OTA(Now On The Air)

JF3TBMの無線道楽雑記帳。その他、社会随筆も不定期に掲載。明日の活力にと、スパイスの効いたサプリのような。

●ABCの法則。

2023年09月22日 | 社会風刺

私が『なぜ、JARLのアワードにチャレンジするか』の理由を述べてみます。別に、JARLの関係者でも回し者でもなく『みなさんと同じ「一般社団法人の構成員」』です。


【写真:7MHzで運用すればモード問わず『1日』で完成してあたりまえ】
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◆あたりまえのことを、ばかにせず、ちゃんとやる・・・ABCの法則。
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・A:あたりまえのことを

・B:ばかにせず

・C:ちゃんとやる

 

私が『新人乗務員の側乗研修』で『必ず伝えること』です。

 

まぁ、それはさておき『JARLのアワードをやっている人がいない』からです。

430MHz帯・FMのラグチューを聴いていて、

『7.041MHzのFT8で1時間でAJDができた』という話題は耳にしますが、

実際に、AJDを申請した人は『私の知る限り皆無』です。

 

7MHzであれば、1日でAJDができて『あたりまえ』です。

 

最速なら『30分ほど』で『全エリアとの交信』もできています。

しかし、多くの局が『申請すらしない』のです。

イチバンカンタンなAJDですら『申請しない』のには仰天です。

 

・根拠1:AJDの発行番号は、直近累計で57,158番

・根拠2:JARLの会員数は、直近で65,888局(社団、家族、准員含む)

・根拠3:AJDの累計は過去の累計で、もっと会員数が多かった時代を含む

 

ということは、JARL会員の相当数がAJDすら申請しないのですね。

 

なんでか・・・という理由は『わかりません』が、

ハムログの操作と紙カードの印刷で『手一杯』な局も多く、

 

・申請書の作成方法がわからない

・申請書の作成時に、エクセルやワードでつまづく

・申請自体が、単に『めんどくさい』

 

まぁ、そんなところでしょう(笑)。

 

そこを突くとプライドが許さないのだと思います。

確かに、QSLのリスト作成は『非常に煩雑』に感じるかも知れません。

とはいえ『こんなの、会社時代の書類作成に比べたら「屁」みたいなもん』。

 

・事務処理が苦手

・ハムログであたふた

・ADIFを生成し、LoTWにアップロードするのが精いっぱい

 

実際、430MHz帯の『裏周波数(DXグループの連絡周波数)』を聴いても、

そのグループに『爺さん』が1人いるだけで『LoTWの設定やアップロード』を、

丁寧に説明しているOM諸氏がいます。

 

私は『あぁ、これがJAの実情なのか。根が、深い・・・』と感じます。

 

・コンテストは『話題』にはなるものの、

・JARLのアワードは『話題』にすらならない。

・せいぜい、WACの代行申請くらい。

 ※JARL会員に限る。IARUへの代行申請料は2,200円。e-QSL不可

 

これが『JAのレベル』ですから、希少なところで遊ぶのはアリなのです。

 

弱者の戦略は『基本的に「戦わない」』ことです。

3アマ的運用推進をしていますが『所詮は50W』です。

こっそり100W機を使っている『移動する局』は多いと感じますが、

それとて『たかが100W』です。

 

イチアマ(強者)の思考は『50Wの2乗=50×50≒実効輻射電力2.5kW』です。

 

ニアマの200Wなんて『あってもなくても、どうでもいい』と感じます。

住宅密集地の庶民が、長屋の住民が『アマチュア無線を楽しむ』には、

ニアマの200Wで、頑張り倒して『DXCC200~250』で打ち止めです。

その時点で『嫌になって無線から離れる』とか『ノイローゼになる』なら、

最初から『そんなレッドオーシャンには入らないこと』が賢者の選択でしょう。

 

誰もやらないJARLのアワードは『平和』で『ブルーオーシャン』です。

 

まったく誰もやっていないわけではありませんが、

少なくとも『私の周囲でJARLのアワードにチャレンジしている人は皆無』です。

 

2023年8月度にJARLが発行したアワード件数は『200枚もない』のです。

 

 

 

 

 


毎度おおきに。ほんじゃーね!!


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※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
 公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
※時事問題については、筆者個人の考えです。
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●カネをかけずに、長く楽しむJARLのアワード(後編)。

2023年09月22日 | 社会風刺

JARLのアワードのハードルは『QSLのリスト作成』だ。デジタル時代に『コピペ』という『アナログ作業』が『敬遠される大きな理由のひとつ』だと感じる。かといって、年間7,200円の会費で『紙カード転送』と『JARL-NEWS』の発行だけで『年間1億円』もかかっているのだし、それに対して『疑問を持たない人が多すぎる』のだから、LoTWみたく『ログマッチングシステム構築』など、できやしない。紙カードに1年かかると文句を言っているなら、自分から紙カード発行を最小限にすべきだし、1-way発行の記念局をボイコット(呼ばない)とか、自分なりに『対策』を取るべきだろう。それもせずに『文句ばかり言っている人は、好きになれない』のである。


【写真:100のQSLリストを、一回、作ってみたらいかがですか?】
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◆なぜ、JARLのアワードは『カネがかからないか』。
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こう書くと『発行手数料が、JARL会員でも1,000円かかるやん』と言われる。

 

JARLのアワードだけ『切り取ってみれば、確かに「そう」』である。

しかし、地球規模で遊べるアマチュア無線は『ARRLのAWARD』を中心に動く。

あたりまえだが『地球規模に電波をくまなく飛ばすと設備費がけた違いにかかる』。

 

・国内でいいなら、半径1,000km飛べばいい(本州1~3エリア在住の場合)

・地球規模となれば、半径10,000kmは確実に飛ばす(その中に100以上のエンティティ)

 

どこで手を打つか、この見極めが大事。

 

JARLのアワードをやるには『今の時代』なら、

ハムログとエクセルの最小限のスキルで十分遊べるし、

不明点があれば『JARLの担当者がきちんと丁寧に日本語で回答をくれる』。

 

信じられないかも知れないが、少ないながらも海外からもJARLのAWARD申請がある。

 

▲必ず『JAを含めた』アジアの30エンティティと交信。

 10・14MHz以外のシングルバンドだと、DXCC-100よりちょっと難関

 

▲WARCバンドで遊ぶなら、運用の都度『必ず1st-QSOの伸び』が期待できる

 

▲100のGLスクエアをクリアしたら認定される『WASA-HF』。

 類似のAWARDは、世界各国にある。

 

▲複数のバンドを用いて、まずは『1,000以上の市郡区のQSLを得る』。

 3,000までは『何とかなる』が、そこから先が難関。

 

アマチュア無線は『趣味だ』というのは『何を今さら』だ。

とはいえ、趣味だから際限なくカネをかけていい、ということはあり得ない。

そこは『家計との相談』だし、他人がやっていることを追いかける必要もない。

 

私の提案も、やりたくなければやらなければいい、それだけの話。

 

とはいえ、人間という動物は『何らかの目標設定』をすれば、

それに向かって邁進する、という人が多い。

さらに、無目標だと『長くて7年で飽きてやめてしまう』もの。

 

今、3年目なら『あと4年で飽きてやめる』のが見えているわけで。

 

一部の『イチアマ』が『別宅シャック』を作って運用しているのを見るが、

ああいうのも『けっこう、ウラがある』もので、

誰にでもオススメできるシロモノではない。

 

一見、健全そうに映るアマチュア無線にも『社会の闇』というものが存在するのだ。

 

・ミノタケ運用、ランチェスター戦略に沿って『弱者の戦略』を選択

・そのために『国内1,000km』『海外10,000km』と飛ばす距離を決める

・おのずと、運用周波数帯が絞られてくる

・一極集中で『どこまでできるか』をきちんと把握する

・手当たり次第にバンドチェンジしない

 

ここまで絞れば『欲しいモノ』と『いるモノ』が分けられる。

 

現在『第三級』の方は、ぜひ『3アマ的運用』を参考にしてほしい。

また、イチアマでない『ニアマ以下』は『全員が弱者の戦略』を取るべき。

そうでなければ『ミノタケ以上の運用』が『ちょんバレ』。

 

200W免許で大きなハコをつなぐなら『正規の免許』を取ってください。

 

人間の欲は『ほぼ収入まで膨張する』もの。

それが『わかっている』のだから、

背伸びをせず『ミノタケ運用』をオススメしている。

何アマであれ、身の丈を超えたら『必ず破綻』するもの。

 

夜討ち朝駆けで『体を壊し、医療費もかかった』としたら笑ってられません。

 

ムセンに500万円かけて、300万円の生命保険をかけるくらいなら、

ムセンには200万円程度にしておき、300万円の現金を用意して、

保障300万円の保険など『解約』したほうがいいのです。

 

現金300万円は『万能保険』なのですよ。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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