☆orange peel気分☆

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『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』

2014年11月25日 | 映画

公式サイト

大好きな『ラブアクチュアリー』のリチャード・カーティス監督の

引退作品。

レイチェルが出ますし、とても楽しみにしてました。

 

傑作の『ラブアクチュアリー』を超えることはないと

思って鑑賞しましたが・・超えてないけど?

大満足の作品です。

私は今年観た中で、1番好きな作品になりそうです。



とあるシーンで、嗚咽してしまいました。

人が少なくて、本当に良かった(笑)



この冬の時期も、ぴったりですね。

素敵な作品をみて、体の中からぬくぬくした気持ちが

込み上げてしまいました。

 

サブタイトルの~愛おしい時間について~

 

ご自身の家族との時間を大切に思い、

監督業は引退されるリチャード・カーティス。

脚本は続けるようです。良かった。

(脚本担当の『フォーウエディング』も大好きです)



まだ58歳、引退には早い気もしますが

彼が最後に撮ったテーマが『家族』。

映画監督としても集大成にしたい作品なんだそうで

パンフを読みながら、また監督のお人柄にふれて

何とも温かい気持ちに包まれてしまいました。

 

断捨離に頑張っている私は、捨てられなくなるので

相当のことがないとパンフは買わないのですが、

購入しちゃいました。

 





平凡で女の子に奥手な21歳のティムが主人公。

このイメージがぴったりな、ドーナル・グリーソン。

知らない方だなぁ・・と思っていましたが

『アンナ・カレーニア』でキティが結婚する誠実な彼(農夫)でした。

 

主役のティムが恋に落ちてしまうのが

レイチェル・マクアダムス演じるメアリー。

 

何としても恋を成就させるため、タイムトラベルを繰り返す

ティムの気持ちは納得のキュートさ

私も大好きな女優さん。



ちょっと変っている家族だけど、浜辺で毎日サンドイッチを食べたり

金曜日には野外で映画鑑賞。

素敵な時間が流れている。

また海の見える高台の家が、開放感があって素敵。



正直、自分の都合の良いように、過去に戻り

初めての夜を繰り返すティムは嫌だなぁ(笑)

いいじゃん!そんなこと、ぎこちなくてもさ。

前半・・好都合なティムの行動に、そのタイムトラベルの使い方

に、やきもきしてました。

1分待って、過去変えれば全てOKって?

ドラえもん頼りにするのび太みたい!と、思いながらも鑑賞。

いつか・・とばっちりくらうんじゃないのかな・・って。

 

便利なタイムトラベルも、とある事をきっかけに

制約が出てきてしまうのが、面白い展開。



2人の恋の育みを、地下鉄の同じ場所で

描いたシーンも、印象的だった。



ビル・ナイの寡黙で渋いパパとか、最高♪

ティムとの卓球のシーンもいいな。

 

妹の危なっかしさを、心配するティムの気持ちが

また共感しちゃう。

 

ママの毒舌さも笑えるし、脚本家のハリー。

一癖も二癖もあるなぁ・・って思っていたら

トム・ホランダーでした。

この人さえ、愛しい人物に見えてくるのが

この監督の手腕だと思う。



子供が生まれ、新しい家族ができて

日々慌しく、過ごす毎日。

でも、だんだんティムとメアリーが

親の顔になる過程も、見ていて微笑ましかった。




いつもテンパッて時間を過ごす私ですが

家族との何気ない日常(時間)を大切に過ごす事。

改めて、時間の過ごし方について

考えさせられる宝物のような作品でしたドキドキ

 

 

 

 



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