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彼岸花と秋桜

2020-10-02 21:50:00 | 雑学、豆知識
この季節になると、あちこちで咲き始める彼岸花(ヒガンバナ)。その名の通り秋のお彼岸に咲く花です




彼岸花、曼珠沙華、地域によって呼び方色々ある花です。
私の子供頃、彼岸花を手腐りと呼んでいました。花を触ると手が臭くなるから手腐りです。

大分県の方では、[親死ね子死ね]と言われている地域がある様です。物騒ななまえです。  [花知らず葉知らず] と呼ばれる所もある様です。

他にも、シビトバナ(死人花)、ユウレイバナ(幽霊花)など、毒性や墓地に多く咲くことから付けられたなまえもある様です。



なぜ、畦道や墓地に彼岸花が多く咲いているのか?

彼岸花は、球根に毒をもつ植物として古くから知られており、地中の動物にも効果があると信じられてきました。

そのため、昔から彼岸花をお墓の近くに植えることでもぐらやネズミ、土中の生き物から土葬した遺体を守り、傷つけられないようにするためお墓の近くに植えられているのです。





ヒガンバナは、草姿がノビルやアサツキに似ている植物です。そのため、誤って食べてしまい体調を崩すことがよくあります。

誤って食べた場合、特別な解毒剤などはないため、催吐薬や下剤を投与しての対症療法を行います。

昔、食料が不足していた時代、彼岸花を毒抜きして食料にしていたそうです。
彼岸花は、大きなたまねぎのような形をした球根には、デンプンが豊富に含まれています。
有毒植物なので年貢の対象外とされていたことから、食料が手に入らないときや深刻な米不足が起こったときには、イモと並ぶ貴重なエネルギー源とされていました。

彼岸花の雑学でした。


秋桜の花言葉。色によって花言葉が違います。

白のコスモスの花言葉は「優美」「美麗」。

赤のコスモスの花言葉は「乙女の愛情」。

ピンクのコスモスの花言葉は「乙女の純潔」。 

黄のコスモスの花言葉は「野生の美しさ 」。

茶のコスモスの花言葉は「恋の終わり」。