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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

薬師寺の花会式、もしくは造華会

今年2月、さだまさしさんが、デビューした頃のデュオ「グレープ」として、相棒の吉田政美さんと新たなアルバム「グレープ・センセーション」をリリースされました。(^。^)

そのアルバムの中に、二人の共同製作による新曲「花会式」が入っています。(^-^)

作詞はさださん、作曲は吉田さんで、実は、このようなスタイルの共同製作は今までなかったそうです。
長年のコンビなのに意外ですね。(^_^)

この曲のタイトル「花会式」は、奈良・西ノ京にある古刹「薬師寺」の年中行事で、三月末から四月にかけて行われます。(^。^)

国家の繁栄と五穀豊穣、万民豊楽などを奈良の大寺で祈る、春の行事「修二会」(しゅにえ)、、、
薬師寺の修二会は、10種の造花がご本尊に供えられることから「花会式」(はなえしき)と言われています。
期間中は1日6回、「練行衆」と呼ばれる僧侶によって薬師悔過法要が行われます。(奈良市観光協会ホームページより引用)

花会式では、10種の造花がご本尊に供えられるのですね、、、なるほど、グレープの曲「花会式」の中に、「梅・桃・桜・椿・百合・藤・杜若・山吹・牡丹、そして菊の花」と出て来ます。(^-^)

この薬師寺の花会式は、正式には「造華会」(ぞうかえ)と呼ばれるそうで、「花会式」は通称なんですね。(^_^)

グレープに敬意を表しつつ、馬関は正式名称の「造華会」というタイトルで新曲を作りました。( ^_^)/~~~

「造華会」 祖谷馬関

西の京、薬師寺の如来に告げよ、その心
両脇に花飾り、修験の護摩に法螺貝の音が
東塔の相輪に、西塔の石段に
空に射る弓の矢が、古都に春を呼ぶ

悠久の、時を超え薬師にすがる、
その心
花を添え只管に、如来を呼ぶは山伏の声
早春の葛城に、朝靄の平城山に
あの人に届くよに、願う幸せを

薬師寺の造華会や、独り来た大和路の
夕霞掛かる頃、遠く鐘の音、、、

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

春の季語に「蛙の目借り時」なる言葉があることを知りました。!(◎_◎;)

暖かくなって睡魔に襲われる頃を言うそうです、、、蛙に目を借りられ眠くなる意 とのこと、、、情景をストレートに思い描くとちょっと怖いですね!(°▽°)

「蛙の眼借りて微睡む春の夢」 祖谷馬関

(注)蛙の目借り時(かわずのめかりどき/かはづのめかりどき) は晩春の季語。暖かくなって睡魔に襲われる頃をいう。「めかる」とは「妻狩る」の意で、蛙やその他の生物が相手を求めて鳴きたてたりすることをいう。それが目借りと書かれ、蛙に目を借りられ、眠くなる意 となった。
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