邪乱亭 地車のわいわいブログ

全盲の社会人落語家の邪乱亭 地車の思ったことを書くよ

琴平さん

2022-04-27 15:21:14 | 日記
 琴平へ一泊旅行に行きました。4月24日の朝に車で出発しました。当日は雨だったので山陽道経由で行きました。途中のSAに止まって休憩しながら進みましたが一番好評だったのは瀬戸大橋の与島PAでした。それまでのSAのように閉鎖的でなく瀬戸大橋の眺めが良く開放的なのが良かったようです。甥と私は展望台で通過する列車を見ていました。その他は買い物に興じてたようです。
年配者が多いので布団よりベットそして部屋にお風呂があるのが条件でゴールデンウイーク突入前との条件でかなり限られた結果琴平になりました。私が選ぶなら湯快リゾートか大江戸温泉物語ですが今回は叔父持ちで高級旅館になりました。
勿論高いのでいい旅館でしたが期待外れがありました。それは部屋のお風呂が温泉なのか知りませんが部屋の中にあり期待していた部屋の外の露天風呂ではありませんでした。それに食事です。朝食は満足しましたが、夕食は先週の法要で行った近くの寿司屋の懐石の方がご馳走でした。
悪いだけではありません。普通部屋には浴衣が置いてあります。しかしここは作務衣でした。日頃から浴衣で寝ていないのでむちゃくちゃになりますがそれがありません。またこの作務衣が私にぴったりで気に入りチェックアウト直前まで着ていました。流石温泉で入った後に街を歩いても作務衣1枚で全く寒くありませんでした。そしてここの靴下がミトンタイプです。ここまではよくありますがこの靴下には左右がありかがとの位置も決まっています。これを履いて下駄を借りて散策しました。この靴下が足袋を履くほどではない落語の際にとても役に立ちます。
明けて4月25日はいい天気でした。五月蠅くて寝られへんと言っている間にも山登りが趣味のいとこは早朝から階段を上がって琴平宮まで行きました。流石やね。私たちは階段を1段も上がってないよ。有名なうどん屋は沢山あれど朝食を食べた後では入りません。昨夜の散策で声をかけてくれた土産物屋さんに立ち寄りました。そしておばちゃんに疑問を投げかけました。琴平さんは船の神さんです。岸和田の漁師が新しく船を作ったりした時など結構船で琴平参りをしています。琴平さんは山の上です。どのようにして船で参ったのかが不思議でした。おばちゃんによると船は丸亀港や善通寺港に止めて歩いて参ったらしいです。夜に着くと田んぼの中の真っ暗な道なので一里ごとに蝋燭の火を高く掲げていたようです。
帰りは鳴門大橋と明石海峡大橋を渡って帰ります。高松道に入ると昨日は見えなかった山々の風景に魅了されました。鳴門大橋を渡った先の道の駅うずしおに立ち寄りました。所々に巨大な玉ねぎのおぶしぇがありそこで写真を撮りました。買い物は道後に行ってないのに一六タルトを買いました。とてもいい旅でした。