住まい・あ・ら・か・る・と

建築士・インテリアコーディネーター・そして介護福祉士として、生きるための器としての住まいへの想い

カメラとわたし

2015-11-27 14:12:51 | 日記
一足飛びに冬になってしまったような昨日、今日…先週までが温かすぎたとは思いますが、急激な冷え込みはヘビ年の牡牛座の私には堪えるなぁ…

さて、知人からデジタルカメラをもらった。しかも一眼レフ機能がいっぱいあってなにがなんだかわかりませんねぇ…というカンジですが、ちょっと頑張ってみようかと思って、出かけるときには車にのっけて出かけるようにしています。

カメラは昔は旅行に行く時に使い捨てカメラを購入するくらいで、特に高価なカメラが欲しいとか思ったことはないです。でも、建築を始めて、現場写真を撮らねばならないという現実に遭遇した時、すっっっっごい下手なことに気がつきました。現場写真は被写体に対して水平に撮るのが大原則なんですが、ナナメってるよぉ…ってカンジで。しかも昔は現像するまで絵が見えないので、怒られて、撮りなおして、現像だして…よく怒られました

インテリアなんかの写真も綺麗に撮りたい、とは思うものの、なぜか私が撮ると「んー…」というカンジでそんなんで自分のカメラも持たないので、写真とは縁のないもの、と思っていました。ら、カメラの方がやってきてしまいました

で、宝の持ち腐れだけはやめようと、マニュアルを読みながら、ヨチヨチやってます。

先日は秋吉台に行ってみて、イメージに近い絵が撮れないかとチャレンジしました。デジカメはその場で確認できて、その場で撮り直しができて「便利ぃぃぃぃ

イメージ通りの写真が撮れると、とってもHappy



漆かなし 紅きはまりて 散るときは        吉野義子


楽しきことも…

2015-11-17 10:31:31 | 日記
今年も残すところあと一ヶ月あまりクリスマスは子どもたちが小さい頃はプレゼントをこっそりわからないように買い求めるのに四苦八苦。いくつまで、サンタさんが良い子にプレゼントをもってきてくれる、という夢をもたせておくべきか悩みますよねぇましてや、兄弟姉妹がいると、上はメルヘンだと気付いているようだが、下はまだ信じている、これは、どうするべきか…など…

ついでにウチは娘がクリスマスイブ生まれだったので、プレゼントが二つ必要で大変だったなぁ
昼間にどこかに出かけて、誕生日をお祝いして、夜はクリスマス、なんてこともやったりしましたわぁ
今では子どもたちも適当に大きくなったので、今年はクリスマスはなくてよくない?と思うのは私だけかなぁ


娘の誕生日が済んだら、年末大掃除を家族総出でやっつけて、大晦日に家族4人で紅白歌合戦をみながら、ありゃどりゃそりゃこりゃと話しながら除夜の鐘をきいてお正月を迎え、元旦には温泉に入りに行くというのが年末年始の恒例行事です。

今年は娘がウチを出ているので、4人揃うのかわかりませんが、これまでは、年末年始が家族4人で過ごす数少ない日のひとつでした


ところで、今月は忙しくてなかなか買い物にも出かけていませんが、巷ではクリスマスソングが流れているのでしょうか?アレを聞くと母親になってからは、「ゲッソリ」するんですよねぇ子どもがいない頃は別段、ヨカッタですよ。ロマンチックな季節になったのだなぁなどと、思って…。

でも、子を持つと「ぎゃー!!もうそんな季節ぅぅぅぅうぅ!!!???」と追い立てられるような気持ちになるこれは私だけかなぁ、と長いこと思っていましたが、勤めている介護施設で、BGMをクリスマスソングに変えられると、他のお母さん職員も同じこと言って、「職場でコレはやめて欲しい」と嘆くのです

楽しいこともたくさんある年末ですが、気をひきしめていきましょ


かわいい子には留守番させろ

2015-11-07 19:46:35 | 日記
お疲れ様です

最近挨拶は誰にたいしてもこのフレーズから始まってしまいます疲れちょらんよと返されたことがあまりないのは、みんなお疲れなのね…

前回箱根行きの話をしましたが、都合私は二泊三日でウチを開けて出かけてきました。留守番は小6の息子とその父親です。クレイマークレイマー(知ってる?)状態ですが、今回は日曜日からの出発で月曜日は息子が代休で三連休だったので、食事の支度など何もせず、三日分の二人分の食費として三千円渡して出かけました。

あとはお好きに…と。

息子は食事やおやつを作ることをあまり苦にせず、保育園の年中から教えたら興味をもって自分でやるので、レシピファイルを作って持たせています。

で、私が出かけた当日、叔父のウチで、さぁこれからパーティだっていう時にメールがきて、「今から晩御飯。から揚げとじゃがいもと人参の素揚げにホウレンソウのお浸しにキャベツの千切りだよ~」と息子から。

あとの二日は何を作ったのか詳しく聞いていませんが、3日の夜8時半ころ帰宅するとハウスクリーニングされていました

「今度は一週間くらい旅行に行ってもいいよ」と息子の弁

「かわいい子には留守番」させよう

明日は周南市の物産展にお邪魔しますどこかでお目にかかったらお声掛けを

妹ブログもよろしく

備忘録ブログもあります

トラベルヘルパー

2015-11-04 20:10:12 | 介護
箱根里 山粧ふて 母笑ふ        筆者
富士山の 冠雪に 母笑ふ        同






昨日、一昨日と一泊二日で箱根に行ってきました

川崎の施設にお世話になっている実母を箱根に連れて行きたいと兄が言い出して、義姉と姉と4人で要介護4の母をレンタカーに乗せて片道約2時間の旅に出かけました。

母は6年前に交通事故で高次脳機能障害となりました。それまで、独居でしたが、独りで生活することは不可能となりアレコレあって施設にお世話になることになりました。その後の経過は穏やかに推移し、老化は確実に訪れていますが、オムツはしているものの、食事は箸で普通食を上手に食べるので下の心配だけすれば出かけられるかなと思っていました。

とは言え、介護に関しての知識の無い兄・義姉・姉は不安なので介護福祉士として私に同道するよう話があり、ビジネスライクで行ってきました。

箱根にはかんぽの宿にバリアフリーの部屋があり、だたのバリアフリーではなくて、リフトが天井に設置してありベッドからトイレ、浴室に寝たきりの人でも移動できるように室らえてあります。ベッドは介護用ベッドでリクライニングもでき、移動も可能で柵もあります。部屋の定員は二人なのですが、母と姉と私で一部屋にしてもらうようにエキストラベッドを入れてもらいました、ベッド3台入れても、車椅子での移動ができるほどのスペースは十分にありました。
部屋の出入り口も引き戸でバリアフリーです。

あいにくリフトは母が怖がるので使いませんでしたが、こういう部屋が室らえてあることに安心感がありました。普通のホテルでもバリアフリーの部屋はあるところもありますが、手すりが設置してある程度でなかなか車椅子OK、介護ベッドにリフト設置となると、私は今までお目にかかったことがありません。

母は障碍者となってからの方が、健常者だった時に比べて穏やかになり、当時の病院やその後のリハビリ病院でも、穏やかな人ですねと言われ続けてきました。脳の障碍によっては、攻撃的になる人も少なくありません。そんな中で、すっかりいい人になった母は、今回の旅行でも始終ニコニコしており、接待してくださったお店の人に「ありがとう」が言えて、トラブルもなく一泊二日を過ごすことができました。帰る頃になると、私の名前を呼んで探すくらいに覚醒していました。

今回の旅行に同道して、要介護でも少しでも社会性があって介護の知識のある者が同道すれば出かけることができるのだなと思いました