実はHMVには昨年中に入荷していたんだけど、分割出荷できなかったので。ジョン・アバークロンビーとマーク・コープランドのフロントっていうのは自分にとっては理想です。まあ、ECMっぽいサウンドという意味ではなんですけど。そこのこのベースとドラムスっていうのは最強なんじゃないかと。これ以上叙情的にはならないところで、静かに、時に盛り上がって(でも温度感は低い)せまってきます。マーク・コープランドもそのうちリーダー作をECMから出すかもね、と期待をしているんですけど。最近の私の考えるECMではこんな音、ってのを出してくれてます。
Up And Coming/John Abercrombie(G) Quartet(ECM 2528)(輸入盤) - Recorded April and May, 2016. Marc Copland(P), Drew Gress(B), Joey Baron(Ds) - 1. Joy 2. Flipside 3. Sunday School 4. Up And Coming 5. Tears 6. Silver Circle 7. Nardis 8. Jumbles
(17/01/10)ジョン・アバークロンビー作が5曲(1-4、8曲目)、マーク・コープランド作が2曲(5-6曲目)、マイルス・デイヴィス作が7曲目。同じメンバーではECM2作目。まさに温度感が低く、しっとり感とゆったり感が強いアルバムで、これ以上耽美的に演奏できるか、というぐらいの叙情感も強いです。収録時間が47分台と短いのは、LPの併売との関係か。そんな中でも2曲目はややアップテンポの4ビートで、それでも全体の雰囲気がほぼ同じなのはマンフレート・アイヒャーの裁量によるものでしょう。アルバムジャケットの淡い、そしてほの暗い絵のように、浮かび上がっては消えていくサウンド。これは他のメンバーでは出せないと思う。4曲目もけっこう入り組んでいるような気もするけど、「あの」サウンドでせまってきます。
ジャズCDの個人ページ(工藤)
Up And Coming/John Abercrombie(G) Quartet(ECM 2528)(輸入盤) - Recorded April and May, 2016. Marc Copland(P), Drew Gress(B), Joey Baron(Ds) - 1. Joy 2. Flipside 3. Sunday School 4. Up And Coming 5. Tears 6. Silver Circle 7. Nardis 8. Jumbles
(17/01/10)ジョン・アバークロンビー作が5曲(1-4、8曲目)、マーク・コープランド作が2曲(5-6曲目)、マイルス・デイヴィス作が7曲目。同じメンバーではECM2作目。まさに温度感が低く、しっとり感とゆったり感が強いアルバムで、これ以上耽美的に演奏できるか、というぐらいの叙情感も強いです。収録時間が47分台と短いのは、LPの併売との関係か。そんな中でも2曲目はややアップテンポの4ビートで、それでも全体の雰囲気がほぼ同じなのはマンフレート・アイヒャーの裁量によるものでしょう。アルバムジャケットの淡い、そしてほの暗い絵のように、浮かび上がっては消えていくサウンド。これは他のメンバーでは出せないと思う。4曲目もけっこう入り組んでいるような気もするけど、「あの」サウンドでせまってきます。
ジャズCDの個人ページ(工藤)