前回の記事で
真空管ラジオの制作について記しましたが
今回は、かなりの年数がたってはいますが、ゲルマラジオと1石ラジオ
を作ったものがありますのでアップしてみます。
ゲルマニュームラジオは、
半導体であるゲルマニュームダイオードという部品を使いますが、
アンテナ線をつなぐだけで、電源である電池などを
必要としませんので、ずっと聞き続けることが可能です。
難点は、アンテナ線が必要なこととイヤフォーンのみでしか聞け
ないことです。(かなりエコですよね!)
もう一つの1石ラジオは、アンテナ線がなくてもラジオについている
スパイダーコイル(写真の中の蜘蛛の巣状に線を蒔いたもの)というものが
アンテナ線の代わりになります。欠点は、電源である電池を使うことです。
イヤフォーンで聴くのはどちらも変わりません。
またタイトルの1石というのは、トランジスターという部品を
一つ使っているのですが、トランジスターは、ゲルマニュームという鉱物を
使って作られていることから、総じて数えるときに1つ使うものを1石、
そして2つ使うものを2石というように表します。
このトランジスターが、真空管の役割をするもので、
時代とともに取って代わられました。
ゲルマニュームラジオ
(メモ帳の台に取り付けてあります。)
写真の上部のコイルの端子に付いている白っぽい小さい
部品がゲルマニュームダイオードというものです。
黒いつまみを回して放送局を選局します。
以下は1石ラジオです。
写真の中の端子が5個づつある真ん中に黒く見えている
半丸形の黒い部品がトランジスターです。
御覧のように、ラジオはいろいろなバリエーションで
自作できるので、なかなか楽しいものですよ。 ハイ!!
それではまた!