ハハモドキ

19年前、長男の誕生記念に始まり、途中、乳がん闘病記。次男の不登校をきっかけに再開。

仕事はしなかったけれど

2010-02-26 23:58:22 | 無題
充実感はあり。カズを連れて父の見舞いに行ってきた。

想像したよりは元気で安心した。でも飄々としたいつもの軽口が聞けないのはやはり哀しくて、帰りに少し泣いてしまった。思わずカズに本音で、「やっぱショックだったなぁ。だってジジはママのパパなんだよ。カズだってパパが入院したらショックでしょ」と言ったら「そりゃそうだよ~」と心から同情してくれ、背中をさすってくれた。

しかし川越も遠いなぁ。私もカズもぐったりと疲弊するこの道程を70歳を超えて毎日通勤しているんだもの、そりゃ身体も壊すわ。若い頃からずっとマイホームの借金を返すために働きずめ、私と同じで他人がたてる物音に神経質だから大部屋はきついだろうけど、この機会にゆっくり休んでください。

やっぱりカズとの外出は楽しい。

お昼を食べそこねたので、川越に着いた14時前に駅ビルの回転「ちよだ鮨」に入ったのだが(熱いものだとカズが食事に時間がかかるので)、全品105円均一、しかも目の前のタッチパネルで注文ができ、握りたてで流れてくるものを随時カズに取ってもらえるのでカズも私も大満足。タッチパネルの操作も流れてくるものを自分で取るのも子どもは大好きだからね~(注文は紙に書くとか、注文品は席まで店員が届けてくれる店もある)。好物の炙りサーモン、うまくて3皿も食べてしまった。ケータイサイト登録で当日から10%オフなのに、iPhoneゆえ登録できず(QRコードが撮れなかったのだ・・・。もちろんアプリはあるみたい)、割引がかなわなかったのが心残り。

雨が降っていたので、帰りは最寄りの西武新宿線「本川越」駅へ。なんとラッキーなことに1時間に1本しかない特急の発車時刻間際! 母から「帰りにお弁当でも買って」とお金をもらったのをいいことに乗車決定。ホームの自販機で特急チケットを買う際、「先に料金をお入れください」としつこく繰り返す機械に「わかったよ、もう!」とキレた私にカズが大受けして「そんなのわかってるよって感じだよね~」と言ったので、つられて私も笑ってしまった。こういうふうに、何気ない笑いを共有できるのが一番楽しい。

「わー、格好いい! こういう電車に乗りたかったんだ~」とカズは大喜び。410円を支払った甲斐があるというものだ。空いていたので、ドリンクホルダーや前面机の使い方、シートの倒し方(もちろん後ろの人に声をかけるマナーも含め)、向かい合って座るときのシートの回転方法などを教え、トイレまでもわざわざ見に行ってしまった。珍しく「お弁当食べる!」と言ってきかなかった。「昔、犬島にアート観に行ったときに新幹線乗ってお弁当食べたでしょ」と言ったら、全然覚えていないと。その代わり、船に乗ったことと、その後土砂降りの雨に当たったことだけは覚えていたようだ。みなさん、子どもの記憶に残る体験をさせたいなら、4歳以降がおすすめです。

実は駅から病院までが遠かった。「歩きすぎて足が痛い」と言いながら、カズはよく歩いた。渋谷からバスに乗り、あっくんお迎え。ここからは私が大変。雨の中、おんぶして傘をさし、カズの手を引いて帰る。

外食が続いたので帰宅後はあっくんおんぶして料理。賞味期限が今日までの食パンを今朝「ローソン100」で買ってしまったので、カズには好物のサンドイッチを、私はミートソースを作った材料の残りで久しぶりにセロリときのこ類のトマトクリームパスタ。先日女友達からもらったスパイス(タイムとオレガノ)を使ったのが失敗。まったく別物になってしまった。レシピの重要性を知る。

最近はあっくんが19時半前後に一度寝てくれるので助かる。起きたあと、カズと一緒に一度に風呂に入れてしまえるからだ。最近はかなり暖かくなって、湯冷めも気にしなくて済むようになったしね。

料理をしながら、子どもを見ながら、だらだらと飲み続け。結局、今宵も白ワイン1本空けてしまった。結局私はやることがないと(本当はあるけど)、こうやって毎晩酔いつぶれてしまうのだなぁ。

もう寝ます。

というか、寝なきゃ。

絵本の件と、記事売り込みの件、週末でまとめておかないとマジやばいぞ。

少し晴れ間が

2010-02-26 10:54:01 | 無題
見えたような気がしたんだけど、やっぱ予報通り雨か。

今日はカズを休ませた。本当は学用品を一緒に見に行こうと思っていたのだけれど、昨夜母からメールが入り、父の検査結果が思わしくないとのことなので、見舞いに行こうかなと思っている。

もうトシだし、いつ何があってもおかしくはない。

ファザコンゆえ、なんかもっと動揺するかと思っていたのだけれど、意外と冷静な自分に驚いている。

いつのまにか、いま一緒に暮らしている家族が自分の中で大きな存在となっていたのだなぁと気づいた。特にダーね、自分の存在をまるごと受け入れてくれる人に初めて出会えたことで、私は本当の精神的自立ができたのだと思う。

いつも世界のどこにも自分の居場所がないと思っていたし、いい子じゃなければ認めてもらえないのだと思っていたから。

こんなことになって気づくなんて皮肉だけれど、あらためて大切にしなければね。

しかし昨夜は久しぶりに飲みすぎた。頭がまわらん。反省。

【タイトル】文学シリーズ

2010-02-25 15:33:24 | アート・音楽・本
本の整理をしていたとき、文庫からハラリと1枚の紙が落ちた。

高校時代の遊び。やり方はこうだ。空想で考えた本のタイトルをレポート用紙に小さく書いて手で隠し、目をつぶって待っている友人たちにせーの!で発表する。全員で黙読した一瞬ののちに爆笑の渦が待っているというわけ。

今回は文学シリーズ。

『トルップリン物語』
『机上の愛』
『どじょうの目』
『ミニクリームマロン』
『花の三輪車』
『みちるちゃんと三人のこびと』
『越後山道』
『人生一本松』
『夢の中まであの女(ひと)の涙』
『今日も元気にたがやそう』
『お早うモンキー』
『ヒューズがとんだ』
『おねむねちいちゃん』
『ほういちナイナイシリーズ』
『魚売りと盗っ人』
『しゅく女の弁明』
『ぼくのおじさんは探偵なのさ』
『私のゆみこ』
『バナナの侵略』
『三角関係のみとり図』
『からいばり日記』
『あかりがほしい』
『バイバイララバイ』
『春にきいてね(ハートマーク)』
『私の彼は月光仮面』
『DA DA DA』
『モヒカン族襲来』
『男、はるぜ!』
『すてきな谷田君』
『白毛のアン 73歳の青春』
『文明開化』
『今日も山へシバカリサ!』
『ぼくのおうちは、ももの中』 

あー、馬鹿馬鹿しい。あと、「恐怖シリーズ」と「青春学園シリーズ」と「ポルノシリーズ」があるので後日またメモします。

ちなみに私は全然面白い案が思い浮かばなくて、もっぱら笑い役。でも個性的でユニークな面々が書くタイトルが面白くておもしろくて捨てるのがしのびなく、一枚しかない紙をもらって保管していたのだ。当時から私が、何かを自分で創作できるクリエイターではなく、編集&批評家的だったことがわかります。

心に棲む鬼

2010-02-23 22:48:37 | 無題
携帯を変えてから明らかに流れが変わった。とにかくメールではなく電話が鳴る。それも嬉しい内容ばかり。

昨日は久しぶりの再会2件。夜は子連れで居酒屋に行って女友達としゃべり楽しい時間を過ごした。仕事も新しくて面白そうな話がたくさん舞い込んできて(また自分でもやりこたいことがたくさんあって)私個人的にはまったく問題ないのだが、周囲にアンラッキーが多すぎる。

たぶん、直近のあの事件以来、私がものすごい憎悪と呪いの念を持ちながら生きているせいだろう。でも、自分に余裕がないいま、寛大な心で相手を許すことなどできない。怒りより、哀しみのほうが深いのだ。

カズの入学にあっくんの入園が加わり、準備に大わらわだ。ランドセルひとつとっても納得の行くものに出会えないと買えないタチだから、揃えなければならない文房具類を考えただけでも気が遠くなる。

そんななか、父が入院。母もかなり参っている。これまで、私の仕事は父母に助けられていた部分が大きいから、またこれで不安倍増。他人への念は自分に返ってくるのだなぁとつくづく感じている。

気分がふさぎ込んでいる。色々な人を恨んでしまう。これまでの私だったら、「一体自分のどこが悪いのか」を考え続けたと思うが、いまはバッド思考にとらわれてそれもできない。あたしは悪くない! 一生懸命やってるのになんでわかってくれないの! 

自分にはとにかく「愛」がない。最近わかったのはそれだけだ。

枯渇。

とにかく私が倒れるわけにはいかないのだ。色々なことを後回しにして、もう寝ます。

映画とiPhone

2010-02-17 16:22:30 | アート・音楽・本
渋谷で『アバター』見てきました。超大作と呼ばれる作品にはまったく興味がないのだけど、仲の良いマイミクさんが同時におすすめしていたので。ひとことで言えば、ルオーの絵画に出てくるようなアバターの造形の素晴らしさがすべて。はじまってすぐ、足の不自由な主人公がアバターになって走り出したところで泣いてしまいました。未来の原住民というアンビバレントな設定もすごいし。時間がないから逐一書かないけど、単なる娯楽作品ではなく、受け取る人によって違う大切なメッセージがたくさん込められていると感じました。2回目は3Dで観るとよいのかも。ちなみに朝イチはガラガラでした。

そうそう、今朝、陣痛が来てまた子どもを産む夢を見たんだけれど、アバター誕生のシーンとかぶりました。デジャブ!

その後、まだ原稿の修正が来ていないことをケータイで確認し、softbankへ。

毎月の使用料が高いので、プラン変更のつもりで行ったら、ポイント利用などで0円でiPhoneに乗り換えられ、しかも試算してもらったら月々の支払いもいまより低くなることがわかったので、遂に機種変しちゃいました。連絡先はもちろん、写真のバックアップもぜんぶとってもらいラッキー♪ フォトビジョンという一見「いらねーや」と思ったものも、遠方のジジババには孫の写真等で楽しんでもらえるかもと思い、契約。しかしiPhoneって赤外線もSDカードも使えないなんて、知らなんだ。本当に小さなパソコンなんだなぁ。

wifiのルーターももらったので、これを機会に自宅のPC環境も見直してみるだす。とにかく毎月の通信料が一番お金かかっているので。他を解約して、gmailをメインアドレスにするのは無謀なんだろうか?

どこまで続くのかぁ

2010-02-17 00:13:07 | 仕事
終わったおわったと言っておきながら、実は全然おわらない・・・。

今夜もカズに「ママまだお仕事あるから先に寝てて」と言ってまた寂しい思いをさせてしまった。

もう出版は懲り懲りと言いながら、なぜかそちらの方向にばかり話が行ってしまう不思議。そういう流れなのかなぁ。流れには基本、乗ってみるタチだけど、もう本当に疲れたよ~

明日午前は無理矢理休んで、レディースデーで映画でも観に行こうかななどと、無謀な考えでおります。

・・・寝ます。

とりあえず書いてみた

2010-02-11 23:50:46 | 仕事
なんか朝からカズが元気ないなぁと思っていたら、発熱していたのだった。38度4分。やっとあっくんが登園できるようになったと思ったら今度はカズだよ・・・まぁ、あれだけ近くでコンコン咳してられたら、うつらないほうが不思議だけどね。熱は出たが、昨日に比べれば、咳は治まっているし、食欲も出てきたし、あと1日ふつか休めば、回復するだろう。

しかしその1日さえ、やばいのだ今回は。15日(月)がいったんの原稿オール締め切り。

ってなわけで本日再開しました。取材多数、しかも長期戦ゆえ身体を壊しては元も子もないと、これまでは避けていたチビたち就寝後の原稿書き。夕食にワイン1杯飲んだのに、よく頑張った。

もう全部プリントしたから、あとは全体の構成バランスを見直しつつ、適宜書き直せばよいと。んなら1日あれば十分だろう。明日カズが仮に保育園休んでも、適当に構いながら、なんとかおっつくだ!

さて、タバコ吸いながら残りのワイン1杯飲んで寝ます。

やっとこさここまで

2010-02-03 00:14:37 | 仕事
はぁ~。ある一つの仕事だけで手一杯の中、別案件の長文やっと仕上げてなんとかOKもらいました。

これでやっと専念できる! 泣いても笑ってもあと2週間! 頑張ります!!!

終わったらチビ2人連れて、ダーも一緒に飲み行くぞ~(わたみん家@広尾希望)