大いなる勘違い ~ 早稲田MBA奮闘記

早稲田大学ビジネススクール(WBS)での入学から卒業までの記録 + その後

第5回MBAビジネスリーダーズフォーラム(旧・国内MBA交流会)

2010年09月26日 | ビジネス・スクール全般
これからMBAを目指そうという方も参加頂けます。
是非、ご参加ください。

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Japan MBA Forum 主催「第5回 MBAビジネスリーダーズフォーラム」 
(旧・国内MBA交流会/MBAマーケティング&経営戦略勉強会) 
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※ 勉強会・交流会のいずれかのみの参加も可能です。 

開催日:2010年10月3日(日) 
時間: 
- 勉強会 13:30受付開始(14:00~17:00) 
- 交流会 17:30受付開始(18:00~21:00) 

場所: 
- 勉強会: TKP銀座ビジネスセンター 
http://www.tkpginza-bc.net/ 
- 交流会: 東京バンバン(TOKYO VIN VIN) 
http://r.gnavi.co.jp/g851545/ 

定員: 100名(定員になり次第締め切ります) 

会費: 
勉強会 
- 事前振込み 1500円 
- 当日払い  2000円 

交流会 
- 事前振込み 3800円 
- 当日払い  5000円 

◇ MBAビジネスリーダズフォーラムの詳細 ◇ 

テーマ:ビジネスとしての社会起業 ~ MBAで世界を救えるか? 

内容: ハイチの子供の人身売買の問題に対して、MBAとして、ビジネスリーダーとして、どう問題解決できるかを議論します。 

※これは社会起業について勉強をするものではなく、あくまでMBAとしての「問題解決力」問うものです。社会起業についての事前知識は不要です。また、社会起業に興味のある・ないも問いません。ビジネスと経済弱者社会の二律背反する問題を、MBAの知を結集して如何に問題解決するかを議論していきます。論点は何か?をしっかり抑え、実効性と継続性のある戦略を立ててください。 

14:00 社会起業家・村田早耶香氏の講演 
15:00 ケース&グループディスカッション 
16:00 グループ発表(2~3チームを選んで発表してもらいます) 
16:45 総括 

18:00 ~ 国内MBA交流会 

◇ ケースディスカッションについて ◇ 

以下の議題および想定において、参考ケースを事前に参照の上、問題解決策を議論してください。 
尚、参考ケース以外の情報や知識があればそれを共有し解決策を検討しても構いません。 

議題:「ハイチ 子供人身売買問題」 
想定: あなたはハイチの子供人身売買問題を解決する為に、NPOを立ち上げます。問題解決とビジネスとしての継続性を常に意識し、もっとも有効と思われるビジネスモデルを策定してください。 

<参考ケース> 

【記事】ハイチでさらわれていった子供たち(Japan Business Press) 
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/2721 

【動画】人身売買:10時間で子供を買う方法(1)(米ABC、日本語吹き替え) 
http://www.youtube.com/watch?v=eMZixMkDHVo 

【動画】人身売買:10時間で子供を買う方法(2)(米ABC、日本語吹き替え) 
http://www.youtube.com/watch?v=mOdweBA4poE 

【参考】ハイチについて(Wikipedia) 
http://bit.ly/aS8tWL 

◇ 講演者について ◇ 

村田早耶香 NPO法人かものはしプロジェクト代表 
カンボジアの児童買春問題の解決を目指すと同時に、その背景にある根本的な原因、貧困を解決する活動をする社会起業家 
【参考】カンブリア宮殿 http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/list/list20080721.html 

◇ 参加申し込み方法 ◇ 

参加申込および事前振り込みについては、J-MBAホームページよりご確認ください。 
J-MBAホームページ: http://www.j-mba.net/ 

本会についてのお問い合わせは、J-MBA事務局までお願い致します。 
J-MBA事務局e-mail: mba@creativethinking.jp 

ツイッターおさらい 3日漬け! (Day 3) ~ MBA勉強会に向けて

2010年06月20日 | ビジネス・スクール全般
最終日は、 「マーケティングツールとしてのツイッター」 です。

Day 1, Day 2で、ツイッターとは、「リアルタイムのステータスの共有」と言うお話をしてきました。
様々な見解はあるかと思いもいますが、私自身はツイッターを一言で表すとすれば、これにつきるかなと思っています。

ところで、「あなたが、いまどこで何をしているか」と言うのは、そんなに興味のあることなのだろうか?

そう、私もそうだが普通の人からすれば、「A君が、いま新宿にいる」なんて、どうでもいいことである。
そのどうでもいい情報が、ある視点から見れば、非常に価値の高い情報となる。
それが、マーケティングツールとしてのツイッターである。

もし、このA君に対して、効果的なプロモーションが行えたらどうだろうか?

A君は、少なくとも時間と場所の情報をいま発信している。
A君は、過去のつぶやきを見ると何度もイタリア料理が好きだとつぶやいている。

例えば、こんな情報が収集できれば、いまこの時間に新宿のあるイタリア料理店が、新メニューをAさんに対して特別価格で提供すると言うつぶやき(リツイート)を発信できたら、Aさんがそのお店に行く確率はかなり高くなるのではないだろうか。

これは、今までの個人情報を収集したセグメントによるマーケティングや、アンケート・モニター調査などではなく、ましてやマス広告とは確実に違う、「いまのステータス」を基にしたOne-to-Oneのマーケティングができる可能性があるツールである。

これをうまく利用したのが、PCメーカー・デルの「DellOutlet」である。

デルは、「DellOutlet」と言うアカウントを作成、今日この瞬間に売れ残ってしまった在庫品を特価で出す。と言うつぶやきを送る。それをフォローしているフォローワー(個人やPC販売業者)は、通常の価格の半額以下でPCを購入できるのである。
これは、レストランの新メニュー、お店の特売、企業のキャンペーンなどにも応用できる。
つまり、「いま」と言うステータスを共有することで、この瞬間のニーズを拾うことができるのである。

もう一つのマーケティングとしてのツイッターの効果は、「クチコミ」である。

ツイッターは、フォローする・フォローされる、と言うところからコミュニケーションが始まる。
誰かがつぶやいたことは、瞬時にフォローワーに伝わる、そのフォローワーが、それに興味を持ち、リツイートをすれば、さらにその何倍もの人(別のフォローワー)に伝わる。
水面の波紋のように、ある人が発信したメッセージが人から人へ伝搬する。
この現象が恐ろしいくらい短時間に発生するのがツイッターの凄いところである。

このクチコミ効果をうまく宣伝に利用しているのが、明日講演される中村仁さんの株式会社グレースである。
詳細は講演伺えると思うので、ここでの事例紹介は控えたいと思います。

ツイッターは、その「リアルタイム性」と「情報伝搬力」と言う点で、これまでに無い強力なマーケティングメディアであると私は思う。

MBA勉強会の詳細はこちら



ツイッターおさらい 3日漬け! (Day 2) ~ MBA勉強会に向けて

2010年06月19日 | ビジネス・スクール全般
第2日目は、「ツイッター創業物語とツイッターを使おう!」 です。

ツイッターは、ポッドキャスト(iPod等に音声を配信するサービス)を提供するOdeo社のJack Dorsey, ブログサービスの「Blogger」の創設者のEvan Williams、そしてBlogger開発チーム一員だったBiz Stoneの3人によって構想・開発された。
ちなみに、現在の社長はBiz Stoneである。

構想は、携帯電話の「SMS」(携帯向けショートメールサービス)から思いついたと、JackはLos Angeles Timesの記事で語っている。
コンセプトは、「Just "Status" for a while(その瞬間の状況)」のみを共有するコミュニケーションツールである。

Los Angeles Timesの記事(英語のみ)
Twitter creator Jack Dorsey illuminates the site's founding document.

Jack, Evan, Bizの3人は、その後、Twitterを商用化するためにObvious Corporation(現Twitter,
Inc.)を設立し、2006年6月に最初のTwitterを公開した。

2008年1月にはデジタルガレージ社の出資を受け、日本でのサービス開始(日本語版開始)を発表し、日本国内でも徐々に浸透し始めた。(尚、英語版でも日本語の送受信は可能であったので、一部の先駆的なユーザーは日本語版提供以前より利用しており、6月20日の勉強会のゲストスピーカーの中村仁さんもその一人です。)

ツイッターの人気を決定的なものにしたのは、(私の主観であるが)人物で言えば、オバマ米大統領、日本では勝間和代と孫正義、そしてデバイスは手のひらでつぶやける「iPhone」ではないかと思う。オバマ大統領はツイッターを巧みに選挙に活用し、シンプルなメッセージで直接国民に語りかける手法で国民の支持を集めた。日本では勝間氏が「ツイッターはすごい」と宣伝し、そしても自らもツイッターを利用したセルフブランディングに成功している。孫さんと、iPhoneとTwitterの親和性は言うまでもない。

歴史の話はここまでにして、では早速ツイッターを使ってみよう!

使い方は簡単です。(やることはシンプルにこれだけです)

① アカウントを取る
② とりあえず、誰か(有名人とか)をフォローしてみる。
③ 思いついたことを、つぶやいてみる。
④ 他の人がつぶやいているのを、真似してみる。
⑤ 手馴れてきたら、リツイートなんかしてみる。

こんな感じです。
基本的にルールはありません。メール送るより簡単です。
ただし、暗黙に様々なお作法があるので、他のつぶやきを見ながら覚えましょう。

全然、解説になってないじゃないかって?

公式ページに分かりやすく書いてあるので、私が云々書くより、こっちを見た方が良いかと思い。。。

◇ Twitter公式ナビゲーター「使い方ガイド」
http://twinavi.jp/guides/step1

勉強会の詳細はこちら



ツイッターおさらい 3日漬け!(Day 1) ~ MBA勉強会に向けて

2010年06月17日 | ビジネス・スクール全般
これは、今週行われるのツイッターマーケティングの勉強会に向けて、
特にツイッター初心者の方を対象に、
“にわか”知識を身につけてることを目的としています。
是非、知ったかできるようになろう!

◇◇◇ ◇◇◇

さて、ツイッターとは何だろう?

もともとは、今の“ステータス”を友人に伝えると言ういたってシンプルな発想から生まれたサービスでした。

Jack: What are you doing? (今、何をしてる?)
Evan: I just finished work today. (ちょうど仕事終わったところ)
Jack: Good! Let’s have a drink. (じゃぁ、飲みに行こう!)
Biz: Where you guys are? (お前ら、いまどこにいるの?)
Evan: I’m in the San Jose Park… (サンノゼ公園にいるけど)
Biz: Concert will be held there, tonight!! (今夜そこでコンサートやるよ!)

こんな感じで、「What are you doing?」から始まる“リアルタイム”のステータスを共有するコミュニケーションと言うコンセプトで作られたそうです。

Twitter のアイデアを書いたノートの写真↓(「STATUS」と言う言葉とmy.stat.usと言うURLの記述が象徴的です。)

写真をクリックすると大きな画像で見れます。

MSN メッセンジャーやAOL Instant Messengerなどの1対1のコミュニケーションと、SNSのようなコミュニティ内でのコミュニケーション、さらにネット掲示板のような多対多の簡易なメッセージ交換。

この3つを併せ持つ、シンプルなコミュニケーション空間がまさにTwitterであり、そこから生まれるコミュニケーションの伝播効果(口コミや噂の波及効果)が、恐らく創業者も予想していなかった程の“つながり”の世界を作っているのではないかと思う。

そのパワーは、単なる友人同士のコミュニケーションの枠を超え、マーケティングなどビジネス全般にも積極的に使われ、また使わざるを得ない状況になってきているのが現在の状況です。

ちなみに、上の会話のJack, Evan, Bizは、ツイッター創設者の3人の名前です。

では、簡単に用語解説

ツイッター: 140字以内で投稿できる「ミニブログ(米国ではmicro blog)」と呼ばれるコミュニケーションツール。

つぶやき: ツイッター上でメッセージを投稿すること(米国ではtweet(小鳥のさえずり)と呼ばれます)

リツイート: ツイッターのメッセージ上で「RT」と表記され、誰かがつぶやいたことに対する返信を意味します。

フォロー: 読みたい人のつぶやきをフォローすると、そのつぶやきを常時読むことができます。

フォローワー: フォローをしている人のことを指します。


第 2回は、「ツイッター創業物語とツイッターを使おう!」です。

勉強会の詳細はこちらです。
http://bit.ly/dfVk0p

記: Ken Murakami
http://creativethinking.jp

MBA勉強会「ツイッターマーケティング」の打ち合わせ

2010年06月10日 | ビジネス・スクール全般

6月20日に行われる、「MBAマーケティング&経営戦略勉強会」のゲストスピーカーである、株式会社グレイスの中村社長と打ち合わせをして来ました。



中村さんの会社が経営する六本木のお店「豚組しゃぶ庵」でしゃぶしゃぶの鍋を囲みながら、iPadを覗き込みながら打ち合わせ。

中村さんを含めて打ち合わせに参加した4人全員がiPhone + iPadユーザでした。
この写真の風景、なんだか異様な光景ですね。

中村社長は、非常に気さくで、そして超イケメン!(この写真からそのイケメンさが伝わるかなぁ・・・)

とにかく、お忙しい中、お時間頂けたことに感謝します。

「MBAマーケティング&経営戦略勉強会」の詳細は以下のJapan MBA Forumのページよりご確認ください。
第4回国内MBA交流会との同時開催になります。
ご興味のある方は、是非ご参加をお待ちしております。

Japan MBA Forum (J-MBA)
http://www.j-mba.net

☆ 筆者のホームページ
http://creativethinking.jp


6月20日(日) 第4回 国内MBA交流会 開催

2010年05月29日 | ビジネス・スクール全般
第4回 国内MBA交流会およびMBAマーケティング&経営戦略勉強会を6月20日(日)に開催します。

これまでほぼ一人運営でしたが、今回からは正式に運営組織が発足し、Japan MBA Forum (J-MBA)として本格的に運営開始です。
さらに、今回は同時開催の勉強会の講師陣が凄い。これも自分一人ではできなかったことですが、仲間がいることのパワーの大きさをひしひしと感じています。

現役のビジネススクール学生、ご卒業されてご活躍されている方々、さらにはこれからMBAを目指そうと言う方、刺激を得られる良い機会になると思いますので、是非ご参加ください。

開催日:2010年6月20日(日)

勉強会:13:30~17:30 / 交流会 18:00~20:30
どちらか一方のみの参加でもOKです。

◆ MBAマーケティング&経営戦略勉強会 概要
テーマ:ツイッター・マーケティング~社会を変えるコミュニケーションの新潮流
受付開始: 13:30
時間: 14:00~17:30
場所: TKP銀座ビジネスセンター(ホール6A)
会費: 1000円
定員: 120名(定員になり次第締め切り致します)
※勉強会の講師は以下をご確認ください。

◆ 第4回 国内MBA交流会
受付時間 18:00
時間: 18:30~20:30
場所: トーキョーバンバン(Tokyo Vin Vin) 銀座有楽町
会費: 4000円
定員: 120名

■ 詳細およびお申し込みはこちら
http://www.j-mba.net

勉強会の講師/ゲストスピーカーについて

<講師>
家弓 正彦(かゆみ まさひこ)
グロービス経営大学院教授(専門:マーケティング)
株式会社シナプス 代表取締役

<ゲストスピーカー>
中村 仁(なかむら ひとし)
株式会社グレイス 代表取締役

プロフィール

家弓 正彦(かゆみ まさひこ)
松下電器産業株式会社にてFA関連機器のマーケティングを担当。市場調査、商品企画、広告宣伝、販売促進等、幅広い実務に精通する。その後、株式会社三和総合研究所に移り、シニアコンサルタントとして経営戦略・マーケティングに関するコンサルティング活動に従事。1997年、マーケティングのコンサルティング事業を展開する株式会社シナプスを設立し、現在、代表取締役として事業戦略、マーケティング戦略の構築、事業計画立案、マーケティングプラン策定、実行支援等を行っている。立教大学経済学部卒業。
共著「1998年日本はこうなる」(講談社)、「事業計画の書き方」(日本能率協会)等。最近はTwitter、mixi、Facebook等のネタで講演を行っています。
http://www.cyber-synapse.com/

中村 仁(なかむら ひとし)
1992年に松下電器産業に入社。1995年外資系広告代理店に転職、プランナーとしての経験を積む。2000年に有限会社晴山プランニングを設立、その後株式会社グレイスに社名変更し、飲食業に専念。現在、高級とんかつ店『西麻布・豚組』『豚組しゃぶ庵』、和風スタンディングバー『西麻布壌』『赤坂壌』の四店舗を経営。2011年に株式公開を目指している。現在ライフスタイルカンパニーを提唱し、質と価値を重視した新しい食のカタチを提案している。立教大学社会学部卒業。
著書:『右向け左の経営術―常識と戦え!』
日経BPムック『ツイッター会社と仕事はこう変わる』でツイッターの先進取り組み企業として紹介される。
http://www.grace.fm/

<勉強会の参考図書>
※あくまで参考図書です。
※勉強会では本を読んでいなくても参加できるようリード致します。

『Twitter社会論 ~ リアルタイム・ウェブの潮流』

『Twitterマーケティング 消費者との絆が深まるつぶやきのルール』

『ツイッターノミクス』


主催:Japan MBA Forum (J-MBA)
HP: http://www.j-mba.net
Official Twitter: JapanMBA

満員御礼!国内MBA交流会&勉強会

2010年03月28日 | ビジネス・スクール全般
3月27日に第3回目となる国内MBA交流会を無事に開催することができました。

全国のビジネススクールの在校生・既卒生および新入学生がご参加頂き、過去最多となる20校の参加となりました。

また、同時開催した「MBAマーケティング&経営戦略勉強会」では、今話題の『FREE』を題材に、ビジネススクールの枠を超えて、様々な業界の様々な職種の方々から、さすがMBAと言う感じで、活発な意見が飛び交い、みっちり3時間、最後は時間が足りないくらいでした。

特に、ケースで取り上げたマクドナルドの“無料コーヒー”戦略では、まったく予想もしていなかったのですが、マクドナルドでプライシングを担当していたと言う方がいらっしゃり、他では聴けない貴重な話を伺うことができました。

久しぶりに充実した時間を過ごすことができたと、主催した人間が言うのもなんですが、自負しております。

これも、ご参加頂いた皆様のご協力のお陰です。
本当にありがとうございました。

次回はさらに価値のある時間を提供できるよう、努めさせて頂きたいとお思います。

「国内MBA交流会」および「MBAマーケティング&経営戦略勉強会」の詳細は以下のURLよりご確認いただけます。

http://mba.creativethinking.jp



第3回 国内MBA交流会 3月27日 / MBA勉強会同時開催

2010年02月14日 | ビジネス・スクール全般
私が幹事を務める「国内MBA交流会」のお知らせです。
これまで多くの方のご支援を頂き、第3回目の開催となりました。
毎回100名規模のMBAの方々のご参加いただいており、
今回も皆様のご期待に沿えるよう努力してまいりたいと思います。

■ 第3回 国内MBA交流会

日にち: 2010年 3月27日(土)
時間: 18:00受付開始(18:30スタート)
会費: 2000円
定員: 120名
場所: 池袋駅前 アットビジネスセンター本館 6F

◆ 参加申し込みはこちらから↓
http://www.efeel.to/survey/mba2010/
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同時開催!「マーケティング&経営戦略勉強会」

日時: 2010年3月27日(土) 14:00~17:00
場所: 池袋駅前アットビジネスセンター本館 9F
参加費: 1000円(会場レンタル費に当てさせて頂きます)

★★ 勉強会の内容は次の通りです。★★

◇テーマ: “無料”時代のビジネスモデル研究

◇参考図書: FREE 〈無料〉からお金を生みだす新戦略(著/クリス・アンダーソン)

◇事前検討課題 (各自で考えておいてください。)

①無料化で成功している事例検証、その競争優位性は?継続性は?
②あなたの周りで無料化することによって新たな収益を生み出せるものは?
例:フリー・ケータイ、フリー・カーなど。
③高速道路無料化で考えられる新しいビジネスモデルは?

◇勉強会のゴール
「“無料”時代のビジネスモデルのPros & Consを理解し、無料時代を勝ち抜くビジネスモデルとは何かを検討すること」

<勉強会の参加申し込み>

メールにてお申し込みください。
会場のキャパシティが限られていますので、
先着30名様までとさせて頂きます。

メール宛先: mba@creativethinking.jp

メールタイトル: J-MBA勉強会参加希望
メール本文に以下をご記入ください。
参加者氏名:
連絡先メールアドレス:
ビジネススクール名:
(在校生 or 既卒生を明記)


【会場地図】豊島区東池袋1-3-5 アットビジネスセンター本館
by Google Maps

交流会のお問い合わせは以下のホームページより↓
国内MBA交流会/Japan MBA Forum ホームページ

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口コミのパワー 満員御礼!

2009年07月12日 | ビジネス・スクール全般
昨日、「第1回 国内MBA交流会」が無事に開催された。

私か幹事となり、口コミだけで参加者を募った。

MBAと言う、とてもSpecificなセグメントだったので、当初は30~40人程度集まればいいかなと考えていたのだが、参加希望者は実に130人を超えた。
改めて“口コミ”の凄さを感じた。

このコミュニティをどう広げ・どう深めるか、それが次の課題。
せっかく作ったコミュニティである、大切にして行きたいと思う。








MBA生、野心家たれ

2009年06月07日 | ビジネス・スクール全般
昨日、シカゴ大のMBAホルダーの方とお会いする機会があった。

シカゴ大のMBAの学生は非常にキャリア志向が高いようだ。
学生は皆、Next Careerを考えており、その為の活動も盛んに行われている、とのことだった。
お会いした方の表現を借りると「転職予備校」・・・表現は悪いがこのような感じだと言う。
かなりハイレベルの予備校だ。

日本におけるMBAは、多くが自分の会社に戻り、いかにそこで学んだことが発揮できるか、
キャリアチェンジではなく、今の仕事をMBAを通してEnhanceする。
そう言ったニーズが強いと思われる。

そのため、短期的な成果ではなく、長期的なスパンでのステップアップが目標となる。
海外と比べて学生の「ガツガツ感」は薄れる。

それぞれ良し悪しはあるが、日本のMBAホルダーや現役の学生は、もう少し野心的であっても良いと思う。


新型インフルで大混乱!

2009年05月24日 | ビジネス・スクール全般
7月11日(土)に「第1回 国内MBA交流会」が開催される。

実はこれ、私が幹事運営している Japan MBA Consortium (J-MBA) での初のイベント企画である。

当初、再来週の土曜日に企画していたのだが、新型インフルエンザの流行で、この時期に開催するのはいかがなものかと考え、7月のこの日程に延期することになった。

科学的な根拠と言うよりは、大規模な集会を開くことによる、社会的なリスクの増大に繋がる懸念を払拭したいと言うのが、本当の思惑であった。

いざ、日程変更を検討してみると、なかなか決まらない、参加を予定している大学もそれぞれ授業や試験、プロジェクト発表などが重なり、すべてが都合が付く日程というのは本当にない。

二転三転した結果、一番“諦めの付く”日程と言うことで、7月11日に決定した。(最終的に泣いたのは、私のとっているクラスの学生たちだった。)

それでもようやく決まった、以下の日程で100人規模の大集会だ。当日楽しく有意義に過ごせるよう、少しずつ準備して行きたいと思う。

■ 第1回 国内MBA交流会

日時: 7月11日(土) 19:30~21:30
対象:国内ビジネススクールに通う在校生または卒業生
定員:100名
会費: 4000円
場所: 青山 Dining Cafe theater

主催: Japan MBA Consortium (J-MBA)

★ 申込方法は、以下のサイトをご参照ください。
http://mba.creativethinking.jp/



ビジネススクール選択、そして早稲田

2008年12月18日 | ビジネス・スクール全般
ビジネススクール・マッピング 

各ビジネススクールは、それぞれ異なった特色を持っている。
非常に実践的なところ、論理に重点を置いているところ、マーケティングが強いところ、経営戦略に強いところなど、一般に一橋や筑波は論理系、青山やグロービスは実践系との印象がある。早稲田はその中間よりやや実践色が強い印象である。

ビジネススクールを選ぶにあたって、海外ではいろんな指標があり、それに基づいて、BusinessWeekやFinancial Timesにランキングが公表される。単純に難易度のランキングではなく、授業は実践的か、どうのような分野(職種)の学生が多いか、さらに卒業生の年収など様々な角度で検証がなされている。

一方、日本には残念ながらまだそう言った調査結果は存在しない。ビジネススクールとしての歴史が浅いため、客観的な調査をするにはサンプルが少ない為だ。

日経キャリアマガジンの「MBA、会計、MOTパーフェクトブック」と言うのがある。恐らく国内MBAについて、唯一公式にランキングを出している本だ。ただ、在籍生の主観的な満足度や、学費が高い、女性が多いなど、あまり参考になるとは言えない。

ビジネススクールを選ぶにあたって、私はとにかく各大学院が開催している入試説明会に、時間の許す限りたくさん参加した。やはり実際に行ってみて、話を聴いたり、雰囲気を感じてみないと決められないからだ。

行ってみると、意外とそれぞれ特徴や印象が違うものだ。中には説明会の会場に行った瞬間に「ここはイイ・ここはダメ」と判断の付くビジネススクールもある。

説明会での内容を基に、写真のような“ビジネススクール・マップ”を作った。縦軸がビジネススクールとしての実績値(歴史年数や卒業生数、本や雑誌の出版実績などで位置づけ)、横軸は右方向が実践性の強さ、左方向がアカデミック性の強さを表している。

私自身の年齢から考えて、ここ10年くらいの間にビジネスの世界で結果を出すことが重要であり、その意味で、現時点で実績を有し、より実践性の高いビジネススクールに行く必要があると考えた。そこで右上の枠に入るビジネススクールとして、次の4つを選定した。
※昼間のみ開講や通学圏が会社や自宅から離れているところは最初から除外した。

青山学院、グロービス、立教、早稲田

さらにこの中で、社会的評価とブランド力と言うやや主観的な指標から以下のようなランキングをつけ、志望順位を確定した。

1.早稲田
2.青山学院
3.グロービス
4.立教

なぜ、社会的評価とブランド力が大事かと言うと、そこに集まる人(学生)が違うと考えたからだ、企業や社会の認知度が高く、MBAとしてのブランド力もあれば、その求心力は大きい、当然優秀な学生が集まり、より高いレベルでのディスカッションが出来るのではと考えたからだ。

ビジネススクールは、自分が何を必要とし、それを得るのに最も近い場所はどこかと言う視点で選んだ方が良いと思う。実際に足を運んで雰囲気を感じ取るのも重要で、企業派遣なら良いが、私のような私費入学は、なけなしの貯金を切り崩して通うのだから、選択ミスは許されない。

海外の大学院で日本でもMBAプログラムを提供しているTempleMcGillなども当初は視野に入れていたが、さすがに学費が高すぎて断念した。良い大学院だが、私にはそこまでの ROI は感じられなかった。