そうそう。昨夜は結局、眠ろうと思って電気を消した瞬間、耳元でプ~~~ンという音がして、飛び起きた。蚊がいると知ってしまっては退治せずには寝られないタチ(刺されることより、とにかくあの羽音が駄目)。電気を点けて、買ったばかりの雑誌「Pen」アンリ・カルティエ=ブレッソン特集をめくりながらヤツが現れるのを待った。二度ほど見かけたが、一瞬の仏心が打つ手を躊躇させる。3時近くになってしまったので結局、諦めて頭から布団かぶって寝た。
日中は何をしていたっけな。そうだ、新しく立ち上げるブログの関係で著作権について調べたのだった。本当は今週中にアップするつもりだったが、やっぱりひっかかるみたい。ちぇーっ! どうしよう。
カズお迎えをダーに頼んで、夜「広報達人会」に出席。先日サシでお会いして、いちおう弟子のようなものにしていただいたPRの達人が主催する勉強会である。本当はきょうこの日に初めて会うはずだったのだ。ふたりきりだとあんなによくしゃべる人なのに、講演はかなり緊張されていておかしかった。参加する人たちはみな事前に、いま抱えている課題を達人に提出済み。その回答(PR方法)を今日発表してもらえるのだが、それはさすがにお見事。当事者からは感嘆のため息が漏れていた。その後の懇親会にも参加。自分はもちろん、農場の宣伝も兼ねているので、張り切って全員と名刺交換。企業の広報担当者のほか、無農薬米農家、パジャマ屋、Tシャツ屋、お茶屋、板金屋など、さまざまな“モノを売りたい人"たちが来ていた。ユニークだったのはスピリチュアル書家。
実は達人は先日会ったとき、「僕はアートが好きなんですよ。人生で一番重要なものはアートだと思っているんです」と言っていて。思わず身を乗り出して「私もですよ!」と賛同し、一番好きな画家も一緒だったのにもかかわらず、「僕ほど絵画が好きな人間はいませんよ」と一蹴され。その理由を尋ねたら、なんと彼はこれまで絵画の前で卒倒して何度も救急車で運ばれたことがあるのだという。つまり、少女がロックコンサートなどでコーフンのあまりよく倒れる、それと同じだと言うのだ。参りました。それは確かにすごい。
そんな彼が反応するのに、作家の有名無名は関係ないらしい。四ッ谷の土手を自転車で走っていたとき偶然見かけた書家を気に入り、PRを自ら買って出た。達人の戦略通りに動いた結果、成功を収めているのが、前述のスピリチュアル書家なのであった。さらに今日、「お遊び」と称してアーティスト本人に特別割引価格で実演販売もさせちゃうのだから、面倒見がいいというかなんというか。そういうところが好きなのだ。
懇親会で話して一番おもしろいというか、「この人好き!」と思ったのが外資系PR会社に勤める男性。聞いたら、達人の昔からの友人なんだそうな。「もったいないというかなんというか。彼はね、もっとうまくやればテレビでもなんでもバンバン出て、もっと売れる人のはずですよ。アイデアも豊富で他人の宣伝はうまいけど、自分のPRは下手なんですよ」だって。そうだ、彼は途中で話に割って入ってきた人に、私のことを売り込んでくれたのだ。初めての経験で照れくさかったけど、うれしかったなぁ。懐の広さを感じた。私がオフ会で他人をアピールすると(自分としては当たり前のつもりだったが)、感激される理由がやっとわかった。
22時お開き。実りの多い会だった。カズとダーツバーに行っているはずのダーにメールをしても返事がないので、もう寝ているのだろうと近所のカフェでジントニック。酔って初めて店の人(顔馴染み)に声をかけてしまった。ここで流れる音楽が好きで来ているんです。オーナーがINOさんだって全然知らなくて。今日は彼はいないんですか? ファンが通って来ているって、よろしく言ってくださいとベラベラベラベラ。あーあ。もうしばらく行けないや。
帰ったら父子は二階で折り重なって爆睡していた。ふたりとも汗びっしょり。カズを抱いて降りる。あまりの蒸し暑さに今年初めて寝室に除湿冷房を入れてしまった。
赤ワイン飲みながらネットして寝る。
「広報達人会」
日中は何をしていたっけな。そうだ、新しく立ち上げるブログの関係で著作権について調べたのだった。本当は今週中にアップするつもりだったが、やっぱりひっかかるみたい。ちぇーっ! どうしよう。
カズお迎えをダーに頼んで、夜「広報達人会」に出席。先日サシでお会いして、いちおう弟子のようなものにしていただいたPRの達人が主催する勉強会である。本当はきょうこの日に初めて会うはずだったのだ。ふたりきりだとあんなによくしゃべる人なのに、講演はかなり緊張されていておかしかった。参加する人たちはみな事前に、いま抱えている課題を達人に提出済み。その回答(PR方法)を今日発表してもらえるのだが、それはさすがにお見事。当事者からは感嘆のため息が漏れていた。その後の懇親会にも参加。自分はもちろん、農場の宣伝も兼ねているので、張り切って全員と名刺交換。企業の広報担当者のほか、無農薬米農家、パジャマ屋、Tシャツ屋、お茶屋、板金屋など、さまざまな“モノを売りたい人"たちが来ていた。ユニークだったのはスピリチュアル書家。
実は達人は先日会ったとき、「僕はアートが好きなんですよ。人生で一番重要なものはアートだと思っているんです」と言っていて。思わず身を乗り出して「私もですよ!」と賛同し、一番好きな画家も一緒だったのにもかかわらず、「僕ほど絵画が好きな人間はいませんよ」と一蹴され。その理由を尋ねたら、なんと彼はこれまで絵画の前で卒倒して何度も救急車で運ばれたことがあるのだという。つまり、少女がロックコンサートなどでコーフンのあまりよく倒れる、それと同じだと言うのだ。参りました。それは確かにすごい。
そんな彼が反応するのに、作家の有名無名は関係ないらしい。四ッ谷の土手を自転車で走っていたとき偶然見かけた書家を気に入り、PRを自ら買って出た。達人の戦略通りに動いた結果、成功を収めているのが、前述のスピリチュアル書家なのであった。さらに今日、「お遊び」と称してアーティスト本人に特別割引価格で実演販売もさせちゃうのだから、面倒見がいいというかなんというか。そういうところが好きなのだ。
懇親会で話して一番おもしろいというか、「この人好き!」と思ったのが外資系PR会社に勤める男性。聞いたら、達人の昔からの友人なんだそうな。「もったいないというかなんというか。彼はね、もっとうまくやればテレビでもなんでもバンバン出て、もっと売れる人のはずですよ。アイデアも豊富で他人の宣伝はうまいけど、自分のPRは下手なんですよ」だって。そうだ、彼は途中で話に割って入ってきた人に、私のことを売り込んでくれたのだ。初めての経験で照れくさかったけど、うれしかったなぁ。懐の広さを感じた。私がオフ会で他人をアピールすると(自分としては当たり前のつもりだったが)、感激される理由がやっとわかった。
22時お開き。実りの多い会だった。カズとダーツバーに行っているはずのダーにメールをしても返事がないので、もう寝ているのだろうと近所のカフェでジントニック。酔って初めて店の人(顔馴染み)に声をかけてしまった。ここで流れる音楽が好きで来ているんです。オーナーがINOさんだって全然知らなくて。今日は彼はいないんですか? ファンが通って来ているって、よろしく言ってくださいとベラベラベラベラ。あーあ。もうしばらく行けないや。
帰ったら父子は二階で折り重なって爆睡していた。ふたりとも汗びっしょり。カズを抱いて降りる。あまりの蒸し暑さに今年初めて寝室に除湿冷房を入れてしまった。
赤ワイン飲みながらネットして寝る。
「広報達人会」