時の観察者 no つぶやき

世の中嘘ばかり。何が真実なのか?

たかが風邪、されど風邪

2007-11-18 15:36:24 | 
風邪の症状を引き起こすアデノウイルスが変化した変異型のウイルスによって、
過去1年半の間にアメリカで10人が亡くなったことが、アメリカ疾病対策センター(CDC)の調査でわかったようだ。

CDCは、感染拡大の危険性があるとしてアメリカ各州の公衆衛生担当者などに注意を呼びかけているらしい。

CDCによると、変異型のアデノウイルスは2006年5月、ニューヨーク州で生まれた新生児で初めて見つかり、脱水症状を起こし、食欲をなくして生後12日で死亡したようだ。

オレゴン、ワシントン、テキサスの各州でも合わせて少なくとも約140人が感染したことが確認されている。

アデノウイルスに対しては現在、効果的な治療法はなく、安静にするなどの処置しかない。
どのような遺伝子変異によって、症状の悪化につながっているかはまだ分かっていないようだ。

しかし、風邪という一般的なものでさえ、現代医学はまだ、効く治療法を見出していない。
風邪に罹ったら病院へ・・・と言われているが、治療法などないのである。
症状は緩和できたとしても、治すということになると人間の免疫力に頼っているだけ。

高が風邪。しかし風邪は万病の元とも言われる。

風邪----風邪症候群
上気道感染症状をもって発症するウイルス感染症の総称である。
基本的には、ウイルス感染ということになる。
ライノウイルス、パラインフルエンザウイルス、アデノウイルス、RSウイルスなどのウイルス感染ということになるだろうか。
ちなみにパラインフルエンザウイルスと、インフルエンザウイルスは、全く違うウイルスである。

あまり重要視されてこなかった、風邪のウイルスもどんどん進化?変異?して強力になってきているようだ。
しかし、逆に、人間の方が弱くなりつつあるのか。

予防するためには常に免疫力を上げることを考えておく必要がある。そうしないと弱い者から被害にあってしまうだろう。
せめて、免疫力を下げない生活をするくらいはするべきではあるのだが・・・・
そのような意志の強い人間は少ないものである。
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