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ICOM_HF~UHFトランシーバー「IC-706MK2G」のパワーダウン修理

2025年04月15日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 2022年に送信パワー不調に陥ってしまったIC-706MK2Gだが、気が向いたので一応開腹手術をしようかと思ったのであります。(作業日:2025/3/13)

【現象】

①2022年当時にはHFの全バンド送信不可になってしまい、調べたらMコネ部分のケーブルショート(非常に狭い部分に配線されているため)が発見されたので手直しを行いました。

②しばらくは快調だったのですが、14MHz以下で3dB以上のパワーダウンがあり、18MHz以上では送信不可の現象が発生した。

③めんどいので、そのまま3年ほど放置していた。V/UHFとHFの受信は問題ないので、機能限定ならば使えていた。

【修理】

 古い機種なので、ICOM社は修理を受け付けてくれません。自分でなんとかならなければ、V/UHF機またはHFの受信機として継続して使います。

 一応開けてみます。上蓋にはスピーカー(SP)が付いているので、SP用コネクタを外します。

 前回手直ししたMコネ部分が一番怪しいので、テスターで導通を計るとアース側が浮いています。なんじゃこりゃあ!

 Mコネ⇒基板へのケーブルを取り外してみると、アース側の導通がありません。経年劣化により抵抗値が出ていたものと思われます。そのため、接点をやすりで接点を削ります。テスターでチェックして、導通を確認しました。

 組み上げたところ、全バンドパワーが回復したのですが、なんとなく不安定な時があります。再度ばらしてMコネ部分の分解掃除を行ったところ安定しました。経年劣化で、あちこち接触不良が起こっていたようです。これで、もうしばらくは現役で使えるでしょう。

 IC-706のマイクコネクタはLANコネクタを使っているので、爪の部分が抜き差しに弱く、2個ダメにしてしまいました。どうせSSBはほとんどやらないので、安いカールコードタイプのLANケーブルを買ってきて修理して使っています。見た目は良くありませんが、使えています。


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