Road to NORTH HARBOUR STADIUM

NORTH HARBOUR STADIUMとは州代表の本拠地であり、クラブ選手権決勝の地である

Bare foot

2006-01-27 | Weblog
昨日の練習で週末のマウントマンガヌイ7sのメンバーが発表された。
僕はスターティングメンバーに選ばれ、早速名門タカプナのレギュラーナンバーを背負うことになった。
まだまだ英語でのコミュニケーションは難しく、仲間の言ってることの8割くらいしか理解できない。
しかも重要な部分の2割が聞き取れないので困る。
我々日本人の貧困な感覚なら「なんでこんな言葉もろくに喋れないやつがレギュラーでオレが補欠やねん。しかも日本人・・・○ァック!!」ってなもんだろうが、こちらにはそういう感覚はないようだ。
うまい選手がレギュラーで、それを心から応援する。
僕がうまいかどうかは置いといて、そういった垣根の無さにはいつもながら驚きと感動を与えられる。
とはいえ、感動ばかりはしていられない。
僕はその期待に応えなければならない責任が生じたのだ。
そしてウイングを任された以上、トライ奪取は義務。
責任と義務を果たした上で、はじめてレギュラーナンバーを背負う権利が与えられる。
とにかくトライを狙う。
昨シーズン途中までトライにはこだわらなかったが、今シーズンは初めからとばしていく。
ラストパスを送ることやディフェンスで体を張ることを美徳とされる日本と違い、こちらのウインガーのやるべきことは唯ひとつ、トライを奪うことだ。
逆に言えばトライを取れないウインガーは必要ない。
僕のようなタイプはヘレンズビルには歓迎されたが、それ以上のレベルやチームには受け入れられないことは昨季が証明している。

トライを獲る事は非常に難しい。
個人技でトライする方が簡単な場合もある。
ラグビーを知らない人に俗に言われる「ごっつぁんトライ」も、あれはあれで難しい。
「あんなん誰でもトライできるわ!」とおっしゃる方も多いが、それを言ってるあなたには100年たっても無理だ。
まずそのグラウンドに立つことが出来なければ、トライもクソも無いのだから。
死ぬほど努力して勝ち得たポジション。
試合中も絶え間ないサポートが生んだ「ごっつぁんトライ」は賞賛に値する。

週末は個人技、サポート、まぐれ、どんなプロセスだろうがトライを獲りに行く。
ディフェンスやジャッカルといった得意分野は今回に限りあまり意識しない。
それは平均点で充分だろう。

トライ。
それが最大のアピールになる。



昨日の練習の後、NZに来てすぐに2ドルで購入したビーチサンダルの鼻緒が切れた。
2ドルのくせに1年間、僕の足を守ってくれた。
仕方が無いのでタカプナのグラウンドからシティのジム、ジムから自宅までの間、裸足で歩いた。
キウイ達は裸足で街中を闊歩するので僕にも違和感は無かったが、いざ裸足で街を歩くとなかなか新鮮でおもしろい。
ゴミが少ないな~とか、ここのアスファルトは歩き心地がいい!とか、靴を履いていたら感じることの出来ない発見があった。
ニューマーケットブロードウェイのアスファルトは裸足istには最高の歩き心地である。
シティ内はずれはアスファルトのキメが悪く、歩き心地としてはBAD。
今度「裸足歩きマップ」でも作ろうかな。



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