1月8日、無事に修士論文を提出することができました。
漸く、ホッと一息つける、そんな感じです。
その一方で、卒業が現実的なものとなり、
昨日から何だか寂しい気持ちも沸いてきました。
MBAにおいて、修論を課さない大学もあります。
これには賛否両論あり、MBAの本来の意味として、
学位論文の必要性について異論があるのも事実です。
私も、MBAに修論が絶対必要かと言えば「NO」です。
ただ、書いてみて思ったことは、ここまで徹底的に追い込んで、
分析して、考え抜いて、論理をまとめ上げたことは、
これからの自分の人生でとても価値のあることだと思います。
そして、これは他では代替できないもので、
「修士論文」でなければならないのだと思います。
MBAとして必要かどうかではなく、これが早稲田の価値なんだと実感しました。
WBSの修論はとても厳しいです。
こと修論に関しては、社会人だろうが何だろうが、
家族も会社も、あらゆるものを犠牲にして、やりきる覚悟が必要です。
そして恐らく、世界中を探しても、ここまで徹底的に書かせるビジネススクールは
他に無いと思います。
ただ、それを乗り越えれば、必ず大きな財産となります。
だから、私はWBSには修論が必要だと思います。
「早稲田 = 論文」 この伝統とポジショニングは、
これからも守っていかなければならないのだと思っています。
修論提出までの数週間、ほぼ学校に寄生し、11号館に籠城し、
ゼミの仲間と論文を書いていました。
お互い励まし合い、切磋琢磨し、ゴールを目指す、
この経験が私にとっては一生の宝物となりました。
ゼミの皆様、先生、そして応援してくれた多くの皆様、
本当にありがとうございました。
さて、来年度WBSに入学される皆様へ、
2年生になると、かなりの部分、修論に時間を費やすことになります。
1年生の間に、無理しない程度に取れる単位は取っておくことをお勧めします。
大体、2年の前期で一通り取り終える感じで(^^)
そして、力を蓄えて、いい論文を書いてください。・・・応援してます。
Posted by: Ken Murakami
Website: http://creativethinking.jp
Twitter: kenmurak
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