6月3日に掲載させていただいた記事の再掲載です。
日本シュミレーション
中国社会の「汎暴力」傾向 と 国内の
優秀外国人の確保
中国社会で、「汎(はん)暴力」傾向 が顕在化しているという。
「汎」(はん)とは、“すべてにわたり” という意味である。
中国国内での国民性の変化は、近い将来の 移民流入国で起こる傾向とも考えられる。
大量移民を唱える 日本の将来のシュミレーションとして、この事項について考えたい。
中国社会の「汎暴力」傾向
産経ニュース
5月6日から7日にかけて、中国広州市の白雲空港でちょっとしたパニックが起きた。暴雨のために航空便が大量に欠航・遅延したため、足止めされた一部の乗客が不満を募らせて暴れ出した。
彼らは空港のあちこちで搭乗口の電話・電脳設備や安全検査設備を打ち壊したり応対に出た航空会社の係員を殴ったりして、白昼堂々の暴力シーンを演じてみせたのである。
空港側の後の発表によると、6日の午後3時からわずか24時間で現場ではこのような集団的暴力事件が20件以上発生し、負傷した係員は十数人にも上った。白雲
空港は一時、阿鼻(あび)叫喚の無法地帯と化した観である。悪天候の影響で乗客が空港で足止めされたような事態は世界のどこの空港でもありえたことだが、それが原因で乗客による暴力事件が20件以上も起きてしまうとは、やはり中国だけで見られる独特の光景ではなかろうか。 (中略)
空港は一時、阿鼻(あび)叫喚の無法地帯と化した観である。悪天候の影響で乗客が空港で足止めされたような事態は世界のどこの空港でもありえたことだが、それが原因で乗客による暴力事件が20件以上も起きてしまうとは、やはり中国だけで見られる独特の光景ではなかろうか。 (中略)
考えてみれば、社会というものが形成されて以来、人間同士間のいさかいや争いは付きものである。それを最小限に抑えて社会全体の秩序と平和を守るために人々は法的ルールや道徳的自制心などの「文明的装置」を創出して共同体を維持してきた。中国の先人たちが提唱した「仁の心」も「礼の精神」も、まさにこのためのものではないか。
しかし今、「文明大国」と自称するこの国の人々は、
法的ルールも道徳的自制心も「礼の精神」も置き去りにして、「暴力」というもっとも原始的な手段を用いて人間同士のいさかいや争いを解決しようとしている。「ジャングルの論理」が「文明の装置」に取って代わった観であるが、それは間違いなく、中国における文明の退化を意味している。 (中略)
法的ルールも道徳的自制心も「礼の精神」も置き去りにして、「暴力」というもっとも原始的な手段を用いて人間同士のいさかいや争いを解決しようとしている。「ジャングルの論理」が「文明の装置」に取って代わった観であるが、それは間違いなく、中国における文明の退化を意味している。 (中略)
より深く掘り下げてみると、こうした「汎暴力化傾向」の背後には、社会の抱える諸問題にたいする人々の不満といらだちもあると思う。あまりにも多くの不平不満を抱いている中国の人々が切れやすい短気者となるのも無理なことではない。
が、多くの不満分子のいらだちや怒りが何かの共通的な標的に向かっていっせいに爆発するとき、あるいは何かの政治的理念によって組織化された時、それはまた、新しい歴史を作り出す原動力となるのか。
産経新聞 【石平のChina Watch】より抜粋
ところで、現在の中国人の世界への移民傾向について、興味深い記事がある。
2006年4月の記事 待避禁止!さんのブログより ピックアップさせていただいた。
http://kei-liberty.mo-blog.jp/taihikinsi/2006/04/post_164b.html
対露外交と中国包囲網 その2
極東地方への中国人移民の流入(前編)
2006/04/14 ※記事、部分抜粋しています
現在、ロシアの極東地方は
人口の大幅な減少に悩まされており、
代わって中国人不法移民が国境を越えて陸続と進出し、
その数は年々増加しています。
これにロシアはかなりの警戒感を持ち、「膨張する中国」の存在に
国家存亡の危機すら感じているようです。
国家存亡の危機すら感じているようです。
<SARSと中国病>
2003年3月、中国でのSARS(新型肺炎)の蔓延。
日頃から中国を潜在的に蔑視しているロシア人は、
SARSを「中国病」と呼んだ。
ロシア政府はSARSの流入を食い止めるため、
極東地方の中国との国境を封鎖し、次々と通商・交易の制限措置を打ち出した。
極東地方の中国との国境を封鎖し、次々と通商・交易の制限措置を打ち出した。
<極東地方の人口減少>
ロシアは人口の減少にあえいでいる。
この極東地方における人口減少に反比例するかのように
同地方に流入する中国人不法移民の数が増え続けている。
同地方に流入する中国人不法移民の数が増え続けている。
ロシアの非公式統計によると、現在すでに二百五十万-五百万人の中国人が
合法・非合法に極東を中心とするロシアに浸透して一定の労働力を担っていると
される。
合法・非合法に極東を中心とするロシアに浸透して一定の労働力を担っていると
される。
しかし、この中国人の流入問題は、極東地方各地で様々な問題を引き起こしている。
まず、犯罪の増加。
中国人の不法滞在や密輸が急増し、極東で発生する中国人による犯罪は一年に
1万件に上る。
中国人の不法滞在や密輸が急増し、極東で発生する中国人による犯罪は一年に
1万件に上る。
ロシア極東地方の実力者、イシャエフ・ハバロフスク地方知事は
去年の7月、モスクワで記者会見し、
去年の7月、モスクワで記者会見し、
「中国の極東への拡張主義により、10~15年内に
中露両国は政治・経済両面で対決コースに直面する」
中露両国は政治・経済両面で対決コースに直面する」
と予測し、
中国人移民の問題に対しては、
「中国人一人に居住証を出せば、親族ら千人がやって
くる」
くる」
と述べ、警戒感を露わにした。
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一方で、中国国内では、このような動きがある。
優秀な海外からの技術者等の中国への移民を認める 「移民法」制定の動きである。
以下、China Watch Times さんのブログより転載させていただいた。
中国、移民法検討へ
優秀人材確保に乗り出す
2010/05/24 http://blog.livedoor.jp/ippikiwakazou-chinawatchtimes/archives/51442092.html
※記事、部分抜粋しています
「中国政府は移民法の草案検討に入ったと新華社通信社などが報道している」と、エクスプロア上海の5月24日付記事は報じた。
同法案は、経済発展に伴い職を求め在中外国人が急増している現状を鑑みた結果だ。
同紙は、草案につてい「技術移民や投資移民、技能労働者、無技能労働者などの位置付けを明確にし、それぞれの管理方法を明らかにするというもの」とし、「海外の優秀な人材を積極的に活用し、外来人口の中国での権益をはっきりさせる目的もある」とした。
さらに、上海市では2009年12月当時の外国人人口は15.2万人で前年比12%増となっているという、更に中国公安部の統計によると、「2007年に中国全土での外国人の数は約2600万人で、そのうち285万人が仕事で中国に来ている」という。
在中外国人関連の法律としては、2004年8月に「『外国人中国永久居留申批管理弁法』を定めており、一定の条件を満たした外国人に対して中国での永住権を認めている。」(上海エクスプロア)
2009年には、北京で外国人311人に対して永住権が認められたという。
China Watch Times / An Arms Watcher
中国からは大量の移民が海外に流出し、中国国内に滞在する優秀な外国人には、
中国への移民を推奨する。
すると・・・、
海外に出ていく中国人は、いったいどのような質の人材なのであろうか。
「移民大国 ニッポン」 を掲げる日本は、どのような方向(姿)に、なりたいと自らが考えているのか。
上の記事を見てみると、中国の方針は、はっきりしているようだ。
まさか、日本は自ら 「貧乏くじを引く」 ようなことは、あるまいと思うが…、いかがだろうか。
まちがっても
「都合のいい国」になるなかれ
「都合のいい国」になるなかれ
I Love Japan. We Love Japan.
success
日本は「世界の巣窟」ではない
転載元:
successのブログ
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