昨日の記事で『DXCCのエンティティを、「昨対比200%」にする』と書きました。手あたり次第に運用していて『昨対比をどうするのか?』なんて思考に至るのでしょうか。私は、きっと難しいだろうな・・・と思います。
【写真:趣味にも活かせる『ランチェスター目標値』です】
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◆要は、シングルバンド運用で、バンドチェンジすればいいだけ。
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今シーズンは『28MHz帯』に力を入れようと計画しています。
サイクル25のピークが近づき、
28MHzでのオープン時間も長くなるだろうと予測しています。
このバンドは、コンディションがよかったら、
1m程度に短縮したベースローディングのモービルホイップでも、
カンタンに6大陸交信(WAC)ができたことから、
2024年頃まで、運用を止めておこうと計画しました。
私が、21MHz帯に集中的な運用をしたのも、
まずは、シングルバンドでDXCC入りができるかどうかを、
実体験として試したかったからです。
21MHz帯の運用を減らし、28MHz帯にシフトすれば・・・。
あたりまえですが、28MHz帯はほとんど運用していないので、
運用すれば確実にエンティティを伸ばせられます。
DXペディション局の報告を見れば『28MHz帯が一番多い』こともあります。
となれば、21MHz帯の運用を止めて28MHz帯にシフトすれば、
確実に『昨対比200%達成』が可能になるのです。
まあ、皮算用ですけどね。
私の場合、DXCCのエンティティを伸ばすより、
グリッドロケーターのスコアを伸ばす方が『重要課題』です。
真剣に目標を立てて、きちんとチェックを怠っていないのは、
DXCCより『WASA-HF』の方に軍配が上がります。
私にとって、DXCCよりWASA-HFの方が大事な目標です。
運用バンドを絞り込むのは、目標管理の上でも重要です。
手あたり次第に運用すると『収拾つかない』と実感しています。
DXCCなら、ADIFをT-QSLにアップロードすれば、
ARRL側が『自動的に誤差の範囲内であればログ・マッチング』してくれます。
JARLの場合は、特記の組み合わせ等々のバリエーションが豊か過ぎです。
また、QSLカードのリストも『自分で作成する必要がある』ため、
いくらハムログと併用し、エクセルに書き出したところで、
そのままAWARD申請に使える・・・というほど簡単ではありません。
しかし、その『面倒くささ』が、私の性格には合っているのです。
他の局がどんな運用をしようが『その局の自由』です。
しかし、この趣味は『飽きも早い』もので、
自分なりの遊び方、自分なりの目標を立てて取り組まないと、長続きしません。
しつこいですが・・・。
・340エンティティあるうち
・常時運用があるのは、実は250エンティティほど
・残りの90エンティティは、けっこう難易度が高く
・さらに、そのうち30エンティティは『ほぼ絶望』(P5:北朝鮮を含む)
・250/340=73.52%≒74%で、市場でいうなら『寡占状態』
だったら、DXCCは『250エンティティを目標に遊べばいい』というわけ。
WASA-HFを第一目標に置きながら、
普通の運用を粛々とこなし、BやYBでも文句を言わず、
基本的に『交信相手との距離』を常に監視する。
半径10,000kmに『100エンティティある』のです。
確実に、10,000kmを飛ばせれば、
誰でも、100エンティティとの交信で『DXCC入りも叶う』というわけです。
さらに大事なファクターは『運用時間数』の積み上げです。
これも『毎日やっていたら、飽きるのが早い』のです。
あたりまえですが、ぶっ飛ばすと『B4だらけ』になります。
手あたり次第に運用していると『数年後、B4だらけ』となり、
口癖が『最近、飛ばないなあ』になります。
実際には、飛んでいても『交信相手がいない』という状態に陥ります。
かなり『辛口で嫌味』を書いていますが、
決して、誰かが憎たらしくて『イヤキチ』をしているのではありません。
ましてや『ヤカラ』しているつもりもないのです。
きちんと考えてやらないと、早晩オワコンになってしまいますよという警鐘です。
多くの『ニアマ』と意見交換をしてきましたが、
おしなべて『250エンティティで頭打ち』を話されました。
みんな、申し合わせたように『250、250で頭打ち』を言うのです。
最初は『へぇぇ、そんなもんなのか?』と興味が湧かなかったのですが、
文献で『常時、アマチュア局の運用があるエンティティは250ほど』と書いてありました。
さらに深堀して調べると『国家として世界が認知しているのは196か国』とあります。
となれば、250エンティティは『ほぼ世界中を制覇したも同然』と解釈できるでしょう。
日本も『3エンティティ』に分割されていますね。
・JA(JA1~JA0、沖縄を含む)
・JD1(小笠原)
・JD1/M(南鳥島)
南鳥島には自衛隊や気象庁の観測所がありますが、運用頻度は少ないです。
こういうところは『距離的には、十分交信可能』です。
しかし、運用頻度が少ない以上、近くて遠いエンティティに分類されます。
北朝鮮(P5)などは『アマチュア無線自体、やっていない』のですから、
エンティティに含んでいること自体『どうなのかな?』と思いますが、
国連加盟している以上、ARRLもエンティティで認めています。
いつになるやらわからないエンティティに期待する方が時間のムダですね。
私はAJA(ALL JAPAN AWARD)にもチャレンジしていますが、
平成の大合併で『郡部(JCG)のハードルが上がった』のを実感します。
もともと、郡部は人口が少ないのですから、
さらに大合併に乗らなかった郡部は『非常に希少』な存在ともいえます。
また、市でありながら、アクティビティが低いと感じる市もあります。
五所川原市などは、コンファームに『けっこう苦労した経験』があります。
JCCに関しても『まだ、100市ほど未交信が残っている』のです。
こういった『交信実績の記録と分析』は、
この趣味を続けていくうえで『きわめて重要課題』だと思います。
それを『めんどくさー』と思っていると、早晩飽きるのです。
・自分なりの目標があるから
・どのバンドで運用するのかを決めないといけない
DXCCだけ?に気を取られていると、kWerへの憧れがわきたってきます。
その気持ちは、私もよく理解しています。
かといって、kWerだからHONOR ROLLになれるのか・・・?。
それは、やってみないとわからないとしか言いようがありません。
・無線機が好き
・アンテナ談義が好き
・電気が好き
そういう方々が多いのも理解しています。
しかし、どんな趣味でも『道具から入る人』は一定数います。
かといって、それで長続きするのかどうかは『別問題』です。
大事なのは、自分のマインドをコントロールできるか。
電気の趣味ながら『文化(カルチャー)の宝庫』に気付く局が増えるとうれしいです。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
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