続・山形そば黄門漫遊記

記載する情報は、一部のそば好きの食べ歩きによる個人的感覚の押し付です。嘘も少しはあるでしょうから文句はご勝手に。

続 山形そば黄門漫遊記 その107 奥のそば道-チョット怒!

2010年10月06日 | 奥のそば道

 なんでもそうですが、時があります、タイミングといった方がいいのでしょうか。  そば屋とのそれもそうです、、味、、人もそうですし、、、、それはビミョ~に絡んでいるようです。
 たとえば銀山温泉、”おしん”に始まって”大正ロマン、そして極めつきが一時抜群の人気を得た”金髪の女将”とっくにアメリカへ帰ってしまったそうですが)。 人気になりすぎて、温泉はチョットでは予約も取れない事態になっていたのであります。
 ところで、この銀山温泉辺りにはおいしいそば屋があり、また旅館で出してくれる所があったりして、まぁ『知る人ぞ知る』というわけでもないのですがいろんな楽しみ方があったのでした。 ただ、以前はたしか温泉の入り口あたりに駐車場がありまして観光を兼ねて”フラフラ”旅情を感じられたものだったのでしたが、人気沸騰してからはどうも様子が変わってしまっております。  車を止める場所が分からなくなり、というか無くなり? さりとてムリヤリ温泉街へ突っ込むと、こんどは出るのにそれはそれは大苦労という有様で、一回で懲りてもう行きたくなくなってしまいます。 そばどころはなくなってしまうということです。  ただ、「お前は行いがわるいからだ」というかたもおられます。  そう言えば宝山のオヤジが以前そこでそばを打っていたはずですので、今度聞いてくることにいたしましょう。
 まぁ、銀山のそばはそんなものとして、尾花沢から銀山へ向かう道は実に豊かな自然が見られまして、ポツンポツンとあるではそば屋の道案内や旗があったり、無人の直売所があったりいたします。 これが面白いものでして、早い時間だと大根一本50円!とかかなりお安いところがあったりします。 もしそういうのに出くわしましたら、後にしないで即お買い求め下さい、多分すぐになくなってしまいます。 ただし、スイカは統制?されているようで、値切りは難しいかも知れません。  因みに私は値切れませんでしたので買ってきませんでした。
  さて、山形は花イッパイ、今の季節どこにいっても”そば”はもちろんですが,たとえば長井の”はぎ”、楯岡の”バラ”など、結構楽しめる所があるようです。 さらに今年、よく耳にしますのが 、白鷹の西山の方のお寺さんに見に行ってきましたが、結構な広さのはす畑がありまして、ありがたいお花が咲いておりました。 そういえば白鷹ほどではないですが、あの上平のそば畑のそばにもありましたっけ。 
  話は変わりますが先日、大井沢のそば情報を聞かれまして、そう言えば10年以上も行っていなかったと思い、出かけてみることにいたしました。  うわさによりますと、6~7件のそば屋が出来たそうでしてお客さんも結構いらっしゃるそうです。  その日は最奥のそば屋へ、確かあったはずの民俗資料館?を目標に進んだのでしたが、なにせ久しぶりなものでしてアッサリ見落としてしまい、気がついたら大井沢を抜けてしまっておりました。 戻ればいいものを、ならば柳川でいいや」と突き進んでしまったのがさらに混乱のもとでした。
 この柳川にしましてもかなり久しぶりでしたので、着いたはいいがどうも記憶と違っているのです。 まぁ、腹も空いてきたことでしたので一軒しかない店に入り注文いたしましたが、やはりどこか違っていましたので、今日はラ-メンにしようかな”と思ったくらいでした。 そんな訳で少々納得できなかったのでしたが、まぁこうなんだからこうなんだろう”と思い込んで店を出ました。 正直そばは何となく食べてしまいました。
 店を出て気付いたのですが、店が川を挟んで反対側だったんじゃ?・・・どうもおかしい、もしかして肘折とか小野川とか田舎の温泉地の光景とゴッチャになってしまっているんじゃないだろうか、そういえば、、、、やっぱしおかしい。 どうぞ皆様今回の話しはあまり気にしないようにして下さい、もしかしてハッキリしましたらまた書きますので。
  モヤモヤ頭の帰り道、小さな道の駅『十八才』という所がありまして”ン十八才”とおぼしきお姉様方がおられました。 先程食べたげそ天がイマイチだったので、口直しにアイスを注文しましたが、今はもう秋、誰も食べない時期”になっていたため慌て機械を動かしたらしく、これまたイマイチ。 
 唯一よかったこと、そこで売っていた”枝豆”。  一袋100円! 安い!
  安すぎる! ♪な~んでかな    それはねぇ~  三級品なんです~♪
 三級品とは規格外の言わば”クズ”中味が2つありそうに見えても実際は豆が1つしか入ってない、とか、まぁそんなものです。 そんな三級品を百も承知で買ってきて茹でてビックリ! 香りは特上! やはり新鮮さが一番の証明。 たしかに言われたとおりの貧弱な実の付きようでしたが、酒のつまみには ”じゅうぶん”でした。  後でプロ(農家)に聞いてみましたが、実入りのいいやつは香りが無く、今回の三級品みたいな方が香り豊かなのは当たり前のことなんだそうです。
 さらに話が弾んだので、そば屋の話しをしてみましたら、やっぱり以前は反対側にあったようで、その後温泉の方に移ったということでしたが、いまいち定かでは無いような口ぶりでした。   まぁ時は流れているということでしょう。

そば黄門漫遊記PART1はこちらから>>

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2 コメント

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ツボりました (ユカイ)
2010-11-02 17:42:43
管理人殿の、着眼点や書き口から(勝手に)人と也を想像し、非常に興味深く拝見しました。
文章も巧く、もっと読みたい気になるので他に著作物があれば教えて下さい。
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Unknown (WEB)
2011-07-12 19:55:10
返コメする気がないなら
止めましょう。
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