生死にかかわる病気になった時、先生から言われたから、誰かが言ってたから、という理由で一つの情報を信じ切ってしまうのが、一番危ない。そういう人に限って、うまくいかなかった時に他人のせいにしがち。
せめて自分が選ぼうとしている治療について知ること、そして、なぜがんになったのかを考えることがとても大事だと思う。それが再発を防ぐためにとても大切なこと。あとは同病の闘病記なども読んでしまいがちだけれど、どうしても思考がネガティブにいってしまいがちなので、ほどほどに。がんを経験していま元気に生きている人の生活習慣や生きる姿勢がとても参考になる。
今は当時よりネットにもたくさんの情報があふれている。そのことにより迷ってしまうというデメリットもあるけど、知らないままよりは、ずっといい。様々な情報を手に入れた上で、自分が信じられる道を見つけて実践するのがベスト。
※以下、2013年の記事の追記再掲。
ここ数ヶ月の読書記録まとめ。
ジェイン・プラント, 佐藤章夫
山田 豊文
石原 結實
ムラキテルミ
安部 司
鹿島田 忠史
いま読んでいるのは、『葬られた「第二のマクガバン報告」(上巻)』。栄養学会のアインシュタインと呼ばれたキャンベル博士による警鐘の書。動物性たんぱく質が乳がんや糖尿病はじめ、あらゆる病気の原因とハッキリ書いてある。
ちなみに『ファブリーズはいらない―危ない除菌・殺虫・くん煙剤』は、いまもっとも読みたい本。同商品は存在から気持ち悪くて買ったことがないが、それはいつものカンってやつで根拠がまったくないので、少しでも知識を仕入れたい。『乳がんと牛乳』など、他の書籍でも、ガンのリスクとして殺虫剤やらが載っていました。ちなみにいま流行中の、香りが強い柔軟剤も一度買ってみたけど私は耐えられなかった。ファ◯リーズもそうだが、ネットで調べると健康への影響がいくらでも出てきますね。
ちなみに同著者は、『花王「アタック」はシャツを白く染める―蛍光増白剤・合成界面活性剤は危ない』、『ヤマザキパンはなぜカビないか―誰も書かない食品&添加物の秘密』の著者で『買ってはいけない』シリーズでもよく知られていますね。
でもこういう批判には当然ながら必ず反対意見があって、実際私も、『買ってはいけない』の話を昔、環境系の編集者にした時に、「こういう人たちよりメーカーのほうがよく考えて商品を作ってるって!」って言われて納得して、以降、買ってはいけない系の考え方を封印してしまったのだった。何も考えずに売られているものを買うほうがラクだしね。私は両方の意見を知った上で自分で判断することを希望。難しいとは思いますが。