時の観察者 no つぶやき

世の中嘘ばかり。何が真実なのか?

重要な蛋白質に「ピカチュリン」

2008-07-21 13:45:57 | 事件・事故
目で受けた光の刺激を、電気信号で脳に伝える際に重要な働きをするタンパク質を、大阪バイオサイエンス研究所のチームがマウスを使った実験で発見したようだ。

人間などのホ乳類の目は、
光の刺激が網膜の視細胞で電気信号に変わり、
双極細胞を通過して視神経から脳へ伝達されるとされている。

現在、目の疾患に対してはiPS細胞(induced pluripotent stem cells、人工多能性幹細胞)などで視細胞を作ることはできても、神経伝達回路であるシナプスの形成過程が解明できていない。

研究所のチームがマウスの実験で、
視細胞と双極細胞の間をつなぐ視神経の周りに特異的に発現しているタンパク質を発見したようだ。

光を発して電気を操る人気アニメキャラクター「ピカチュウ」をもじって「ピカチュリン」と名付けたらしい。

「網膜の神経回路のメカニズムを明らかにする大きな一歩。将来的にもiPS細胞で視細胞を作り出す再生医療に応用できる」と話しているようだ。

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「ピカチュリン」
あまりにも安易な命名のように思う。

もっとよく考えてから付けてもらいたいものだ。
「ピカチュリン」という言葉を各国の研究者が使わなければならないことを想像するとどうもやりきれない感じがする。
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