ハハモドキ

19年前、長男の誕生記念に始まり、途中、乳がん闘病記。次男の不登校をきっかけに再開。

鏡だ、鏡!

2024-03-02 23:15:00 | 不登校
なんだかすごくいいことがある気がして早くに目が覚めて。やがて思い出した。そうだ今日は奴が友だちと出かけるのだ!

奴が出ていった後、はじめてのおつかいを見守るような気分でベランダから見ていて、友だちに声をかけられ、じゃれあいながら肩を並べて歩く姿を見ながら胸がいっぱいになった。

学校は行かなくていいよ。こうして友だちとの縁さえ繋がっててくれれば。兄ちゃんもバレー部の仲間ができてから人を信頼できるようになってだいぶ強くなったしなぁ、結局のところ親の力なんて…なのだ。

そして今日。唐突に小説が読みたくなったと言ってきた。しかも『アルジャーノンに花束を』だと。ヨルシカという人のアルジャーノンという歌がすごく好きだったんだそうだ。それで小説を知ったと。

私はここのところコタツで本ばかり読んでる、その姿を奴は見ている。関係ないのかなぁ。

いややはり。鏡のような気がする。性質も私にそっくり、奴の姿は私をそのまま映し出す。

ということはですよ、人との関わりを避け、人付き合いを面倒くさがる奴の姿は、私のそういう部分を察してのことだろう。

自分のやるべきことが、色々見えてきた。いやちがう、「べき」ではなくて、やりたいことを心から楽しみ人生を謳歌する、そんな姿勢を見せるのだ。

夢⁉︎

2024-03-01 23:32:00 | 不登校
これは夢?

と本気で思った。

もう10ヶ月、学校に行かず家に引きこもり、友だちの訪問さえ拒んでいた次男(中2)が、「明日12時半に出かけるから」と唐突に言ってきた。

わたしは赤ワイン飲みながら「ふてほど」を見ていて、頭がぼーっとしていた。

下手な刺激をしないように「ふーん、なに友だちと一緒?来ていく服、あるん?」とだけ聞いた。次男は「うん、大丈夫」と答えた。

これはもしかしてすごいことじゃない?

実は昨日から「解決志向アプローチ」の本を読んでいて、自分の接し方が間違っていたと気づいた。私は奴を連れて逃げることばかり考えていた。環境を変えればなんとかなるかもと思っていたのだ。

そうじゃない、彼は自ら問題を解決する力を持っている。ただ信じればいい。あの子にはできる。本を読んでそれを確信しただけなのに、この変化。

明日はここ一年で最良の日になりそうだ。