だけど、自販機が故障していたのならお店に行って・・・という話を母としていたら、美佳「急いでいたから・・」に、母「えっ?」。
そこから更に質問攻めして分ったことは、美佳がお釣りを取り忘れたという事実。「それを早く言えよ!まったく!」と父はブツブツ。
美佳はお弁当屋さんまで行って気がついたが、時間がないので作業所へ向かい、仕事が終ってから件の自販機まで大急ぎで駆けつけたという。しかし、お釣りは残っていなかった。
誰が持っていったか分らない。だから、美佳の発想では「自販機に・・取られた」となるが、それでは自販機がかわいそう。で、母が400円を補填することで一件落着。
ところが、それから10分後、風呂が沸いたので美佳の部屋へ呼びに行ってみると、そこはもぬけの殻。美佳が帰ってきたのは1時間後。
イライラのタネが解消して、頭痛ははるか彼方に消し飛んでいた。当然「作業所を休む」発言もなかったことに・・。