令和元年、おめでとうございます。
さて、AI日本株式オープン(絶対収益追求型)の2019年3月の資金流出入額は、▲1.38億円と資金流出となりました。
これで当該ファンドからの資金流出は21ヶ月連続となり、この間の合計は▲57.27億円(資金流出)となっています。
資金流出入額の累和額の推移をみると、ついに設定月(2017.2)に集めた70.25億円を下回る69.42億円となり、
資金流出が止まらない状況が際立ってきたと言えそうです。
こうした中で、AI日本株式オープン(絶対収益追求型)を取り扱う販売会社の中には『新規買付を停止』するところも出て来ています。
☞ ひろぎん証券(2019.4.4)『投資信託の新規買付停止のお知らせ』
ファンドが不人気となっている大きな理由は、パフォーマンスの悪化にあると思います。
実際、AI日本株式オープンの年初来のリターンは▲0.88%と、
指数が反発(日経平均ETF:+12.18%)する中でも下げ続けるという結果となっています。
※ 日経平均ETFの年初来リターン
下図は、設定来のパフォーマンスをみたものですが、パフォーマンス悪化を受けて実施された数々のモデル改良効果も虚しく、
パフォーマンス改善の兆しすら、未だに見ることが出来ません: