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趣味と健康日記

清野明子(民謡歌手)の応援、登山、スポーツなど趣味と日々の健康を記す日記です。

JALで楽しい旅に出かけましょう。

JAL日本航空 先得 JAL 日本航空

M442メンテナンス(モナルダ) CMT DISAPVL、JGG SUSPENDED

2016-07-22 00:01:00 | 登山&マラソン

 お早うございます。いよいよ今夜、黒部方面に向け出発いたします。準備は万全と言う訳には行きませんでしたが、最低限の装備は整えました。いつもながら食事と衣類の重量調整には迷います。お金をかければ軽量の衣類が購入できますが、年金生活者にはそれも不可能です。食事は登山専用食は購入せず、重くなりますがオニギリ、ラーメンなどを準備しました。今回は厳しい山なので軽量化が必須ですがテント、雨着などが古くて重たいので昨年同様苦しみそうです。W 

 この半年余りColemanストーブの調子が思わしくなく毎回ハラハラ・ドキドキの山飯でしたが不調の原因が判明いたしました。バーナーの前段にあるジェネレーターの目詰まりが原因だと思われていたものが、予想もしなかったタンク内の錆びである事が判りました。山行を直前に控えて「さび落とし、錆止め液」調達の暇がないのでひたすら燃料をフィルターにかけて(5回以上)洗い出しました。結果は錆もなくなり暫くは持ちそうなので、帰宅後にしっかりしたメンテを行う予定です。今のところ一日3回ほどテストしていますが、問題は有りません。

Coleman M442

 テスト燃焼中の「Cllemanストーブ Model 442」です。不調が続きましたが、今回の修理で復活しました。Colemanはこのタイプをフェザーストーブと言っています。古いタイプはピーク1(Model 400A)と言っていました。

ゲネレータ

 点火しない(ガスが出ない)原因はジェネレータの目詰まりと考えていましたが、それ以前の燃料タンク内の錆びによるものでした。クリーナーは点火レバーに接続し、ジェネレータからノズル間にワイヤーを通す事により目詰まりを防ぐ機能ですが、錆が酷く機能していませんでした。正常な時はノズルから放出されたガスがバーナーに振り分けられ、ガスレンジ同様全周に火が出ます。クリーナーは点火レバーを動かす事によりワイヤーがジェネレータ内を往復してクリーニングします。

燃料ろ過作業

 燃料ろ過(フィルタ)作業に使用した”じょうご”とボトルです。給油口から燃料を入れ3分ほど振ってフィルタを歳てボトルに回収後に給油口からタンクに戻す作業を5回以上繰り返しました。本来はタンク内”さび落とし、錆止め液”があるのでそれを使用すれば長持ちします。今後は年に一度は錆止めを行おうと考えています。

サビ

 ノズル目詰まりの原因となったタンク内の錆です。これでは直ぐにジェネレータ内に”目詰まり”が発生する訳です。燃料タンクをゆすって何度も燃料をフィルタする事により、錆を除去しました。

バーナー部

 点火前に赤い点火レバーをストッパーまで戻し、加圧ポンプでタンク内を加圧してから点火レバーを開き、ライターで火を付けます。

加圧機構
 因みにColemanストーブの理屈について記しておきます。ポンプで空気をタンク内上部に充填する事により押し下げられた燃料が燃料バルブに押し上げられ、ジェネレータそしてバーナーへと送られます。

 山中で無事に点火できるか、怖い一面を抱えた今回の山行、どうなる事やら、非常食は携行するつもりです。W 帰宅は26日夕刻、27日は予備日です。それでは行って来ます。

モナルダ

 近所の庭で見かけたシソ科の多年草「モナルダ」です。別名を「タイマツバナ」とも言われ、花は松明を炊いた様に見えるからだそうです。また、強い香りを発しハーブとしても人気が有り「ヤグルマハッカ」や「ベルガモット」と言う名前でも流通しています。花色は赤が主になりますが、紫色、桃色、白なども有ります。原産は北アメリカです。


日向山登山報告 REV.1(エビガライチゴ) CMT APVL、JGG SUSPENDED

2016-07-18 01:41:50 | 登山&マラソン

 お早うございます。世界(地球)はイデオロギーに加えて宗教と政治がメチャクチャになってきました。ヒトの奥底に有るものは何なのか、判らなくなってきました。最近は「人類皆同じ、世界が一つになって地球を守っていきましょう。」などと言う考え方はどこかに飛んで行ってしまったようです。どこの国も「自分さえ良ければ、他の国などどうなっても良い。その為には武器使用も厭わない。」に変化してきたように思われます。やはりニクソンが中国を解放しようとして中国に最恵国待遇を与え、中国を世界の工場とした事が結果的に米国の力を弱め、世界の警察官を返上する羽目に陥ったのだと思います。中国の台頭とヨーロッパなどの移民政策の失敗が一層人種問題を難しくしています。ヨーロッパはEUで纏まっていけるのか、アジアは絶対に引きそうにない中国の強権に屈するのか、世界政治から目が離せない状況が続きます。そんな折、フランス及びトルコでのイスラム絡みの悲しい出来事には「人の愚かさ」を感じざるを得ません。犠牲となられた方々のご冥福を祈るばかりです。

 先週7月17日(日)、甲斐駒ヶ岳に近い日向山(1660m)に登ってきました。所要時間3時間45分、標高差540m、行程6.5kmの山旅でした。諏訪湖の南東部、山梨県北杜市にある山です。

日向山マップ
 
 ピンク色が平坦な尾根を登るコースでブルーが滝を見る下山コースです。矢立石駐車場から緑線は尾白の湯への移動ルートです。写真中央やや右寄り、神宮川沿いの白い建造物群は「サントリー天然水南アルプス」で有名な「白洲蒸溜所」です。

富士山

07:49 中央高速大月インター近くに有る「初狩PA」から見た富士山です。手前の建築物はリニア新幹線の高架です。トンネルとトンネルの間なので乗客は外の景色は見られません。

林道のアプローチ

09:28 北杜市白洲地区の林道を登山口に向かっています。林道の入り口をNAVIに騙されて10分ほど到着が遅れました。

雨量観測所

09:48 標高1120mの日向山登山口駐車場に到着、駐車場は15台ほどのスペースですが手前と奥の路肩を含めると40台くらいは駐車できそうです。

日向山登山口

09:57 駐車場の奥右手に有る登山口に足を踏み入れました。下山は左の林道を降りてきます。暫く緩やかな尾根道をゆっくり登ります。

雨量観測所

11:20 頂上に近づいたところに設置された日向山雨量観測所のタワーです。整備員と思しき人の青いジャンパーがボックスに掛けられています。

雨量観測所案内


タワー横に設置された案内板です。標高1650m、あと10mで最高点です。所在地の「白洲町白須」が面白い。

三角点案内

11:24 頂上まで2、3分の所に有る丘(ピーク1660m)に日向山三等三角点(右奥)が設置されています。

三角点

11:25 日向山三等三角点です。周囲を雑木林に囲まれ展望全くなし。国土地理院地図による標高は1659.9mとなっています。

山頂直下

11:28 三角点を過ぎると山頂直下への平坦な道になります。100mほどで雁ヶ原(もう一つの日向山山頂)です。

突然の展望

11:29 突然、展望が開けた砂地に出ますが雁ヶ原です。山頂が雲に隠れた雨乞山が見えます。登山者が立つ向うは砂の急斜面で蟻地獄のようで怖いです。

鞍掛山方面

11:30 日向山から西方の鞍掛山を見ています。下方の切れ戸状の場所が「錦滝分岐」です。

山頂標識

11:32 おっと、景色に見とれ忘れていましたが、日向山山頂(1660m)標識です。三角点と同じ標高と捉えられていますが、三角点は1559.9mなので、こちらが山頂なのかもしれません。三角点の場所は安定した地盤を選んだためと思われます。

八ヶ岳連峰

11:33 カメラを右に振ると、北東方向に八ヶ岳連峰が望めます。三つのピークが見えていますが、左から阿弥陀岳、赤岳、三ツ頭です。

昼食

11:52 砂の上での昼食です。久しぶりの「マルタイ棒ラーメン」です。ストーブが不調でガスストーブを借りての昼飯になりました。ラーメンの中に鶏肉とコンビニ野菜を入れました。大福も有ります。W

下山開始

12:14 ひとまず錦滝に向けて下山開始です。ここで滑落したら這い上がれないと思います。

白砂の谷

雁ヶ原から山頂を望む

12:18 硬い花崗岩のイメージを一変させてくれた写真です。目の前の岩が砂に変化しています。

分岐

12:19 登山道はここだけなので踏み荒らされて砂が無くなってしまいそうですが、痩せずに残っているのが不思議です。流れ落ちた砂が強風で舞戻されていると思われます。

黒戸山

12:31 中央の黒戸山(2254m)は甲斐駒ヶ岳登山道の途中に有り、日本3大急登の一つとされる「黒戸尾根登山道」の由来になっています。因みに日本3大急登とは南アルプス「黒戸尾根」(甲斐駒ヶ岳)、北アルプス「ブナ立て尾根」(烏帽子岳)、上越「西黒尾根」(谷川岳)です。私は未だ未踏です。W

砂山の鞍部

12:25 砂山を下り、鞍部になっている場所が錦滝分岐(1260m)です。直進すれば鞍掛山、大岩山(2319.6m)に抜けられます。

多少のアップダウン

12:30 多少のアップダウンは有りますが総じて急な下りで反対回りでは相当な急登になります。

鉄バシゴ

12:52 錦滝まで7分の所に岩場が有り、鉄バシゴが架けられています。40段有りました。

クサリ場

12:54 ハシゴに続いてクサリ場も有りますが短いので心配は有りません。

錦滝東屋

12:59 錦滝にある東屋に到着、右下に降りて滝の撮影をします。尚、分岐を右に進むと不動滝を経由し尾白川溪谷を下れます。我々は左に折れて旧林道を駐車場に下ります。

錦滝

 華厳の滝同様に崩れた岩などで滝つぼは埋まっていました。落差は15mほどに見えました。岩の裏側に5、6メートルの流れが有ったように記憶しています。

ミズナ

 滝の付近に生えていたウワバミソウ、別称ミズナと言い水分の多い場所に生えます。葉っぱを削ぎ落し、茎を醤油ベースのソテーにして食べると美味しいです。

花崗岩

13:22 この道は十数年前までは立派な林道でしたが林業の衰退と林道の整備が追い付かず廃道となったようです。この登山道は「危険なので推奨」されていません。理由はこの道路の危険性と今下って来た尾根の急登に有るようです。

白砂の素

 この辺りの岩の殆どが花崗岩でです。別称「御影石」とも言われ磨いて墓石などに使用されますが、風化するとボロボロに崩れ、白い砂になる弱い一面も持っている石です。この石もエッジを指でつまむとボロボロでした。
 
タラノキ

 山菜の王様と称されるタラノキの芽ですが大きくなりすぎて食べられません。左の枝先は採られた後で芽は出ていません。可愛そうです。

ゲート 
13:42 駐車場が近くなるとゲートが有ります。駐車場まであと5分です。混雑時はこの辺りまで駐車が可能です。

無事に下山

13:45 無事に下山、白い看板が有るところが登山道入り口です。日向山は甲斐駒同様、白い砂に覆われた素晴らしい山頂でした。たかが1660mと侮れない雰囲気を持っている山です。

尾白の森名水公園

14:08 日曜日の午後、尾白の森名水公園は沢山の人出でした。この公園を通って温泉に行きます。

尾白の湯

14:09 尾白の森名水公園に隣接する「尾白の湯」に到着、汗を流してきました。北アルプスに挑戦前の”足慣らし”としては良い登山になりました。Tさん、いつもご一緒していただいて有難う。W

エビガライチゴ

 白い花が咲く植物の様ですが、名前が判りません。詳細は後日REV投稿いたします。
REV.1
 名前が判明いたしました。バラ科キイチゴ属の落葉低木「エビガライチゴ」です。名前の由来は見た通り、エビの殻に似ているからです。
(寧ろ毛ガニですが)北海道から九州の山間部に生え、高いものでは2mにもなる植物です。 特徴でもある房状の蕾は赤い線毛に包まれた萼(ガク)が印象的です。花柄、葉柄、茎には刺が有り、動物に食べられないようにしていると思われる。花弁はこれ以上開かず、受粉が終わると額は萎み、実を保護します。写真左上の実は食用になります。7月18日、12:08i


霧ヶ峰登山報告 Rev.1(ニッコーキスゲ) CMT APVL、JGG SUSPENDED

2016-07-01 00:01:00 | 登山&マラソン

 お早うございます。参院選挙戦に突入し、NHK番組での政見放送が開始されました。台本通り奇麗ごとばかり言う立候補者の政見など民放で自費放送すべきです。個人の売名行為にNHKが加担すべきではありません。100歩譲って放送するならBSにして欲しいと思います。楽しみにしているNHKの番組をたかが参院選ごときで変更されるのは不満です。W
 そうそう、都知事選自民党候補が変な事になってきました。やはり腐った自民党東京都連だと改めて思いました。「崖から飛び降りるつもりで」手を挙げた小池百合子氏に対し、東京都連はタレントの親を引っ張り出そうとしています。「嫌だ」と固辞する彼を石原伸晃都連会長などが説得工作を続けている様ですが、一本化できなければ固辞するのは当然です。二つに割れて自民党が勝てるとは思えません。小池氏に対する都連のコメントは「お話は聞いていません」と高飛車のコメント です。そういう事では無くて、名前の挙がった人に対しては都連側から一応の伺いを立てるのがスジです。このような人達の集まり(見るからに〇〇顔)が東京都連だと思います。だからいつまで経っても東京から総理大臣が生まれないのです。

 7月1日、ネットで小池百合子氏のデータを見ました。その中には「移民をどんどん受け入れないとダメ」と言っている様です。欧州各国で移民問題で揺れている事をカイロ大学出の小池氏は承知していないのでしょうか。女性でも肝が据わっていると評価していましたが、困った政治家です。

 6月25日に日本百名山に名を連ねる霧ヶ峰を散策してきたので報告します。早朝の5時に家を出発し、8時35分に登山開始、総行程10.5KM、アップダウンは2、300m、所要時間5時間半の山旅でした。



 車山の肩にある「車山ロイヤルイン駐車場」をスタート地点とし、車山、蝶々深山、八島ヶ原高層湿原を散策して駐車場に戻る周回コースを選択しました。山域全体が草原です。



車山の肩駐車場に掲示された地図をもとに作成した今回の散策コースです。

登山口駐車場

08:35 標高1802mにある「車山の肩駐車場に到着」覚悟していたとは言え視程150mでの登山は気が滅入ります。

霧中の登山開始

08:45頃、駐車場を出発、車山を目指し緩やかな傾斜の登山道を右から巻くように(左回りに)登ります。大きな樹木は無くコースの殆どが草原になっているので天候に恵まれれば最高の登山になった筈ですが・・・雨着を着込んでの登山です。ハイヒールでは無理かな。



09:15 ところどころに保護されたコバケイソウの株が見られました。



09:22 40分足らずで標高1925mの車山山頂に到着、これで日本百名山「霧ヶ峰」最高峰「車山」を制覇しました。W 標高差123mでは汗もかきませんでした。



 頂上広場には気象庁の「気象レーダー」(丸いレドームで覆われている)が設置されていました。雲の状態を三次元的に捉えて日々の気象情報に役立てていると思われます。



09:30 車山神社の四隅に建てられた御柱、諏訪地方各地にある諏訪大社ゆかりの神社はもちろん、直接関係のない神社でも8月から9月にかけて御柱を曳いたり、建てたりする御柱祭を催す事が、この地域の特色となっている様です。

09:32 車山の北東斜面を白樺湖分岐に向けて下ります。右に見える天に向けられたノズルはスキー場のスノーガン(水と圧縮空気を混合)と思われます。これがたくさん並んでいました。一般的なファンタイプの人工降雪機とは違った雪不足対策機材のようです。



09:36 スノーガンと反対側の急斜面にはリフトが動いていて時折カップルが乗っているのが確認できました。これを利用すればハイヒールでもOKです。



09:45 標高1803mの白樺湖分岐、直進すれば3.0kmほどのところに白樺湖があります。ここは左に折れて蝶々深山(ちょうちょうみやま)に向かいます。



09:50 分岐から10mほど高い場所(1815m)のコルが車山乗越と言われている場所です。暫くは草原を下ります。この辺りで雨は殆ど止んでいます。



09:53 霧ヶ峰湿原を左に見て木道を進み、途中雨着を脱いで蝶々深山の登りに備えます。



10:01 蝶々深山(1836m)到着、標識を撮影して漸進します。裏には物見岩・八島ヶ原湿原と書かれた道標が有りました。霧ヶ峰(きりがみね)は、八ヶ岳中信高原国定公園の一部ですが国定公園とは思えない道標です。 ここから右奥に登った場所に「南の耳」とよばれるピークがあります。



10:41 およそ2時間歩いて1783mの物見岩に到着です。ここからは高原の高い山と低いところの殆どが見渡せるのでその名前が付けられたようです。特に車山、蝶々深山、南の耳、北の耳の稜線が奇麗に見えます。下には八島ヶ原湿原が見えています。尚、北の耳とよばれるピークは右に折れて稜線を500mほど進んだところにあります。



10:46 物見岩を過ぎた場所から望んだ八島ヶ原湿原です。右側中央に”白っぽい広場”が見えますが、その右上に「鎌が池」が有る筈です。



11:23 今は廃屋となっている鎌が池キャンプ場の一軒ですが、「公衆トイレ」は生きているようです。この右奥に鎌が池が有ります。



11:29 鎌が池キャンプ場の中心地です。一時、閉鎖の噂が有りましたが、今春にキャンプを実施したと言う報告が有りましたので復活している様で、現在でもモービルキャンプなどが出来るようです。



 キャンプ場広場に有る「山小屋の灯」と言う歌碑です。昔、遠足などで歌わされた記憶が有ります。こんな歌を歌える筆者はいくつなのでしょう。W 自分の歳も忘れそうです。



11:30 キャンプ場に有る沢渡分岐、
廃屋を横目にビジターセンターに向け直進します。




11:35 キャンプ場を過ぎると湿原の底部に有る「鎌が池」が見えてきます。池とは窪みに水がたまった程度で水深が5m未満と言う説が有ります。W 湖は5~10m以上の水深が有り、中央部に植物が生えない事が条件の様です。また、沼は水深が5m未満で池と湖の間と言えるかも。



 木道横で見られたリンドウにも似たユリ科の多年草で地下茎は甘く、古くは薬草、澱粉の材料としても利用されました。



11:52 湿原周回コースとなる沢渡分岐です。直進し、ビジターセンターのある高台に登ります。この辺りから観光バスで訪れた人達の集団が目につき始めました。また、一眼レフを肩にかけた人達も少なくなかった。



11:55 湿原を見下ろすピークに到着、茂みの向うにヒュッテと駐車場が有ります。



 霧ヶ峰湿原植物群落が「天然記念物」? 七島八島?良く判りません。トホホホ 後ろが「八島ヶ原高層湿原」、右側のピークが「北の耳」です。鎌が池は看板の陰で見えません。



10:02 広場にあるテーブルで昼食です。今日は24日まで忙しく働いていたので準備不足、コンビニ食で我慢です。コップも忘れる始末で湯沸かしに使用したコッヘルでインスタントスープを頂きました。コンビニ・シシャモは電子レンジ料理と記載されていたので持ち帰りました。W



 全体的に多く見られた、ツツジ科の落葉低木「レンゲツツジ」です。葉にも花にも有毒成分グラヤノトキシン、ロドジャポニンが含まれており、吸ったり食べたりすると痙攣,呼吸停止を 引き起こす可能性が有ります。その為、昔は花をトイレにおいて殺虫剤にしたようです。知らぬが仏と言いますが、怖ーい!



12:53 広場を出発、湿原周回コースの上の木道を沢渡に向けて出発しました。



 本州中部から北海道に繁殖する高山植物、セリ科の多年草「オオカサモチ」です。一目、花はシシウドかと思いましたが葉っぱはセリ科のものでした。大きい者では丈が2mにも達します。



 アヤメ科の多年草「アヤメ」です。平安朝期には蛇の隠語として「アヤメ」が用いられたと言う怖い話もあります。蕾を付けた茎が蛇の鎌首に見えたようです。



 葉っぱを見ればなるほどと思う、タデ科の多年草「イブキトラノオ」です。薬草としては収斂(しゅうれん)効果が期待されています。収斂とは止血、鎮痛、防腐、消炎などを指すそうです。



 高山植物、フウロソウ科の多年草「グンナイフウロ」(
郡内風露)です。山梨県東部の郡内地方に由来した命名だそうです。



13:15 ヒュッテ御射山(みさやま)手前の分岐(1630m)です。直進し、左上の丘を登りました。ところが・・・・・

ミスコース

 本来のコースはブルーですが「ヒュッテみさやま」を横目に断線で示したように直進すると「車山の肩」への道標は見当たらず、舗装路に出てしまいました。ミスコースに気付きましたが、しばらく舗装路を歩き沢渡のヒュッテシャヴェル入り口で正しいルートに復帰できました。観光コースを侮った大失敗です。



13:36 舗装路(県道194号線)から左に逸れたヒュッテシャヴェルの入り口(1651m)で正しいルートに合流、右の階段を登ります。



13:38 「車山の肩」への長い登りが続きます。

車山の肩直下

13:59 車山の肩直下の登りです。急登と言う程ではありませんが、かなりの登りでした。

車山の肩到着

14:03 「車山の肩」(およそ1820m)に到着、駐車場は目の前です。前方の山が車山ですが左側の頂上にはレドームが見えています。



14:03 車山の肩から西方を望むと中央には八島ヶ原湿原が見えました。その向こうの黒い山体は「鷲ヶ峰」(1898m)です。右の斜面は手前から、蝶々深山、物見岩へと続いています。



14:07 車山の肩駐車場に戻りました。後半は富士山こそ見られませんでしたが、天候に恵まれて気持ちの良い山行が出来ました。山歩きは汗をかいて疲れますが、目的をもって登っているうちに嫌な事から解放され、癒されます。

片倉館

15:15 創業88年と言う古い歴史を持ち「国視程重要文化財」となっている財団法人「片倉館」の正面からの表情です。製糸シルク王と呼ばれた片倉館創設者 片倉兼太郎が建てました。



千人風呂の異名をとる浴槽です。製紙工場の女工さんが横に並んで入り、向う岸から出たと言われています。



 深さが1mもあり、小さい子は入れません。大理石の高さは大人が座る椅子の高さです。底には直径が4、5cmの玉石が敷き詰められ歩くと気持ちが良かったです(
意図的に歩かざるを得ない状況を作っている)。多くの女工さんが座れないようにスペース効率を考えて深くしてあるそうです。なんだか蔑視的でもあるようですが・・・お湯は奇麗で絶賛すべきお風呂でした。


2回には大広間とお土産コーナーなども有ったようですが、帰宅を優先し16:15には家路につきました。今回も大満足の温泉でした。

 いつも最後までお読みくださっている方には本当に有難うございます。先日、gooブログ編集画面にいきなり「人気ブログランキング」と「にほんぶろぐ村」の登録案内が表示され、つい思い出したように再登録してしまいました。自動的に末尾にセットされましたが面倒なので暫くはこのままにします。よろしくお願いいたします。

ニッコーキスゲ

霧ヶ峰の湿原周囲に見られるユリ科の多年草「ニッコーキスゲ」(日光黄萱)です。半月ほど早かったようで、多くは見られませんでした。尾瀬の大群落が思い出されます。原産地は日本のほか朝鮮半島、中国、シベリアなど東アジアに分布しています。尾瀬、戦場ヶ原など日光付近に多いのでこの名が付いたそうです。丈は40~80cmになります。


安達太良山登山報告PART2 REV.1(イワカガミ) CMT APVL、JGG SUSPENDED

2016-06-08 00:01:00 | 登山&マラソン

 お早うございます。東京都の枡添知事、往生際が悪いですね。6月1日に知事職に有れば夏のボーナスおよそ375万円が頂けるらしいです。残された任期1年9ヶ月を務めた場合は約1億円の収入になると言います。馬の鼻先にニンジンをぶら下げられたようなもの、都民の「辞めろコール」など聞く耳は持たないと思います。恥ずかしい、とか都民の為などと言う意識は持ち合わせていないので検察が動かない限り、居座ると思われます。選挙って大事ですね。知事の逮捕などで欠員になった場合は補選などを行わず、次点の方が”繰り上げ当選”させるか副知事が努めれば問題は無いと思われます。最低でも都民税5000万円以上節約できると思います。選挙にお金がかからないのが一番なのですが。

 安達太良山登山報告PART2は「くろがね小屋」から峰の辻、矢筈森、鉄山を登り、折り返した後に安達太良山に登って安達太良高原スキー場に下ります。所要時間は5時間45分でした。標高差は370mで余裕の登山です。

安達太良、吾妻連峰

 安達太良山が火山である事は承知していましたが、夏場の暑い時期より初夏が安全だろうと考えて今回の登山となりました。現在のところ気象庁が発表した日本の危険火山は「噴火警報」が2、「火口周辺警報」が10有ります。前者は口永良部島と福徳岡ノ場(硫黄島の南50km)で後者は北から吾妻山、白根山、浅間山、御嶽山、阿蘇山、新燃岳、桜島、諏訪之瀬島(屋久島の南西100km)、西ノ島、硫黄島です。吾妻山は安達太良山の北10kmに有るので少々気にかかりました。W

くろがね小屋の紅葉

 春の花も良いのですが東北の秋も素晴らしい。ネットから拝借したくろがね小屋付近の紅葉、自然は何故こんな色を出せるのでしょう。赤はナナカマドです。

朝食


05:36 昨日の夕食は名物「くろがね小屋カレー」だったのですが、成駒フィレカツ丼後遺症でお代わりなしでした。W と言うよりも名物にして「具が見つからないカレー」1皿(福神漬けとらっきょ付)では食欲もわきません。1泊6320円では無理もないかー。しかし温泉卵と牛筋の煮込みが中心の朝食はまずまずでした。食後にブースに行って部屋に戻り「一分間息を止め、死にそうな思いをした。」と言うと周りの皆さんに大うけしました。この17文字を言っただけで理解できたようで、皆さん同じ思いをされたようでした。W 県立なのだからもう少し何とかして欲しいです。

源泉

06:30 小屋の西側上部に有る岳温泉用源泉の揚水場ですがガスが発生しているので立ち入り禁止になっています。白くなっている場所は硫黄分による変色と思われます。

ミネズオウ

06:35 登山道のあちこちで見られるツツジ科の常緑低木「ミネズオウ」(峰蘇芳)です。星型の花と葉の大きさは1cmほどです。

峰の辻

07:09 小屋の前の緩やかな尾根をジグザグに登り始めて40分、勢至平、安達太良山、矢筈森からの合流点「峰の辻」に到着、正面に安達太良山への登山道、右の尾根伝いに登ると牛の背へのルートです。

峰の辻からの稜線

07:10 前の写真の補足になりますが、左上の安達太良山は一旦谷に下ってから登ります。矢筈森へはこのまま右の尾根を登ります。尾根直下の白いものは雪渓です。夏までには消えると思います。

牛の背

07:35 登山開始後1時間で稜線(牛の背)に到達、西側の風景に息をのみました。今でも有毒ガスが噴き出していると見られ底部の「沼の平」は立ち入りが禁止されています。正面の湖が秋元湖です。その向こうに五色沼、檜原湖が有るのですが見えません。牛の背から撮影しました。

矢筈森

07:44 矢筈森のピーク(1673m)を超え、鉄山を望みます。ここは砂岩で岩がもろく登山道はズルズル滑り、要注意です。参考程度に記しておきますが、矢筈森とはいったいどういう謂れが有るのでしょう。ネットにも記述が無いので私の見解を述べておきます。矢筈とは弓矢の後端の弦を挟む二俣になった部分を言います。その事から現在位置にある二つのピークの間を矢筈に見立てたと思われます。

矢筈と矢筈森

 如何でしょう。鉄山から見た「矢筈森の二つの岩稜」、矢筈に見えませんか? 摩利支天でも良かったような気がします。W

船明神山

07:46 矢筈森の悪場を下った所にある道標です。日本百名山の磐梯山(1819m)が見えています。磐梯山の噴火前の標高は2000mを超えていたと考えられています。

鉄山4等三角点

08:02 安達太良連峰の最高点、鉄山(1709m)に設置された四等三角点です。牛の背から安達太良山を目指す登山者が多く、こちらの頂上は静かでした。行き交った登山者は5名ほどでした。

鉄山から南方

08:03 鉄山から南方の安達太良山を望んでいます。この下は崖になっていて直登はせず、右下(西側)を巻いて登ってきました。

プロペラ

08:10 鉄山山頂直下の分岐から北方を望むと一番近い箕輪山の左手遠方に吾妻小富士など吾妻連峰が見えました。東北地方で唯一「火口周辺警報」が出ている山です。避難小屋の西方には昭和33年12月10日に付近に墜落した空自T-6練習機(操縦士2名殉職)の供養碑「シャクナゲの塔」があります。

T-6

左が「シャクナゲの塔」、右は墜落した当時宇都宮基地所属ノースアメリカン製「T-6高等練習機」(二人乗り)、古いです。戦後13年ですから太平洋戦争で戦った戦闘機としての面影を色濃く残しています。

朝日連峰

08:10 吾妻連峰から30度ほど視界を西にずらすと真っ白に雪をかぶった朝日連峰が見えました。福島県と山形県の県境になります。

牛の背から安達太良山

08:49 鉄山を後にして40分、安達太良山の岩峰がまじかに迫ってきました。アプローチの向きは90度異なりますが小槍ヶ岳と言う印象です。W この辺りから山頂の人影が確認できます。

岩登り

08:56 この岩峰は10mと書く人、30mと書く人がいて正解は判りません、筆者は20mとしておきます。結構楽しめる岩場(くさり場)です。

八紘一宇

08:58 安達太良山山頂です。石でできた祠が有りました。頂上標識は未確認です。下にはありました。「八紘一宇」の文字には深い意味が有ります。昨年国会で三原じゅん子さんが「八紘一 は大切にしてきた価値観」と発言して物議を醸しました。八紘一宇には「世界を一つの家にする」と言う意味が有り、先の大戦にあてはめ、戦争を肯定化するものだとの批判が有るからです。地球人が一つにまとまれば卑劣な戦争など無くなり皆が幸せに暮らせるのですが・・・・

下山道

09:05 山頂から東の太平洋側を望んでいます。阿武隈山脈の向うには東京電力福島第一原子力発電所が原子炉廃棄に向けてもがき苦しんでいます。あと30年? 早く元通りの生活が出来ますように!薬師様、お願いいたします。

安達太良山標識

09:35 下山して岩陰でコーヒーブレイク、安達太良山の標識はこんなところにありました。

シャクナゲ

09:52 登山道脇に咲いていたハクサンシャクナゲ、おしべが長くて奇麗です。この辺りは森林限界を超えているのでこれ以上高い木は有りません。

仙女平分岐

10:06 猪苗代、磐梯山方面に下る仙女平分岐です。少々登山道が狭い。標高は1470m

木道

10:22 植生保護のための平坦な木道を薬師岳に向かって歩きます。気が高くなってきました。標高は1360m

ロープウエイ駅分岐

10:29 ロープウエイ駅分岐を通過、標高1350m

薬師岳

10:33 薬師岳にて一服、国土地理院の地図ではここから南東に300m離れたところ(ロープウエイ駅の向う)が1322mの薬師岳と言う事になっています。登山者が駅付近をウロウロしないように山頂標識を移動したとも考えられます。標高表示も有りません。なんだか変です。

五葉松平

10:48 15分ほど下ると五葉松平です。今回の山歩きでは沢山の五葉松を見ましたが五葉松平の謂れは不明です。ただ、ここから安達太良山を臨んだ紅葉は素晴らしいと思います。標高は1300m 

タニウツギ

11:07 スキー場の縁に降りてきました。タニウツギがあちこちに咲いています。日当たりが良すぎて萎んでいます。残念ながら何もしてあげられません。

ワラビ

11:08 手にワラビを持ったおじさんが登って来たのでワラビを知らない方の為にパチリ、有難うございました。桶にワラビを入れ、上から灰を撒き沸騰したお湯をたっぷりかけて押蓋と重石を載せ、一晩放置すれば完了です。1分煮るとか重曹を加えるとか難しい事は解りません。W 都会には灰が無いので重曹になるのかも。

スキー場

 高木が多くなるとセミの合唱も大きくなります。1000mを超えるとエゾハルゼミが鳴きだすようです。グーー、グワッ、カナカナカナなど多彩な鳴き方をするようです。蝦夷地(北海道)は広いせいか蝦夷が付く動植物は大きめです。望遠レンズを担いで登り、生の写真を撮りたいものです。
セミの種類

 出発点に戻る

11:38 奥岳温泉前に戻ってきました。右手の坂を上りスキー場のレストランに向かいます。駐車場は90%が埋まり人気の程が伺えます。

昼はラーメン

11:52 昨日のフィレカツ丼が焼き付いていて重たいものは食べる気になれません。サラーっと味噌ラーメン750円で昼食は完了、後刻車中で行動食のアンパンを食べます。W

奥岳温泉

12:18 人目を避けて温泉内部をパチリ、後頭部が薄い同年代の方が多かったです。左隣りが女性用です。皆さんの視線の先に福島市になっていますが見えません。樹木の高さが丁度いい感じです。風雨の時は右前方の枠に内蔵されたガラス戸が左右3枚ずつ、計6枚でシャットアウトしてくれます。兎に角気分爽快でした。福島県の温泉恐るべし!W

向島からのスカイツリー

16:38 東京スカイツリーを左に見て首都高6号線箱崎ジャンクション経由で銀座方面に向かいます。右下には隅田川が流れています。

レインボウブリッジ

16:51 湾岸道路に乗るためにレインボウブリッジをお台場側に渡ります。

17:45ごろ帰宅、東北自動車道を使用した長旅でしたが、運転は友人任せ(運転手さん御免なさい)なので良い温泉と花、青い空とイオンに恵まれ最高の登山でした。ここまで読んで下さった方には有難うございました。2016.06.05記

イワカガミ

 葉に光沢が有り、やや赤みを帯びる事が多いイワウメ科の多年草「イワカガミ」です。高山の岩陰などに地面を這うように自生しています。花期は6月ごろで登山道脇などでも見られます。写真左上コーナーに8月中旬に撮影したと言う実の写真を張り付けました。


安達太良山登山報告PART1(ウラジロヨウラク) CMT APVL、JGG SUSPENDED

2016-06-04 00:01:00 | 登山&マラソン

 お早うございます。先日は北海道で小学年生の男児を山中に置き去りにする事件が発生しましたが、何事も”やり過ぎ”はいけません。そういう意味では私もやり過ぎないよう、”ゆったり登山”を心掛けたいと思います。先月28,29日の両日、高村幸太郎の代表的な詩集「智恵子抄」に出てくる安達太良山に登ってきました。空が大変奇麗でした。

智恵子は東京に空が無いといふ。
ほんとの空が見たいといふ。
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間(あいだ)に在るのは、
切っても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ。
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山(あたたらやま)の山の上に
毎日出ている青い空が
智恵子のほんとうの空だといふ。
あどけない空の話である。


 安達太良山は活火山であり、1997年には安達太良山火山ガス遭難事故が発生し4人が無くなっているので注意が必要です。稜線の西側に位置する「沼の平火口」への立ち入りは危険で稜線歩きも素早い通過を心掛けたい。また、日本百名山(深田久弥)、花の百名山(田中澄江)にも選出されている名山でも有ります。

 コースは奥岳登山口、くろがね小屋、矢筈森、鉄山往復、安達太良山、薬師岳そして出発地点の駐車場に戻る周回コースをセレクトしました。歩行時間は第一日目2時間15分、二日目は5時間45分、総行程12.0km、高低差750mの山行となりました。


マップ

28日08:00 横浜を出発し、首都高と東北自動車道を使い二本松I/Cまで移動、その後国道459号線、県道386号線を西走し岳温泉経由「安達太良高原スキー場」用駐車場に進出、ピンクのコースを登り、くろがね小屋に一泊、二日目に鉄山、安達太良山を制覇、ブルーのコースを下る”ゆったり登山”でした。

田園風景

12:18 昔懐かしい田園風景です。高齢者が耕作を放棄すればこの風景も見られなくなってしまうかもしれません。夜になるとこんな田圃でカエルの大合唱が聴ける季節です。蛍も舞いそうです。

ソースフィレカツ丼

12:51 岳温泉の中心部(安達太良スキー場分岐)にある行列のできるレストラン(成駒)で食べた「ソースフィレカツ丼」です。厚くて幅広のフィレカツが2枚載っています。下のご飯にはキャベツと汁がたっぷりかかっています。しかし、量が多すぎ、翌日の昼食ごろまで胃の具合が不調でした。農作業などをし、腹を空かせてから出かけるべきかもしれません。W ¥1,150

駐車場到着

13:34 あだたら高原スキー場(左手奥)の無料駐車場に到着、正面には鉄山(1709m)も見えています。右手の山の裏側に「くろがね小屋」が有ります。標高はおよそ950mです。

スキー場前

13:45 装備を整え出発です。奥岳温泉前のロータリーを直進して登山口に向かいます。

登山口

13:46 スキー場から横道に逸れ「安達太良渓谷自然遊歩道」を通って「くろがね小屋」に向かいます。ピストン登山は別にして、くろがね小屋経由は反時計回り(CCW)で五葉松平経由は時計回り(CW:右回り)になります・


安達太良渓谷自然遊歩道

13:48 左の小道を使っても良いのですが下山者の薦めも有って「安達太良溪谷」周りで登る事にしました。谷に架かる橋をジグザグに4回渡ります。

最初の橋

13:54 最初の木造の橋を渡ります。以後この川に架けられた橋を何度か渡りながら溪谷を楽しみます。

昇龍の滝

14:01 昇龍の滝が見れる橋を渡ります。橋はもう二つあります。

溪谷終り

14:14 4つ目の橋を渡り、上流に向かって左側に出ると階段が有り、林道に合流します。

溪谷上流の橋

14:15 軽自動車なら通れそうな幅の橋は「馬車道」と呼ばれる道路に架けられています。標高はおよそ1019m

旧道入り口(登山道)

14:23 馬車道をしばらく登ると登山口(旧道)が見えてきます。セミの声が聞こえる広葉樹の森に入ります。




オオカメノキ

15:12 尾根道に出るとオオカメノキの花が咲いていました。この辺りからドウダンツツジ、レンゲツツジ、ムラサキヤシオ、ハクサンシャクナゲ、ウラジロヨウラクなどの落葉小低木に加えてイワカガミなどが見られます。

勢至平

15:14 勢至平への標識が有ります。勢至とは勢至菩薩の事で阿弥陀三尊の右脇侍として衆生が地獄餓鬼界へ落ちないように救う菩薩と言う事になっています。

ムラサキヤシオ

15:15 ミツバツツジに似ていますが、ツツジ科の落葉低木「ムラサキヤシオ」です。流石に「花の百名山」、次々に高山植物を見る事が出来ます。

峰の辻分岐

15:28 勢至平から続く尾根の最上部付近に有る「
峰の辻」へ通じる分岐です。矢筈森、安達太良山に登る場合はここから登ります。標高1305m


温泉送管

15:54 峰の辻を過ぎると下りになり、温泉水輸送管が埋設してある道(左)から分かれて一気にくろがね小屋に下ります。

馬の背

15:57 視線を上に向けると正面に矢筈森と鉄山の間に有る「馬の背」が迫ってきます。

くろがね小屋

16:03 「くろがね小屋」到着、1階の庇付近にはソーラーパネルが設置されていました。この小屋は福島県営で1泊2食付き6320円でした。標高1340m

石炭ストーブ

16:07 食堂兼サロン、山小屋ならではのアンティーク・ストーブですが石炭使用の通称「達磨ストーブ」です。

寝所

16:22 小屋のルール説明を聞いて2階に上がります。正面が我々に与えられた部屋で12名分の布団が敷いてありました(実際に6名)。布団は広めで普通サイズでした。各部屋は就寝前にカーテンで仕切ります。

白濁温泉風呂

16:35 食事は17:30からと言うのでひと風呂浴びる事にしました。この日の宿泊客は30名ほどで二人でゆっくり入れました。白濁した硫黄泉は久しぶりで最高でした。

募金箱

19:56 就寝前の歯磨きに下りた帰りに熊本地震への募金をしてきました。二日目は06:30に出発の予定です。

ウラジロヨウラク1

ウラジロヨウラク2

 稜線を除く安達太良山全域で見られるツツジ科の落葉低木「ウラジロヨウラク」です。花の様子が仏像の装身具である瓔珞ようらく)に似ていることから命名されています。葉の裏が緑と白を混ぜて青を加えたような不思議な色(上の写真)に見えます。安達太良山では6月中旬頃が見ごろで5月28日は少々早かったようです。右の写真はネットで拝借しましたが花の色はもう少し赤い。


牛奥の雁が腹摺山登山報告(ノースポール) CMT DISAPVL、JGG SUSPENDED

2016-05-03 00:01:00 | 登山&マラソン

 お早うございます。先日元朝日新聞記者、本多勝一氏が亡くなりました。中国系米国人アイリス・チャン、元日本兵の東史郎と共に中国の南京大虐殺宣伝に大きく貢献した人でした。二人の日本人は先の大戦後、旧体制の日本に嫌気がさし「革新勢力」に傾いて行ったと思われますが、無かった事を有ったかのように物語を作り上げて日本を貶め、中国軍宣伝部に協力した結果になった事は否定できず、日本国民と日本政府に多大な迷惑をかけた人物と言う事が言えると思います。ただ、本多氏が大江健三郎氏の文章を批判している点は評価します。W 朝日新聞と言う企業には字は異なりますが本田雅和と言う記者がいて本多同様、どうしようもない記者の様です。W ついでですがアメリカで韓国人と一緒に慰安婦問題を追及する日系3世、マイク・ホンダ下院議員(ヒラリー・クリントンの支援者)の名前も本田(?)で、アメリカで車を売るHONDAも渋い顔をしている事でしょう。W

 4月30日(土)、月一登山に行って来ました。場所は「牛奥の雁が腹摺山」(うしおくのがんがはらすりやま)です。北海道のカムイエクウチカウシ山を抑えて日本で最も長い名前の山とされています。大菩薩峠、大峠、すずらん昆虫館、湯ノ沢峠などからのコースが有りますが、中央高速から近い湯ノ沢峠からのピストン山行を選びました。好天に恵まれ、見晴らしが良かったので”ゆったり登山”を心掛けた為、所要時間は7時間15分になりました。総行程10.0km、標高差340mの山行です。

牛奥の雁が腹摺山マップ

 S&Gの湯ノ沢峠駐車場を出発し、南下して大蔵高山を往復した後、牛奥の雁が腹摺山をピストンするコースです。右の雁が腹摺山は2014.11.27に登っています。この辺りには腹摺山が多く、この近くに「笹子雁が腹摺山」と言う山が存在します。

湯ノ沢峠駐車場着

07:40 国道20号線(甲州街道)を降りて40分で標高1652mの湯ノ沢峠駐車場に到着、タクシーだと5500円です。左側にトイレ、右下に避難小屋が有ります。登山口は写真の右奥方向です。

霜柱

07:48 湯ノ沢峠駐車場を出発、登山道は霜柱が出来、気温は3度と肌寒く高山植物は期待できません。

湯ノ沢峠分岐

07:48 湯ノ沢峠の分岐点を右折、一旦南下して大蔵高山を往復(約3km)します。

食害防止柵

07:50 登り始めて直ぐに植生保護用のゲートが現れます。ゲートは計4か所ほどあります。

お花畑

07:56 「湯ノ沢峠お花畑」通過、植生保護はお花畑を鹿やイノシシから守るためであったようです。この日、緑の芽は全く見られませんでした。初夏になればオオバギボウシやマツムシソウ(スカビオサ)の群生が見られるようです。

大蔵高丸

08:22 約1.5kmを登って大蔵高山(1781m)に到着、写真を撮りザックをデポしてきた駐車場に戻ります。南アルプスの撮影を忘れてしまいました。この時間帯、寒かったです。


湯ノ沢峠分岐

09:04 一旦湯ノ沢峠分岐に戻りました。右に下ると大峠及び真木地区に通じています。直進すると黒岳、牛奥の雁が腹摺山です。

湯ノ沢峠付近地図

 大峠からの林道がすぐ近くまで伸びていますが、300mほどが傾斜がきつい為か湯ノ沢峠には繋がっていません。大峠を南下すると大月インター方面に至ります。駐車場から北西方向に延びる道路が甲斐大和駅方面に下る林道です。

避難小屋

09:10 湯ノ沢峠駐車場付近の避難小屋です。

富士山展望

09:51 40分ほど上った場所に絶景ポイントが有りました。山頂での富士山ビューの保険用に採った一枚です。三つ峠山からの富士山が一番美しいとされているので、ここから見る富士山も奇麗です。写真の黒岳は河口湖付近にあり、これから登る黒岳とは別の山です。W

草原

富士山ビューポイントの過ぎた小ピークから望む草原も一見の価値が有ります。小ピーク、白谷の丸、右下の無名ピークの3つの山に囲まれた笹原が素晴らしく、夏は草原歩きが楽しめると思います。※写真撮影を忘れたのでGoogle earthをコピーさせて頂き、バードビューになっています。W


白谷ノ丸

10:07 緩やかな草原を登りきると雑木林に囲まれた「白谷の丸」(1920m)の道標が有ります。

コバイケイソウ群落

10:12 黒岳への緩やかな登り(落葉樹林)の登山道わきにはコバイケイソウ(小梅草)の群生地が有りました。6月~8月頃には一面白い花で覆われそうです。

黒岳山頂

10:28 黒岳山頂(1897.6m)に到着です。オオシラビソなどの針葉樹に囲まれ、視界は良くありません。針葉樹が多く黒く見えるので黒岳と呼ばれるようになったと思われます。この辺りから河口湖あたりにかけて黒岳と呼ばれる山が3つほどあります。ちょっちょ紛らわしい。

小さなピーク

10;44 岩山の小ピーク、ここは左に巻いて進みます。

快適な尾根道

11:05 平坦な反草原の尾根道を進みます。この先を下ると牛奥の雁は腹摺山下の鞍部が有り、長い急登の草原が迫ってきます。(汗)

川胡桃沢の頭

11:07 鞍部に下る前の丘が「川胡桃沢の頭」(1940m)です。

笹原

11:21 草原は黒い森で2分割されています。小さなピークを越えると急登の草原が有り、そこを登りきると牛奥の雁が腹摺山です。

牛奥の雁が腹摺山山頂

11:46 牛奥の雁が腹摺山の頂上に到着、国土地理院地図には標高の記述が無く、多くの登山記事には1994mと去れていますが2、3年前の記事の標識(下の写真)は1995mになっていました。現在の標識には標高が書かれていないのでどちらが本当なのか、迷うところです。

山頂標識と標高

 2014年7月にヤマレコに投稿された写真には標高が記してありました。左下のシールも変わっています。多くの山行記録には1994mと書いてありました。


山頂での登山者

 この登山者、相当くたびれた様子ですが高齢者の登山人気は高まるばかり、体調に気を付けて楽しんでほしいと思います。

食材

 山頂における昼食の材料を並べてみました。メインはマルタイの「熊本もっこすラーメン」です。具は細くカットされたベーコンと前夜に準備した野菜です。結局多すぎて完食出来ず、柏餅は帰宅時のお八つになりました。

昼食

12:06 ガソリンストーブの調子が悪く、ガスストーブを借りたので少々遅れましたが、何とかマルタイラーメンが完成です。野菜はネギと小松菜です。容器(鍋)は以前使用したコンビニ鍋焼きうどん用鍋の再利用です。W

山頂からの富士山

 山頂から南峰を望むと雄大な富士山が見えます。11:00過ぎに雲に隠れかけた富士山ですが、再登場してくれました。

山頂からの南アルプス

 西方向には北から甲斐駒ヶ岳、千丈岳、北岳、塩身岳、聖岳などが見えました。八ヶ岳は木々に隠れて見えません。

笹原を下る

14:31 14:25山頂DEP、下山時の尾根道、薄雲に覆われた富士山の頂上は見えなくなっていました。

湯ノ沢峠分岐

15:03 朝から何度も通過した湯ノ沢峠の分岐です。

下山

15:04 湯ノ沢峠駐車場に戻ってきました。10台以上あった車も3台になっていました。左端に避難小屋が見えています。

やまと天目山温泉

15:38 30分足らずで湯ノ沢峠駐車場と甲斐大和駅の中韓に位置し、肌がすべすべになる「やまと天目山温泉」に到着、料金510円、リーズナブルでジェットバス付きの良い温泉でした。

みちの駅

 入浴後15分ほどで国道20号線、笹子トンネル入り口に有る「みちの駅甲斐大和」に立ち寄り土産を調達しました。規模の大きな店で品揃えも豊富でした。山梨特産品が多かった。この画像もGoogle earthからのコピーです。

富士急ハイランド

17:31 大月インターから中央自動車道富士吉田線に乗ると、富士急ハイランド付近から富士山が見えていました。東富士五湖、御殿場経由、東名自動車道を利用して20:00に帰宅できました。次回はどこの山にしようか・・・楽しみです。GWはのんびり近くの丘を歩きます。

ノースポール

 どちらかと言えば冬花なのに元気に咲き続けるキク科の反耐寒性一年草「ノースポール」です。戦後1960年ごろに日本に渡来しています。「クリサンセマム・ノースポール」とも呼ばれています。原産はアフリカ北部です。葉が目立たないほどに白い花で覆われる事からノースポール(北極)と呼ばれるようになりました。マーガレットと見間違えそうですが、矮性(わいせい:丈が短い)で花茎と葉の高さがマーガレットより低い。11月から5月頃まで楽しめますが追肥が必要です。


石割山登山報告(ハナニラ) CMT DISAPVL、JGG SUSPENDED

2016-04-01 00:01:00 | 登山&マラソン

 お早うございます。近年トラック、バスなどの追突事故による犠牲者が多い。普通乗用車に比べるとトラック、バスなどへの自動ブレーキシステムの採用割合が少ないように思います。自動ブレーキの装備割合が少ない理由としては、「経費が高い、プロの運転手である」などがあげられると思いますが、運転手の高齢化、運転経験が少ない、劣悪な労働環境などを考慮すればプロだからこそ、それをアシストする自動ブレーキシステムを義務化すべきだと思われてなりません。

 3月26日(土)に山中湖に近い「石割山」(1,412m)に登ってきました。春とは言え先週の寒波で積雪が有りました。石割神社奥社駐車場から石割山、平尾山、大窪山、大平山をミニ縦走し、山中湖湖畔の大出山登山口に下るルートを選びました。総行程9.5km、標高差410m、所要時間は4時間、バス移動を含めると6時間の山行となりました。

石割山マップ

 石割神社奥社駐車場をスタート&ゴールとし、石割山に登ったあと平尾山、大窪山、大平山を通って大出山入り口バス停まで歩き、バスで石割神社前に移動します。1,200mほど舗装路を登って駐車場に戻ります。バス利用ながら、左回りの周回コースです。大出山には目印となる「ホテル マウント・フジ」があります。

石割神社奥社駐車場

08:05 砂防ダムの手前にある駐車場(1040m)到着、左サイドが駐車スペース(2か所)です。
08:15 この橋を渡って鳥居を潜り、登山を開始しました。


403段の階段

08:16 太鼓橋を渡ると直ぐに長い石段を登り始めます。403段ほどあるようです。

東屋

08:33 石段を登りきった広場(1170m)の右手には東屋があり休憩できます。ここは休まず尾根道を直進します。

雪の登山道

08:33 右手の東屋を横目に正面の尾根道に入ります。3cmほどの積雪が有りました。足跡が無く、我々が一番乗りです。W

石割神社奥社

09:00 およそ45分で石割神社奥社(1291m)に到着、参拝のあと岩の隙間を通り抜けます。

隙間
 この岩の隙間を3回まわると良い事が有ると言う事ですが、それは後で知りました。我々は1回通過しただけなので何のご利益もなさそうです。


 石割神社のご神体は、天の岩戸神話で天手力男命(あめのたぢからおのみこと)がこじ開けたという伝承をもつこの大岩で高さ10m、横15mあります。岩の隙間は腰の高さで45cmほどしか無く、身体を横にしないと通れません。ザックを手にもって漸く通過できると言う狭さでした。お詣りした後、一目散に右手に見える隙間に飛び込みましたが、そうすると左回りになります。神社の左手から”右回りに3回まわる”とご利益が得られると言う言い伝えに反した事になります。トホホホ 何たる不覚!
 

山頂直下の急登

09:07 奥社を過ぎると急登が始まります。両サイドにクマザサが生い茂り、雪を払いながら登ります。最初は細い枯れ木で雪を払っていましたが結局はストックを使用しました。

石割山

09:25 石割山山頂(1412m)到着、眺望は全く無く、寒いので早々と次のピークに向かいます。この辺りの積雪は5cm程でした。

山頂標識

09:26 1412mの頂上では記念撮影をしたのですが、撮影の一人は入れませんでした。
カメラを置く適当な場所が無いのでタイマー撮影も出来ません。他の登山者が居ないので撮影を頼めませんでした。

一の砂沢の頭へ

09:50 緩やかなアップダウンの尾根道を進みます。稜線と言うには”おこがましい”ハイキング道でした。

平尾山山頂

10:17 平尾山到着、この頃になると下界が見え始め、南側の山中湖が確認できました。晴れていれば、その向こうに富士山が見えた筈です。

平尾山標識

10:18 1,290mの平尾山山頂(1290m)も樹木が少なく茅が茂り、下方の眺望は良かったが山中湖の上部に見える筈の富士山は雲に隠れていました。右奥に1,296mの大平山が見えています。

忍野村分岐

10:36 平尾山と大窪山の鞍部(1212m)に忍野村への分岐が有ります。

大窪山への階段

10:38 忍野村分岐を過ぎると歩きにくい木製階段が続きます。結構長かった。この左手には相当数の別荘地が有り、少々登山気分を削がれます。W

防火帯

10:46 階段を登りきると大窪山(1267m)です。南に延びる尾根はスキー場の様にも見えますが、リフトが無いので単なる防火帯のようです。W

大平山

11:07 大平山山頂(1296m)到着です。この辺りは何故か雪も少なかった。東屋のベンチの雪を払って食事の準備をします。

昼食準備

11:18 餅焼き開始、Collmanホワイトガソリン・ストーブは順調で巧く焼けました。

昼食

先に焼けたヨモギ餅に「黄な粉」を塗します。友人から”おすそ分け”の鶏肉も美味しかった。DHAのソーセージは持ち帰りました。

大平山DEP

11:40 食後の片づけを素早く行い、
陽光が射しこむ尾根道を下ります。

飯盛山

12:07 殆ど平坦な飯盛山山頂(1191m)にある道標です。

忍野村分岐

12:19 飯盛山と長池山(1178m)の鞍部を北に下る忍野村分岐(1160m)です。

花の都公園分岐

12:19 長池山を少し下った所に有る「山中湖花の都公園」分岐(1151m)です。

一般道に合流

12:28 大平山登山口で一般道に出ます。右に下れば「花の都公園」、直進するとホテル マウント・フジ(大出山)、ここは左折してバス停に下ります。

大出山入り口バス停

12:50 大出山入り口バス停到着、大平山ハイキングコースの入り口でもあります。右に行くと河口湖又は御殿場方面の分岐となる明神前交差点、左に折れると石割の湯(同志道沿線)又は御殿場方面に通じています。我々は「石割の湯」行きのバスに乗ります。

石割神社奥社鳥居

14:19 同志道脇の「石割神社前社」でバスを降り、1.2kmほど歩きました。出発点となった石割神社奥社の太鼓橋と鳥居です。駐車場DEP 14:23 近くの「石割の湯」に向かいます。 

石割の湯

14:28 石割神社前社を左折、同志道を600m走った所に有る「石割の湯」です。8角以上と思われる丸い建物の前は河口湖方面からのバスの終点になっています。 

露天風呂

 屋根が有るので露天風呂と言えるのか問題ですが、この日は少々寒かったので遠慮しました。疲れた後の温泉(ヒノキ風呂)は格別でした。泉質はアルカリ性単純泉で「神経痛、筋肉痛、関節痛、美肌、五十肩、運動麻痺、うちみ、関節のこわばり、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進」に効果が有るとされています。
15:15 石割の湯DEP、東名高速が事故で渋滞の為秦野中井ICで降り、134号線で帰宅しましたが土曜日なので湘南も混雑していました。箱根駅伝の平塚中継所の付近に架かる橋が上下線共に2車線になって渋滞が少しだけ緩和されていましたが辻堂~戸塚間の国道1号線は相変わらずの渋滞で、工事中の圏央道(藤沢IC~釜利谷JCT
)の完成が待たれます。

ハナニラ

 校章にでもなりそうなはっきりとした6弁の花を咲かせ、葉っぱの形と臭いが韮(ニラ)に似ているユリ科の多年草「ハナニラ」です。別名があり「セイヨウアマナ」とも言われています。薄紫色の花が初春の庭を飾ります。開花時期は2月中旬から5月までと長いので人気となっています。原産は南アメリカです。 


四阿屋山登山報告(オウバイ)、3/10 JGG 27’18"/5km

2016-03-12 00:36:41 | 登山&マラソン

 お早うございます。三寒四温の季語どおり、春が足踏みしているように感じる1週間でした。世界各地で我々の常識とはかけ離れた事件が頻発しています。そんな時代だからトランプ氏の様な強硬派が台頭してくるのかもしれません。イラン、北朝鮮における国連決議違反のミサイル発射を止めさせるにはどうすればよいのか、国連中心と言うのであれば、安保常任理事国に頼らない強制力のある組織への改革が望まれているように感じます。

 去る6日(日)に順延されていた2月定例登山に行って来ました。目的地は埼玉県秩父郡小鹿野町にある四阿屋山(あずまやさん)(771.6m)です。以前、両神山(りょうかみさん)山行の折、帰宅時に立ち寄った「道の駅、両神温泉薬師の湯」をベースにし、鳥居山コースを登り薬師コースを下る周回コースを歩きました。所要時間3時間30分、総行程6.5km、標高差470mの山行でした小鹿野といえば歌舞伎の町として知られています。役者から裏方まで全て住民が行うのも珍しく、地芝居として小鹿野歌舞伎は高い評価を受けております。 

十六様

 3月、4月、6月、10月、11月に行われる地歌舞伎は全国的に見ても珍しい郷土芸能です。写真は小鹿野町HPより。


四阿屋山ルートマップ


右端の道の駅からピンクの色で示す鳥居山コースを登り、柏沢を挟んで南側、ブルーの薬師コースを下って道の駅に戻るコースを選びました。

ハイキングマップ

下の写真(道の駅)に掲示してあった案内板を撮影した「両神国民休養地案内図」は見にくかったので埼玉県のHP(秩父環境管理事務所)から拝借させていただきました。

道の駅

09:07 頃に道の駅駐車場に到着、09:20に出発しました。写真左側が道の駅(売店)、正面が「両神温泉薬師の湯」、右端はトイレです。

薬師堂と両神神社

09:23 ほんの数分で薬師堂通過、隣りの両神神社横を左折します。神社の境内を通り、菖蒲園を散策してから登山口に向かう道も有ります。

鳥居山コース登山口

09:26 駐車場から左に折れて250mの所に両神神社があり、そこを左折し300m進んだところに赤い鳥居が目印となる「鳥居山コース登山口」から登山開始します。

森へ

09:29 宗教施設内の展望台を過ぎると森の中に入り、登山道らしくなってきます。

送電線下で小休止

10:09 送電線の鉄塔の下が小休止に良いロケーションになっています。真夏なら林の中のベンチで休みたい。

二子山

10:11 送電線下からは尾根がギザギザの両神山と股峠で分ける二子山が望めました。

両神神社奥社

10:41 柏沢、薬師堂分岐です。四阿屋山に合目の表示は有りませんが、概ね8合目辺りの肩に「両神神社奥社」が有ります。ここにお参りをして登山を続けます。ここからはピストン登山になり、下山時にここを通ります。両神山の謂れに「両神説」と「八日見説」があり、前者は当社が「イザナギノミコト」と「イザナミノミコト」の両方を祀っているからとの説、他方、「ヤマトタケルノミコト」が東征の折、八日間もこの山を 見ながら旅をしたので 「八日見山」との説が有ります。欲を言うなら、この手の謂れははっきりした文章で残して欲しかったと思います。

急登直前

10:44 奥の院を過ぎると、落石注意の表示が有り、急登を予感させてくれます。

くさり場

10:44 数か所のくさり場をジグザグに登ります。この辺りのピークは殆んど岩山で樹木、腐葉土に隠れているようです。

残雪

10:50 落ち葉の下には雪が残っていました。標高は700m付近です。

つつじ新道分岐

10:52 つつじ新道分岐です。ここを右に折れ、尾根を5分ほど急登すると四阿屋山頂上です。

四阿屋山山頂

10:57 四阿屋山(771.6m)の頂上です。この先5mほど進むとベンチが二つあります。

北の眺望

四阿屋山頂上から西方を望むと両神山と二子山(双子山は変換ミス)が望めます。山頂は狭く雑木が視界を遮っています。西側のみ視界が開けています。

昼食

11:09 昼食は途中のコンビニで購入した冷凍物の「鍋焼きうどん」です。エビ入りの”かき揚げ”が美味しかった。

下山開始

11:41 食事後は即下山開始、くさり場を慎重に下ります。鎖よりも樹木が体を支えてくれます。

危険なつつじ新道

11:42 つつじ新道分岐を左に下ります。直進コースは「岩場くさり場多し、初心者通行止め」の立て札が有りました。私達がここを通らなかった理由は下山地から道の駅までバスを利用する事になるからです。

柏沢分岐

11:51 「両神神社奥社」前の柏沢分岐を直進し、福寿草園経由、薬師コースを目指します。

福寿草園

11:56 右折し、福寿草園内の外周道を下ります。

福寿草群落

11:58 福寿草の群落、まだまだ蕾が多く見られ、3月いっぱいは楽しめそうです。

福寿草

展望休憩室

12:00 展望休憩室は団体登山客に占拠されていたので、パスしました。

園内十字路

12:00 先ほどの福寿草園分岐を直進するとこの階段に下りてこれます。ここは直進し尾根の下山道の戻ります。

山居広場分岐

12:04 福寿草園を出ると迷いそうな分岐に差し掛かりますが左の尾根道を選びます。右に折れるとロウバイが売りの山居広場から小森川の上流(押留)に下ります。

駐車場分岐

12:06 福寿草園、山居広場用駐車場に下る道の分岐です。ここも尾根道を直進します。

駐車場分岐B

12:11 送電用鉄塔を通過して3分、またもや駐車場への分岐です。ここも直進します。

大型車用駐車場

12:14 バスなどの大型車用駐車場分岐も直進します。尾根の右に普通車用が二か所ありますが警備の方が管制していました。

鳥居

12:14 木製鳥居の下を潜ります。この先のピークに何が有るのだろう?と言う興味が湧いてきます。

三峰山を仰ぐ

12:15 何の変哲もない「三峰」と言う表示が有る祠の前を通過します。

一般道

12:17 一般道をクロスします。この一般道を右に登ると普通車用駐車場が有ります。

東屋

12:25 小さな四阿が有るピークを越えると長い階段が見えてきます。この階段は足に負担を感じます。

桜

12:;31 階段が終わると平坦な道の向うに桜と東屋が見えてきます。3月初旬に咲く桜、河津桜しか浮かびません。

平地に下山

12:30 漸く平地に下山です。この先を左折すると3分ほどで道の駅です。

道の駅

12:42 道の駅に到着、両神温泉で疲れを取ります。

癒し

両神温泉前のコノハズク兄妹に癒されてきました。今日は2月分の登山だったので3月は26日に山梨県の山に登る予定です。

オウバイ

  ピントがずれてしまったモクセイ科の落葉小低木「オウバイ」(黄梅)です。中国原産で旧正月に咲くことから「迎春花」とも呼ばれていますが、4月になっても咲いています。江戸時代に帰化しています。ジャスミンの仲間なのに臭いが無いのに不思議を感じます。大きくても2mで枝先が下にたれる事、そして若い枝が緑色と言う特徴があります。 


弘法山登山報告 (マユミ) CMT DISAPVL、1/31 JGG 27'53"/5km

2016-02-01 00:01:00 | 登山&マラソン

 お早うございます。1/31未明、オリンピック・サッカー日本代表が2-0で韓国に先制されながら後半に3点を取り、逆転勝利を果たした。「勝てない世代」と言われたチームが頑張り、アジアチャンピオンになった事は素晴らしい成長だと思います。リオでの活躍にも期待しています。相手が韓国だけにリベンジが叶い大変すっきりした一日を過ごすことができました。

 写真の整理が思うように進まず投稿が遅れていた「弘法山登山報告」をしたいと思います。1月17日(日)13:15に秦野駅に集合、弘法山公園、弘法山、吾妻山経由で鶴巻温泉駅に至るハイキングコースです。所要時間2時間30分、総行程7km、標高差160mのハイキングでした。参加者に共通する帰宅経路(乗換駅)の海老名駅付近の「なお吉」で細やかな新年会を行いました。今回は最寄駅までバスを利用したので好評の「生ホッピー」にトライしました。

弘法山マップ

 スタート(S)は小田急線、秦野駅を出発し、県道71号線のバス停付近の登山口から弘法山公園に入り、稜線歩きを楽しみ「弘法の里湯」で疲れを癒してきました。

バス停

13:45 弘法山公園入り口バス停です。日曜日なのでグループ登山者で賑わっていました。川の向うが登山口です。この道路は県道71号線、この先の国道246号線を渡ると70号線となり、ヤビツ峠に向かう道路です。川沿いに南下すれば平塚市です。

橋を渡る

13:46 バス停から浄水場脇を通って橋を渡り、左に折れると登山口が見えてきます。

登山口

13:46 秦野駅側登山口は大きなグループの下山で混雑していました。一気に120mほど登りますが、急登はここだけです。W

浅間山

14:01 標高196mの浅間山の広場です。桜の木が多く、お花見の時期は大変な賑わいになると思われます。ここから弘法山までは2000千本の桜が植えられ、かながわの景勝50選に選ばれている事もうなずけます。花見の時期にも登ってみたい山です。

浅間峠

14:18 浅間山と権現山の鞍部には浅間峠が有ります。車道を横切り権現山に登ります。

権現山

14:25 車道から50mほど登ると仏教施設のような展望台(2001年建設)が見えてきます。

頂上広場

14:29 権現山山頂広場の周囲には桜が植えられています。

尾根道へ

14:43 弘法山への尾根道は全体的には平坦ですが若干の起伏が有り、石畳が施されている場所も有ります。中間部の直線は馬場道と呼ばれ、農民が草競馬を楽しんだようです。

弘法山山頂

14:45 弘法山山頂到着、江戸時代から1956年(昭和31年)までは秦野周辺に「時の鐘」として時刻を知らせていたそうです。付近には井戸も有りました。

釈迦堂

14:45 弘法山の由来となる釈迦堂です。釈迦如来像と弘法大使像が祀られている。

眺望

14:47 弘法山山頂からの眺望ですが生憎の曇り空で海岸線は見えず、秦野市と平塚市に挟まれた丘陵地帯が見えています。右奥、丘陵地帯の向うが小田原市なのですが見えません。

車道分岐

15:01 ハイキング道と車道の合流点、左後方に戻れば「めんようの里」、左前方に下れば国道246に合流できます。

善波峠付近

15:10 めんようの里分岐から500m歩いたところが「善波峠」ですが標識を見落としました。左に折れて国道246号のトンネルの上を超えると高取山、聖峰など丹沢方面に繋がっています。

吾妻山

15:44 いくつかのピークを越えて漸く最後のピークである「吾妻山」(125m)に到着、温泉はもう直ぐです。食事をするのにピッタリの場所です。

鶴巻温泉駅分岐

15:51 右に鋭角に折れる鶴巻温泉駅への分岐です。直進すると伊勢原駅、鶴巻温泉駅行きのバス停(坪ノ内)に下ります。

人の暮らし

15:53 人の暮らしが見えるところまで降りてきました。この辺りには農家の地鶏が走り回っています。

函渠

15:55 東名高速のカルバート(函渠)が見えてきました。ここを潜ればすぐそこです。

標識

15:56 函渠を出たところに標識が有ります。矢印通りに進みます。

弘法の里湯

16:01 駅から200mの場所に有る「弘法の里湯」で疲れを取り、身ぎれいにして電車に乗ります。約1時間の入浴でしたが料金は2時間1000円、温泉の能書きは貼ってありましたが市営にしては高い。

鶴巻温泉駅

17:06 入浴後に200m歩き、すっかり暗くなった鶴巻温泉駅に到着、海老名駅に向かいます。

生ホッピー

18:23 新年会を兼ねているので「なお吉の生ホッピー」を頂きました。何十年ぶりかアルコール、滑らかで美味しかったのですが、終点で駅員に起こされるなど恥ずかしい思いをしながら帰宅しました。酒は人を狂わせる水であり、飲まないに越したことはないようです。

焼き鳥

18:18 お開き寸前のお皿、鳥の皮と手羽ですが美味しかったです。忘年会までお酒は飲みません。W 今年も安全な登山を心掛けたいと思います。読者の皆さんには今年も拙い登山記事ですが読んで頂ければ嬉しいです。

マユミ

 庭木などに植えられることが多いニシキギ科の落葉低木「マユミ」ですが弘法山公園の一角で実がついた勝北を見つけました。秋には淡紅色に果実をつけます。果実は割れて燈赤色の種子4個を分離して落下させますが、その色合いが好まれています。ピンク色で下向きに咲く花も奇麗です。尚、果実は夜になると閉じ、昼は開く特徴があります。種を落とし、枯れてドライになっている今は開閉はしません。 名前の由来は枝に弾力があることから、弓として使用されたことによります。


明神ヶ岳登山報告(紅葉) CMT APVL、12/21 JGG 27'57"/5km

2015-12-23 14:51:55 | 登山&マラソン

 こんにちは。去る12日(土)、メンバーの脚(膝)の調子が良くなったので月一登山を再開、箱根大涌谷を一望できる明神ヶ岳(1169m)に登ってきました。昔から大山詣りに使用された矢倉沢往還沿いにある大雄山最乗寺が起点となります。箱根側に下りるので電車とバスを利用しました。08:00~13:30、所要時間5時間半、標高差815m、総行程8kmの山行でした。久しぶりの為か翌朝、腿に痛みを感じました。W

MYOUJINNGATAKEMAPPU

最乗寺登山口から明神ヶ岳に登り、明星ヶ岳分岐まで尾根歩き、分岐から宮城野バス停まで下ります。

大雄山駅

07:48 大雄山駅横にあるバスターミナルから道了尊行きのバスに乗ります。

バス終点

07:58 バスの終点となっている道了尊(最乗寺の入り口:標高354m)、茶店も有ります。鬱蒼とした杉林の参道の手前を右に折れると無料の大きな駐車場が有ります。

三門

08:01 最乗寺三門は平成15年に建立された地上22mの重槽楼門で放光菩薩、四天王像、十六羅漢像が安置されています。

最乗寺境内

08:07 境内は広く、建物も大きいので左手の本堂はカメラに収まりません。(汗) 右奥にトイレが有ります。

境内案内図

 実際にたどったコースは天狗の下駄から右に折れて境内への階段を登り、右側のトイレを借りました。この寺は曹洞宗に属し、大本山総持寺と共に修行の場になっている様です。また、お墓、檀家などを持たないのも特徴です。了庵禅師が1394年に開山、600年の歴史と30余にも及ぶ堂塔を持つ大寺院でした。境内山林130町歩と言う規模もすごい。

天狗の下駄

08:07 天狗の下駄と称する背丈よりも高い大下駄が飾られています。謂れは不明です。W 大下駄の左手の橋を渡って登山道に入ります。

登山道

08:29 急登は無くなだらかな登山道を進みます。

見晴小屋

09:30 小屋と言っても廃屋になっているようです。木々覆われ眺望は望めません。(689m

神明水

09:54 光が差し込む東斜面に出ると「神明水」(750m)と言う水場が有ります。頂上直下には「明神水」と言う水場も有ったようです。

相模方面

09:59 神明水上部には開けた尾根になっていて東側に小田原市、相模湾が望めます。左側遠方の尾根裾は丹沢山系のものです。正面の横浜方面は見えません。

明星ヶ岳分岐

11:04 明星ヶ岳分岐です。ここは右の道を選び直登します。左の道を選択し、いったん尾根道に出てから明神ヶ岳を目指すことも出来ます。

頂上直下

11:04 頂上直下、粘土質の痩せ道を滑りながら登ります。明神水は見当たらなかった。

分岐

11:10 尾根道の分岐を右に登れば頂上です。正面には大涌谷が見えています。噴火した場合この辺りまで火山弾が飛んでくるかもしれません。W

明神ヶ岳頂上

富士山

11:12 
明神ヶ岳頂上(1169M
)に到達、久しぶりに山頂での素晴らしい富士山を拝しました。手前の山は有名な金時山(1212m)です。

昼食

11:31 広い頂上の芝の上で昼食を準備、大好きな「安倍川餅」と「コンビニサラダ」を食べました。この後、温かいコーンスープを飲みました。

最乗寺分岐

12:07 12:00過ぎに下山を開始、ここを左におれると登って来た明星ヶ岳分岐、最乗寺に下りられます。

鞍部の分岐

12:33 笹に囲まれた尾根道を過ぎると鞍部(878m)になり直進すれば明星ヶ岳ですが、右を選択し宮城野に下ります。1昨年の金時山への縦走はこの辺りから積雪に苦しみました。

宮城の登山口

13:27 宮城野登山口に下りてきました。ここからはアスファルトの一般道をバス停を目指して歩きます。

MIYAGINO

13:39 バス停を確認した後、橋を渡って宮城野温泉会館でつかれを癒しました。この後バスで箱根湯本に下り、小田急、JRを乗り継ぎ、大船の焼き鳥屋さんで忘年会となりました。

なお吉 

17:00  大船駅前にある焼き鳥屋さん「なお吉」(なおきち)のカウンターに有った「生ホッピー」のサーバーです。左側に見える太い金属パイプの焼酎のサーバーから焼酎を1/4ジョッキーまで注ぎ、右側のホッピーサーバーからホッピーを注ぎます。いっぱいになった所で上澄みの径の大きい泡を捨て、新たにホッピーを注ぐと「きめ細かな泡」になり、クリーミーな生ホッピーになるというのが美味しさの秘密の様でした。「なお吉」の本店は大和市に有り、海老名、藤沢、大船に支店を持っています。来年もここで忘年会が出来ますように!


 紅葉

 仕事と家事で忙しく花の撮影にも出かけられず、今回は最乗寺の紅葉を投稿します。三門を入ったところに売れ残りの様に頑張っていました。