僕にとってWBSの正規の授業としてはこれが最後になる。
大隈塾はジャーナリストの田原総一朗氏を塾頭に産業界や政界等のリーダーを招いて、
1年間行われる商学学術研究科(MBAコース)の1つの授業である。
MBAの学生と企業や省庁からの派遣学生で構成される授業で、議論する内容は、
企業のリーダーシップから国家戦略に至るまで、通常のMBAの授業とは色合いの違うものである。
授業は、これまで、元伊藤忠の会長で現中国大使の丹羽宇一郎氏や、
元キャノン会長で現日本経団連会長の御手洗冨士夫氏など、
錚々たる名前のリーダーが講師として登場してきた。
そして、最終回は塾頭・田原総一朗による「日本の進路」の授業だった。
昨日のニュースによれば、中国が2010年の名目GDPで世界第2位となることが確実だと言う。
これからの日本ははたしてどう進むべきなのか?
本気で考えないと、僕ら自身の未来は恐らく明るくならない。
人任せではなく、自分たちが自分たちの意思で日本の進路を決定し、未来を創造していく。
そうしないといけない時期に来ているのだと感じる。
大隈塾は残念ながら今年が最後である。
ただ、こう言った授業が別の形であれ、WBSの中で存続していくことを望んでいる。
田原さん、コーディネートして頂いている先生方や事務局の方々、本当にありがとうございました。
大隈塾のホームページ
http://www.w-int.jp/education/okumajuku/index.html
Posted by Ken Murakami
twitter: kenmurak
website: http://creativethinking.jp
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