民王
池井戸 潤 著 ポプラ社 / 2013.6
夢かうつつか、新手のテロか? 総理と息子の非常事態が発生。
「お前ら、そんな仕事して恥ずかしいと思わないのか。目をさましやがれ!」
漢字の読めない政治家、酔っぱらい大臣、揚げ足取りのマスコミ、バカ大学生が入り乱れ、
巨大な陰謀をめぐる痛快劇の幕が切って落とされた。
総理の父とドラ息子が見つけた真実のカケラとは!? 謎が謎をよぶ、痛快政治エンタメ!
ドラマがとても面白かったので、原作を読んでみることにしました。
あり得ないと言うかあってはならないお話で、そうかと言って、コメディと捉えて普通に笑うこともできず、正直、微妙でした。
政治に興味のない人は笑えるのかもしれませんが、何かと、現実を揶揄していることもあってか、やはり、笑うに笑えませんね。
ドラマは結構面白かったのですが、それは、原作とはちょっと違うキャラクターの設定と俳優たちの演技のお陰だと思われます。