ジャムの散歩道

ウクレレ、フラ、時々波乗り。
仕事も遊びもそこそこに。
お気楽人生録。

ワーキングホリデー

2008-12-05 | 
棚の隅っこにあったこの本と目が合ってしまった
というか・・・なぜか目にとまって手にした本

「ワーキング・ホリデー」 坂木司




元ヤンのホストの前に突然現れた小学生の男の子
それは昔付き合っていた女性が産んだ子供
つまりは息子
父親は死んだと聞かされたいたが生きていることを知って
家出までして会いにきた

そんな二人のひと夏のお話

こんな内容だとは知らずに読みはじめてしまったものの
元ヤンでもないしホストにも興味がないし子供もいない
そんな私が共感できるのだろうかと思いながら・・・

でもテンポよく進んでいくストーリーに
すっかりハマってしまった

ドラマにしたら面白いかも~って感じです

ドイツ式部屋づくり

2008-11-30 | 
明日から12月。
そろそろ大掃除前の準備掃除をしなければなぁ・・
で、何か片付けの参考になるかなと思いこんな本を。

以前NHKの番組に出演してるのを見て興味があった
日本人の父とドイツ人の母をもつ門倉多仁亜さんの本





子供の頃から父親の仕事で引っ越しが多かったために
余分な物は持たない習慣がついてしまったとか・・

かと言って殺風景な部屋に住んでいるわけでなく
実用的だけどインテリアとしても素敵な物を置いていて
すっきりとおしゃれ

う~ん。見習いたいところは多々あるが・・
物が多すぎて・・やっぱり物を捨てなければ始まらないかなぁ

まぁ「片付けよう」という気になった。
それだけでも十分かなぁ




暮らしのさじ加減

2008-11-13 | 
前に読んでいた「べっぴんぢごく」
呪われた女系家族、暗黒の物語。から一転

自分でもこの落差には笑ってしまう


「さじ加減」という言葉が気になって読みたいと思っていた本。



 できないことより、できることを探す。
 新しいものより、今あるものを大事に。
 おしゃれではないけど、あたたかい。
 くり返しの毎日や
 心がせかせかする忙しさに、
 少しくたびれそうになったら、
 この本を読んでください。

と表紙をめくったところに書いてある。

これ、そういう本だったんだ・・・
(知らんかったんかい?


べっぴんぢごく

2008-10-26 | 
初めて手にした岩井志麻子さんの本。
名前は知っていたけど「ホラー作家」だとは知らなんだ

まだちょっとしか読んでないけど、結構きてます。




美醜という地獄から女は永遠に逃れられない。
呪われた女系家族、暗黒の物語。

であります。


千円札は拾うな。

2008-10-15 | 
千円札は拾うな?
どういうことなん?
とそのタイトルに惹かれて手にとりました。



読みはじめてすぐの「はじめに」ところにこう書いてありました。

“千円札を拾うと目線が下がり、他のものが見えなくなるから”

(え~いきなり答え書いてあるや~ん

“千円に固執するとすぐ横に落ちているもっと価値あるものに気付かない”


見慣れた景色や日常に溶け込んだ「価値ある情報」を手にするためには
「千円札が落ちてたら拾うものだ」という常識を捨てなさい。

ということのようです。。


う~ん、
でもやっぱり私、千円札落ちてたら拾ってしまうなぁ・・
だって、お金を粗末にしてるみたいだもの・・

こうして常識を捨てられずに価値ある物を見落としているのかしらね・・私


う~ん、常識ねぇ・・

「常識とは、十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう」

これってアインシュタインの言葉らしいけど
(この本で紹介されてました)
本の内容よりこれの方が印象に残ったりして・・

水恋

2008-10-11 | 
今読んでる喜多嶋隆さんの本



自殺をするために訪れた海辺の町。
そこである女性に出会って恋をする・・
大人な感じの物語


喜多嶋さんの文章はすっきりしていて読みやすい。
どうも長い文章が続く小説は苦手だ。
根気がなくなって読む気力が無くなっていく。

でも・・・これって読書能力が低いってこうとなのかな?
てことは、喜多嶋作品をよく読んでいた学生の頃から20年
その能力が上がっていないってこと?
う~ん、でも見方を変えれば能力が下がらなかったとも言える。
(無理やりやなぁ

なんて考えたりして・・

昔よく読んでいた作家さんの本を
久しぶりに読んでみるのもいいものですね~

あなたと、どこかへ。

2008-08-20 | 
子供の頃、夏休みに本を読むのが大嫌いだったのに、
長いお盆休みに何もしないなんてなんだかなぁと思い、
急に読みたくなった「片岡義男」で検索していて
この本に行き当たった。






吉田修一、角田光代、石田衣良、甘糟りり子、林望、谷村志穂、片岡義男、川上弘美。
この8人の短編集。

読んでみて、思わずドライブに出かけたくなった。
そう、誰かとどこかへ。
いや、どこかへ出かけたかったから
この本を手に取ったのかもしれないなぁ。
(なんてね

とにかくどれも読みやすく、読み終わった時になんだか心地よく
切なかったりほろ苦かったり、大人な1冊。


あぁ本当にどこかに出かけたくなってきたなぁ・・・