住まい・あ・ら・か・る・と

建築士・インテリアコーディネーター・そして介護福祉士として、生きるための器としての住まいへの想い

有明の…

2015-10-28 20:12:44 | 日記
昨日の雨は何だったんだろう?という今日の晴れ晴れしたお天気でした昼間はまだ温かいですが、朝晩は寒いカンジです

秋の彼岸を過ぎると夕方も早く陽が暮れるようになりますが、朝がなかなか明けないのが難儀です介護の仕事は朝6時に車を出すので、どっぷり4か月くらいは、「これは真夜中の出勤なのか」とちょっとブルーになります。最近のように晴れ晴れした朝はくっきり空が明けるのでまだ気持ちが上向きになるのですが

今朝は、白んだ東の山の端を拝み、振り返ると西の山の端近くに大きなまんまるの有明の月が残っていましたそれがとても美しかったので、車を降りて写真を撮りました。

万葉の人たちは月を詠んだ歌を数多く残していて、この月を千年前の日本人も観たのだなぁと思うと感慨深いものです。

若い頃は大きな満月がぽっかり空に浮かんでいるのを観て、この月を恐竜たちも観たのだろうなぁ…きれいだなぁとか思ったのかなぁ、と想像したものです。

天文の世界に魅かれるのは、そんな変わらない普遍的な部分に魅かれるのかもしれません

今朝の有明の月は満月でした





ありあけの つれなく見えし別れより あかつきばかり憂きものはなし       壬生忠岑



臨機応変と言われても…

2015-10-24 16:25:58 | 介護
はたはたと 散りゆく木の葉 静かなり     筆者

縁あって、山口市小郡のランプの宿のマネージャ―さんから、「絆新聞」に載せるから俳句を送ってと言われ、過去に書き溜めたノートを探すも見当たらず、新たに秋の句ばかり作って10句ほど精選して送った

俳句は19文字で表す究極の文学だと思うけれど、松尾芭蕉のそれは、写真を切り取ったような鋭い観察眼が短い言葉の中に鮮烈に表れていて、スゴイなぁと思うけれど、マネをしてもちょっとできないカンジ

ま、勝手に自己満足する趣味です

「臨機応変」という言葉はスゴク使い勝手がよい言葉で、しかし、意味曖昧でかなり不親切な言葉だと思っていますが、自分も使ってしまうところが哀しいというか、「あぁあぁああ…」というカンジで、スッキリせず

介護の仕事を始めた時、一日の仕事の流れを教えてもらい、介護のテクニックも教えてもらうのですが、相手が人なのでいつも時間通りに事が収まるわけではなく、業務は縦横無尽に用意されており、なかなか仕事に乗れなくて苦労しました。そんな時、どうしたらいいのか、職員に聞いても最後はきまって、「臨機応変にね」と言われたものです。
その「臨機応変に」というのに、どうやったらいいのかがわからない。と、かなり悩み、不親切だなぁと思いました。

でも、最近、職員の世代交代が著しく、新しい若い人が増えて、マニュアルをみながら、それでも、毎日違う出来事に出遭うわけですが、そんな時、「こんな時にどうしたらいいのですか?」と、尋ねられるのですが、こういう場合はこうする、と説明しながらも、最後は「臨機応変にね」という自分がいて、その度に不親切な私だなぁ…と自己嫌悪するのです

日本語は曖昧な言い回しがおおくて、文学的には想像力を掻き立てられることも多いですが、「だーかーらー、どうすりゃいいわけよ」となることもあるのですよねぇ…








ありがとうのその先は…

2015-10-19 22:04:10 | 日記
秋真っただ中の見渡すかぎり晴天晴天晴天

16日の金曜日から縁あって、大分県竹田市(「たけだ」ではなく「たけた」というのことを始めて知りました)で行われた滝廉太郎記念 全国高校声楽コンクールに行ってきました。

強行軍でしたが、わずか2万あまりの人口の街であんなに大きな大会を長年続けてこられた、市民と行政の皆さんのパワーにただただ頭が下がりました。そして、何回「ありがとうございます」と言い、ずぅぅぅぅぅっと笑顔でいられたことがとても心地よかったです

「おもてなし」という言葉が巷にあふれていますが、都道府県の代表として全国から集まった高校生に少しでもリラックスしてもらって、ここに来たことを楽しんでもらって、いい思い出を作って帰ってほしいという、純粋な心遣いを、お世話された市民のボランティアの方々や関係者の方々の細やかなお気遣いを、ダイレクトに感じることができました。プロのホテルマンやイベント会社の完璧な「もてなし」とは違う、心温まる「おもてなし」をうけることができ、ただただ、「ありがとうございます」と笑顔で返す三日間でした

また、来年も来たいな、と思います














秋ど真ん中

2015-10-14 13:48:10 | 日記
見渡すかぎり晴天今日はオフなので、布団を干して、洗濯ものをメいっぱい洗って、秋を楽しんでいます

夏の前に宇宙朝顔のお話をアップしましたが、その種ができてきました。今年は生育環境がよくなかったので、来年はもっと大きく、たくさん花をつけてもらおうと今年を反省しています植物は正直ですよね。テキトーにやっちゃると、テキトーにしか花を咲かせてくれない





四季咲きのベゴニアがベランダに所せましと居るのですが、花を切り返すたび花瓶に活けると、根をだして、それを土に移してやって、増やしています。四季咲きなので、一年中花がついているようですが、秋が一番元気がいいみたい。一番最初は、白と赤とピンクの3株をスーパーで買って、植木鉢で育てていました。株が大きくなったので、切り返して一輪挿しに活けたら、根がでて、土に移したら、根付いてくれて、白いベゴニアは比較的よく根がでて、土に移植してもわりと簡単に大きくなるのですが、ピンクはなかなか、根がでてくれなくて、土に移しても枯れてしまったり、ずっと一株のままで増やせなかったのです。でも、今年は増えてくれました



陽射しが縁側から一メートルくらい部屋の中に差し込んでいます。秋だなぁ

一期一会

2015-10-12 11:10:06 | 日記
体育の日は晴れという印象ですが、最近の体育の日はそうでもないカンジです。昨年は台風だったのをよく覚えています。

昨日は周南の徳本工務店のイベントで猫の手してました。私は何も売るものがないので、「枯れ木も山のにぎわい」的存在ですが私も自分の作品を作ってみたいなぁと、創作意欲がわいてきて…

昨日のイベントではいろいろな手作りの職人さんや、こだわりの一品を販売されている方々の集まりなのですが、食べ物はどちらのものもとてもおいしかったこだわりの一品では、障碍者の方の描かれたアートをグッズにして販売されていた、周南あけぼの園 アトリエ nonさんの、のぞみさんのサインのある作品にとても心惹かれました。マウスパットとポストカードを買ってみました。色彩と構図がとても面白いし、何より作品からパワーを感じられるのが気に入っています。

手作りハンコを作って販売されていた、みやびらんどのグラフィッカーのみやびさんには、小さなネームハンコに息子の名前の五文字をデザインしていただいて(四文字までというのをご無理を言って、五文字お願いしました)、その場で作っていただき、感激でした。

で、私は、乗って行った車にアマチュア無線のアンテナをあげていたもので、そこから、イベント参加されていた徳本社長の同級生のG氏と無線の話から、そのまたお友達を呼んでいただいて、デジタル無線のお話をお聞きして、私的にかなり楽しめました

お気に入りのアートに出遭えたこと、息子のネームハンコを作っていただけたこと、アマチュア無線のお知り合いができたこと、とてもhappyな一日でした