☆orange peel気分☆

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紙の月

2014年11月20日 | 映画

原作は未読。原作者の角田光代さんは好き。

偉そうに書くけど読書、全然してないけど。。でも、エッセイも彼女、面白くて好き。

 

監督は『桐島、部活やめるってよ 』の吉田大八さん。

(脱線気味ですが、神木君、良い役者になったよね~

 子役から知っているから、彼の成長に母心です。はい)

この作品を意識すると、俄然!期待度がUPしちゃう。

なので、ちょっと・・消化不良気味な作品でした。

 

宮沢りえちゃんの演技、すごくリアルでよかったのですが

いかにせん、何故?彼に惹かれたのか?

まったく共感できない・・と言うか、描き方が少なくない?

彼にしてみても、なんで?こんな年上の彼女に惹かれた??私には??でした。

 

どの登場人物の目線で、この映画を見るのか

少し戸惑う私。

1番、共感できたのは小林聡美演じる、ベテラン先輩かな~。

 

俗っぽい・・大島裕子演じる、同僚。

か・な・り・・美味しい役だと思う

田辺誠一のオーラがまったく感じさせない、

地味で何ともつまらなそうな細かい夫。

ある意味、驚いた。って言うか、誰かわからなかった。

役者って、すごい(笑)

 

クリニークで4万近い化粧品を買い、品物を減らしたのに

お金が足りず、顧客から預かったお金を(一時期に)借りるシーン

あのジッパー開けちゃう細やかな演出に・・1番、はらはらしました。

 

ちょとしたきっかけで、落下していく人生。

お金の価値って?幸せって?感覚ってあそこまで麻痺するのかな。

怖い・・。

 

リッチな生活(ホテル生活+お洒落な賃貸)と裏腹に

実の住まいではアクドイ工作の為、散らかり放題なリビングルームに胸が痛む。

(夫、帰ってきたらどうするのよ!)

鑑賞後も・・何と言うか??心がざわざわしたまま、

ちょっとすっきりしない私でした。

ラストのファンタジー(系?)必要だったのかな??

 

 



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