続・山形そば黄門漫遊記

記載する情報は、一部のそば好きの食べ歩きによる個人的感覚の押し付です。嘘も少しはあるでしょうから文句はご勝手に。

続 山形そば黄門漫遊記  その203  

2019年10月04日 | そばの細道

 もともとは山形を北は最上から南の置賜まで、行ったり来たりの営業ついでに書き始めたこの漫遊記ですが、年月を経てこっちが年取ったと同時にあっちも年取ったわけでして、たとえば代替わりしたり、もちろんやめたり亡くなったりといろいろあるのです。  周りからは「もう書くことないんだろう、新鮮味もないし、参考にもならなくなった」と引退を迫られているこの頃であります。 ということでありまして、いわゆる ”終活” を考え始めました今日この頃でありまして、まぁ投げっぱなしにするかスパッと消すかということです。 結論出るまでいましばらくダラダラと参りますんで 「タラタラしてんじゃね~よ」  なんて  言わ・ない・の(ふる!)
  山形のそばをどう語るかは人それぞれでしょうが、結局食べ物は食べた人がすべてで人の評価なんて話の種ぐらいにしかならないものなんです。  食べ方にしたって、まぁ他人に迷惑かけなければ自由でとやかく言われるものではありません。 そばはすするのが当たり前で、”親父の打ったそば、こんなにいい音立ててるぞ” とすするのがマナーなんじゃないんでしょうか、まぁ通じないかもしれませんがこれはれっきとした文化なんです、落語見て聞いてご覧なさい。
 さて、西の方では雨で大変な事態だったようでしたし、まだ続いているとのことですが、どうも近年のお天気はおかしいような気がします。 来年はオリンピック、誰が決めたのかこのくそ暑いとき、山形は得意の  ”冷やし”  で お も て な し。 でも大丈夫なんでしょうか・・・・・・
 いつものことですが、赤提灯なんかでそばの話をしていると知らない方から声をかけられます。 県外の観光客だったりするんですが、お尋ねは定番の”どこがおいしいのか”がほとんどでして、お答えは前述の通りです。 ただ今年は車で来ていて、明日どんなコースで首都圏へ帰るかなと言うことでしたので、こんにゃく番所 へ寄って高畠の 掬亭 でそば食ってお帰りになったらと二度ほどお奨めしておきました。  旅先でふとそれらしいそば屋を見かけると、フラフラと入ってしまうことが結構ありまして、勝率(自己満足率)二割五分といったところですが、その地その地の味とか塩加減がありますのでなんともいえないところがあります。 多分よその方々は「山形は塩っぱくて食えねぇ」とおっしゃる方が多いのではと思います。
 ”むきそば(ソバの実)ってどうやって食うんだ” とのお尋ねがありました。 よく道の駅なんかで売っていますが、食べ方や調理法が書いてありません。 まぁ「こめどうやってくうんだぁ」と大してかわらない質問だと思うんですが、知らない人は知らないんでしょう。 米よりは簡単で、ちょちょっと洗って適当に水を足してコトコト煮るだけです。 水加減は見かけの2~3倍検討でしょうか、好きにしてください。 後はご勝手に、私なんかは”永谷園”にワサビをちょっと入れてお茶漬け風が好きです。 和え物風もよし、麦みたいに炊き込んでもよし。 いろいろやってみて下さい、アレルギーとやらにはご注意ですがまぁそば好きだったらなんの問題もないでしょう。 これもそばです・・・・・・・・・・・・・・   産直や道の駅なんかで買う時は、一応少し年配のオネエサンに「何して食うどん~めい(美味しい)べぇ」とお尋ねなってみて下さい。
  

 

 

 


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