Last Chance Cafe  master JL6USD

これから起こる出来事の全てが Last Chance だと思って生活している後期高齢者のブログ

■ グループサウンズ

2022-11-29 18:20:22 | ノンジャンル




  YouTube  グループサウンズ全曲集  いい時代だった。 青春真っただ中 ‼ 。

 19 才の時 ( 昭和42年 )、池袋のジャズ喫茶 DRUMデ・スーナーズ ( フィリピンのバンド ) を観ていたら、知らない人から名刺を渡されスカウトされた。 だが、その人はプロダクションの人などではなく、ただの ゲイ だった。 被害にはあわなかったが、東京は恐ろしい所だと思った。

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■ 長崎県立佐世保北高等学校 応援歌:第一交友歌

2022-11-03 17:24:47 | ノンジャンル

 長崎県立佐世保北高等学校は私の母校です。 入学したばかりの昭和 39 年春のある晴れた日、「 全校生徒屋上に集合 」 と校内放送がありました。 当時はまだまだ中学気分が抜け切らないままでした。

 屋上に着くと、上の様な歌詞プリントが配られ、組ごとに整列しました。 屋上のひと際高い所に校旗を捧げ持った先輩と、応援団長らしい先輩が怖い顔をして両足を広げ腕を後ろに組んで立っています。 応援歌 ( 第一交友歌 ) を練習するために集められたのだと理解できました。

 改めて歌詞を見ると 「 なんじゃこれ~。 全くの意味不明 」 15 才が歌う歌じゃない。 しかし、団長の 「 第一交友歌ぁ~北の都に秋闌けてぇ~アインス・ツヴァイ・ドライ さ~ 」 ( eins・twei・drei ドイツ語 ) の掛け声で上級生は歌い始めました。 おっかなびっくりで探りながら歌っていると、竹刀を持った団員が 「 大きい声で歌わんかい 」 なんて、竹刀で突っつかれます。 心の中では 「 そんな簡単にはおぼえられるか 」 なんて反発しながら歌ったものです。 全くの別世界。 しかし、この時から高校生が何たるものか、おぼろげ乍ら自覚を覚えて来ます。 因みに男子校ではありません、共学です。

 皆さんはこの歌詞の意味がお分かりでしょうか ?。 高校生活 3 年間、意味も分からず歌っていた事に気が付き、ネットで調べてみました。 旧制第四高校の寮歌 ( 原曲は 7 番まである ) で、現在の金沢大学に由来した歌でした。 我が校と旧制第四高校との繋がりがあるのかないのか、そこら辺は不明でした。 まだまだ第一応援歌から第四応援歌まであり、いづれも歌詞の内容からして旧制高校のものだったと思います。

 帽子を強く握りしめ、右手を大きく振りながら歌うのです。 まさしく蛮カラ唱法 今時流行りませんね(笑)。 当時はね、帽子で靴磨いていたんですよ ( バカですね )。 ボロボロになった帽子が格好いいんだとか。 間違った大人の世界ですけれど、少なくとも中学生気分はぶっ飛び一皮むけた感じでした。 段差が大き過ぎる。

 戦前に作られた、カテゴリー的には軍歌に属する歌を伝統としてただ受け継いでいくのが正しいのか、多くの方が論文を残しています。 令和の今は、さすがに継承しているところはないでしょう。 我々の時代でさえ大いに違和感を感じていましたから ・・・。

 それでも何故か後に私は応援部にいるのでした。
 大学ではいまだに蛮カラスタイルも多く見られます ( YouTube )。 昔と違うところは対極のチアガールが存在する事でしょうか。

 ← どこかに私がいます(笑)。

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 余談を一つ。 蛮カラ を歌った「 下駄を鳴らして奴が来る 」 でおなじみの、吉田拓郎 作曲、かまやつひろし歌。 「 我が良き友よ 」 の吉田拓郎が NHK に 下駄を鳴らして 入ろうとして止められ入館出来なかった (笑) と言うエピソードがあるそうです。 1980 年頃の話か ?。

 さらに余談を ・・・。 かまやつひろしさんはフォークソングが好きではなく吉田拓郎の曲 「  我が良き友よ  」 は歌いたくなかったそうです。 B 面はかまやつさんの好きにやっていいと言う条件で合意し、「 ゴロワーズを吸った事があるかい 」 が生まれました。 折も折、ファンだった タワー・オブ・パワー が来日しており、バックをやってもらえないかとダメもとで依頼したところ、快諾され共演が実現した。 この曲の当初の評価は低かったが、1990 年代のアシッド・ジャズブームで再評価され、かまやつひろしの代表曲のひとつとなった。 私も大好きな曲です。 一回聞いただけでは良さが分からないと思います。 お経みたいです。 何回も聞いてください。 バックのタワー・オブ・パワーのグルーブ感は当時の日本にはなかったものです。 さすが、かまやつひろしのセンスが光ります。
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