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続・山形そば黄門漫遊記

記載する情報は、一部のそば好きの食べ歩きによる個人的感覚の押し付です。嘘も少しはあるでしょうから文句はご勝手に。

続 山形そば黄門漫遊記 その157        そばの陣じゅんさい・村山

2016年07月26日 | そばの細道

  そば街道という言葉がいつから”普通”になったのか覚えがありませんが、たしかに”村山そば街道”は早かったと思います。 そしていつ頃からか”最上川三難所そば街道”というものを目にするようになり、結局ゴッチャになったのが「今でしょう」。  私も何となく別だったような気がしますが確かめようがありません。 ただ、そうと思っている方は結構いますし、「おらだがもど(元)なんだ・・・・」と差別化を図るオヤジはおりますが、結局どうだったのか私にはわかりません。  どうでもいいことでした。
 で、今はその一番店が そばの陣じゅんさい であります、休業中の”新山形そば黄門”に写真が載ってますので良かったらどうぞ。 元気のいいカーチャンが切りもりしておりまして、こざっぱりした店内で、のんびりゆったりといった雰囲気です。 そば自体は十割の田舎そばだと思いますが、その時々少々”ズレ”があるように思います、手が幾つかあるのでしょうかまぁそれはそれでけっこうなんですが。  さて、店のそばにじゅんさい沼がありまして季節になると摘んで販売いたします。 ポン酢かけたり味噌汁にしたり大変結構なモノです、が、高い! 店で食うとほんのちょっぴりで350円! ニシンが食えるじゃない! ん~しょうがないか。  今回は一口啜った後はタレに投入!そばと一緒にいただきましたがこれはうまかった、ヌルッとした舌触りが格別! でもヤッパリ高い・・・・・。    一方ニシンはGood! 300円で大きめ、しかも堅めで絶対に酒に合うことマチガイナイ。 
 余計なお世話ですが、じゅんさいを買いに行く時は季節(6~7月ころ?)を見計らって、組合にでも聞いてから行かないと”無駄足”になります。 なんでも人が少なくオマケに高齢化で収穫も伸びず、手が入らないもんで沼も元気がなくなってきているんだそうです。 よく分かりませんが簡単に言うと、少しかまってやらないと沼も年をとるんだそうですが、なにせ重労働でやる人が増えないとか。  先日村山市のオエラ~イさんに会うことがありまして、NPOでもNGOでもボランティアでも何でもいいから日当つけて、宣伝かねてゆるキャラかぶせて尻たたけ!と言っておきました。 もちろん「馬鹿者!」ときつくおしかりを受けました、はいごもっともですごめんなさい。 ただ後で、そういうのもありかなぁとは言ってましたが。
 ちなみに組合?はそば屋の隣にあります、、、が、ふだんは誰もいないかなぁ、、、、そばやのカーチャンにでも聞いてみて下さい。

 

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 行ってみたい人は、大家さん(株式会社 日本マイコンセンター山形)に山形駅前クラブ作成の【そばマップ2016年版】をFAXサービスしてもらいますので、請求してください。 忘れられるかもしれませんが、タダですので文句を言っても相手にされません。 メールでも何とか送れるようにしましたので、ご希望お寄せ下さい。 ただメールアドレスはお忘れ無いように。 多少余分にありますので印刷物をお送りすることも出来ます、例年通り大家さんが郵便代くださるそうです。送付先お知らせください。 


続 山形そば黄門漫遊記 その156        そば前酒  

2016年06月22日 | そばの細道

 いろんな会合でモノを口にする時まず乾杯、嫁さんもらう時だって三三九度から、そういえば年の初めも御神酒をいただく、どこぞでごちそうになる時だって食前酒がはじめ、だから?蕎麦食う時は蕎麦前酒、でも飲んじゃったら運転は絶対だめこれ日本の常識。   本来は田舎こそ酒は付きものだったんですが、車社会になって日中は見かけなくなりました。 一方都会は車で昼蕎麦なんて少ないし、高齢化も相まってそば前酒はあたりまえ、真っ昼間からやってます、さぞ蕎麦もうまかんべ。  ただ最低一合(八石?くらい)が注文単位ですので、一人だとそば前酒としてはどうなんでしょう、まぁいいか・・・・・
 さて、酒、ビール、酎、その他いろいろで、もちろん好き好きです。 でも一般的には昔からの言葉ですので酒が本流でしょう、ビールはゲップの元ですし、酎だと最近は甲類が多く味がしないし通ぶってそば湯で割ってと思ってもろくなそば湯がない店だとガッカリしてしまいます。 で、やっぱりおちょこ1~2杯くらいがいいと思います。 あとはこれまた好き好きなんですが、そんなにそば屋で銘柄を置いているわけがありませんので、気にする方はまず尋ねてみるのがいいでしょう。 何でもいいみたいなことを言うそば屋でしたら、ガマンするかビ-ルにするか決心が大事です。 ホントは生酒みたいに度数の高いヤツがいいんだそうですがこれは普通無いでしょう。 余談ですが、生酒って分かりますか? 普通生酒ってできあがりの度数は20位なんだそうで、それを水で割って15~16度位の定番の製品にしてるんだそうです。だから生酒のほうが味も香りも引き立つとおっしゃる方がおられます、これまたウソかホントか知りませんが。
  問題はホントにそば前酒でそばが美味しくなるかどうかということでしょう。  これは実に奥深そうな話しでありまして、ネットで見ても本なんかで見てもいろいろ語られております。 結論から言いますと正解はヤッパリありませんで、それぞれ勝手にするしかないようですが、一番もっともらしいのが、もともとそば屋なんて時代劇なんかで見るような”夜鳴きそば”や、街角や町外れの”大衆”相手の言うなれば簡単で安いやつ!の専門店。 当然低価格のうえに薄利でなんともならず、知恵を絞って天ぷら一枚とか卵や油揚乗っけて利益拡大! で、めし屋とそば屋どっちか先だったのかは知りませんが”酒”と言うことになり、後はおだてて「通は・・・」てな筋書きをでっち上げ売り上げ拡大利益拡大、納得しようが飲み過ぎて味も香りも分からなかろうが知ったこっちゃない、そんな中からさらに何かを目指して高級店も育ったのでしょうから、、、。 まぁ日本の食文化、こんなんで良いのか悪いのか、わたしゃこんなもんだと思いますが。

 

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続 山形そば黄門漫遊記 その153    ボソボソッとしたそば・山辺

2016年04月24日 | そばの細道

  「ボソッとしたそばくだいなぁ」とのご希望で「んじゃ伊勢屋さ行くが」となったのですが、「2時までは戻らんなねのよ」で却下、「浪花屋にすっべ」で落ち着きまして山辺へ。(伊勢やは伊勢そば、浪花やは浪花亭が正式です)    ここも『オヒサ』で2年ぶり・・いやもうチョットくらいかな? 最近ほんとに無精になって近間のとこしか行かなくなった? いや寒かったしラーメンがうまかったのよ!
 で、山形から行って山辺に入って昔からのメインストリート?の北の外れのチョット手前、山辺交番やJAの少し先左側、店の前と道路の向かい側に駐車できます。 店内はそんなに広くありませんで、空いていれば相席は当然のお店です。 ここはラーメンもありまして、夏は冷たいラーメンもありますのでよろしかったらどうぞ、ただ余計な恐ろしい具(鶏)の入ったのもありますのでご注意ください。
 わたしはそばに天ぷらを付けます。 初めて来た頃は50円でしたが今は100円のかき揚げです。 けっこう堅めですが伊勢屋ほどではありませんので箸を突き立てて引き裂くことはないでしょうし、上あごを切ることも無いでしょう。 そば自体、堅めと言うよりボソボソ・・まぁどうでも良いのですが橋でつまみ上げると箸からたれるというよりは3~4センチなら横にピンとしています。 普通でも大盛りでも余所よりは多い気がするのは伊勢屋と一緒かな、以前も言いましたが”サラリーマンのそば屋”です。
  はじめて来たときに比べるとオバチャンもそれなりにそれなりです。 咥えたばこでそばを洗っていた姿が、思い出すと可笑しく懐かしくなります、とんでもないそば屋だったんですなぁ。 店も新しくなってしばらくなりますが、何か昔の店の臭いがする雰囲気になってきたようです。 ちょっとお客様をご案内する気にはなれませんが、一人なら好き者同士ならいつでも行きたくなる店です。
 話はそれますが、山形に帰る際に霞城公園へ寄られたらいかがでしょうか、桜はほとんど終わって静かですが、御衣黄さくら がもうすぐ満開です。 薄緑の桜でなぜか近くで見ないときれいに見えません、ソメイヨシノや八重なんかのようにゴソッかたまることなく、パラッと咲くからなんでしょうか、でもいいもんです。  大手門を入って右手、しだれ桜の右の端っこにあります。 それなりに成長はしていますが、まだまだ”ちびっ子”の木で、気付かない方も多いようです、ちなみに今日は4月の24日。   山形はあと西蔵王の大山桜で春が終わります。


続 山形そば黄門漫遊記 その152    ゲソ天いっぱい・山形

2016年04月09日 | そばの細道

 その日は一緒の方のご希望が ゲソ天 でした。 以前にご案内した時に食べたやつがおいしかったそうでしたが食べ足りなかったとのことで、今回はそばよりそっちの量が多いところをとのご希望でした。  カリッと堅めのがいいのか、柔らかめが良いのかと聞きましたところ、前者とのことでしたので”しばらくぶり”の中から漆山の 楽生門 にいたしました、こちらも3年ぶりくらいになるんじゃないかと思います。  場所は山形の刑務所正面の向かい側の一本奥の通り、やや細い道ですが多分わかるでしょう。 駐車場はそこそこ入れますのでこれまた大丈夫だと思います。 元気なオヤジの声が響いています。
 さて、ここのげそ天は人気ものです。 一皿の量がけっこうなもんで、二人で行かれたならば一皿で十分、ニシン天 も頼んで半分づつが良いかと思います。 余計なことですが とり天 という恐ろしい物もありますので十分ご注意ください。 いつも言いますが鳥はだめです、おいしいはずがありません、私は大っ嫌いで決して食べません。  話を戻します、ゲソ天にも好みがありまして、大きのがいいか小さいのがいいかに始まってカリカリがいいかやわらかなのがいいか等。  一人前の量にしてもチョコッとの店あり、ドッサリありでしてまぁさまざまでこれまた好みです、値段もありますし。 ただし、とにかく でかい のがお望みでしたらスーパーで売られているのが一番です。 
 ゲソ天、いつの間にか有名になってしまい”ケンミンショ-”では山形のソウルフード?に祭り上げられておりました。  ただこれにしたってお店によっていろいろお考えがあるようで様々です。 たとえばやわらかくて量がお望みでしたら別メニューで400円位だったと思いますが霞城公園北門前の 初舟、同じくカリカリでしたら 今回の楽生門が一番だと思います。 もっとも、個別のメニューで数を頼めばいくらでもいただけますが、2~300円で2本足3~4個のところが多い事を考えれば割安はマチガイナイ!   一般的には小ぶりでカリカリが多いようですが、青田の 木綿花 や山形ビッグウイングそばの 二見屋 なんかは”大きめ太めの柔らかめ”だったと思います。 私などはやはり小ぶりのカリカリが好みなんですが、なんせイカですので量的にはホドホドが希望です。 いつでしたかこれをつまみにビールを先行した時は、膨らんではらがパンパンになってしまいそばがイマイチだったことがりました、何事もそこそこのが良いのではと思っています。

  オマケの話  山形の霞城公園は花見の時期です。 今年の 寒晒しそば賞味会 は4月16日11時~15時だそうです。よかったらいかがですか。

  

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続 山形そば黄門漫遊記 その150    変わらない味・すぎ   山形

2016年02月22日 | そばの細道

 前回、梅そばに行った時の話しで南前の交差点で決まったと書きましたが、実はその数分前に すぎ に行こうというご意見もあったのでしたが、発言が遅くすでに駅方面の車線に入っておりましたので却下、時を改めてと言うことになったのでした。
 で、本日出かけたわけであります。 わざわざそば食いのために出かけたので、都合があったのが日曜日となりました。 どちらかというとそば好きサラリーマンの店という印象でしたので、日曜日がどんなものかは知りませんでしたし、ネットで営業しているかどうかを確かめて行ったくらいです。 まぁやや早めの11時半頃、余裕でと確信していたのでしたが”ナニ!”、かろうじて駐車場は空いておりましたが店にはいって”ギョッ!” ほぼいっぱい。 結果としてあと10分遅かったら「お名前書いてお待ちください、お呼びしますから」となって、当然のことながら「まだにすっべは」(次の機会にしましょう)となり、たぶん 木綿花 にでも流れたことだったでしょう。 いつも言いますが ”たかがそば” 列んで待ってまで食わなきゃならないのなんてめったに無いのです。
 ここのゲソは比較的食べやすいサイズで出してくれます、人それぞれですが大きめだとかみ切れずにイカだけ出てしまうとか、タレが飛んでワイシャツにしみが付くとか事件が起こることがあります。 また天ぷらは揚げたての方が良いとおっしゃる方もおりますが、天つゆを別に出してくれるところは別としてそばちょこに突っ込んで食べる場合、温かいと油がタレに混じる量が多くなる気がします、ここは適温?です。 これはあとでそば湯をいただくときにそう感じます。
 私だけかもしれませんが、ここのそばはちょっと舌触りがちがいます。 以前に”どこか乾麺のような”と表現しましたがやっぱりそう感じました。そば屋の親父言ったら「無礼者!」と怒られることかもしれませんが、それが気に入って相当前から100回以上は来ています。
 ご自慢の 摩耶そば については別に語ることにしましょう。

 

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続 山形そば黄門漫遊記 その149    梅そば・山形

2016年02月22日 | そばの細道

 ネタ切れと諸事情でしばらく行ってないとこを重点的にと思ってポツリポツリとお尋ねしていますが、例えば  大丸、茂三郎、七蔵・・・・・、通りすがりに「あぁここにあったよな」と思い出してしまい、どうもイマイチ気合い?が入りません。  先日何気なく東沢の あづまや に行ってみようと言うことになり、近くまで行ったのでしたが,近くまで行ったらこれまたやめちゃった 蝋燭庵 を思いだし、「あの後ローソク屋はしてんだべ、ちょっと見てみっか」ということになりそばまで行ってみたんでしたが、せっかくここまで来たのだから”この寒い時期でも滾々と水の湧く ゆうすい庵 へ行こうは”となりさらに進んだのでした。  「ここも久しぶりだなぁ」とつぶやいて近づいたのでしたが、遠目に見て店の前に”雪がどっさり” 、「あれっ」と思いましたがよく見ると ”看板が無い”。  車を止めて見てみると空き家となった店の窓に張り紙『健康上の理由で閉店します』。   開店した頃の記憶によれば、奥さんの話で仙台の銀行マン?が脱サラで始めたんじゃなかったかな、、、、お大事に、ご苦労様でした。 また一軒減ってしまった、、、 イマイチ気合いが入らない訳なんです。
 さて、じゃぁどこへ行こうか、いまさら あづまや も気が引けるしということで、ズウーっと戻って来て県庁前を過ぎて駅方面へ、バイパスをくぐって南校前の交差点で信号停車をしたところで「梅」に行こうと同行者が言ったのです。 私は今日は考えないで駅前まで行って 久司 と思っていたのでしたが、「あそこもだいぶご無沙汰だしなぁ」と言いつつそこを左折、次の信号を右折、100~200m先右側  梅そば に着いたのでした。 確か今オヤジは組合の長!エライんです。
  そばは細くて、十割とは思えないそばです。  店のパンフレットによれば”季節により若干のつなぎを入れる場合がある”そうですが
まぁ腕がいいんでしょう。  さらにそばの器は”店主手作り”なんだそうですが、皿盛りなのに”せいろ”かいな~んてヤジを呟いて・・・。  もっとも前は盛りは せいろ だったような気がするんだが・・・・・・まぁいいでしょう。  この店 変わりそば と称していろいろ練りこんだそばをやっています、オヤジの趣味?それとも何? 季節に合わせ 桜、よもぎ、茶、青じそ、菊、ゆず切りだそうでして、二色せいろ として普通のせいろと半々で出してくれます。 その日同行者がいただいたのは  で春がもうすぐだと感じました。 
 そしてそば湯、これがすごい。  前からだったかどうか、ここまでのだったかチョイと記憶がない。  明らかに別製で丁寧に作っている、ちょっと「お代わりちょうだい」と言いにくいくらい”ご立派です”。 これをかけそばのどんぶりに入れてめんつゆ付けたらお品書きに載せてもいいぞ~ りっぱなメニューになるのでは?  ところで、生そばも十割とか二八とかになりますとなかなか町では売っていませんので、自宅でおいしいそば湯は難しい(程度問題ですが)、 ではと言うことでなんどもやったから言うのですが、そば粉買ってきて簡単に考えて そば湯 を作ろうなんてまず無理! もちろん そばがき だって相当練習しないと・・・・結局南極放送局から何とやらでして、トーシロには結構難しいものです。 
 まったく、、、ネェ   だからプロというのでしょう   

 


続 山形そば黄門漫遊記 その148    あいこう亭・山形

2016年02月20日 | そばの細道

  寒い季節、選んでそば食いに回っておりますといろんな方にお会いし、いろんな情報が入ってきます。 「最近新規開拓してないどころか、やめちゃった店ばかり目についてがっかりばかりですよ」なんて話を向けますと「そういえば最近新規開店が少ないかな」なんて返事が返ってきます。 そしていろいろ話をしていますとこのこの漫遊記の話になりまして、「そう言えばおまえ あいこう亭 書いてないな、なしてや?」なんて言われてしまいました。 たしか開店した頃二度程行ってそれ以来行ってません、宣伝につられて行ったのでしたが”イマイチ”かなと思ったからでした。 いわゆるたてを期待したのに、「どこでそば打ってんの」と尋ねた時別のところです」と返事が来たのに少々ガッカリだったわけでした。 で、そんな話をすると「いつの話や?」と返ってきました。 たしかに言われてみれば、かれこれ10年?くらい経っているでしょうか思い込みがあったのでしょうか 、しかしやはり継続は進歩なんだそうでして、そう言えばいつか似たような話が別の店でもあったのを思い出しました。 この漫遊記とお付き合いが長い方はもしかして引っかかる方がおられるかもしれません、まぁ長い話になりますかなということでやめておきましょう。
 と言うわけで久々に あいこう亭 店内へ、だいぶご無沙汰でしたのではっきりしないのですが改装なって記憶と違うように感じました。 たぶん直したんでしょう。山形の西バイパス沿い、北に向かって進みYTS(山形テレビ)のもう少し北左側、行けばわかるでしょう。 店内の張り紙を見ると その日に挽いたでわかおり十割 となっています。 恐ろしい 鳥そば や 鳥天 は困った物ですがまぁ私だけの問題なんでしょう。 ところで肝心のそばは、 ”十割”と先入観念でいただくとちょっと香りが優しい感じがしますが、これは今の時期のせいなんでしょう。
 場所柄と言いますか店内の感じからして、営業マン向けといった感じがします。 こちらの方がきれい?ですがどこか まるご に似ているようです。さらにそばだけなら番安いかなぁ、おまけに勘定の際に期間一ヶ月の100円のサービス券をくれますのでうまく使えば、今時グーググーグーグーです。 
 なんだかんだ言ってみても、お客さんは正直。 長くやってるというのは美味さの証明なんですなぁ、変わらないのはTVCMで「おいしいおそばですよ」と言ってるオバチャンいやオネェサンだけのようです。

 

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続 山形そば黄門漫遊記 その147   こんにゃくそば・さかい製麺-山形

2016年02月07日 | そばの細道

 

  やはり降った雪、腰痛持ちにはちょっとつらいのですが、人間食うものは食わなきゃならないもんでやはり出かけます。 ただ距離が出ません根性なしで近間ばっかで済ましてしまっています。 そばが一番美味しい時期なんですがまぁ仕方がありません、さむいのを堪えてこれ以上腰を冷やしたくありません、御身大切であります。 と言うことで年明け乾麺の消費が増えております。
 さて何度も申し上げましたが、そもそも山形のそばが全国区になったのは何十年か前の週刊誌(たしかポストかサンデ-毎日・・わすれた)の企画で一位になったことだったと思ってますが、このときは乾麺だったのです。内容はほぼ完全に忘れてしまっておりますが、そうなんですよ山本さん。 近年消費期限とか何とか余計な雑音が入るのですが、乾麺は適当な保存をしておけば(なに、箱にでも入れて戸棚にでも入れておけばいい程度)何年でも、少なくとも商品の外装にメーカーがいやいやながら印刷した期限を3年や5年過ぎても大丈夫です(風味は落ちるでしょうが)。  いただいて仏壇の脇に何年もほったらかしておき、何かの時に「なんだっけこれ」と開けてみて、「ああぁ~、あんまり古くなんないうちに食わんなねべした」となるのです、もちろんあくまで自己責任です。
 先日、酒井の出店に寄ってまた少々まとめ買いをしてきました。 まあこれも以前から愚痴ってますが、町外れの工場のそばまでワザワザ買いに行ってやってもオマケもなければ何もいいことない。 じゃあ行かなきゃいいだろうと思うでしょうが、賞味期限じゃないけれど何かがよくって時々行ってしまいます。 そんな意味では”さかい製麺”ではなくて”たかい製麺”なんでしょうと文句をつぶやいていましたが、いつも何気なく買ってくるこんにゃくそばの切りそろえたカスと言うか切れ端(実はこれがうまいのです)が”お一人5袋まで”なんて書いてあったのに気づきました。 よくよく考えてみたら切りそろえた製品よりは4割くらい安いのです。 まっこれはここでしか売っていませんで300gで300円、これがいいことなんでしょうか、しかたがないのでそう思うことにしました。 ただしこれも「良いんだが悪れんだが」です。 一言、ワザワザ買いに行くんだから優遇しろ--!試食なんてどうしたんだ! 楢下のこんにゃく屋でも見てこい! ハハハ
 山形の護国神社を背に東?進、数百メーター進んだ右側、とりあえず何でもありで夏は冷たいラーメンもあり、これはなかなか結構です。 こんにゃくそばとセットにして地方発送なんか良いかもしれません。(おっとこちらが地方でした?)  乾麺ですので持ちが良いです。

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続 山形そば黄門漫遊記 その146    ことしもそばは

2016年01月23日 | そばの細道

あけましておめでとうございます。 2016

 年が明け何も変わらない日々がまた始まっております。 今年は例年に比べ雪がたいへん少なく、街中にしたって元日の朝に申し訳程度にうっすら。 こんなんでいいのでしょうか降るもの降らないと困る方が大勢いらっしゃるようなんです、、、、もっともこれですむわけは無いのでしょうが、それにしても少なくて私どもには”いいばっか”、なんとサンダル突っかけて車で そば食い に出かけます・・などと喜んでいましたらたった一日で思い知らされました、ここは山形です。
 さて今年になって、テレビやネットなどで”山形のラーメン”を目にします、耳にします。 何でなのかはわかりませんがとにかく多いように思います。 先日ついには都市伝説と称して『そば屋のラーメンは美味い』なんていうのもやってました。 今更伝説も何も無いもんだと思うのですが、山長(第二公園)の親父が出てきていろいろ話しておりました。 実際あそこのラーメンは"うまい!、”夏の”冷たいラーメンもうまい”、もしかしたらそばよりうまい時もあるかもしれない、気合いの問題だろう。  豚骨も鶏ガラも結構なんですが、そば屋のラーメンはやはり和風だしが強く、結果として見た目薄めのスープで鼻に来ません。 いいかどうかは個人個人、そば屋のラーメンばかり食べていてたまに今風のラーメン屋に行くと、見かけも実際も味が濃くまさに”やみつき”になるような気がするのは私だけでは無いでしょう。 もちろん逆もまた真なのでしょうが。 要するに山形人はラーメンが好きなのです、中華は”ごっつぉう”なのであります。
  で、話しはそばに戻ります。 昨年はそばの有力産地であります茨城や北海道が気候の関係やら何やらで、不作だったとのことですが、山形はそば屋が言うことによりますと、「まあまあ」だったようです。 ただし流入してくる県外メーカーのそばには、たっぷりの外国産の粉で出来た”****風”といった感じの物が多数ありまして、食べてみるとわかるのですが六割とか七割とか、「なに言ってるんだべ」と首をひねりたくなる物が目立ちます。 大手のメーカーさんにしても山形に乾麺持って来たって売れるはずないんじゃないのと言ってやりたくなります、あっそうか六割七割が外国産の粉を使っているということなんだ? 言い過ぎかな 
 それはそれとして、新聞には『寒ざらしそば』作りの作業の一つ、寒風に晒したそばを北蔵王の沢に浸すところの記事が出ていました。 もうすぐ春ですね♪

 

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続 山形そば黄門漫遊記 その145   出羽路庵(三津屋)・山形

2015年12月26日 | そばの細道

  行かなくなった、いや行けなくなったそばやに行くながれ。 一番顕著なのは 三津屋か庄司そば でしょうか。  山形のそば屋では横綱級なんですがねぇ、年寄りでもご案内するときでもないと何となく行かないで過ごしております。町の真ん中で人気があると昼時はけっこう混みますし、車で行くと止めにくいしということなんでしょうか。  しかし、”行く”と決めたから今日は三津屋、駅前の 出羽路庵 へ、たまたま駅前にいて歩いて行く気になったからですがこれはこれで約2年ぶり。
 だいぶ前にお話ししたことがありましたが、この店(三津屋全体)は特に今の季節がGOODです。 空気や水が冷たいからか、やはり新そばの時期だからかそばがやや緑がかって歯がかりがしっかり、したがってのどごしバッチリといったところです。  町中の店で有名店ですので見た目の上品さは言うまでも無く、まぁいい方はなんですが普段”田舎そば”を求めて郡部のそばやを目指す我々とちがって、その逆で町中のそば屋の雰囲気を求めてくるお客さんも多いようです、でも山形にしたって”地方都市”、大都会の方々からすれば”地方都市(いなか)のそばや”ということになるのでしょう。
 今回同行者は”えびおろしそば”とかいいまして、おろしがたっぷりかかった上に、小エビがどっさりのぶっかけをいただいておりました。エビの香りがこちらまで流れてくるほどで、「いいんだがわれんだが」(良かったのでしょうか悪かったのでしょうか)でそばの香りが無くなってしまうのではと案じられました。 私は定番のせいろ(もり)にニシンを付けていただきました、ニシンの550円は高いべといいたくなりましたが”じっと我慢の子であった。”
  山形駅の東口をでてまっすぐ歩いて6~7分、左側『歌懸稲荷』の境内内にあります。神社の裏が山形城三の丸跡で史跡になっています、以前は桜の木が多数ありまして春はいいとこだったのですが、貧乏神社のためバッサリ切られて駐車場と社務所兼そば屋になってしまった、「いいんだがわれんだが」
  この店、本店は上町で駅から歩けば15分くらいかな、その他西田町にもあります、、、ああ忘れてた、駅ビルにもありましたなぁ。

 そんなこんなで今年も終わりかな、来年もまたこの続き、何でもそば粉が値上がりしてるとか、水害やらなんやらのせいだそうです。
 山形の地物はお陰様というかあまりそういう話は聞きませんでしたが、地物だけで足りているわけないのでしょうから、少し心配です。
 たかがそば、高かったら誰も食わないよ。
    どうぞよいお年を

 

山形駅前クラブ作成の【そばマップ2016年版】が出来ました。 地図はいいかげんで・・・もないですが、電話番号が書いてありますのでナビには大変有効です。  

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