新古今和歌集の部屋

布留の滝


古今集
  秋歌上
仁和のみかどみこにおはしましける時ふるのたき御覧せむとておはしましけるみちに遍昭がははの家にやどりたまへりける時に庭を秋ののにつくりておほむ物がたりのついでによみてたてまつりける
             僧正遍昭
さとはあれて人はふりにしやどなれや庭もまがきも秋ののらなる

  離別歌
仁和のみかどみこにおはしましける時にふるのたき御覧しにおはしましてかへりたまひけるによめる
             兼芸法師
あかすしてわかるる涙滝にそふ水まさるとやしもは見るらむ


飛鳥井集 雅経
石上ふるの五月雨滝にそふいかで三笠のすゑのしら波

天理市のパンフレットには歌の記載が無かった事から。
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