http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140114/frn1401140701000-n1.htm
(ソウル駐在客員論説委員・黒田勝弘)
以前このコラムで、1980年代の反日の際、韓国で「克日(日本を克服する)」なる新語が登場したことを紹介した。メディアと政府が一体となって「反日から克日へ」「克日のためには敵を知るため知日だ」とキャンペーンが展開され反日が収まったという話だが、今度は韓国の有力紙に「用日」論が登場した。
9日付「中央日報」の社説「政府は“用日”の世論に耳を傾けるべきだ」がそれだ。さる世論調査で「中国の浮上などを考え日本との安保協力は必要」が64%、「大統領は対日関係改善に積極的に動くべきだ」が58%を占めたことなどを紹介し、国益のためには名分や原則にこだわらず「日本を活用する」という“用日”でいくべきだと主張している。とすると当然こちらも“用韓”論ということになるだろう。
(ソウル駐在客員論説委員・黒田勝弘)
以前このコラムで、1980年代の反日の際、韓国で「克日(日本を克服する)」なる新語が登場したことを紹介した。メディアと政府が一体となって「反日から克日へ」「克日のためには敵を知るため知日だ」とキャンペーンが展開され反日が収まったという話だが、今度は韓国の有力紙に「用日」論が登場した。
9日付「中央日報」の社説「政府は“用日”の世論に耳を傾けるべきだ」がそれだ。さる世論調査で「中国の浮上などを考え日本との安保協力は必要」が64%、「大統領は対日関係改善に積極的に動くべきだ」が58%を占めたことなどを紹介し、国益のためには名分や原則にこだわらず「日本を活用する」という“用日”でいくべきだと主張している。とすると当然こちらも“用韓”論ということになるだろう。