3月には発売されていたアルバムなんですが、見逃していました。知り合いから、これいいよ、と言われて、ブログ仲間も何人かこのアルバムを取り上げているので、7月に注文した次第。組み合わせの関係で、届くまで時間がかかってしまったうえに、聴くまでまた時間がかかってしまいました。やっぱりヴォーカルアルバムでありながら、メンバーから予想した通り、現代ジャズにもなっていますねえ。むしろこういうヴォーカルアルバムって好きな方なので、ちょっと遅れたけれども、出会えて感謝です。オーソドックスなヴォーカルが好きな方からすると、好き嫌いは出てくるのかもしれませんけれども。10曲目はしっとりと、奇をてらうことなく、歌い上げています。
Traces/Camila Meza(Voice, G)(Sunnyside)(輸入盤) - Recorded January 25 and 26, 2015. Shai Maestro(P, Key, etc.), Matt Penman(B), Kendrick Scott(Ds), Bashiri Johnson(Per), Jody Redhage(Cello pn 2, 4, 8), Sachai Vasandani(Voice on 2) - 1. Para Volar 2. Away 3. Traces 4. Amazon Farewell 5. Mar Elastico 6. Lunchin 7. Greenfinch And Linnet Bird 8. Mangata 9. Merald 10. Little Person
(16/09/11)4、7、10曲目以外はCamila Mezaの作曲。浮遊感があって、変拍子割合もある程度あって、ヴォーカルもギターもカッコいい。特にギターはジャズギタリスト的にうまい。聴きやすいながら、これはもう現代ジャズとしてのヴォーカルアルバムの範疇になるのでは、と思います。参加メンバーからしても豪華だし、サウンドからしても現代ジャズだし。ヴォーカル曲ではあるけれど、器楽的な旋律でのメロディという部分もあって、そこに少し素朴な味わいがあるのは彼女がチリ出身だからか。今っぽい部分と素朴な部分の加減が絶妙。プロデュースは本人とマット・ペンマン。繊細なところもあれば、割と雄大な感じのするところもあって、なかなか変化に富んでいます。時代はこういうヴォーカルを求めているのかも。なかなか。
ジャズCDの個人ページ(工藤)
Traces/Camila Meza(Voice, G)(Sunnyside)(輸入盤) - Recorded January 25 and 26, 2015. Shai Maestro(P, Key, etc.), Matt Penman(B), Kendrick Scott(Ds), Bashiri Johnson(Per), Jody Redhage(Cello pn 2, 4, 8), Sachai Vasandani(Voice on 2) - 1. Para Volar 2. Away 3. Traces 4. Amazon Farewell 5. Mar Elastico 6. Lunchin 7. Greenfinch And Linnet Bird 8. Mangata 9. Merald 10. Little Person
(16/09/11)4、7、10曲目以外はCamila Mezaの作曲。浮遊感があって、変拍子割合もある程度あって、ヴォーカルもギターもカッコいい。特にギターはジャズギタリスト的にうまい。聴きやすいながら、これはもう現代ジャズとしてのヴォーカルアルバムの範疇になるのでは、と思います。参加メンバーからしても豪華だし、サウンドからしても現代ジャズだし。ヴォーカル曲ではあるけれど、器楽的な旋律でのメロディという部分もあって、そこに少し素朴な味わいがあるのは彼女がチリ出身だからか。今っぽい部分と素朴な部分の加減が絶妙。プロデュースは本人とマット・ペンマン。繊細なところもあれば、割と雄大な感じのするところもあって、なかなか変化に富んでいます。時代はこういうヴォーカルを求めているのかも。なかなか。
ジャズCDの個人ページ(工藤)