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続・山形そば黄門漫遊記

記載する情報は、一部のそば好きの食べ歩きによる個人的感覚の押し付です。嘘も少しはあるでしょうから文句はご勝手に。

続 山形そば黄門漫遊記  その173     新規開店  うわ町 本間亭・山形

2017年06月05日 | そばの細道

 「しゃねっけのが?(知らなかった?)と聞かれて「知ってだげどよ(知ってましたがねぇ) 少し前から情報は入っていたのですが、ちょこっと嗅ぎ回ったら大家さんとこの  といい最近はそばもラーメンも 鳥臭い ところが増え、イマイチ気乗りしなくなったのでした。 な~んでかなそれはね鳥はダメです美味しいはずがないのです、私は大っ嫌いで決して食べません。
 まぁそれでも「んがねが(行かないか)と誘われたんで「んか(行くか)ということになりお出かけ。 山形駅西口から西に下ってきてファミマの角を左折、大家さんのあるビルの前の通りを南進、1キロちょい?進みますと右手にツルハが見えてきますので、その手前を右折、あとは100メートルもないくらいの右手です。 旗が立ってますし、駐車場が隣接してますので分かるんじゃないかと思います。
 ”十割そば”が目立つ看板を見ながら玄関を入ります。 一般の民家をそのままそば屋にしたパターンのようで中は全部イス席でした。 照明がかなり明るく感じ、同行者はまぶしいくらいだと少しぼやいておりました。 メニューは盛りと鳥そば、温かいカレーそば(つけ麺)がちと珍しい?。 さらに珍しい 桑の葉そば というのがありまして、普通の盛りとの二色盛りがメニューにありましたのでそちらを注文。 私としては混ぜ物の練り物はあまり好まないのですが(こんにゃくそばだけは別)、初でしたので。 ところがこれが多分二枚分?だったようでして残しはしませんでしたが二口三口多かったか腹一杯になりました。 やっぱり一色盛りでいいんじゃないか次回はそれでいいんじゃないかと思いました、念のため断っておきますが桑の葉そばもそれなりに結構な物でしてハマる?方もと思います、まぁ健康食と言いますか 韃靼そば なんて言うのもありましたし。 なお、そばには大盛りがありまして200円増しだそうです。 そばは十割にしては柔らかく、たれも鰹出汁がしっかりきいて結構でした。 壁の貼り出しを見ると”大石田の最上早生”だそうで、日頃 でわかおり が多い山形の人にとっては ”ちがいがわかる” ものだと思います。
  さて、おまけの話ですが、おやじが亡くなってしばらくご無沙汰してました 銅谷そば に行ってまいりました。 息子殿の腕はだいぶ上がっておりましたし、特製の一味は相変わらずの辛さでしたし、この季節おまけにつけてくれるコシアブラの天ぷらは、朝っぱらに揚げておくんでしょうが相変わらずの硬さでした、ははは・・・・・ ちなみにこちらは大盛は100円増しだそうです。

 

 


続 山形そば黄門漫遊記  その172    引っ越しただけだった そば切り八寸 長井→白鷹

2017年05月22日 | そばの細道

 思えば「あそこやめたみたいだよ」という情報を聞いたのが去年のさくらの頃だったかな? 最近行くことが少なくなった長井でしたので、そのうち行った時見てこようと確かめることもなく時が流れてすっかり忘れておりました。 で先日、白鷹から長井へ向かう用事がありましてその途中  ”そば切り八寸”  の看板を見かけ「あれぇ・・・?」と思い、看板の近くにそばの旗が二本立ってましたので、ハテ? ということになりました。 それで帰りに寄り道、国道287号線を右折、長井から来て白鷹に入ったちょっと先あたりです。 その場所が以前 さんご があった 浅立 あたりでしたので、もしかして新しいヤツかなと期待期待。  旧道を横切って少し進みますと右手にそれらしき建物が目に入ってきました。 そこそこの広さの駐車場に止めて入店。 中にオヤジとオッカァがにこにこと迎えてくれます、見たことある顔でした。 「あれ、長井の警察んどさいだけがぁ」 「んだっすこっちゃ移ったのよっす」 だそうで、もう一年以上前の話なんだそうで、白鷹 隠れそば屋の里 のポスターにもしっかり乗っておりました。 最近足が重くなったからなぁ、年も食ったからなぁと猿でもできる反省しきり・・・  メニューにゲソ天がありました、ニシン煮もありました、以前はゲソ天あったかな?程度の記憶力でしたが一方のニシンは柔らかく大きめで結構でした。 ニシンをいただきましたが500円はどうなんでしょうか、こうなると一杯がほしくなる値段です、何せ窓際にオススメの一升瓶がずらりとならんでおりましたもんで。
  こちらのそばは、国内産で産地が時々?変わるようです。 入り口付近にそのときのそばの産地が書かれてありますのでお気をつけて見て下さい。 西置賜ですと113号線、飯豊の入り口あたりの 行人沢そば も確かそうだったと思います。 山形は割と地物か北海道が多いのですが、まぁさらにいろんなとこがあるようです。 もっとも、私は新そば時の香りは少々分かりますが、それ以上のところはほとんど分かりません、美味しければいい! それにつきます。 
 今日ですか? たいへん結構でしたまた来ます。


続 山形そば黄門漫遊記  その171  長いし多いし   まるご山大店・山形  

2017年05月01日 | そばの細道

  山形大学の正門向かいのチョット南よりに 丸五そば山大店 があります。 以前は駐車場が少なくても大学にもぐり込めばなんとかなったのですが、まぁ大学もいろんな理由で停めにくくなりまして最近はあきらめていたのでした。 もっともお客にしたって学生や教職員が多いものですからそれで良かったのかも知れません。 でもそば屋だって考え無かったわけではなく、近所に借りて今ではそこそこ台数駐車可能になってます。 まるご は山形市内に三軒あったのですが一件がご不幸で廃業し今は二件です。 例の 超特急 まるごまるご とここなんですが、速さはとてもかないませんがここのはとにかく ナガーイ のであります。 グーッと手繰りあげて腕一杯に引っ張ってもダメ、結局蕎麦ちょこと言うよりはそば椀ぶっ込んで ズルズルズー となります。 量は市内では一番多いんじゃないかと思いますがどうなんでしょう。 もり天でチョット多めのげそが付いてきます。 店内は客層にあわせ一人づつ掛けるカウンターのような席が多く団体さんは奥の座敷席となります。
 念のためお断りしておきますが、まるごは講釈付きの手打ちではありませんので、山形のそば を目指しておいでの観光客さんに真っ先におすすめするのははどうでしょうか、もちろん悪いというのではありませんが。 ただ、元祖もり天はまちがいありませんで、人はいっぱい来ますし、おいしいし腹一杯になります。 まぁ定番とでも言っておきましょうか、無性に食べたくなる時があります。 ほんとはラーメンにも触れたかったのですが、知らぬ間にメニューから消えておりました、うまかったんだけどなぁ・・・   まぁそっちは まるごまるご でいただきましょう。
  山形も春終盤、西蔵王の大山桜でだいたい終わりでしょうか。 おっと城公園のみどりの桜、御衣黄がそろそろ満開です、そういえばもう一本東大手門手前の県立病院跡の広場東側にあるヤツも同じく満開直前です,この連休中が見所でしょう。 何れもまだ小ぶりですが、20~30年もすればご立派になられるんじゃないかと思います。  


続 山形そば黄門漫遊記  その168   思い出した 蔵屋 ・ 山形

2017年03月18日 | そばの細道

  この漫遊記もだいぶ時が経って来ました。 当然書き始めの頃にはなかったそば屋も多々あるわけで、例えば二代目や弟子が支店的感覚で店を開いたなんて言うのもあるわけです。  先般お話ししました 山形の肉そば屋(一寸亭)なんかもその一つで、そういえば最近思い出したように行きだした 蔵屋  もそうだったと思います。 だいたいにおいてラーメンも美味いそば屋ってそういうのが多いようです、もともとはややラーメン主力のそば屋だったということでしょう。 以前に聞いたことあったような気がしましたが、結構長い間ご無沙汰でしたので忘れてしまっておりまして、とりあえずホームページでカンニング! やっぱりそうでした。
   そばは十割ではないと思いますが結構硬めで歯ごたえがあります。量った訳ではありませんが よそに比べて一口多いような気がいたします、どうなんでしょう。 もり天にしますとげそなんかが適当な量付いてきます、いっぱい食べたい人は250円で別メニューもありますのでよかったらそれもいいでしょう。 大盛りもありますが自信のある方には板そばがあります。値段的には2枚分と思うのですがとなりに運ばれてきたのを横目で見た限り、もっとあるんじゃないか”と思ってしまいます、まぁいいでしょう。 ラーメンはごく普通、季節メニュー?サッポロ味噌ラーメン とありましたので懐かしくなって頼んでみましたが、どこの札幌だろう?で どさんこ、どさん子、どさん娘、とは違ってました。 昭和50年前後ずいぶん食べたもんでしたが、もはやあの赤い看板すら見かけなくなってますなぁ。
 ところで蔵屋の場所の話に戻りますが、実は先日たまたま前を通って あぁここだったっけか となりました、意図的に長期ご無沙汰してたのではなくこう言っちゃ何ですが 忘れかけていた と言うことなんでした。 場所がイマイチというか、イメージとして ”西バイパスの一本西裏” てなものだったために、南イオンの西向かい側の裏へ行ってしまい探せなかったのでした。 調べりゃ分かることなんですがなぜかしなかったということです。 実際は348号線を西バイパスまで来て左折せずに東から突っ切って県道に進み、ホームセンター(ホーマック)とスーパー(ヨーク)を過ぎたところで信号左折、直進200mくらいの右側になっています、ここだと西バイパスの2~3本西裏という感覚なんです。 駐車場が広くなく道路に停める人もいらっしゃいます。 裏の駐車場に入るところがどうもこれまたイマイチで、頭から入れちゃいますとバックで出る時歩道の縁石?から”ガッタン!”と落ちて、底をこすったりすることもあるようです。 まぁお気をつけて
 余談ですが大家さんのいるビルにそば屋が新規オープンしました。 少し様子を見てよかったらその内ご紹介いたします、 という店名です。

 

 

 

 

 


続 山形そば黄門漫遊記  その165   謹賀新年 で 泰光・天童

2017年01月13日 | そばの細道

 年があらたまりましたが、山形は今のところ雪がほとんどありません。 グルッと見回しますと周りの山々は白くなっておりますので、まぁ結構なこととは思います。 このまま行ってくれれば良いなぁとは思いつつも、なんか不都合はないだろうかと不安にも思います。  そんな今年のお正月、初詣はお寺と近くの神社なんですが、一息つくと混まなくなりますので市内各所や近郷近在を回ってみます。 大概は人もまばらで正面がしまっているところもあり、こう言ってはなんですが”強者どもの夢の後”風でございます。 
 お天気もよかったので市内ちょこちょこ回って今年は天童方面へ行ってみました。 まずは荒屋の北畠神社、山寺へ向かう途中なのでわかりやすいのですがほとんどの方は素通りします。 まぁ仕方のない位置としか言いようがありませんが誰の姿もなく、近所の当番の方が一人おられました。
 参拝を済ませて次に舞鶴山の信長を祀った建勲神社へ行こうとした途中そば屋が一軒、 泰光 と言う看板でした。 あぁ~と思いだして ”ずいぶん経つから” と記憶もいい加減な状態でしたが、続いているということはそうとう腕も上がったろうと勝手に決めて入店、はたしてどのくらい前だったかも含めほとんど忘れてしまっておったのでしたが少しづつ思い出して来ました。 たしかある方のお薦めでやって来たのだったと思います。 もちろん私はそばをいただいたのでしたが気づいてみたら周りのお客さんは八割方ラーメンで、結局「ここはラーメン屋でしょう」と言ってしまったような気がします。 今回は注文前にじっくり見渡しましたところほぼ半々、ならばで板そば+ゲソ天といたしました。 そばは多分二八くらいかな、やや白めで柔らかめ、タレは薄めでやや甘め、万人向けと言ったところで上等です。 量は余所より一口二口多いような気がしますが、大盛りも特盛りもありました。 メニューを見ますとそばにラーメン、ご飯モノもありまして、さらにはいろいろおかずもありまして目移りしそうなくらいです。ちなみにニシン煮は430円だそうです。 しかし残念、例によって鳥だの鴨だのの文字が目立ちます。 同行者が頼んだ天ぷらにはしっかりキノコが・・・・  ねぇ   まぁしょうがないのかも知れませんが私は嫌いです、今年も決して食べません。
 ところで、となりの人が食べているとついつい食べたくなるもの、両横綱はカレーとラーメン。 「次回はらーめんだなぁ~」以前とは違う理由でですが、ただし注意せねば鳥中華。   場所は天童奈良沢、御苦楽園の近く、説明面倒なので023-653-1313ナビでどうぞ。


続 山形そば黄門漫遊記  その164   今年のそば

2016年12月29日 | そばの細道

 寒い冬がやってきました。 北海道では早々ととんでもない状態になっているとか、でも関東は結構暖かい日が多いようで、狭いといってもやっぱり広い日本です。
 久司に行ってきました、いつもながらのケッコーケダラケ薄ら緑がかって見える感じです。 前にも言いましたが山形のそばは今年出来がよかったとかで、勿論腕もあるのでしょうが、どちら様も上等です。 そういえば富の中の 山形の肉そば屋 も、久々に寄ってみたらたいへん結構でしたのでならばと薬師町の本店?(山形ちょっと亭)にも行ってみましたが、これまた結構コケコッコーでありました。 以前は本店でおやじが打ったのを持ってくると聞いていましたので尋ねてみましたら、やはり今もそうなんですが今は全部店長?(息子殿)が打っているんだそうで、腕が上がってなお上昇中。 正直もう少し通ってもいい店なんですが、なんせ元祖が谷地・・・鳥そばなんで・・・・ひけてしまうのです、だからいつも言うのです、鳥はダメです大っ嫌いです、私は決して食べません。
 さて、暮れも押し迫ってきて今年もあとわずか、そろそろ年越しそばを考える頃となりました。以前は山形駅前のデパ地下で 鈴木の7割 を買っていたのでしたが、近年は久司から求めてきております。 結果、始めも終わりも久司だったと思っていましたが、よくよく考えてみたら去年も今年も年のはじめは 緑のたぬき でした、ハハハ。  余計なお世話ですが、山形のそば屋はたいがい年越しそばの持ち帰りをやってくれます。(”たいがい”は言い過ぎかも? ご確認願います) お気に入りの年越しそばも良いもんです。 ただし茹で方はしっかり聞いてきて下さい
 寄る年波もあるのでしょうが、年々新規開拓がおろそかになってきているようです。この傾向はもはや変わらないのかも知れません、しょうがないでしょう。 まぁなんだかんだと言っても山形そばの応援団としてはしばらくは続けてまいります。

          No.1でなくっていい♪~ もともと特別なOnly1 とは山形のそば屋のこと・・かな
                          よいお年を

 

 

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 行ってみたい人は、大家さん(株式会社 日本マイコンセンター山形)に山形駅前クラブ作成の【そばマップ2016年版】をFAXサービスしてもらいますので、請求してください。 忘れられるかもしれませんが、タダですので文句を言っても相手にされません。 メールでも何とか送れるようにしましたので、ご希望お寄せ下さい。 ただメールアドレスはお忘れ無いように。 多少余分にありますので印刷物をお送りすることも出来ます、例年通り大家さんが郵便代くださるそうです。送付先お知らせください。 


続 山形そば黄門漫遊記  その162    雰囲気が美味いとは  掬亭・高畠

2016年11月17日 | そばの細道

  よせば良いのにしゃべりが止まらない、蕎麦と酒、 どうにもとまらない で、また聞かれてしまいました。 「結局どこが美味いのですか」。いつも答えは同じ「あなたが食べて美味いと思ったとこ」 。 それじゃ答えにならないと怒られてしまうのですが、他人の感覚分かるわけがないじゃない。 外国のゴムタイヤ屋の付けた星の数でレストラン(店)のランクを決める傲慢な人が羨ましい! 有名銘柄牛、一口ずつ食って当てられたってそれがなんだ。 利き酒で満点とったってだからどうした、馬鹿じゃないのと思ってしまう。 まぁそれが生きがいの人がいてもそれはそれでまた良いんでしょうがねぇ。   さて、じゃあおまえは何なんだ!と言うことになるのでしょうが、俺は俺!俺がうまいと言ってるだけで他人はどうでも結構ということです。
   先日聞かれたので少し考えてから提案して 掬亭 へ、お仲間連れてぞろぞろ、この日は団体というほどではありませんが、やや多めの人数、あらかじめ予約。 メニューはここでは上位の蕎麦膳、セットもので6~7点のおかずがつきます。 前にも言いましたが、この店は雰囲気、空間がゆったりしていて気分が良いのです。 今回一緒した皆さんもお年柄なんとなくご機嫌になったようで、まして今日は運転手付き。 値段的には2000円程度なので安いねぇーとさらにご機嫌! 煮物や和え物や天ぷらも良いのですが、やっぱりこぎれいな漬け物に目が行くようでした。 「ここは三奥屋(漬け物屋)の店なので、漬け物は只みたいなもんなんだろう」と吹かしましたら、変に納得しておりました。 お酒は高畠なので 米鶴 かなと思いましたが、同じ高畠でも後藤の 辯天 でした、考えてみたらご近所さんですし、漬け物には甘口の方が合いそうですので納得ナットク。 
 そばは何度も書いてますので書きません。 月火お休みで、冬はズウーットお休みしてます、まぁのんきな商売だこととおっしゃるなかれ、雪掃き雪下ろし考えたらそうは言えないかも知れませんよ、なんせたしか西置賜のどっかから移築した大きな家で駐車スペースもたっぷりです。 あくまでも個人的推測ですが、来るか来ないか分からないお客様のために、雪をまじめに相手にしていたらそば打つ気力も体力もなくなっちゃうかも知れません、広さが玉にキズ・・・・・?
 まぁ一つの結論でした、今年はそろそろ・・・かな。   (初冬から春先は要確認  0238-57-3841)

 

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続 山形そば黄門漫遊記  その161 堅い・固い・硬い??そば 扇屋・山形

2016年10月27日 | そばの細道

 そばは見かけ 柔らかさ(かたさ)、太さ(細さ)、長さ なんかで表現されまして、黒くて堅くて太くて長くないのが田舎そばの一般的なものでしょう、まぁ町うちのやつはおよそその逆といったところでしょうか。
 先日、ひょんな事から 「んじゃ 扇屋 に行ってみっか」ということになりました。 ここは ”君のは太い!” 十割の極太がありまして、今日は思い出したようにそれに惹かれたわけです。 まぁ太くてボソボソといえば東根の 伊勢そば とか山辺の 浪花亭 となるんでしょうが、上には上があると言ったところです。 行ってみれば分かるんでしょうが、ここは そば屋 であり、また 飲み屋 であります。 まぁ昼と夜、二つの顔があるようです、夜は行ったことありませんがどんなものなんでしょうか。
 さて、その極太が運ばれてきます。 二段重ねで(大盛りは三段)おかずも何点か付きますので結構なボリュームになります。 まぁ太いも太いし、堅い堅い、とてもズルズルッとはいきません。 ゲソ天も頼みましたのでもちろん運ばれてきます。 ”しまった、あぁそうだった、ここは量が多いんだっけ!” 出来れば皆さん「少なめでいいよ」と一言かけた方がいいですよ、そば食っておかず食ってゲソ食ったらもうパンパンです、なにせゲソは腹の中で膨らむのですそば湯で、、、 好きな方には最高でしょうが、あくまでも私基準の話です。 いろいろご意見はあるのでしょうが、ゲソ天のコストパフォーマンスは一番かな?争うとすれば霞城北門の  初舟 、 刑務所近くの 楽生門 くらいなもんでしょうが・・・いややっぱりこっちが一番。  念のためにお断りしておきますが、安心して下さい普通の太さ堅さのそばもあります。 場所ですが、南二番町、サンドラックとかアミーゴ(ペットショップ)のある通りです。 『一度食べたらくせになる』 と自画自賛の宣伝文句を書いてますが、そこまではどうなんでしょうか、因みに私は7~8回は行ってますがまだそうはなっていません 、ん~? でも忘れない程度にと言うか思い出したように行っていますので、、、もしかしてこれってそうなのかなぁ???
 話は変わりますが、このところ ご縁? ついで? がありまして久々に宮城側のそばをいいただく機会に恵まれました。 そういえば近年どういうわけか山形側に比べ店の増え方が多いように感じます。 たとえば七ヶ宿町、たとえば川崎町、蔵王町、宮城側から蔵王エコーラインを目指しますと途中結構な件数のそば屋を見かけます。  だいぶ前に七ヶ宿町のそばをいただいた時には、盛り よりは かけ(汁もの)が断然多いと感じたのでしたが、様変わりと言ってはなんですがこのところ汁ものはあまり見かけませんで、盛り(またはザル)が多いようです。 さすがに宮城ではゲソ天は見かけませんが季節の天ぷらがよく出ているようでした。 まぁ残念ながら秋ですので 恐ろしい食材キノコ が幅を利かせておりまして情けないことでしたが、ただそばそのものもたいへん結構なところが多く宮城風のやや甘めのタレによくあっておりました。 
 おまけの話です。 ミナサーン、新そばマツリの季節ですよー  毒キノコに注意して下さいねー 今年は件数が多いようですよー  自己責任ですよー         余談ですが  私はキノコが嫌いです! 決して食べません!    

 

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続 山形そば黄門漫遊記  その160     今年はそばが美味い 

2016年10月06日 | そばの細道

 先日上山の 久左衛門 に行きました。 まぁ何の気なしによったのですが思いの外香りがあり、”夏そばでたかな?”と思ったのでしたが、数日後に高畠の 掬亭 でも同じ印象でした。 そういえば最近いいなぁと感じることが多く、ラーメン党に誘われることが少なくない今日この頃なのですが、、、、あぁだからそばの香りが引き立つのかな。 まぁ結構です。
 機会がありまして肘折へ行って参りました、もちろんそばは 寿屋 です。 行って『ギョッ!無い』、でもよく見たら店が新しくなっているだけでした。 帰りがけ「ここ建て直して何年になりますか」、「10年くらいかな」だって。 ということは10年以上来てなかったということなんでしょう。 かべに昔の店の絵が飾ってありました、懐かしい・・・・ こちらは最上早生なんでしょうが、やっぱり香りが良い。 要するに今年はできが良いし早いのでしょう。 行った帰り沼の台方面へ、そばの旗をイッパイ立てて、例の 未来館 まで行ってみましたが  の字が浮かんできて入ることなく棚田を眺めてきました。 確かあそこは 地鶏そば とか言う恐ろしいモノがメインだったんじゃなかったかな。 また言います、鳥はだめです、美味しいはずがないのです、私は大嫌いです決して食べません・・・・・・でもラーメンはどこでも食べるんだよなぁ、見えないダシはいいか。
   話は変わります。 何年か行くつもりだったんですが、なんだかんだで逃していた 上平のそば花まつり やっと行ってきました。 9月13日10時半から400枚限定と書いてありました(450枚とも500枚とも諸説あるようです)。 県道狐越線で県民の森方向へ進み、近年廃校となった双葉小学校を過ぎていくと、その日は分かれ道のところに おっちゃん達 が指示棒持って誘導しておりました。 駐車場を心配いたしましたが、元々何にもないとこですので、道路の脇に次々誘導されます。 公民館の入り口のところでチケットを求めます、260番台でした。 20人づつ順に呼ばれまして集会場の1階や2階、あるいは玄関脇のテントの下でいただくのです。 待つことひさし一時間、やっと順番が来てありつけます。 一枚500円、キュウリとなすの漬け物がおまけでそばの脇に転がってました(これが美味い)。 待っただけのかいのあるそば、たかがそばで私が一時間も順番待つなんて滅多にありません。 まぁ上等舶来! 今年は 山長、港屋、伊右衛門なんかの親父達が6~7名 手伝いで頑張っておりました。 いよいよ今年も新そばの季節到来です。ただし、山形はともかく大産地の北海道がメタメタという話ですので、喜んでばかりもいられないのかも知れません、どうなることやら。
   おまけの話ですが、千歳山の麓にあった 大丸そばや のあとにラーメン屋が開業してました。

 


続 山形そば黄門漫遊記  その158     百笑家姫・尾花沢    

2016年08月22日 | そばの細道

 前回『そば街道』に触れまして適当なこと(そうでもないんですが)を書きましたら、なんかかんかがある方がなんかかんか言ってきました。 一番 がおかしいとか、 そもそもは・・・ とか、 民宿があったはずだ(私もそう思います) とか、いやいやどうでもいいことを勝手におっしゃる方はやはり好き者なんでしょう。そもそもそば街道に発祥の地”なんていうものはないのでありまして、仮にあったとしたってだから何だそれがどうした程度のことのようです。なにせ全国にいくつあるのかわからないくらいあるそうで、県内だけでも置賜や庄内をはじめそこら辺りにいくつもあるようです。まぁどうでもいいか。
 もうひとつ、じゅんさいが高い と言いましたが、ゲソよりましだべ  と言われました。 まぁ以前からそういう声はあるんですがどうなんでしょうか、確かにスーパーで100円くらいで売っているモノを、適当に切って皿に盛れば、最低でも2皿くらい出来て1皿250~300円、やっぱし高いかなぁ。 しか~し、先日くそ暑い日に尾花沢のそば街道へ行った時、あまりに久しぶりだったので”鶴子そば”の場所がわかんなくなってしまっておりました。  御所の水公園でハス畑?を見て、しばしの間德良湖の付近をうろついていましたら道路際にそば屋の看板が寂しく一本、百笑家  と書いてありましたのでその方へ。 程なく着いたのでしたがちょいと時間が早い?、でも営業中と看板がありましたので入りました。 オバチャンが電話でしゃべりまくっていましたが、どうぞ」って言うので 席に着く。 とにかく暑い!  勝手に扇風機回したが熱風! 程なく電話を終えたオバチャンが「クーラ-今つけっから」で水を持って来てくれました。 そして、そばを注文したら「まてまて今からお湯沸かすから少すかがっぞ」だって。 やっぱ暑い! そこに旦那?と息子?登場、なんとなくお仕事スタートといった感じ。 少しして別のお客さん来店、でそば注文、その方達は『ゲソ天』もご注文。 ここからがよかった! オバチャン宣わく「この暑いのに揚げ物すろてが、殺されっづはぁ、いろいろ付ぐがらいいべはぁ」だって。 私もそちらのお客さんも一瞬あぜん! でも即納得で笑っちゃった。 なるほどゲソ天、たかがゲソ天、でも作るとなったら たいへんなわけだ 高いわけだ、ハハハ・・・    メチャメチャ暑い! クーラーまだきかね・・・・
 「イッパイ待だせだなぁ」とやっと出てきたそばは多分二八くらいの田舎そば、歯ごたえばっちり! 1.5にしたので量は十分(多すぎた)、漬け物やら煮物やらおかずがいっぱい、”だし” まで付けてくれたのでタレに投入、先日のじゅんさいじゃないけれどこれもまた上等でありました。 とどめは名物スイカ、でも腹一杯で、、、はいごちそうさん。 たれは比較的薄めで万人向け、予約しておくとそばは十割も出すそうですし、中華もうどんもあります。 なんのことないこのそば屋、民宿もやっているようで田舎料理はバッチリのようです。   場所の説明困難につきナビに入れて下さい 0237-23-2155
 余談ですが、まだ工事中?  御所の水公園のハス  いいと思います。   もうちょっと年季が入るとなおいいんじゃないかなぁ~

 

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 行ってみたい人は、大家さん(株式会社 日本マイコンセンター山形)に山形駅前クラブ作成の【そばマップ2016年版】をFAXサービスしてもらいますので、請求してください。 忘れられるかもしれませんが、タダですので文句を言っても相手にされません。 メールでも何とか送れるようにしましたので、ご希望お寄せ下さい。 ただメールアドレスはお忘れ無いように。 多少余分にありますので印刷物をお送りすることも出来ます、例年通り大家さんが郵便代くださるそうです。送付先お知らせください。