Road to NORTH HARBOUR STADIUM

NORTH HARBOUR STADIUMとは州代表の本拠地であり、クラブ選手権決勝の地である

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2006-08-03 | Weblog
今日は友人達のブログを見ても、日本のニュースを見ても亀田亀田のオンパレード。
おかきが食べたくなった。
どうも、井口です。

昨日は激しい腹痛を抱えながらジムワーク。
おかげで今日は背中から翼が生えてくるのではないかと思うほど、僧帽筋が痛い。
三角筋、上腕二頭筋・三頭筋はもうちょっと追い込んだほうが良かったな~。
僕の体はどれだけ追い込んでも翌々日には筋肉痛が消えるように出来ている。
今日は痛いが明日にはとれるだろう。
今晩の最終チームランを終え、明日はプールとサウナでリラックス。
明後日、ついに準決勝。
相手はMassey。
あの120kgくらいあるセンターを如何にして止めるか。
残念ながらうちのセンター陣は弾かれるだろう。
問題はフルバックで出場が濃厚な僕の出来ということになる。
モールで押し込まれない限り、トライをとられるというのは僕の責任だ。
1対2だろうが、1対3だろうが、それを何とか止めるのがフルバックのフルバックたる仕事であり責任だ。

前回のMassey戦、ノートライに抑えて勝った。
しかし前回はその試合の結果に関係なく、Massey2位、Takapuna3位は確定していた。
Masseyのモチベーションは低かっただろう。
勝っても負けても同じ結果なら、怪我しない程度に頑張るのが本音。
しかし今回は違う。
決勝が、ノースハーバースタジアムがかかっている。
お互いの死力を尽くした戦いになる。
厳しいアウェイでの戦いになるが、勝つしかないのである。

アウェイとホームとでどう違うのか。
ファンの皆さんはわからないかも知れないが、やはり違うものである。
日本のラグビーではアウェイもホームも関係ない。
旧関西リーグのチームは花園がホームという感覚だから、サッカーのように本当のホームグラウンドというわけではないのが理由だろう。
実際、日本のときはホームって言われてもな~みたいな感覚で、選手自体もホームやアウェイの感覚は微妙。(最近はヤマハスタジアムやサニックスのところとかトヨタのところみたいなホームと呼べるスタジアムが出来ているようですね)
しかしこちらのラグビーは各チームホームグラウンドを持つので、そのホームでの試合には多くのファンが駆けつける。
かなり熱狂的である。
逆にアウェイではその洗礼を受けることになる。

ファンの人の応援や声援というのは、選手にはけっこう聞えるし、その感覚自体がスタジアムを包み込む空気となり、選手達を後押ししてくれるのだ。
追い風のような感覚。
アウェイだと物凄い向かい風の感覚。
レフリーのジャッジもなんとなく違う。

僕の場合、いつものメンバーがいつものように試合を観戦してくれ、いつものように静かに観て、試合後はいつものようにお疲れ様と声をかけてくれる。
いつもとなんら変わりない。
日本のラグビーファンみたいに臙脂色の帽子をかぶって「おりゃ~!井口~!!気合いれんか~いっ!!」とワンカップ大関を振り回してくれても面白いが、それは今回の試合に勝ち、ノースハーバースタジアムでやってもらおう。
まずは今週の試合に集中する。
Massey。
強い。
でも、勝つ。


追記
日本のラグビーの試合会場には様々な人がいる。
特に花園は凄い。
そのファン層がくっきり分かれるのもラグビーが企業スポーツから切り離されていない理由のひとつかもしれない。
旧・関西リーグは面白かった。
ワールド・神戸製鋼の試合会場にはきれいな女性の方が多い。
そこと試合するときはなぜか燃える。
トヨタ・近鉄の試合会場には臙脂色の帽子をかぶり、右手にはデッカイ携帯電話、左手にはワンカップ大関、前の席にスルメを置き、耳に赤鉛筆を挟んだオッサンが多い。
織機やホンダ、鐘淵化学の応援には一般のファンは少なく、どうみても無料チケットを配られて仕方がないから観戦に来たような社員食堂で何度か見たことのある人などがあくびしながら観戦している。
そんな中でも、きれいなお姉さんが対戦相手チームの選手をカッコイイと思えるようなプレー、臙脂色の帽子のオッサンが今日知ったばかりの選手を大声で「わし!あいつが小学校の頃から絶対ええ選手になる思うとったんや~!」と自慢し、ラグビーに全く興味の無かったタダ券ホルダーの方が「ラグビーっていいかも!」と思ってもらえる、そんな瞬間がたまらなく嬉しい。
NZも日本も一長一短あるが、ラグビーを観戦するファンの皆さんがいてくれなければはじまらない。
まずは知ることから、そして伝えることからはじめなければ。
このランキングがどれほどの役に立つかはわからないが、できることからやってみようと思います。
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