野草の花の在庫切れです。先月末に市内の東京薬科大学薬用植物園に行った時の写真で埋めさせて下さい。
緑地に生えていた羊歯植物の仲間、冬花蕨てす。
【ハナヤスリ科】フユノハナワラビです。山野に生える多年草です。
【薬草】全草に薬用成分が含まれている。下痢、腹痛、解熱に効用がある。
東京薬科大学正門入口

フユノハナワラビです。



蛾の幼虫がいました。種は不詳。


丸いのは「胞子のう」です。

6/19 Up 今日は高速道の料金1000円最終日、お出かけの方、事故に遭わずに
マイホームまで帰れましたか。
姫四葉葎です。初夏の大学薬用植物園の花の写真、これで〆です。
【アカネ科】 ヒメヨツバムグラ。日当たりの良い土手や丘陵に生える多年草。
大学正門付近と通学バス・ハイッ、これで最寄の駅まで バァ~イ!。
6/19 Up
大学の薬用植物園で撮った小茄子です。
【サクラソウ科】 コナスビ。道端に良く見られる多年草です。名前は果実を小さな茄子に
たとえたものだそうです。
6月19日、日曜日、曇り、今週の天気予報、お日様マークが一日も無し。
大学の薬用植物園の花、今日が最後です。花は黒種子草です。
【キンポウゲ科】 クロタネソウ。別名ニゲラ。地中海沿岸地方原産の一年草。
【薬草】 種子に薬用成分が含まれてます。利尿効果があります。
6/18 Up
大学の薬用植物園で撮った延齢草の液果です。
【ユリ科】 エンレイソウ。高さ20-50cmの多年草です。
【毒草】 根茎に有毒成分が含まれてます。催吐作用があります。
花のあと、液果(果実)です。
3個の萼片片が残っている。
液果
液果
6/18 Up
大学の薬用植物園で撮った鹿子草です。
【オミナエシ科】 カノコソウ。別名ハルオミナエシ。山野に自生する多年草です。
【薬草】 根、根茎に薬用成分が含まれてます。鎮静効果があります。
原発雑感
米キュリオン社のセシウム吸着装置の続編です。
昨6/17夕刊の記事、原因は装置の圧力が高まった時に装置の破壊を防止
するための安全装置「ラプチャーディスク」が動作したことだそう。
装置の機能、構造等は全く公表されてなく分かりませんが、この装置、想像
すると、家庭用の浄水器を超大型(直径1.45m,高さ2.4m 内容積 約4立方
メートル)にしたものと想像して下さい。これが全部で24本あるそうです。
水漏れは、出口側の弁が閉じていた為、汚染水の行き場が無くなり、容器内
の汚染水の圧力が高くなって安全装置が働いたと言う。
前記の家庭用の浄水器に置き換えると、蛇口を閉めたら、浄水器の破裂防止
用の安全装置(現実はこんなものは付いてません)が水圧で働いたのと同じこと。
設計上、ポンプの圧力で容器の安全装置「ラプチャーディスク」が働くなんて
あり得ない。
(ラプチャーディスクとは日本語で破裂板、一般的に高い圧力で動作させる
装置や容器には、異常圧力で破壊を防止するために、安全弁、リリーフ弁
等が用いられます。更にこれ等は瞬時の圧力上昇には動作が間に合わな
いので、装置によっては前記の安全装置、「破裂板」を設けます。
これは、内容物の圧力が容器の許容耐圧に達する前に破壊させ、内容物
を容器外に逃がし容器の破壊を防止する安全装置です。)
これが動作したとのこと。設計ミスであれば、とんでもないこと。何らかの理由で
破裂板に傷があり、動作圧力以下で作動破裂したことも予想される。
6/18朝刊では、昨夜20時に修理が完了し運転を再開したとの記事。
切迫した事情もあり、運転を再開をしたのでしょうが、この安全装置、装置の破
壊を防止する最後の砦の安全装置、なぜ動作したのか真の原因調査と今後の
対応をミスると取り返しが付かなくなる。
米キュリオン社の技術的信頼性に不安が残る。東電さん確りして下さい。
6/17 Up
大学の薬用植物園で撮った朝鮮五味子の果実と燕水仙です。
【マツブサ科】 チョウセンゴミシ。山地に生えるつる性の落葉低木です。果実は秋に
真っ赤に成熟します。
【薬草】 果実に薬用成分が含まれてます。抗菌、解毒、咳き止め等の効果があります。
【ヒガンバナ科】 ツバメズイセン。メキシコ原産で明治時代に渡来したそうです。
6/17 Up
大学の薬用植物園内の池で撮った藺(イ)の花です。
【イグサ科】 イ。、畳表やゴザの素材としてのイグサの方が有名です。国内の主産地は
熊本県八代地方です。
【薬草】 地上部の茎に薬用成分が含まれてます。消炎、利尿効果があります。
原発雑感
福島第1原発の高濃度放射能汚染水の処理システムが試運転で水漏れトラブルを起こしている。
この処理システムは米キュリオン社のセシウム吸着装置と仏アレバ社の沈殿処理式除染装置を
主体に構成されている。(下図参照)
システムは、先ず汚染水の油分等を除去した後、米キュリオン社の装置で放射性セシウムを
吸着させる。この後仏アレバ社製の処理装置で特殊な砂に放射性物質吸着させて沈殿、
上澄み水を取り出す。最後に塩分を除去し、原子炉へ再注入する。
報道に寄ると、トラブルは米キュリオン社の装置で発生してるよう。しかも、現象は水漏れと、制御
プログラムミスとのこと。余りにもお粗末極まりない。
このシステムは高濃度の放射性物質を含む汚染水の処理が目的、その汚染水が装置、配管等か
らの漏洩する事などあってはならない。汚染水の処理効果を云々するなら兎も角、未だその前の
段階なのです。これ等は総て工場出荷前に解決する問題です。国内企業であれば考えられない。
このメーカーの設計、製造、品質管理が余りにも「ずさん」、こんな状態では仮に一時的に
抑え込んでも、長期に渡って安心出来る運転等誰も保証出来ない。
米国企業の民生品、特に今回のような試作機、上記管理面で大いに不安がある。
同じ製品でも、米国製、日本製の品質の差(例えば自動車)は歴然、これは物づくりの基本姿勢
が全く違う。国民性、社会性の違いかな。米国のブルーカラーは労働力の提供として対価を貰う。
企業業績により雇用が簡単に左右される。この国では企業の為と言う感覚が殆ど育たない。
契約社会、仕事は良くても、悪くてもマニュアル通り、契約範囲からは逸脱出来ないんです。
今回のトラブル、推測ですが案外こんなところに原因が潜んでいるかも知れません。
装置の設計から出荷まで眼を配り管理指導している、リーダーがいなかったのでは。
「仏作って魂いれず」の製品を掴まされたよう。相手は、装置と共に処理費用まで請け負って
いる。勘ぐると、処理に手こずった方が儲かるんです。
東電も、政府も相手に落ち度があれば、遠慮なく強く改善を申し入れる事を望む。
頑張って下さい。
6月17日、昨夜から雨が降り続いてます。
大学の薬用植物園で撮った広葉の河原柴胡の花です。
【バラ科】 ヒロハノカワラサイコ。河原の砂地に生える多年草です。
【薬草】 根、全草に薬用成分が含まれてます。解毒等の効果があります。
6/16 Up
大学の薬用植物園で撮った花筏の果実です。
【ミズキ科】 ハナイカダ。山地の沢筋に生える1-3mの雌雄異株の落葉低木です。
葉の中央に花が付く変わりものです。
【薬草】 葉、果実、根に薬用成分が含まれてます。解毒、解熱等の効果があります。
6/16 Up
大学の薬用植物園で撮った白花虫除菊の花です。
【キク科】 シロバナムシヨケギク。原産地は地中海のセルビア。渦巻き型の蚊取り線香の
原材料に用いられてます。
【薬草】 頭花に薬用成分が含まれてます。昆虫類に殺虫効果があります。人蓄には無害です。
6月16日、曇りです。
大学の薬用植物園で撮った芸香(ヘンルーダ)の花です。
【ミカン科】 ヘンルーダ。南ヨーロッパ原産の多年草。
【薬草】 全草に薬用成分が含まれてます。抗菌、利尿、腹痛に効果があります。
6/15 Up
大学の薬用植物園で撮った武蔵鐙の花です。
【サトイモ科】 ムサシアブミ。林内に生える多年草です。
【薬草】 塊茎に薬用成分が含まれてます。鎮静、去痰効果があります。
仏焔苞(ぶつえんほう)、 花はこの仏焔苞の中にあります。