翡翠色 オパール色 風の声

おひとりさまの人生 感じて 考えて 味わって(?)
草花とメダカに癒され生きています

「原発」ずっとウソだった…うん、そう思ってた

2011-04-07 | 世の中の心配ゴト
今朝、Twitterのつぶやきで、ある歌を見つけた。

その歌は、まさに、今までずっと、私がそう思っていた事!!

まさか本人じゃないよね、と思いながら、3回もリピートして聞いてしまった。


今朝見た時は、You Tubeのアクセス数は200くらいだったのですが、
その後、爆発的なアクセス数になり、午後には削除され、
UPと削除を繰り返していますが、
もし大丈夫だったら、とりあえずこの歌を聞いて下さい。

斉藤和義さん(だと思う)「ずっと好きだった」の替え歌で
ずっとウソだった」(←You Tubeが見られなかったら、ここをクリック)



この国を歩けば、原発が54基
教科書もCMも言ってたよ、安全です。

俺たちを騙して、言い訳は「想定外」
懐かしいあの空、くすぐったい黒い雨。

ずっとウソだったんだぜ
やっぱ、ばれてしまったな
ホント、ウソだったんだぜ
原子力は安全です。

ずっとウソだったんだぜ
ほうれん草食いてえな
ホント、ウソだったんだぜ
気づいてたろ、この事態。

風に舞う放射能はもう止められない

何人が被爆すれば気がついてくれるの?
この国の政府。

この街を離れて、うまい水見つけたかい?

教えてよ!
やっぱいいや…

もうどこも逃げ場はない。

ずっとクソだったんだぜ
東電も、北電も、中電も、九電も
もう夢ばかり見てないけど、

ずっと、クソだったんだぜ
それでも続ける気だ

ホント、クソだったんだぜ
何かがしたいこの気持ち

ずっと、ウソだったんだぜ
ホント、クソだったんだぜ



原発反対デモは行われているのに、ニュースで見る事はない。

こんな事故を起こしておいて、日本はまだ続けるのかと、海外では非難の声が上がっている。
日本人は原発を容認していると思われていると言うのだ。

声高に原発反対を叫んだ斉藤和義さん。

この曲をネットで流す事で、この先どんな事になるのか、
考えなかった訳ではないと思う。
でも、やらかしてくれた!
まさに、私が思っている事を痛快に代弁してくれた!
大きな拍手を送りたい。

ビクターも、プライベートでやっているし、本人の名前が出ていないんだから、
見ない振りして、削除しなきゃいいのに、まったくもう!


             


学生時代(30年近く前)、何かで「原子力発電所(以下、原発)の作業員が
限度いっぱいの被曝をすると使い捨てられる」という記事を読み、
こんな事があっていいのか!、この内容を広めなければいけない!と思い、
論文というか発表レポートとして提出した。

就職後も、やはりこれを世間に訴えられないかと、提案書を作って会社に提出し、
それが社長の目に留まり、当時、女はダメだと言われていた現場に出してもらえるようになった。

女は生理的に危険なものを感じるから、それは何を言われても、納得できないのだ。
その感覚が、常に私を動かしているとも、言える。

提案書は具体的にならないまま過ぎてしまったが、今回の事故を受けて表に出てきたこんな記事を
岩井俊二監督のTwitterで見つけた。

とてもリアルで問題点が浮き彫りになっている。
これをみんなに読んで、原発の事を知ってもらいたい。

原発がどんなものか知って欲しい」原発の現場で20年間働いて来た人の手記だ。

私が知っていたより、遥かにひどく、ずさんな話だ。
原発の作業員は、冬場の農家の人の出稼ぎ先だったなんて。


             



それから昔、「東京に原発を」という広瀬隆さんの本を読んだ。
そんなに安全というならば、西新宿の浄水場跡に原発を作ってみたらいいんだ!
という内容だった。
原発はできず、この場所は今、都庁になっている。

この本で、映画でおなじみのフランスのシェルブールが、原発の事故場所である事も知った。

チェルノブイリ原発の爆発で、何が起こったかも書かれていた。

また雑誌に載った、チェルノブイリ近くで産まれた、頭の2つある牛の写真は、
私に原発事故の代償を具体的に教えてくれた。


「東京に原発を」の著者:広瀬隆氏の地震後のインタビュー(長いので、後ほどじっくり御覧下さい)



こんな地震大国に、こんなに原発を作っていい筈がないと、ずっと恐れていた。
なぜ、唯一の被爆国である日本で、核の事故のリスクのある原発が推進されるのか、ずっと疑問だった。

核廃棄物をドラム缶に入れて海に捨てて、それが錆びた後はどうなるのか、
地中深く埋めてもいつかはいっぱいになる事を想定しないのか、
それが地震でもれ出してくる事があるのではないか、
そのCMに出るタレントがどうしているのか、いくらお金を積まれたのか、
理解に苦しむ事がいっぱいあった。


             



初めて、原発を見たのは、島根県松江での事だった。
知人宅を訪れ、観光船で海に出た。
船頭さんが「あそこに見えるのは」という調子で、周辺のガイドをしていたのだが、
丘の上に、あきらかにその風光明媚な景色には似つかわしくない人工的な塔が
見下ろすように建っていて、それを指差して「あそこに見えるのが我らが誇る島根原発」
と言うような事を嬉しそうな顔で説明するのを聞いて、
このおじさん、何もわかっていないんだ、これがどんなに危険をはらんだ物か、と、
心からぞっとしたあの感覚は、20年経った今でも鮮明に心に焼きついている。

それから、若狭に田舎家をお持ちの、とある女優さんにお会いした時、
「若狭には、子供達全員を一度に連れて行かないようにしている、
もし、原発事故があったら、全員失う事になるから」と言っていた。
若狭湾は、原発銀座と呼ばれる程、原発が集中している場所だ。


             



政府の発表は、隠蔽している感じはあまり受けないが、
政府の手前の段階で危険性が隠蔽されている気がしてならない。
これまで、事故がある度に隠蔽をしまくって来たから、安全だという言葉を信用しろというのは無理だ。

見栄も駆け引きも、そんな事考えてないで、フランスでも、アメリカでも、IAEAでも、
助けてもらって、とにかくこれ以上、犠牲になる生き物も土地も海も空気も増やさないで欲しい。

花粉の飛散を予測できる気象庁が、放射性物質の飛散のデータを持っていない筈がないと思ったら、
中部大学の武田邦彦先生(ホンマでっかTVの環境評論家)のコラムで
ドイツノルウェーが拡散シミュレーションしているデータを出している事を知った。
この武田先生のコラムは、日々更新されて、とても判りやすいので、毎日ちらっとのぞく事をお勧めします。
特に、お子さんをお持ちの方には、かなり貴重な情報だと思われます。


             



地震は天災だから、どうにも抗えなかったかも知れない。

しかし、原発は事故を起こしては、絶対にいけない!
想定外なんてあってはいけない!
事故が起きたとしたら、それは人災であると、はっきり言いたい。
なぜなら、原発を、作り、使っているのは、人間だから。


今、電気の恩恵を受けている全ての人に罪があるのかも知れない。
しかし、罪の重さは、人によって違う・・・と思う。

今回の報道で、日本の電力供給のかなりの割り合いが原子力でまかなわれている事、
そのコストが水力や火力に比べて、はるかに安い事を知った。
これまで電気代は高いと思っていたが、そうではなかった。
原子力のおかげで、安かったんだ。
どこのコンセントの取り口も、たこ足配線になる位、電化製品を持っていて、
多少は気にしていたが、TVをつけたまま、パソコンを使ったりしていた。

電気の基本料金というのは、瞬間最大使用量を元に課金されている。(業務用電力)
たとえ5分でも、同時に使う電気量が大きいと、その後11ヶ月の基本料金はそれに合わせて設定される。

そうやって最大需要量を見込んで、原発が増えて行った事は、簡単に想像出来る。
(もちろん、そこにはロクでもない利権がからんでいる事だろう。)

私も反省すべきところは沢山ある。
節電も、それなりにがんばっているつもりだ。

もっと電気料が高くても文句はいいません。
その代わり、原子力発電所を止めて下さい。
自然エネルギーの開発に、もっともっと、日本は力を注いで下さい。


電気料が高ければ、禁煙のように、電気を使うのを控えるようになるだろう。
日本の高い技術力で、ぐっと電力消費の少ない電化製品を開発して欲しい。
それでこそ、日本だと思う。


きちんとした情報が、人を含めた命を救い、無駄な汚染を食い止めさせる
そう思えてならない。

世界には建設中も含めて500以上の原発が稼働しようとしている。
この日本の惨事で1つでも取りやめになる事を願って止まない。

そして、次世代にも伝えるべき事として、ここに書き留めておきたく、ブログアップしました。


この事も忘れない。
  ↓
「絶対に泣いてはいけない! そう言い渡されて、医療スタッフとして被災地に入った看護師さんのブログ」
(メディアには出て来ない戦場のような日々。引き込まれて、一気に読んでしまいました。そして泣きました。)

「あの日、海外メディアが報じた日本」
(かなり恐怖心を覚える写真ですので、精神状態のよくない人は見ない方がいいです)


※私は学者ではないので、誤解して書いている事もあるかも知れませんが、
 今回の被害を見て、そしてこれから先の何十年もの影響を思うと、
 とにかく、原発反対、それを言いたかった。

※資料 放射性物質の半減期  
    放射線の透過力(クリックすると大きくなります→) 
 
    放射能に関するデータ 
    全国の空気中・水道・雨の放射能、福島原子炉の燃料棒露出度・放射線量、
    福島周辺の海水の放射濃度、日本および海外の放射性物質の拡散予報 等が見られます。



 
東北地震犬猫レスキュー.com



清志郎さんもブラック山盛りで原発を歌っています。


LOVE ME TENDER 忌野清志郎


何 言ってんだー ふざけんじゃねぇー 核などいらねぇ
何 言ってんだー よせよ だませやしねぇ
何 言ってんだー やめときな いくら理屈をこねても
ほんの少し考えりゃ 俺にもわかるさ

放射能はいらねぇ 牛乳を飲みてぇ
何 やってんだー 税金かえせ 目を覚ましな
巧みな言葉で 一般庶民を だまそうとしても
ほんの少しバレてる その黒い腹

何 やってんだー 偉そうに 世界の真中で
Oh, My Daring I Love You 長生きしてえな

Love Me Tender, Love Me True
Never Let Me Go
Oh,My Daring I Love You
だまされちゃいけねぇ

何やってんだー 偉そうに 世界のど真中で
Oh, My Daring I Love You
長生きしてえな



RCサクセション サマータイムブルース


暑い夏がそこまで来てる みんなが海へくり出していく
人気のない所で泳いだら 原子力発電所が建っていた
さっぱりわかんねえ なんのため? 狭い日本のサマータイム・ブルース

熱い炎が先っちょまで出てる 東海地震もそこまで来てる
だけどもまだまだ増えていく 原子力発電所が建っていく
さっぱりわかんねえ 誰のため? 狭い日本のサマータイム・ブルース

寒い冬がそこまで来てる あんたもこのごろ抜け毛が多い
それでもTVは言っている 「日本の原発は安全です」
さっぱりわかんねえ 根拠がねえ これが最後のサマータイム・ブルース

あくせく稼いで税金とられ たまのバカンス田舎へ行けば
37個も建っている 原子力発電所がまだ増える
知らねえうちに 漏れていた あきれたもんだなサマータイム・ブルース

電力は余ってる 要らねえ もう要らねえ
電力は余っている 要らねえ 欲しくない
原子力は要らねえ 危ねえ 欲しくない
要らねえ 要らねえ
電力は余っているってよ 要らねえ 危ねえ




・・・やっぱり、斉藤和義さん、本人でした。





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12 コメント

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魔法の杖 (Harry Potter)
2011-04-07 21:09:23
清四郎さんのタイマーズとかダイスキでした(爆)。これでこそロックンローラー。

ファンタジアというディズニー映画で「魔法使いの弟子」のパートがあるのですけど、今回のNUKEの状況を見ているとずっと、そのミッキーに日本が重なってしまいます。環境ブームもあり原子力は二酸化炭素を出さないクリーンなエネルギーだという推進派の説が奏功し、世界的に追い風傾向にあった原子力。手ごろにどんどん電力を作り出せる魔法の杖を手にしてしまった社会は漠然と危険を察知しながらも使うことを止められない。
原子力は人間には制御できない魔法の杖だと悟り日本は断じて脱原子力をするべきだと思います。
お国の事情は違うとしてもスペインでは急激な改革と言われながら風力発電に切り替え、国家需要をまかなっているといいます。風力・太陽光・海洋エネルギーなどに切り替えていくというビジョンをもちつつ、過渡期は天然ガスなど他のエネルギーでつなぐこともできると聞きます。
返信する
コメント、ありがとうございます! (翠のお返事)
2011-04-08 21:30:27
 Harry Potterさん、こんにちは。

清志郎さんがお好きだったとは、ちょっと意外でした。
清志郎さんと言い、斉藤和義さんと言い、ロッカーというのは、生き様なんだなと、またしても思わされました。
サマータイムブルースは、発売中止になって、それでもインディーズから発売したというイワク付きです。

魔法使いの弟子のミッキー、とても上手い事を言いますねー!!
まさに、手抜きして、増殖して、手に負えなくなった状態ですね。
ここでモーゼのような師匠が出て来てくれるといいのですが、現実は・・・

CO2も、地球には大きな課題ですけれど、原子力に「平和的」とか「クリーン」とか付けて呼ぶのは、
とても違和感を感じていたんですよね。
あの、ふっとんでしまった原発の建屋が、これらの言葉と同じような物であると思えました。

経済と環境と生命と、天秤にかけてどうバランスを取って行くのか、
一見、とても難しい課題に見えますが、
優先順位を付けてみると、案外、簡単な選択であるようにも思えます。

返信する
揺れ動く心 (原村)
2011-04-09 00:04:03
こんばんは。

今回の原発事故で心が揺れ動いています。
若い頃の強烈な原発反対派。
それが社会人になり、いつしか消極的な原発是認派。
原発賛成派でも無く、反対派でもなく。
地球温暖化の為に原発も致し方ないとの認める心が出来上がってきていた。
今回の事故で若かりし頃の強烈な心を思い出す。
でも、生活習慣を変えること無しに今の繁栄を享受できるのであろうか。
自分は不便になっても耐え忍ぶ事が出来るのであろうかと、考えてしまう。
地球上の人口が多くなり、生活が向上していけば電気の消費量は増大する。
自然エネルギーで賄えるのであろうか。
経済的に成り立つのであろうか。

原子力エネルギーと生活習慣。
そんなハザマで心が揺れ動いている。

原発は想定外との言葉が許される施設設備ではない。
安易に想定を超えていたと発言すること自体設計者や施設の管理者や会社などの貧弱な思考であることをさらけ出すだけである。


揺れ動くころろ。

友人と地球上に生存できる人類は何人なのかと。


その地球上に生存する人類にエネルギーを供給すること自体神の領域なのかも。

コメントを書きながらも揺れ動いている心。
返信する
読みました、聞きました (やく)
2011-04-09 18:39:00
熱い翠さんの気持ち伝わります。
原発のない国に住みたいと思います。
そして↑原村さんのコメントにも考えさせられます。
このアンバランスを打破するためにどうすればいいか?
今までの便利な生活を捨てる覚悟がいるのでしょう。
これまで原発による電力の恩恵を当たり前のように受けてきたものをどれだけ変えられるでしょうか。
これから私たちや若者が本気で考えていかなければならないことなのですね。
返信する
Unknown (くーちゃん)
2011-04-09 19:24:31
原発事故・・
それに関しての色々な関連資料を読ませていただきました。
特に「原発がどんなものか知って欲しい」これには心にズシ~ンってきました。
これが原発か!
働く人を何だと思っているんだ!
こんな危ないものを素人集団が作り素人集団で管理して放射能の恐さを知らないまま無知のまま働きに行き、そして地震が来て非常事態になって皆が被災者・・
もっと放射能の恐さを報道して教科書にも載せて隠さないようにしなくてはいけないと強く思いました。
電気も大切だけど、火力発電所を無くさないで原発に頼らないようにしてほしいと切実に思いました。
くーちゃんの実家の近くには火力発電所がありましたがなくなりました。
今まで通り、電気が使えないと困るけど、放射能汚染の方がもっと困るから我慢します。

清志郎さんや斉藤和義さんの歌を聞きながら「よく歌ってくれました!まさしくそうです。」
もう政府のいう事は信じられません。

翠さん~たくさん原発に関する事を教えてくれてありがとうございます。
とってもとっても心が揺れました。

返信する
こんばんは (はづき)
2011-04-10 00:27:33
ずっと嘘だったんだ。。。
聞かせてもらいました

やっぱ、そうだったんだ~(`ε´)
っていう思いです

東電の会見が減ってますよね
それも、化けの皮が剥がれるのを
恐れてのことなのでしょう

こんな国民の不安や不満が
良い意味で
明日の知事選の票に
反映されるのではないですかね?

原発で
想定外などあってはいけないのです

返信する
Unknown (peko)
2011-04-10 14:56:03
木曜の夜の大きな余震、東京でもかなり揺れを感じたと聞きました。
大丈夫でしたか?
私はこの震災が起こるまで原発のことは全く無関心で
原発反対と言ってる人たちは、ちょっとセンシティブなんじゃないの?
と思ってたくらい、それほど原発に関して無知だったということです。(恥)
そんな危険なものならば、世界中にあるわけない!と思っていたから。。。
RCサクセションのサマータイムブルース、他のサイトで紹介されていて
聞いたんですが、RCサクセションってこんなメッセージ性のある歌
歌ってたなんて全く存じずに、化粧して変わったファッションのシンガーだと
思ってました。 なんで人気あるんだろう???って。 
LOVE ME TENDERもすごくいいですね!
遅まきながら、RCサクセションの偉大さに気づいた私です。
話がそれましたが、翠さんがいろいろ貼ってくださった
リンクみて、原発のことをもっと知ろうと思います。
返信する
この長いブログを読んで、コメントを下さり、厚く御礼申し上げます (翠の追記とお返事)
2011-04-11 16:52:26
 翠の追記

原発の事は、いつか書きたいと思っていましたが、
NY在住のコラムニストの弘恵さんのTwitterと、
斉藤さんの歌で、自分の中のスイッチがONになり、
勢いでこのブログを2時間で書きました。

私が毎日更新を楽しみにしている、大好きな人気ブログ
「フレンチブル文太部長」のブロガーさんからリンクの申し出があり、快諾させて頂いただきました。
私のブログ至上最大のアクセスを頂き、
一人でも多くの方が原発に対して感心を持って下さった事、
これこそ、次への一歩だと思い、とても心強く思っております。

また、このブログが不安をあおっているという注意も頂きました。
道理というか、明確になっていない事は、余計不安をあおると私は考えています。
勢いで書いてUPしてから、自分が書いた事の根拠や、この位みんなは知っておいた方がいいと思うデータは、
付け加えました。
今回の地震を予言した人の次なる予言の話も、友人が教えてくれましたが、
あえてそういう情報は外したつもりです。

広瀬隆さんのインタビューや、原発で配管技術者をしていた故:平井憲夫の手記も、
オーバーだという人もいます。
しかしながら、事実がこの半分だったとしても、やはり、危機感を持つべき事だと私は考えます。

良くない事は受けれたくないというのは、素直な人の感情だと思います。
しかし、何が良いことで、何が危険な事か、両方を知ってこそ、広い視野で選択ができるかと思います。

4月9日、
「これまで絶対大丈夫だと言って来たが、安全面で見直さなければならない」
原子力安全保安院が会見で初めてこのようにコメントしました。
腹立たしく、重く、そして前進へのひと言だったと思います。

そして、このブログを読んだ方から、こんなに怖い物だと思わなかった、
と言う方が、予想外に多くて、正直なところ、ものすごく危機感を覚えました。
だからこそ、このブログをUPしてよかったと思っています。

読んで下さって、ありがとうございました。




 原村さん、こんにちは。

色々な事を統合して考えると、気持ちは揺れますよね・・・
勢いでこのブログを書いたものの、原発が無くなる事で、どうなるかの覚悟は、
まだ私にもありません。
原村さんのコメントを拝読してから、この2日間考えていたのですが、
おそらく人類は、繁栄へのアクセルと、今回の事故のような事で戒められてかけるられブレーキを繰り返しながら
ジクザグの折れ線グラフのように右肩上がりに進んで行くのだという、
結論というか現実的形にひとまず辿り着きました。
ただ、そこには犠牲が付き物だという事は、ひとごとではなく覚悟しておくべきだとも、思いました。

チェルノブイリの恐怖をリアルタイムで知る世代としては、
やはり叫びたいですね、原発反対と。


 やくさん、こんにちは。

便利を捨てる覚悟、なかなかそれを口に出せないですが、
こういう風に言えるやくさんがいる事は、それだけで救われる気持ちになります。

でも、日本の技術力をもっていれば、便利とエコロジーを両立させられる
第3の道も開けるのではないかと、比較的楽観的に考えている部分もあります。
ソーラー発電と蓄電の開発の最先端は、SANYO(今はパナソニック!?)が持っていて、
もうかなりの所迄進んでいるそうです。
後は、蓄電池のコストの問題だそうで、これは普及で確実に下がるものですから、
そこには大きく期待したいと思っています。

これからの世代には、この経験を糧にした価値観を持って、未来を作って行って欲しいと切に願っています。


 くーちゃん、こんにちは。

子供への教育って、本当に大切ですよね。
なんでこんなに原子力に対して、自分が反応してしまうのかと、
ここ数日考えたのですが、たぶん、高校の修学旅行で広島に行く前に、
原爆の直後に撮影されたフィルム見て、しっかりレクチャーされ、
原爆資料館で、手が溶けかけたお母さんの人形(作り物です)が脳裏に焼き付いたところからではないかと、思えます。
その恐怖心が、例え平和利用というオブラートに包まれたとしても
「核」は危険物という概念が、私の髄迄刻み込まれているのだと思います。
子供の頃は、よく判っていなくても、その後の経験で納得する事っていっぱいあると思います。
今の子供達にも、ちゃんとリスクの教育もして欲しいですね。

火力発電所が残っていて、今回は助かっていますが、
CO2を沢山排出するので、地球温暖化の為には、ストップ候補の一つですね。
水力発電もダムで生態系を壊すし、どれだけの犠牲を自然に強いて、人間は便利を享受しているのか、
本当に一人一人が問い直す時なのでしょうね。


 はづきちゃん、こんにちは。

今回の地震と津波と原発事故と、それにまつわる混乱。
色んな価値観が変わりましたよね。

言い訳は、想定外・・・って、想定出来ていたと思うんですよね。
でも、お金がかかり過ぎるのでやらなかった、というのが、万事の真実だと思います。
それで、お金には代えられない沢山の愛すべき命が失われたなんて、
本当に許しがたい事です。

東電も保安院も政府も、たぶん大半は真面目でマトモな人になんですよね。
でも、一握りの上層部が経済優先で指令を出して、そこに国民が振り回され、被害を受ける。
今回の選挙程、自分の命を預ける人を選ぶのだと思った事はありません。
預けたいと思える人が一人もいなくて、悩みましたけど。
そして、石原さん再選・・・原発推進派で、津波を天罰だと言った人なのに・・・
東京人として、恥ずかしいです。


 pekoさん、こんにちは。

心配ありがとうございます。
大きな余震ではガタガタ音がして揺れ、過ぎた後も、しばらく眠れませんでした。

マンハッタンの近郊50Kmにも原発はあった筈ですが、
地震の心配のほとんどない東海岸であれば、確かに心配は少ないのかもしれません。
(但し、ここがテロの標的になったらと、WTビルどころではない被害者出るとも思いますが)

原発への認識は、チェルノブイリの報道を大人になってから見ているかどうかでも、
随分違うのではないかと思えます。
あれでかなり恐怖を植え付けられた部分も大きいです。

それから、同時期に話題になった「風の吹く時」というイギリスの平凡な老夫婦が
核爆発に巻き込まれて行くアニメも、ひたひたと恐怖を訴えていました。
よかったら、ぜひじゅんくんにも、みせてあげて下さい。
http://youtu.be/6EbsrJuAoQo
じゃがいも袋に入るのは、死んだ人を片付けやすいから・・って、怖過ぎるアニメです。

RCサクセションから清志郎さんが離れて、Timersを作ったり、ソロ活動したのは、
どうも歌を通して社会悪に食いつきたい彼と、他のメンバーの意見の相違だったみたいです。
あらためて、惜しい人を亡くしたとしみじみ・・・
返信する
先程の追記で・・・ (翠の追記)
2011-04-11 23:47:21
原発で配管技術者をしていた故:平井憲夫さんの敬称が抜けており、失礼致しました。
返信する
神の領域を侵してはならない (窯爺)
2011-04-13 01:20:22
窯爺です。お久しぶりです。福島県に生息しています。地震、津波、原発。続いている余震の恐怖と原発。これは人災です!大自然と神を冒涜する愚かな人間??の行為はもはや手に負えない! 福島会津は安全地帯ですが~、うそで塗り固めてきた原発! この大不況の最中になんで追い討ち! 止め! 悪夢です。

爺は生きています。明日はみんなわからない。触れてはいけない神の領域。
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