自燈明・法燈明の考察

人類の起源とは

 今年は暖冬なんですね。秋田の横手で毎年この時期に恒例で行われる「かまくら祭り」では、町に積雪なく近隣からダンプで雪を運び込んで、今年はかまくらを作っているとか。また野菜の値段も暖冬で下がっているようで、理由は例年より大きく育っている事もあり、また獲れ高も多いことから値段が下がっていると言うのです。

 これを断片的に捉えたら「地球温暖化」の一つの現れとも言えるのかもしれませんが、果たしてどうなんでしょうね。そうそう、オーストラリアの大火災も気になるところですが。

 さて、今回は人類の起源について少し私が考えている事を書いてみます。以前に「イブと七人の娘たち」という本について紹介しましたが、人類の起源とはアフリカにあるというのが、今の学説でしょう。ミトコンドリアDNAの痕跡を辿ると、その様だと言うのです。

 しかし人種の多様さや文化の多様さを考えた時には、もう少し考察が必要な様にも私は思うのです。これも以前に書きました。

 いま私の子供が丁度「人類の文明」という事を、学校の授業でやっているらしく、四大河川文明について聞かれました。四大河川文明、ご存知ですか?
 ◆ナイル文明
 ◆チグリス・ユーフラテス文明
 ◆インダス文明
 ◆黄河文明
 これは学校で学ぶことですが、文明とは思うに「雛形」があってこそ発生しうるものではないかと思うのです。(私は考古学にも疎いので、あくまでも個人的な私見で書いてます)では、これらの文明の雛形は何だったのでしょうか。

 実はあまり学校でも学ばない事ですか、人類最古の文明というのがあって、それは「シュメール文明」というものです。「ギルガメッシュ叙事詩」等が有名ですが、この文明はチグリス・ユーフラテス河の近傍に今から六千年ほど前にあった文明だと言われていて、この文明が後のナイル文明やチグリス・ユーフラテス文明に大きな影響を与えたと言われており、また旧約聖書にある「ノアの方舟」の逸話の雛形も、この文明から派生したという説もあります。

 このシュメール文明には神話があり、そこではアヌンナキという神が人々を作り出したという説話が書かれています。なぜアヌンナキが人々を作り出したかと言えば、自分達で労働を肩代わりするものとして創り出したというのです。
 因みに聖書では人類の祖はアダムとイブであり、イブはアダムの肋骨から作られたと言う説もあったり、また土から作り出されたという説もありますが、その神が人類を神に似せて創られたとはありますが、何の目的で創られたのかは、よく解りません。もしかしたら創世記のどこかに書いてあるのかもしれませんが、私はそれを知りません。ただイスラム教の解釈では、神の代理人として創造されたという記述があるようです。

 話を戻します。シュメール神話ではその様に書かれているのですが、この神話に出てくる神のアヌンナキと言うのを「地球外生命体=異星人」として、人類は地球外生命体から作り出されたという説が、最近ではあったりします。
 ではそれが果たして真実なのかどうか、それを肯定する論というのはありませんが、一方でそれを完全に否定する理論も今の世の中には存在しません。そもそも今の人類科学の中で、最近特に色褪せたと言われている「ダーウィンの進化論」を元に「人類と類人猿は共通の祖先から進化した」と言いますが、その類人猿から人類に至る進化の道筋に、大きな拭い難い空白があり、それを現在の科学でも「ミッシング・リンク(失われた繋がり)」と呼ぶように、未だ謎なのです。
 つまり人類は二十一世紀となった現在においても、自分達種族の淵源という事にすら、明確な答えを見出してはいないというこの事実を理解するのであれば、可能性のある説を完全否定するという事も、問題がある事と言えるのではないでしょうか。

 だから私はこの人類が地球外生命体の干渉により創造されたいう、一見荒唐無稽な説にも大いに惹かれてしまうのです。

 ではここからはこの「地球外生命体」の干渉によって人類が創生されたという、荒唐無稽でも可能性のある一つの説を元に話を進めますが、その場合、はたして地球外生命体は一から人類を創ったかと言えば、そこは大変に困難であることから、原型種を遺伝子操作して創り出したと考える方が、理屈に合うと思われます。そしてこの原型種こそが「イブと七人の娘たち」でも語られるホモ・サピエンスなのではないかと考えています。

 人間も畜産関係ではやってますよね、いわゆる「品種改良」というやつです。

 だから私は今の人類はホモ・サピエンスからの品種改良種なのではないかと思うのです。品種改良だから原型種からの進化の系図に「ミッシング・リンク」というモノが存在しているのでしょう。
 またもう一つ、何故人類にこれだけ多様な人種や文化が存在するのか。それはこのシュメール神話のアヌンナキの様に、人類に干渉した地球外生命体が複数存在し、それぞれに異なった目的で遺伝子操作をした残像なのかもしれません。

 例えばアングロサクソンやモンゴロイド等は外観も文化も異なりますが、これはそれぞれに異なった地球外生命体による遺伝子操作、また目的があったからなのではありませんかね?

 そういう意味で言えば、今の人類とはホモ・サピエンス改良種の集合体という事かもしれません。

 もちろん、元々のホモ・サピエンスに近い原型種があるのかもしれませんが、それは現代ある人種でどれにあたるのかは、それは私も解りません。

 またこういう事の痕跡の一つが、各民族にそれぞれ伝承されている「神話」という事かもしれませんし、この人類を従属させる為に組み込まれたのが、人類の持つ「宗教観」という事かもしれません。であれば、なぜ人が宗教に対してこれだけ脆弱であるかも、私個人としては合点が行く事になるのです。

 という事で、荒唐無稽な根拠から荒唐無稽な話を展開してしまいましたが、考えることは自由なので、私の考えている事の一端を、書かせてもらいました。


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