♪ ヒナ日和 ♪

ヨーキー・ヒナ&マルチーズ・あられの日常です♪

感無量・・

2014年01月14日 | 日記
昨日は成人の日。

ヒナ一家の長女も20歳を迎え、成人式に出席させていただきました。

少し小さく生まれて、幼い頃には大きな手術も乗り越えた娘。

体も弱く、何かと心配しながら育てた子でした。

そんな娘が20歳を迎え、めでたく大人の仲間入りです。






口も達者で喧嘩もするけれど、中学の時から自分が目指していた道を、ぶれることなく

学んでいる姿は立派だと思います。(調子にのるので娘には言ったことないですけどー)

20歳になった娘に、私から一つのお願いをしました。

”私の働いている施設の利用者さんに、振袖姿を見せてあげて” 

”できればお友達も一緒に・・・・”

娘からの返事は 

「人生で大切な一日なのに、友達にまで時間を作ってもらうのは無理でしょー」

だよね・・・

「友達だっておばあちゃんたちが来たり、忙しいし。」

ですよね・・・

「でも私は行ってもいいよ」

え?マジで??

若い子からしたら、老人介護施設というだけでちょっと足が遠のいてしまうのは

当然のこと。

ましてや一日スケジュールがびっしりの子達にお願いしても、なかなかむつかしいかなって

思っていました。

お母さんの頼みならって快く引き受けてくれた娘に感動していた私。

でもうれしいことはそれだけではなく、娘が声をかけた幼馴染の友達が

「○○ままの頼みなら断れないよね」って、二人一緒に来てくれて、

結局3人で施設訪問することができたのです

職場に3人を連れていくと、利用者さんたちが全員フロアに出て待っていてくれました

晴れ着姿の娘たちをみて、思わず涙するご利用者さん。

なぜか社長にケアマネさんまでもが涙涙・・・

自分のカメラを持ってきて写真を撮ってくれる利用者のSさん。

「僕が写真を撮って、あなたにあげるから楽しみにしてて」って。

普段は無表情な時が多いKさんもとてもいい笑顔でした。

娘たちと握手をして、「ありがとーーー」って大きな声でお礼を言ってくださったYさん。

車椅子なのに、思わず立ち上がろうとされ娘たちのほうへ歩こうとされたSさん。

みなさんが笑顔で祝福してくださいました。



施設から出て、車に乗ると3人は

「みなさんが泣いて歓迎してくれたから、自分も泣きそうになったけど

化粧が取れちゃうから必死に我慢したのー」って。

「行ってよかったね」って3人が話しているのを聞き、本当にうれしかったです。

ご利用者さんが喜ばれるなら・・・と思い提案したことだったけど、

ご利用者さんからたくさんのやさしさと元気をいただき、娘たちにも本当にすばらしい

社会勉強になったことと思います。

このような提案をしてくださったケアマネのSさん、是非待っているから~と

快く受け入れてくださった社長。

心から感謝です!!





朝早くから美容院で着付けとヘアメイクを済ませ、結局夕方5時まで振袖を着て過ごし、

その後パーティドレスに着替えて謝恩会に参加した娘。

ものすごい体力だな・・・。  若いってすごい・・・





このヘアスタイル、めっさかわいかった~

担当美容師さんがたまたま店長さんだったらしく。

まったく崩れることなくこのまま夜まで維持されてましたわ

プロってすごいです

娘よりも私の方がどっと疲れた成人式。

ほんの少し、親としての肩の荷が下りたような気がするヒナママです。