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大いなる勘違い ~ 早稲田MBA奮闘記

早稲田大学ビジネススクール(WBS)での入学から卒業までの記録 + その後

修士論文提出

2011年01月10日 | 早稲田MBA(全般)

1月8日、無事に修士論文を提出することができました。

漸く、ホッと一息つける、そんな感じです。

その一方で、卒業が現実的なものとなり、

昨日から何だか寂しい気持ちも沸いてきました。

 

MBAにおいて、修論を課さない大学もあります。

これには賛否両論あり、MBAの本来の意味として、

学位論文の必要性について異論があるのも事実です。

私も、MBAに修論が絶対必要かと言えば「NO」です。

ただ、書いてみて思ったことは、ここまで徹底的に追い込んで、

分析して、考え抜いて、論理をまとめ上げたことは、

これからの自分の人生でとても価値のあることだと思います。

そして、これは他では代替できないもので、

「修士論文」でなければならないのだと思います。

 

MBAとして必要かどうかではなく、これが早稲田の価値なんだと実感しました。

WBSの修論はとても厳しいです。

こと修論に関しては、社会人だろうが何だろうが、

家族も会社も、あらゆるものを犠牲にして、やりきる覚悟が必要です。

そして恐らく、世界中を探しても、ここまで徹底的に書かせるビジネススクールは

他に無いと思います。

ただ、それを乗り越えれば、必ず大きな財産となります。

だから、私はWBSには修論が必要だと思います。

「早稲田 = 論文」 この伝統とポジショニングは、

これからも守っていかなければならないのだと思っています。

 

修論提出までの数週間、ほぼ学校に寄生し、11号館に籠城し、

ゼミの仲間と論文を書いていました。

お互い励まし合い、切磋琢磨し、ゴールを目指す、

この経験が私にとっては一生の宝物となりました。

ゼミの皆様、先生、そして応援してくれた多くの皆様、

本当にありがとうございました。

 

さて、来年度WBSに入学される皆様へ、

2年生になると、かなりの部分、修論に時間を費やすことになります。

1年生の間に、無理しない程度に取れる単位は取っておくことをお勧めします。

大体、2年の前期で一通り取り終える感じで(^^)

そして、力を蓄えて、いい論文を書いてください。・・・応援してます。

 

 

Posted by: Ken Murakami

Website: http://creativethinking.jp

Twitter: kenmurak

 


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