続・山形そば黄門漫遊記

記載する情報は、一部のそば好きの食べ歩きによる個人的感覚の押し付です。嘘も少しはあるでしょうから文句はご勝手に。

続 山形そば黄門漫遊記 その129  琳 ・ 山形

2014年02月05日 | そばの細道

  前々回 相性 という話をした時に、あぁもう一軒あったなぁと思った店がありました。  山形の桜の名所 馬畔(馬見ヶ崎川の川辺)の中心にある護国神社から上流へ向かう道路沿いにある  という店です。 比較的新しいお店ですが、結構人気があります。
 桜の季節が一番とは思います、千歳公園前までバスで行ってそれこそイッパイ引っかけて散策してもいいんじゃないでしょうか。 ただ、この千歳公園というのがよく分からないものでして、そもそもは千歳園といいまして旧県庁付近にあったようなんですが、いつの日か今の山形東高等学校あたりにずれて、この学校が出来ると今度はお薬師さまのところにまたずれて行ったようなんです。 そのうち護国神社が幅をきかせ、その後軍の競馬場まで出来たんだそうでして、その競馬場が市の陸上競技場となり、今まさにサッカー場になろうとしているのです。 まぁ大きな古い木々達ははその変遷をじっと見てきたのでしょう。   競馬場というのは知らない人が多いようです、もっとも馬券を売るようなものではなかったようですが。
 で、話を戻します。 千歳公園前のバス停からバス通りでも川沿いの道でも結構ですので上流方面へ、ほどなくあの旗を見つけることが出来ると思います。 古い建物で、ハッキリ言ってあまり目立ちません。   出来てまだ新しい頃二度ほどお伺いしたのでしたが、事件が起きたのでした。 今思えば仕方ないことなのでしょう、詳しくは知りませんがおやじにすれば初めての店だったのでしょうか、座ってしまうと後ろの方との間が狭い。そしてあたしは太め!当然さらに狭くなり、お客さんのみならず店の方がそばを上げ下げする際にも背中を蹴られる。 「あらごめんなさい」、何遍聞いたか、結局南極放送局、「もう来ねは!」。 そして月日は流れました。
  最近のそば屋の話になるとよく出てくるのです。  ある方はもっとも美味いという言い方で、ある方はなんと他店では食う気がしないとまでおっしゃいます。  継続は何とやら、そういえばあれから4~5年経っているのです。  「どれっ!」という気になって、イヤイヤながらしかしどこか期待して出かけてみることにしました、もちろん『何処か』みたいに”とことん”ということがないようにネットで定休日をチェック! 間違いない日を選びました。
 何年も経っていますので、当然といえば当然なのですが以前の机の配列とは違ってまして、まぁ蹴飛ばされることもないでしょうといった安心感がありました。  その日は北海道摩周産のそばを使っていますということで、相変わらずいろんなそばを提供してくれています。 この季節ですので(2月上旬)そばがしまり、たいへん結構でした。 堅めのニシンが200円で、よっぽどイッパイいただこうかと思いましたが、同伴者に罵りを受けそうな気がしましたので、”じっと我慢の子であった”。
 オヤジがとなりのお客さんに説明していたのを漏れ聞いたところによりますと、店内で出されている『琳』というお酒は蔵元に”おいしいやつ”ということでお願いし、詰めてもらってラベルを貼っているんだそうで、ぜひ次回は飲んでみたいと思います、花見の頃でしょうなぁ・・・・・。
 さてここは、そばはもちろんですが、タレも結構なもんです。 山形ではめずらしいくらい”しょっぱさ、濃さ”があまり感じられませんで、結果そば湯が香り美味しくいただけます、もちろん好みがありますのでなんですがぜひお試しください。 ただ、そば湯を入れて持ってくるポット?が小さいので、すぐ無くなるしこの季節すぐ冷めてしまいます、これは何とかお考え願いたいもんです。
 おまけの話なんですが、今月(26年2月)は5周年だそうでして”わらびもち”がどなた様にもサービスされるようです。 私はともかく同伴者はたいへん喜んで、私の分までいただいておりました。

 

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