さざれ石
2012-04-20 | 日記
君が代は 千代に八千代に さざれ石の
巌(いわお)となりて 苔のむすまで言わずと知れた日本の国歌「君が代」
国歌としての是非を問うつもりはありませんが…
もともとの歌詞は、古今和歌集(905年) に出展されている和歌で
明治期に曲を付けて国歌として歌われるようになりました
歌詞の内容は
「天皇の御代がいついつまでも続きますように…」 という意味
その、いついつまでもとはどれくらい?かと言うと
「小さな石が岩石(いわお)となって苔が生えるまで」の長い長い年月のことです
で、これが「さざれ石」
長い年月をかけて小石の欠片の隙間を炭酸カルシウム(CaCO3)や水酸化鉄が埋めることによって
1つの大きな岩の塊に変化したものも指す。学術的には「石灰質角礫岩」などとよばれる。
石灰岩が雨水で溶解して生じた、粘着力の強い乳状液が少しずつ小石を凝縮していき
石灰質の作用によってコンクリート状に固まってできる。
(Wikipediaより)
う~ん、確かに小石がくっついてる…
さすがに、苔は生えてませんが
これができるのに、どれくらいの年月がかかったのかしら?何だか不思議な感じのする石です
岐阜県の伊吹山が主要な産地だそうで
「さざれ石公園」というのがあるそうです…
さざれ石は
遥か昔から、これからも先
この国の歴史を見守り続けていくのでしょうね