開く珍しい花、アヤメ科の常緑多年草「シャガ」(著莪)です。アヤメ、ジャーマンアイリスなどにも似ていますが3方に広がる黄色と紫の斑に特徴が有ります。花弁の外側にギザギザが有るのも特徴です。やや日陰と湿り気を好み、丈は30~60㎝になります。中国原産のものが古い時代に帰化したようですが学名は「Iris japonica」、漢名は胡蝶花です。アイリスはギリシャ語で「虹」と言う意味だそうです。


日の出山登山報告REV.1 (ゲンカイツツジ) CMT APVL、NO JGG

2015-03-29 23:59:08 | 登山&マラソン

 お早うございます。中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加国はイギリス、フランス、ドイツ、イタリアに続きオーストラリア、韓国、ロシア、ブラジルなど41ヶ国になる事が判明しました。中国の真意、運営法などを知らない参加国が今後どのような道をたどるのか、先ずは”お手並み拝見”と言ったところです。参加期限は今月末ですがアジア開発銀行(ADB)を主導する日本とアメリカは運営方法などが明らかでない現状では不参加とする方向のようです。預金者が少なく、アジア諸国の借り手が多い銀行など順調にいくとは思えません。50%を出資する中国の思い通りの運営になりそうです。参加各国の思惑は人口13億と言われる中国での経済活動における見返りを期待をしているようです。不動産デフォルトで民衆が決起するかもしれないリスクを抱えた中国への深入りは控えた方が得策かもしれません。

 先週の土曜日(28日)は月一登山日でした。場所は”雪の無い山”と言う事で奥多摩方面にしましたJR五日市線の終点「武蔵五日市駅」を起点に「日出山」(902m)周回コースを選択しました。「つるつる温泉」に下山し、バスで武蔵五日市駅」に戻るコースです。所要時間7.5時間、高低差700m、行程14kmの山行でした。
 
日の出山マップ

 車を駅付近の駐車場に入れて出発します。駅前で24時間600円、嬉しい料金設定です。右回りに日の出山に登り、つるつる温泉で入浴後バスで駐車場に戻ります。

武蔵五日市駅出発

07:26 JR五日市線の終点、「武蔵五日市駅」です。ここが出発点です。

登山道へのアプローチA

07:47 駅を背にして県道を右折、五日市高校前信号を右に折れて高校のグラウンドの裏(北)に出ます。正面の民家の敷地に登山道案内標識(茶色)が有ります。

アプローチB

07:51 立派な白壁塀のところを右折します。正面に塔が見えます。左側電柱付近に登山道標識が有ります。

アプローチC

07:54 モクレンが咲く家の角を右折します。この辺りが登山道入り口と言って良いかもしれません。

展望台

08:19 この登山道を「金毘羅尾根」と言うそうですが、この辺りは金毘羅公園になっていて左に逸れると展望台と神社が有ります。すぐ下があきる野市五日市町、左上が「あきる野市中心部」です。

第二展望台?

08:33 一つ目の展望台を過ぎ、5分ほどの所に二つ目の展望台を建設中でした。

琴平山

08:36 鳥居を潜ると琴平神社が有ります。左に進むとトイレが有ります。

琴平神社横トイレ

08:38 この先がトイレですが、その先は下山道になるので一旦引き換えし、日の出山へのコースに戻ります。

タルクボノ峰

10:12 タルクボノ峰の表示が有りますが、この辺りには東電の送電線と鉄塔が有ります。金毘羅尾根のピークには山の名前を記した標識が有りません。殆どのピークは標識で巻道を通るように指示されています。

林道

10:15 見下ろした林道を下っても「つるつる温泉」に下りられますが、我々は森の中を下山する予定です。新たに植林が実施されています。

分岐

11:18 正面の階段を上って左に折れて御岳山分岐に向かいます。右はつるつる温泉方面への下山道です。われわれも登頂後ここに戻ってきます。

最後の急登

11:25 クロモ上見晴台と名付けられた見晴らしのいい場所です。この日はマウンテンバイクが多かった。最低でも30万円の自転車です。

尾根の分岐

11:36 御岳山分岐に到着、右の小屋がトイレ、左にかすかに見えるのが売店と思われますが未確認です。底を通り越して進むと30分ほどで御岳山に行けます。このひは御岳山のケーブルカーで登って来たハイカーもいたようです。

頂上直下

11:40 頂上直下の階段は不規則で少々きつい。頂上には東屋が有ります。

頂上標識

11:41 頂上標識の周りは撮影者でごった返していました。下山時の空いた時をねらって撮影してきました。

日の出山用食材

 前日準備した日の出山用食材です。練りバターは初めて使用しましたがなかなか便利です。

昼食

11:53 今日のメニューはフランスパン、ウインナー、アスパラガスにリンゴです。カリカリに焼いたフランスパンに練りバターは美味しかった。登山者が多く冷やかされた感じも有りましたが、立食で食べました。中には「もち焼き網でどんなものが出来るのか見たいー」と言う声も聞かれ、焦りました。案の定、ウインナーがころころと落ちてしまいました。そしたら」付近のお姉さんが「お結びころりんスットントン」だって、怒る気にもなれません。ばたーが溶けて火が付いたのには驚きました。浸み込ませて食べるのは好きなのですが今後は一考を要します。

混雑

12:16 こんなに混雑していました。頂上から20mほど外れた場所でもご覧のとおりです。

眺望

 日の出山山頂から南東側の眺望です。米軍横田基地からテイクオフする飛行機も見えたようです。

※時間が無いので本日はここまで残りの説明はREV.1で
SEE YOU T!

※これよりREV.1 コメントを追加します。2015.3.30 22:30i

下山時の分岐

12;41 右の尾根を上ってきましたが下山はこの分岐を左に折れて「つるつる温泉」に下ります。

森の中の案内

12:43 分岐を過ぎるとすぐに森の登山道に入りますがこの森はヒノキです。右側の伐採が済んだ山は花粉を飛ばすスギ林だったようです。遺伝子組み換えをした無花粉スギを新たに植林したようです。

小さな祠

12:54 登山道横に有った小さな社にお参りをし、下山の安全を祈願しました。

つるつる温泉側登山道入り口

13:20 舗装路に出て登山口を振り返った一コマです。真ん中付近の暗い陰の部分が右に折れる登山口です。林道も含め他の道は全て進入禁止になっています。

バス道

13:32 バス通りに合流、左に折れ、「つるつる温泉」に向かって坂道を300mほど登ります。

つるつる温泉

13:40~15:25 「つるつる温泉」に留まりました。いつもより長い滞在ですが、筆者が浴室用鍵を忘れて靴箱の鍵と交換できず、バスに乗り遅れた為に45分ほどロスしてしまいました。以前にも鍵の所在を忘れた事が有り「二度あることは三度ある。」と言いうので次回は鍵の管理に万全を期したいと思います。仲間の皆さん、申し訳有りませんでした。言い訳がましいですが、靴箱、貴重品箱、浴室着替えロッカーと3つの鍵が関連すると訳が分からなくなります。トホホホ

JR武蔵五日市駅

15:45 バスに乗ってからおよそ20分、JR武蔵五日市駅に戻ってきました。金毘羅尾根は急登が少なく快適な登山でした。高齢者にはお薦めのコースです。

ゲンカイツツジ

 淡い紫が引き立つツツジ科の落葉低木「ゲンカイツツジ」です。早咲の種類で桜の前に楽しめます。躑躅は成長が遅く大きくなるには長い年月を必要とします。九州北部と朝鮮半島に多い品種です。躑躅の仲間でも開花が早い種類で雄しべが10本有ります。葉っぱよりも花が先に咲き柔かい花弁と枝の先端に最大10個ほどの花が固まって咲く特徴があります。


伊豆ヶ岳登山報告PART2(マンサク)CMT APVL、2/21 JGG 54'06"/10km

2015-02-24 00:47:40 | 登山&マラソン

 お早うございます。先日は与那国島への陸上自衛隊駐屯地誘致の賛否を問う住民投票が行われ賛成票が上回り、建設がスムースに進むことに安どしています。日本の最西端の地、尖閣諸島の監視にも大きく寄与すると思われます。島の発展にとってもいい方向に向かうよう期待しています。

 PART2では天目指峠から3つのピークを超えて天龍寺(子の権現)、東郷公園経由で吾野駅に下ります。雪もなく快適な尾根歩きとなりました。吾野駅から駐車場のある正丸駅までの所要時間は10分です。因みにこの西武秩父線は吾野駅から西武秩父駅までの路線です。西武グループからアメリカの投資ファンド、サーベラスによるTOBが成立し、秩父線が廃止寸前まで追い込まれましたが西武と住民の強い要望で存続しているようです。

ふれあい道マップ

 昼食後は天目指峠(アマメザストウゲ)から子の権現(ネノゴンゲン)を目指します。

山道分岐

12:29 天目指峠を出発し尾根に取り付くと「山道分岐」が有ります。左に折れると「子の権現」への尾根道です。

西川材

12:41 尾根道に設置された案内板には「西川材」の説明がなされていました。木曽ヒノキ、秋田杉などは知っていますが、西川材は初めて知りました。

尾根道

12:55 登山者の踏みあとに雨水が流れて土を削り取ったため、根が露出してしまいました。心が痛みます。尾瀬のように木道を整備すればいいのですがお金が要ります。丹沢などの一部にも木道が導入されています。

ピークの社

13:00 子の権現」の手前、名もないピーク(約660m)に有った小さな社です。僅かですがお賽銭を入れてお参りさせていただきました。


ふれあいの道

13:00 社の脇に有った案内板にはこのコースの説明がなされていました。下の子の権現から軽装で登ってくるハイカーもいるようです。寺の境内でスカートの夫人が聞いてきたので「無理です」と答えておきました。軽装であってもチノパンとトレッキングシューズで登って欲しい。

間もなく子の権現

13:06 小さなピークを一気に下ると「子の権現」への分岐に出ます。迷わず直進し、この先の尾根に有るであろう天龍寺に向かいます。子の権現と天龍寺は同一施設ですが天龍寺開祖である「子の聖」を祀ったお寺が「天龍寺」と言う事です。

手の平

13:07 子の権現への平坦な道を進むと右下の山腹に白い掌のオブジェが見えてきます。釈迦の手の平で踊らされた「孫悟空」を思い出しますが、どのような目的があってこれを作ったのかについてはわかりません。我々は「釈迦の手の平で毎日を送っているんですよ」と言う事かもしれません。この辺りから30分ほどの所に「竹寺」が有るらしいのですが時間の都合で訪ねることは出来ませんでした。

天龍寺庫裏

13:09 左の道は天龍寺の庫裏への道で通行止めです。右の細い路地を50mほど進むと左側に境内への入り口が有ります。

天龍寺本堂

13:15 最上段に登り、本堂にお参りしました。天龍寺は檀家を持たず喜捨(又は寄進)などにより運営されているようです。標高640mにある子の権現に足を運ぶ参拝者も多いようです。特に足腰に不安のある方がお参りするお寺さんのようです。我々も足腰をしっかり保って登山ができるようにお参りをしてきました。山道脇には駐車スペースも有りました。

草履と下駄

13:15 流石に足腰に関係するお寺です。大きな草鞋(わらじ)と下駄が奉納されていました。草鞋が朽ち果てるのを防ぐ為に屋根もついています。

足腰に良い謂れ

13:20 山門付近に子の権現の由緒が書かれていました。開祖、子の聖が「鷹火により腰から下に傷を負い悩んだ」事から「腰から下に病める者、当地にお参りすれば霊験を授ける。」と言う事だと思います。鷹火と言うのがイマイチ不明なのが残念です。
※鷹火(たかび)ではなく魔火(まものび)と書いてあるような気がします。漢字源における魔の説明には「しびれさす」と言う意味もあります。
門前

13:24 山門を下ると土産物店が数軒あります。ここで「柚子羊羹」を買いました。

再度登山道

13:31 駐車場を過ぎ、アスファルトの車道を進むと右に下る登山道が有ります。

東郷公園

14:18 45分ほど下ると高麗川(こまがわ)に架かる「こしのべ橋」にぶつかります。右に折れれば吾野駅ですが左側にある東郷公園(神社?)に立ち寄る事にしました。

東郷元帥銅像

14:25 階段も含め7分ほど登った場所に日露戦争時、日本海海戦で活躍した東郷元帥の銅像が有りました。この像は生前に建てられた日本で唯一の銅像だそうです。

建立趣旨

14:27 この地に銅像を建立した鴨下清八氏は東郷元帥の生前に銅像を作る許可を得るべく日参し、80数回を数えたと言う事です。また、東京都渋谷区には東郷神社が有ります。

吾野駅

15:04 吾野駅に到着、下りの電車に乗って正丸駅に戻ります。乗車時間は10分間、料金は180円でした。

さわらびの湯B

 帰宅途中に立ち寄った飯能市営「さわらびの湯」です。数年前から民間スタッフにより運営されているとの事です。写真はさ「わらびの湯」H/Pから拝借しました。料金は3時間800円でした。今回の登山では子の権現で健脚の持続を祈り、さわらびの湯で疲れを癒やす事ができて大変いい登山となりました。

さわらびの湯A

16:54 帰宅の途に就いてから後方の「さわらびの湯」を撮影しました。素晴らしいロケーションに有ります。

マアサク

  学名の「Loropetalum chinense」は、 ギリシャ語の 「loron(革紐) + petalon(花弁)」 が語源と言われる細い花弁が特徴のマンサク科の落葉小高木「マンサク」(満作)です。生け垣などにも使用される事が多いようです。原産地は中国からインド地方です。葉は高血圧、皮や根は止血剤として利用されるそうです。日本名の由来は早春に「先ず咲く」から「まんず咲く」になり「満作」になったと言われています。また沢山花をつけることから「豊年満作」をイメージしたとの説もあります。寄り過ぎた為、写真がボケてしまいました。